紫波洲崎城という城跡と仏塔がある展望台の城山公園を訪れる【宮崎旅行記⑦】

宮崎県旅行記2020年-⑦

 旅行期間:2020年10月18日~22日

雑草が生い茂る展望台。。

先程青島周辺のスーパーの駐車場から見えていた、高台にある仏塔がある場所までやって来ました。ここは「城山公園」と今では呼ばれている場所ですが、昔は「紫波洲崎城(しはすざきじょう)というお城があった場所でもあるそうだ。なおこの城山公園の入口は海岸線にある宮崎白浜キャンプ場の敷地ゲートの手前から、山の上に向かう細い道を登っていけば辿り着く。

 

 

 

城山公園の展望台へ向かう!

城跡という言葉を聞くと、毎回思わず訪れたくなる衝動に駆られるボクであるが、この城山公園への道があまりに細すぎて車1台しか通れない道幅だった。もし反対側から車がやって来たら、「どうやってその車を交わしたらいいのか?!」と想像しながらビクビクして進んで行く。ただ幸いすれ違う車には遭遇しなかったが。

 

この高台には紫波洲崎城という15世紀初頭に築かれたとされる城があった場所だけど、今ではその城跡は殆ど残されていない。紫波洲崎城はこの宮崎周辺を支配していた伊東氏と鹿児島県を中心として支配していた島津氏が、奪い合った要所の城だったけど江戸時代に発令された一国一城制度により廃城となり、今に至る。

 

思ったよりは広くない城山公園だけど、その城跡の中心部分に今では仏塔が建てられているようだ。全国には無数にある城跡だけど、このようにその城跡に仏塔が建てられている場所というのも珍しい気がする。

 

この場所はメインの観光案内などには載っていない穴場だからか、駐車場もそんなに大きくなくて、ひっそりしている場所となっている。その為に城跡へと向かう道もコンクリートでは舗装されていなかったけど、個人的にはコンクリート造りの道よりこういった自然が溢れる道の方が好きである。

 

そんな城跡へ続く道を進んで行くと、奥には青島神社でも見かけたビロウ樹が見えてくる。大阪からは飛行機で1時間弱で訪れる事が出来る宮崎県は、その短い飛行時間ではあまり遠くに移動してきた感じを受けないけど、このような南国の植物を目にすると南国に来た雰囲気が徐々に出てくる。

 

そして見えてきたのが、こちらの補修中のような足組が周囲に張り巡らされている仏舎利塔。どうやら昔に建てられた仏舎利塔がだいぶ古くなってきているので、そろそろ改修時だという事で時間を掛けて壁の張替えなどを行っているようだった。

 

そんな仏舎利塔は工事中という事もあって、建物脇へは進入禁止となっていた。東南アジアではよく見かける仏舎利塔だけど、日本国内でも意外と注意して観察しているとアチコチに仏舎利塔を見る事が出来るのである。

 

日本では古来より仏教が信仰されてきたけど、明治時代になって発令された廃仏毀釈によって仏教寺は弾圧されて、代わりに神道の神社が増えた。しかし未だに日本国内では仏教寺が多く存在しており、お釈迦様(仏陀)の尊い教えを今の時代にも伝えている。

ブッダ君
ブッダ君

ちょっとワシの事を過大解釈され過ぎている感があるんじゃが。。

 

ここは城跡でもあるし「城山公園」という名前にもなっているけど、特に公園という感じにはあまり思えない。というよりも空き地の城跡にベンチや展望台などを作っただけの場所にも思える。。

 

特に城跡には何もなく仏塔ぐらいしか見当たらなく、その代わりに展望台があるようなのでとりあえず展望台まで行って、そこの景色を楽しむ事にしよう。

 

ここはマイナーなスポットなので、人影は全然見当たらない。それと街灯なども見当たらないので、夜間は真っ暗になってしまう場所になりそうだった。

 

 

城山公園展望台からの眺め!

そして少し進んで行くと、このような展望台らしき木造の建築物が見えてくる。展望台というとコンクリート造りの建物が多いけど、自然溢れる場所に造られている展望台はこのように木造が馴染む。

 

しかし展望台へと辿り着いて目の前に広がる日南海岸の絶景が見れるかと期待していたけど、残念な事に目の前の景色は生い茂る背の高い木々に覆われて見えなくなっていた。この宮崎県で何か所かの展望台を訪れたけど、10月中旬という夏を越した時期だった影響もあってか、このように展望台の周囲が雑草や木々で囲まれている所が多かった。

 

仕方なしに手摺の上に立って、更には自撮り棒にもなる三脚スタンドを頭よりも上に持ち上げて、その木々の頭越しに青島周辺の写真を撮影する事に。宮崎県は過疎化が進み、かつ観光資源にも乏しく財政収入が少ない為に、このようなマイナーな展望台周辺の草刈り予算があまり出せないのかもしれない。

 

この城山公園の展望台からだったら、ちょうど目の前の青島がハッキリと見える場所なので、意外にお勧めなマイナー展望台なのであるけど、これだけ雑草などが多ければおススメは出来ない。。

 

そんな木造展望台で苦戦しながらも写真撮影していると、その脇では久しぶりに大きなカマキリ君と遭遇する。普段都会に住んでいると、このような昆虫に出会える瞬間が殆どないだけに、少し興奮してしまった。。

 

このように木々が多い場所は、ひと夏を越すとアッという間に枝や雑草が伸びてしまう。だからある程度の感覚で刈り取りはしているのだろうけど、それにも勿論人件費が必要なので台所事業が苦しい宮崎県らしさが、こういった場面などでも見られた。

 

そして途中の道の足元には、このようにお地蔵さんの石碑も建てられていた。雑草などが生い茂ると、このお地蔵さん達も雑草に覆い尽くされてしまって姿を消してしまうかもしれないな。。

 

そして地図を見ていると、別の場所にも展望台があるようなのでせっかくなのでソッチの方も行ってみる事にする。さっき訪れた青島神社には大勢の観光客がやって来ていたけど、この城山公園ではそんな観光客の姿は全く見る事が出来なかった。。

 

 

2つ目の展望台にて

そして見えてきた2つ目の展望台。こちらは海側にはあまり背の高い木が生えていないようなので、先程の展望台に比べると少なくとも多少は景色を楽しめそうな予感。

 

こちらはこの城山公園から南側を見た景色で、何とか雑草などに邪魔されずに辛うじて見えている。この日南海岸周辺にはどこでもそれなりに「隆起海床と奇形波蝕痕」という鬼の洗濯岩とも呼ばれる地形を、海岸線に見る事が出来る。

 

今日は曇り空だったのでいまいち海がスカッとした青い色に見えないけど、普段なら綺麗な海が見える場所。休みなく海岸線に打ち寄せる波も、これだけ地層を削っていくという訳だから、積もり重なれば相当な破壊力である。

 

 

展望台からの景色① 動画

 

 

とりあえずこの展望台からの景色を見れてそれなりに満足したけど、更に奥の方にも何かありそうだったので進んでみる事にする。

 

こちらは展望台のように見えるけど、実際には青島デジタルテレビ中継局で大きなアンテナが建っている場所だった。

 

ただこの建物の下は展望台としても開放されており、ここからは更に青島を近くに見える展望台として、この城山公園でも一番景色がよく見られる場所となっていた。

 

「青島」という言葉を聞くと、青島幸男とか『踊る大捜査線』の青島巡査などの人名のイメージが頭に浮かぶ。しかしここから青島を眺めると、その名前の通りに1つの島だという事がよく分かる。陸地から近くて緑が生い茂る冒険心をくすぐる島だったからか、昔の人達にとっての秘密の場所だった青島。

 

こちらは太平洋側に面する日南海岸だけど、このような浸食された奇形な海岸線が広がるのは九州全域ではなくて、この宮崎地方だけ。そう思うと地球の地質も全てが同じように出来ている訳ではなくて、それぞれに違いがあって色んな歴史を秘めているのがうかがい知れる。

 

さてこの日南海岸を南の方に下って行くと、鵜戸神宮という日本神話に纏わる神社があるというので、とりあえずそこに行こうと思う。ただ今は15時30分頃となっているので、寄り道していると神社が閉まってしまいそうな時間帯であった。

 

 

展望台からの景色② 動画

 

 

そんな城山公園では、こちらの「ハナシュクシャ(花縮紗)」というインド地方などが原産の多年草が生えているのが見えている。日本へは江戸時代に伝来したようで、九州地方では野生化して生えている場所もあるという。

 

 

この城山公園も何も説明が無ければ、ここに城跡があった場所だという事が全然分からない場所。ただ昔は全国に無数の城があり、このような今でも登れる道がある高台の上には、殆どが城跡があった場所でもある。そんな場所を満喫してまた細い道をビビりながら、車を運転して戻っていくのであった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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