2020年に改装された奈良ホテル本館2階の部屋の内装をチェック!

奈良旅行記⑧
 旅行期間:2020年9月8日~9日

奈良ホテル本館の部屋

奈良ホテルのロビー

1泊2日という短い奈良の旅は、今回の奈良旅の目的地である「奈良ホテル」までやって来ています。奈良ホテルと言うと明治42年に開業した、関西のホテルの中でも高級老舗ホテルで天皇陛下なども関西で泊まるホテルとして有名な場所である。だからそんな由緒あるホテルだけに、泊まってみたいと思う人達が後を絶たないホテルでもある。

 

奈良ホテルにて

奈良ホテルの階段を登る

そんな人気の奈良ホテルだけど創業してから100年以上が経過する木造建築の歴史的なホテルでもあって、ホテルのチェックイン体制もスピーディーな対応に特化しておらず、由緒あるホテルならではの”じっくり”した対応だった。この2020年は国内でボチボチと旅行する機会が増えた年であったが、その際に宿泊したビジネスホテルなどではそんなに待たされる事もなくチェックイン出来たが、この奈良ホテルではチェックイン時間のピーク帯に訪れた事もあって、チェックインだけで約15分程待つ必要があった。しかしそんな待ち時間も「これも奈良ホテルらしさや!」という考えで気分を切り替えて、その後無事にチェックインを済ませて明治時代の建物らしいビロード風の生地が敷かれた階段を登るオカンの姿が見える。

オカン
オカン

この階段が奈良ホテルでも一番人気の写真スポットらしいで!

 

奈良ホテルにあった銅鐸

こちらには「銅鐸」が置かれていて、昔は食事が出来るとこの鐘を鳴らして宿泊客に知らせていたという。また戦時中には空襲警報が発令された際に、この銅鐸を鳴らして宿泊客を防空壕に避難させていたという。

 

奈良ホテル本館2階フロア

こちらは奈良ホテルの明治42年に造られた本館側の2階ロビー。右側には日本らしい和風シャンデリアが取り付けられていて、西洋文化を取り入れつつも出来るだけ日本文化の良さを残そうとして設置されていたもののように見える。なおオードリー・ヘップバーンが家族とお忍びで奈良ホテルに宿泊した時は、この和風シャンデリアをバックに記念写真を撮ったんだとか。

 

奈良ホテル本館2階フロアの廊下

こちらは奈良ホテル本館の2階部分の廊下。なお一応奈良ホテルに宿泊しない人も中を見学出来て階段まで登れるみたいだけど、ここの廊下から先には「立ち入りはご遠慮願います」との札があった。ホテルってのは宿泊目的以外ではなかなか建物内に入るという発想が無いけど、奈良でも名門ホテルだけあって、単に見学だけのお客さんもいるようだ。

 

奈良ホテル本館2階フロアにあるスチーム暖房

そんな奈良ホテル本館の2階廊下には、このような「スチーム暖房」の設備が昔さながらに置かれていた。約100年も前に創業されたホテルらしく当時の設備は今のホテルではなかなか見れない物があるけど、残念ながら今ではこちらのスチーム暖房は使われておらず、昔のオブジェとして展示されている。ただこのようなスチーム暖房はヨーロッパの寒い国などに行くと、ホテルの部屋に普通に置かれていて、洗濯物を乾かすには優れものとなって重宝するのであるが。。

 

奈良ホテル本館2階の宿泊する部屋

そして今回宿泊するのが、【本館スタンダードツイン:タウンサイド(禁煙/21.8平米)】という本館では一般的なお部屋。タウンサイドとは南側を向いているという意味合いで、同じ部屋でも景色が変わるという事。ただ部屋からの景観はそこまで大きくは変わらないと思うので、大事なのはやっぱり明治時代に建てられた「本館」に泊まれるか、それとも昭和の後半に新しく造られた「新館」に泊まるかであろう。

 

 

【本館スタンダードツイン:タウンサイド】の部屋にて

奈良ホテル本館2階の宿泊する部屋に入る

今回鍵を渡された本館の「211号室」は、フロントの真上という中々にいい場所だった。フロント前の階段を登ってすぐという部屋なので、偶然にもいい場所の部屋を引けた訳だ。なおこの明治42年に建てられた奈良ホテルの本館は、木造建築物であるが耐震構造について不安を指摘されていた為に、約3年の改修期間を経てリニューアル工事が終わったばかりであった。

オカン
オカン

だから内装などを見ても、明治時代に造られた部屋とは思えない位綺麗でしたよ!

 

奈良ホテル本館の部屋にあった暖房設備

ただ新しい部屋だけに空調も、さっき廊下で見たスチーム暖房ではなくて、スチーム暖房っぽい雰囲気に思えるような壁の下側に取り付けられている空調だった。普通のホテルなら天井付近に取り付けられている空調設備も、老舗の奈良ホテルだけに、スチーム暖房っぽさを醸し出す空調設備にこだわったのかもしれない。

 

奈良ホテル本館の部屋の内装

部屋はここ3年の間に改修工事が行われたみたいだけど、そんな最新設備の部屋感を醸し出さないようにと気を使って内装などを設計しているように感じれる落ち着いた部屋であった。

 

奈良ホテル本館の部屋の内装とベッド

この部屋は21.8平米とツインではそれなりの広さの部屋となっていた。個人的には最近のホテルは全館禁煙が増えてきたので、禁煙の部屋に泊まれるのが嬉しい。昔のホテルだったら部屋にタバコの匂いが染みついている部屋とかもあるけど、最近改修された部屋だけにそんなタバコ臭い匂いを全然感じさせてくれなかったのは地味に嬉しかった。

 

奈良ホテル本館の部屋の天井

耐震構造に不備が指摘されて改修を行った奈良ホテルでも、その木造建築物の雰囲気を壊さずに改修工事を行ったようで、天井を見上げてもこの建物が木造建築物だと感じれる内装となっていた。日本は地震が多い国だけにヨーロッパの国みたいに、数百年の歴史を持つ建物をそのまま使う訳にはいかないのである。そういった意味で下手に改修工事をする位なら取り壊して、新しい建物を造るという考えが多い日本であるが、老舗の奈良ホテルでは建て替えよりも伝統を選択して耐震補強の改修工事を選択した訳だ。

 

奈良ホテル本館の部屋のユニットバス

改修仕立ての部屋だったからか、バスルームはこのようにこじんまりとしたユニットバスとなっていた。なかなかこれだけのスペースしかないユニットバスでは、さすがの名門ホテルでも差別化をあまり見せつけにくい場所でもある。

 

 

奈良ホテル本館の部屋のユニットバスのトイレ

明治時代に建てられた奈良ホテル本館の部屋でも、今の時代は勿論ウォシュレットが完備されている。奈良ホテルが当初建てられた時代はまだ下水などが完備されていなかった時代だったので、オマルなどに排泄してそれを回収して掃除していた時代だったのであろう。

古いホテルではその伝統を引き継いで、オマルを使い続けるのもアリかと思うけど!

オカン
オカン

今どきは水回りの設備だけは最新のにしとかないと、お客さんが来ないで!

 

奈良ホテル本館の部屋のユニットバスの風呂

バスタブに掛けられていたバスマットも、このように奈良ホテルのデザインのものとなっていた。普段はビジネスホテルばかりに泊まるボクであるので、こういった所にお金が少々掛けられている感じを匂うのであった。。

 

奈良ホテル本館の部屋のユニットバスのシャワー

さすがの名門ホテルでもシャワーの設備までは差別化しにくい所。個人的にはシャワーヘッドが大きいものは、ヨーロッパのホテルなどでよく見られる印象がある。ただ日本は海外と違って、まずシャワーからお湯が出ないホテルなどが無いので、お湯が出るかなどの心配をする必要が無い所が楽である。

オカン
オカン

海外のホテルに宿泊する時は、添乗員さんが必ず「お湯が出るか、先にチェックしてください」って言うもんな!

 

奈良ホテル本館の部屋のアメニティー

こちらはユニットバスに置かれていた、奈良ホテルのアメニティー類の製品。こういった物は使い捨てが多いから、宿泊すると残った物を持って帰る人もいるけど、ある程度ホテルに宿泊を重ねると家にある持って帰ったアメニティー類の在庫が増えてあまり手を出さなくなるのである。

オカン
オカン

今回はせっかくの奈良ホテルなんで、残った物は記念に持って帰るわ!

 

奈良ホテル本館の部屋の薄型テレビ

老舗ホテルといっても部屋内の設備などは、今どきの物ばかり。テレビも昔風のブラウン管とかが置かれていれば面白いのであるが、このような薄型テレビが壁に掛けられていた。

オカン
オカン

海外に行くと、今でもブラウン管のごっついテレビが置かれているホテルもあるもんね!

 

奈良ホテル本館の部屋のベッドとパジャマ

フカフカそうなベッドの上に、それぞれ1着のパジャマが置かれている。特に男性用・女性用という表示が無かったので、男女兼用のパジャマなんだろう。人によっては寝間着を持って行く人もいるけど、ボクは荷物を減らしたいタイプなのでパジャマが置かれていれば利用するタイプの人間である。

 

 

奈良ホテル本館の部屋の湯のみとポット

そして部屋に置かれているグラスやティーカップなどと共に、湯沸かし器も見える。個人的にはお湯を沸かせてまで、お茶やコーヒーなどは飲まないのであるが、今回の旅で同行しているオカンは必ずと言っていい位に毎回部屋に入ると、そこに用意されているお茶などを飲む。

同じ親子でも、行動が全然違うのです!

オカン
オカン

ワタシが変な訳ではなく、アンタが変なだけやで!

 

奈良ホテル本館の部屋の窓からの景色

こちらの窓からの景観は「タウンサイド」となっていて、奈良中心部から南側の景色が見える。奈良と言うと大阪よりも経済規模が小さいイメージなので、奈良中心部でもこのように大きな建物などは見られない。

オカン
オカン

奈良は中心部でも、のどかでいい場所やね!

 

奈良ホテル本館の部屋でくつろぐオカン

そして横で淹れたお茶を飲みながら、奈良ホテルに宿泊する事を喜んでいる表情をしていたオカン。なかなか1人で旅行などを積極的にするタイプではないので、たまに声掛けて連れ出すと結構に喜んでくれるのである。

オカン
オカン

でもお金を払うのは、ワタシなんですよ!(怒)

その分、ヨイショしてまんがな!(笑)

 

奈良ホテル本館の2階フロア

さて部屋で一旦くつろいだ後は、ビアテラスでの夕食が時間予約制だったので17時30分で予約していた。という事で、そろそろ時間が近くなったので部屋を出て会場へ向かう事にした。個人的にはホテルは「泊まるだけの場所」と割り切っているボクだけど、そのホテルならではの雰囲気を味わいたい人には、このような明治時代の日本風の建物に泊まりたいが為に来る人も多いのであろう。

 

奈良ホテル本館の2階フロアに飾られている絵

この奈良ホテル館内には明治~大正~昭和時代に活躍した日本人画家によって描かれた作品などが、所狭しと展示されている。余程日本人画家について興味が無いと知らない画家ばかりであるが、こんな老舗名門ホテルで展示されている作品には、それなりの作品ばかりが選ばれているのであろう。

 

奈良ホテル本館の和風シャンデリア

前の札幌旅で訪れた「豊平館」も同じ明治時代に造られた建物であったが、この奈良ホテルはまだ西洋文明を取り入れつつも日本文化を融合して造ったホテルだったのであろう。階段の金具で固定されているビロード絨毯などは同じものであったが、シャンデリアは日本の意地が見られる、このような和風シャンデリアとなっていた。

 

奈良ホテル本館の2階廊下

明治時代に造られた奈良ホテルの本館であるが、21世紀の今ではこの奥に見えるようにエレベーターも後付けて設置されている。この21世紀にはバリアフリー化が必ず求められるのであろう。

 

 

奈良ホテル本館の2階廊下の窓からの景色

こちらはボクらが宿泊したタウンサイドの反対側で、春日大社などがある神社側の景色である。ただ周辺に生い茂っている松のような木が高くて、あまり見晴らしは良くなさそうであるが。。

 

奈良ホテル本館の階段を降りる

こうやって見ると奈良というイメージが感じられる象徴は、今日見学してきた平城京跡でもそうだったけど”木造建築”なのであろう。木造建築というと火災で燃えやすいイメージがあり、戦後には木造建築物の多くが姿を消したけども、こういった歴史ある建物は木造建築の良さを生かして今後も生き残っていって欲しいと思う。

 

奈良ホテル内のポスト

さっきのチェックイン時には全然気付かなかったけど、フロント横のカウンターにはこのような和風のデザインがされた郵便ポストが設置されていた。郵便局が設置している正式な郵便ポストというよりは、奈良ホテルが代理で郵便を出す為に設置していた集荷用ポストという感じだったが。。

 

奈良ホテル内のお土産ショップ

奈良ホテル内にはこのように「ホテル・ショップ」という売店があり、奈良ホテル内で使用されているアメニティー類などもここで購入する事が出来る。勿論ホテルの備品関係以外にも奈良のお土産とかも置かれており、奈良ホテルに宿泊したお客さんなどが立ち寄る、人気の施設となっているようだ。

 

奈良ホテル内の廊下を進む

さてこれから向かうビアテラスは奈良ホテルの新館の上に造られているので、奥の廊下を進んでメインダイニングルーム「三笠」の手前を左(南側)に曲がって進みます。

 

奈良ホテル内の廊下に飾ってある絵

その途中にあった化粧室手前の壁には「木村 斯光(きむら しこう)」という、京都市出身の画家が描いた女性の絵が飾られていた。この画家は美人画が得意だったらしく、昔の着物を着ているので外人が見たら喜びそうな絵なのであろう。

 

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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