奈良ホテル周辺で訪れておきたい名勝「旧大乗院庭園」や「元興寺」

奈良旅行記⑪
 旅行期間:2020年9月8日~9日

奈良ホテルを満喫した後の行動

奈良ホテルの通る

さてオカンの念願だった奈良ホテル宿泊は、既に朝の美味しい朝食を食べ終わりました。そして朝食会場であった「メインダイニングルーム:三笠」からの帰り道に、来る時は閉まっていたけど朝食を食べ終わった後には開店していた奈良ホテルの売店に立ち寄ります。

オカン
オカン

特に買いたくなるものは無かったけど、こういうのを見ているだけで楽しいね!

 

奈良市内にて

奈良ホテルの部屋

朝食後は一旦部屋に戻って、歯磨きタイム。そんな歯磨きタイム中に久々に目を通す新聞を懐かしむオカン。昨日の晩に酔っ払ってダウンしていた面影は全く感じなかったので、それはそれで良かった。

 

奈良ホテルの部屋の注意書き

こちらは奈良ホテルの部屋に置かれていた注意書きである。「窓を開放すると、元気な生き物たちが入室する場合がございます!」と、粋な感じで文章が書かれているので、意外と注意書きを見ているだけでも楽しめる。普段都会に住んでいる人達からすると、夜に虫が飛んで来るなんてあまり日常的じゃないけど、このように周辺に緑が溢れる環境にあると光の元に多くの虫などが集まって来る。このような現象は地球上に住んでいる人間にとっては当たり前の事なのであるが、21世紀を生きる現代人は人間ファーストの考え方の御人が多いので、虫を邪魔者扱いするのだろう。。

 

奈良ホテルの部屋から見える景色

暗雲までは行かないけど、それなりに分厚い雲が空を遮っていて、綺麗な青空を今日は望めそうにない日のようである。なおこちらは「タウンサイド」という部屋だったので、奈良市内の南側が一望できる側の部屋だった。

 

奈良ホテルの部屋に飾られている絵

奈良ホテルの部屋にはこのように、日本的な絵が飾られていた。この絵は珍しく額縁が竹細工で造られているもので、こういった部分にも和風を上手く醸し出している奈良ホテルの良さを感じるのである。

 

奈良ホテルのパンフレットに載っていた名勝「旧大乗院庭園」

奈良ホテルのパンフレットに記載されていたのが、こちらのように奈良ホテル南側に隣接する『名勝:旧大乗院庭園』の無料入場券がもらえるという案内。これは宿泊客が望めば貰えるものであるが、宿泊客にチェックイン時に渡されるものではないので、この入場券が欲しい人はフロントに声を掛ける必要がある。

 

奈良ホテルの2階ロビー

さて名門奈良ホテルの部屋もいいけどあまり長く滞在しても面白みを感じなかったので、午前10時前に部屋を出る事にした。今回は奈良ホテルでも歴史ある本館に泊まれる宿泊プランだったけど、この本館と新しく造られた新館では奈良ホテルの味わいが全然違うらしいので、もしこれから奈良ホテルに泊まろうという人はその歴史を感じれる「本館」を指定して予約した方がいいだろう。

 

 

奈良ホテルの2階ロビーにあった絵

こちらは奈良ホテル本館2階ロビーに飾られていた絵。弱者救済の行いを描いたものだろうか、それとも要介護が必要なお父さんが家出して、それを迎えに来た困り顔した家族たちを描いたものだろうか?!

 

奈良ホテルの2階ロビーで記念撮影

さて憧れだった奈良ホテルの本館に宿泊できたし、美味しい朝食と楽しい夕食も食べれたしで、ご満悦なオカンの姿が見える。

オカン
オカン

ワタシは大満足です!

 

奈良ホテルの鳥居と暖炉の融合

そして奈良ホテルの象徴ともされているのが、フロントに設置されているこちらの鳥居と暖炉を組み合わせたオブジェ。この奈良ホテルを設計したのは、東京駅や中之島公会堂など赤レンガでもお馴染みの建物を設計した辰野金吾片岡安である。この暖炉を見ても分かるように単なる洋風一辺倒の建物ではなくて、和風文化を大事にして洋風文化と組み込んだ和洋折衷デザインに造り上げたのである。

オカン
オカン

辰野金吾は大阪では、浜寺公園駅や日本銀行大阪支店も設計しているね!

 

奈良ホテルの玄関

そんな和風らしさを取り組んだホテルだけに、未だに日本の中でも伝統的なホテルとして生き続いている奈良ホテル。そう思うと建物の設計者選びは、とても重要である。近年はどんどんと建てられる建物であるが、このようにそこに設計者の魂が籠められている建物も少なくなっているのではなかろうか。

 

奈良ホテルの玄関1

昨日奈良ホテルにやって来た時は入る際にちょっと身構えてしまったけど、1泊して館内を充分に見て回った後だけに、帰る際は堂々と外に出る事が出来た。奈良ホテルで働く人的スタッフは別として、このような歴史的建造物を未だに守り続けているという事はとても素晴らしい。歴史ある本館は約3年に及ぶ耐震補強工事を行ったので、これからもまだまだ活躍し続けてくれるハズである。

 

奈良ホテルの玄関わきの芝生

奈良ホテルの建物から出るとその本館の脇には、このような小さいながらも日本庭園のような造りになっていて、灯篭や石橋などが築かれているのも見える。建物内は赤いビロード絨毯が敷かれている西洋式となってはいるが、このように和の良さをふんだんに使っているのが、奈良ホテルらしい所であろう。

 

奈良ホテルの建物

創業してから100年以上が経過した奈良ホテルの本館の建物であるが、外側から見ているとそこまでの歴史を感じさせないような綺麗さを感じる。この奈良ホテルを訪れた時は約3年に及ぶ耐震改修工事が完了したばかりだったので、余計に外壁とかも綺麗な状態だったのかもしれない。

 

奈良ホテル前で記念写真

さて奈良ホテルを満喫したオカンは機嫌が良かったからか、ボクからの記念撮影要請も嫌な顔せずに応じてくれる。

オカン
オカン

良かったで、奈良ホテル!

 

 

名勝「旧大乗院庭園」にて

奈良ホテルで入手した、名勝「旧大乗院庭園」の入場券

そして奈良ホテルを後にする前に隣接している【名勝:旧大乗院庭園】を訪れる。こちらはそんな旧大乗院庭園の入場券で、奈良ホテルに宿泊すると無料で配布されるもの。別に旧大乗院庭園には係員が立っている訳ではないので、料金は払わなくても入場できるようなタイプにはなっているが、最低限度の節度は守らないといけない。

 

奈良ホテルで入手した、名勝「旧大乗院庭園」に入る

今の奈良ホテルなどがある場所は、11世紀に創建された大乗院という寺院が置かれていた場所。室町時代に起こった一揆の影響でその後荒廃してしまうが、江戸時代に入ってからは再び綺麗に整備されて”南都随一の名園”と呼ばれる美しい場所へと生まれ変わったそうだ。

 

 

旧大乗院庭園の景観 動画

 

 

名勝「旧大乗院庭園」内の橋

今とは違ってあまり裕福な時代でなかった江戸時代などに、これだけの庭園を維持していたのはそれだけの経済的支援があっての事だったのであろう。これだけの植木や芝生も実際に管理すると、結構こまめに手入れしないと雑な感じに見えてしまう。だからこのような綺麗な日本庭園を見ると、それだけのお金が掛かっている裏事情までも見えてしまうのである。。

 

名勝「旧大乗院庭園」内の島

明治維新の影響によって行われた廃仏毀釈によって大乗院は廃寺となってしまい、この庭園も荒れ果ててしまう。そしてその後は大乗院跡に造られた奈良ホテルの隣接地として、パターゴルフ場やテニスコート場などがこの辺りに造られていたという。しかし昭和33年(1958年)になってから”国の名勝”に指定される事になり、2000年を前にして旧大乗院庭園としての復原作業が行われた。

 

名勝「旧大乗院庭園」内の太鼓橋

そしてこの太鼓橋はそんな1995年頃に行われた最初の復原作業時には無かったが、その後にこのような北側に小さな島があった事が発見された為に、2010年に再び行われた復原作業の際に新たに造られたものだそうだ。ただこの太鼓橋を渡った先にある小島も単なる小さな島でその先には進めないので、またこの橋を渡って戻ってこないといけないのであるが。。

 

名勝「旧大乗院庭園」内の太鼓橋で記念撮影

そんな旧大乗院庭園の2010年に復原された太鼓橋の上で、女優気分で記念撮影に応じるオカン。記念撮影する度のポーズを確認していると、ビシッと立つタイプではなくて、なよなよ~~という感じでのポーズが多いように見える。。

オカン
オカン

あまり記念撮影に慣れてないから、そんな事言わんといて!(怒)

 

名勝「旧大乗院庭園」の張り紙

この旧大乗院庭園はそれなりに広くて、庭園の南側には「名勝大乗院庭園文化館」というこの大乗院庭園の資料などが収められている博物館も隣接されている。今回はそこまで興味が無かったから寄り道しなかったけども、時間があって庭園に興味があれば訪れたい場所だろう。

 

奈良ホテル内の教会

こちらの建物は旧大乗院庭園の脇に建てられていた、奈良ホテルの敷地内にあった「聖ラファエル教会」(St:Raphael Church)である。奈良ホテルでの挙式を行う人達の需要が増えてきた為に、わざわざ奈良ホテルの敷地内に造った教会だという。今時の若い子などは結婚式というと、神父さん同席の元で誓いの言葉を交わして指輪を交換するのが常識の事のように思っているけど、あれはあくまでもキリスト教徒などの西洋式スタイルである。

 

 

 

元興寺(極楽坊)にて

世界遺産「元興寺」

さて奈良ホテルを出発してオカンが見てみたいと言っていた、「ならまち」という昔の奈良っぽい街並みが残っているエリアを目指して歩いていると、「世界遺産:元興寺」と文字が入った看板が見えてきた。

 

世界遺産「元興寺」に進む

この元興寺(がんごうじ)という建物は、日本最古の”本格的仏教寺院”である法興寺が平城京に遷都してきた時の寺院の生き残りである。その寺が鎌倉時代に独立して今に至り、その敷地内は国の史跡に指定されており、また本堂・禅室・五重小塔は国宝にも指定されている歴史的な場所である。

 

 

世界遺産「元興寺」の建物

なおこの元興寺は世界遺産という事もあるのか、入場料金は大人500円とそれなりの料金だった。なにせ奈良時代の建造物に使われていた木材や瓦などをリサイクルして使っている部分などもあって、その建物の保全にはかなりの費用がかかるのであろう。だけど今回は古い建物の寺院には興味が正直なかったので、ここでは建物内の見学はパスする事にする。

 

世界遺産「元興寺」の建物1

元興寺の敷地自体はもう少し広がったが、この元興寺も廃仏毀釈の影響によって明治以降は荒廃し、昭和前半までは世界遺産の建物とは思えない程にボロボロだったという。なお入場料金を払わなくてもこのように元興寺本堂の建物が正面に見える位置までは行けるので、ここから写真を撮るだけ撮って引き返す人も多いのかもしれない。

 

元興寺旧境内だった「ならまち」

ならまちを進む

そしてオカンが見てみたいと言っていた「ならまち」という地域は、この元興寺の広大な境内だった場所の跡地に造られた歴史を感じる家屋が続く場所だった。奈良市内でも駅前付近の場所とは違って、約150年程前にタイムスリップしたかのように感じされてくれる街並みが広がっている。この辺りは江戸時代~明治時代に造られたという建物が、未だに密集して現存している地域だそうだ。

 

ならまちを進む2

ただそんな江戸時代末期からの建物と言っても全てがそのままに残っている訳ではなくて、勿論改修などが行われている。こちらの建物にはちょっと日本国内では見慣れないような窓枠が付けられていたが、こちらは1970年に大阪万博博覧会のネパール館で使用されていた『ネパールの伝統的飾窓』だそうだ。なので一見は江戸時代末期の街並みが残っているようにも思えてしまう「ならまち」の景色だけど、このように近年になってからイノベーションされた建物なども混ざっている。

 

ならまちを進む3

この「ならまち」には今でも住宅として使われている建物もあるが、すっかり観光地となった為に今では多くの建物がショップなどとして利用されている。こういった古い建物も置いているだけではどんどん現代人にとっては活用されにくいけど、そんな歴史的なものをイノベーションして観光地に仕立てると、それがその地域の文化を保全する事にも繋がるのであろう。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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