NHK大河ドラマ『西郷どん』のロケ地ともなった宮古崎を訪れる【奄美大島旅行記㉕】

奄美大島旅行記2020年-㉕

 旅行期間:2020年10月1日~5日

 

意外と素朴な場所

さて奄美大島3日目の午後は、奄美大島中部でも北側の東シナ海に面している「宮古崎」という岬にやって来ました。今までは主に南東側の太平洋の海や海岸ばかりを見てきたけど、この宮古崎は反対の東シナ海側を見れるスポットしても奄美大島では結構観光客がやって来る場所でもある。

 

【宮古崎】

住所:鹿児島県大島郡大和村大字国直668-7
電話番号:0997-57-2117

 

 

宮古崎の入口に到着

宮古崎の入口には駐車場が設置されていて、車が数台停められるようになっていた。そこにとりあえず車を停めて、駐車場から宮古崎という岬が見えるかなと思ったけど、このように結構遠くに岬があるので駐車場からは先端の様子を確認する事が出来ない。

 

こちらには「宮古崎まで1,470m」と書かれており、意外と先端にある岬までの距離が長い場所だった。基本的には車移動がメインの奄美大島にある観光スポットでは、駐車場からはそんなに歩かないでいいスポットばかりだったので、ここ宮古崎はちょうどいい運動が出来る距離が用意されていた。

 

奄美大島でも中央からやや北西側は、大和村という地域になっている。奄美大島も笠利町や名瀬町などは昔から港となっていて、薩摩藩の役人などが常駐していたのもあって栄えた町になっているが、それ以外の多くの場所では小さな村や集落といった場所がいまだに多い。

 

奄美大島では基本車移動ばかりであまり歩いて移動出来ていなかったので、このような道を歩けるとなるとワクワクしてしまう。やっぱり絶景ほどに近くまで車で乗り付けて簡単に見れるよりも、それまでの長い道のりを自分の体を動かして辿り着いた方が、より脳みそにその光景が印象的に残る。というのも人間の脳は単なる見た景色だけではなく、その時の感情によって大きく影響されるので、頑張って体を動かす程にその光景がより印象的に残るのだ。

 

この宮古崎先端へと続く道は、NHK大河ドラマのロケ地に使われた場所だけあって、コンクリートで舗装された道が続いている。しかし道の脇にある雑草や木などは、夏場になると凄い勢いで伸びてしまうので、管理する側も大変だろう。

 

 

この宮古崎の先端へと通じる道はこのように平坦な道が続いているので、お年を召された方々にもそんなに負担なく進める道かと思う。他の場所では階段があったりしたけど、この道は珍しく平坦で少々退屈な道でもあったが。。

個人的にはジャングルの中を進むような道の方が好きなんですが・・・

 

この宮古崎がNHK大河ドラマ『西郷どん』のオープニング映像で撮影されていた場所とは、この訪れている時は全然知らなかった。というのもこの『西郷どん』というNHK大河ドラマ自体、全然見た事もなかったので。。

 

 

岬の先端を目指して進む! 動画

 

 

奄美大島は本州に比べるとだいぶ南寄りの南国なので、このようにバナナの葉っぱなども見られる。このような植物だけでも本州では見れないものが多いので、それら植物だけを見ているだけでも奄美大島を楽しめる。

 

奄美大島は自然が溢れている島なので、こういった場所を歩く時でもここでしか見れない植物や昆虫などを意識して、観察していった方が楽しめる。しかしそのような植物や昆虫などの良さに気付くのも、若い時ではなくて、ある程度歳を召さないと気付かなかったりするものだ。。

 

今まではよく見かけたこちらの植物も、この奄美大島に来るまでは名前を知らなかった。ここに来て「蘇鉄(ソテツ)」という名前だった事を初めて知って、またかつて奄美大島の島民達が強制的にサトウキビを栽培させられて虐げられていた時に、貴重な食糧として扱われていた為にいまだに島の至る所に蘇鉄が植えられているのを見る事が出来る。

 

この道を歩いていても全然他の人とすれ違わない。この2020年はコロナ禍の影響もあったけど、さっきのハートロックにはドンドン代わりバンコに若者が押し寄せていたけど、こういった場所にはあまり来ないのだろう。

ハブ男
ハブ男

ただ俺らからすると、人間が来ない方が嬉しいんだけどブ~~!

 

この宮古崎先端へと続く道の脇には海が見えていて、その波の音が聞こえるのでとても癒される道でもある。都会に住んでいるとYoutubeなどで海や鳥の鳴き声が入っている癒しの音楽を聴いたりする事があるけど、このような場所だったら天然のままの音が楽しめる場所なのである。

 

このように海は綺麗な色で透き通っていて、その下にある岩まで見えている。夏場などはこの辺りで泳ぐ地元住民も多いのであろう。これだけ綺麗な砂浜だらけだと、島の360度全部が全て海水浴場となるのだろう。

 

 

海は見下ろしても綺麗だけど、このように遠くを見ても太陽の光が反射している光景が綺麗に見えている。これも全て晴天の時に訪れているからこれだけ綺麗な光景だったけど、天気が悪ければ全然印象が変わるのだろう。

 

こちらの場所は「リュウキュウチク(琉球竹)」という沖縄が原産の植物が、育成されている場所。このリュウキュウチクは昔から屋根を葺く材料として使われていたという。このリュウキュウチクは『大和浜の群倉(ぼれぐら)』という、大和村にある昔からの伝統的な茅葺屋根の建物5棟の葺き替え用に育成されているものだという。

 

道を歩いていると、こちらの葉っぱがやけに艶々としていた蘇鉄に目が行った。奄美大島では昔に食糧難の時に蘇鉄を食べていた事から今でも多く見られるけど、本州でも神社や寺の境内では必ずと言っていい程にこの蘇鉄が見られる。

 

ここまで来てもまだあと550m残っているという看板が出ている。しかしここまでの道は高低差がないので、ここまで歩いてきても疲れないと思う。もしここまで歩いて来ただけで「疲れた~~!」という人には、張本勲氏ばりの「喝だ~~~!」と気合を入れないといけない。

 

奄美大島ではハブの駆除目的に導入したマングースが、期待に反してハブではなく、もっと弱い動物をターゲットにして食い荒らして、島の生態系が大きく乱れてしまった。過去の例に見ても環境対策については人間の考えが浅はかな事と50億年掛けて創造されてきた生態系の奥深さがある。

過去にインドでネズミが大繁殖して困っていた時に、政府は「ネズミの尻尾を切り取って持ってきたものにお金を払う」という政策を発表した。そしてその後、ネズミは狙い通りに減ったのだろうか? その結果から言うと「ネズミの数が逆に植えてしまった」のである。というのもネズミを減らす為の政策だったが、「ネズミの尻尾を増やせば儲かる!」と考える人が増えたからである。庶民が金儲けの為にネズミを繁殖して増やすという、目的とは真逆の結果となってしまったという。

だからこのような事は机上の空論ではなくて、事前に社会実験を行って目的の成果が出てから導入しないと取り返しのつかない事になる事が多いのである。

ハブ男
ハブ男

人類はバカだから、同じ失敗を何回でも繰り返すブ~~!

 

さて残り350mの位置までやって来ると、先程まで道の脇に茂っていた木々がだいぶ少なくなってきて、そろそろこの先に海が広がる岬の景色が見えてきそうな実感を感じる景色となってきた。

 

このようにだいぶ視界が開けてきて、気持ちのいい景色が広がってきた。やっぱり車でここまでやって来るのではなくて、歩きでやって来たからこそ、これだけ気持ちいい気分になれるのである。

 

 

宮古崎の先端が見えてくる 動画

 

 

宮古崎先端の展望台にて

宮古崎の先端近くに到着すると、このように椅子や展望台が造られているのが見えてくる。ここで1組のオバサマ軍団と遭遇したけど、この宮古崎ですれ違った人はその団体だけであった。

 

この奄美大島は島全体が『奄美群島国定公園』に指定されている。ここ宮古崎は大和村の中でも一番の名勝として昔から有名で、地元民は「ササントウ」と呼んでいるという。またこの辺りには昔に港があって、日本国であった大和国と貿易をしていた事もあって、大和村という名前の由来になったとか。

 

 

この岬手前にはこのようなシンプルな展望台と、その脇には仮設トイレが設置されています。こんな電気も水道も通っていないような岬の先端に、トイレが設置されているとはちょっと驚きであった。

 

こちらのトイレは「バイオトイレ」というトイレで、基本的には水を一切使わずに微生物の力を使って排泄物の処理をするシステムになっている。ただこのトイレ、太陽光がトイレに直接当たり続ける場所に設置されていたので、扉やドアノブが物凄い高温に熱せられていたのである。だからこのような天気がいい日にこのトイレを利用しようとしたら、まずはドアノブの熱さでまずはビックリする事になる。。

たぶんこれで火傷した人も多いハズ・・・

 

このバイオトイレは水が一切不要なので、こういった僻地でも設置できるトイレとして重宝されている。しかし水は不要だけど電力は必要なので、このように太陽光発電パネルが近くに設置されていた。

 

 

こちらは男性用小トイレだったけど、この内側に設置されていたスチールパイプもかなりの高温に熱せられていて、このパイプに触れないように小便器を使わないといけなかったので、少々大変な小便となったのであった。。

 

こちらのバイオトイレは排出した排泄物をおがくずなどに混入させて、それを電動で攪拌させる必要がある。そして大便などをまずは細かくして、さらにおがくずにかき混ぜる事により、そこに居る微生物に酸素を送り込む役割も兼ねていて、時間が経てば排泄物は水と二酸化炭素へ分解されるという。

 

展望台からの眺め!

さて火傷しそうなトイレを体験(小便のみ)した後は、展望台へと駆け上ります。景色スポットではこのような展望台に駆け上がる瞬間が、一番の楽しみになっていると言っても過言ではない。

 

やっぱりこの海だけは、さっきの道の途中から見た海も、この展望台から見た海もそれぞれに綺麗である・・・・と言いながらも結局は同じ海なので、アッチで見ようと、コッチで見ようが同じ海なのであるが。。

 

 

展望台からの景観 動画

 

 

ここに展望台があったのでここが岬の先端かと思っていたけど、展望台から見るとまだまだ岬の先端は見えない。それにしてもここからは海と緑しか見えない場所なので、NHK大河ドラマのオープニング映像に使われるには最適な場所なんだろう。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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