沖縄の昔の姿が残る「ガンガラーの谷」で参加したガイドツアーの巻【沖縄旅行記⑰】

沖縄旅行記2020年秋-⑰

 旅行期間:2020年11月11日~14日(3泊4日)
(A guided tour of the “Valley of Gangarra”, where Okinawa’s past is still visible [Okinawa Travelogue 17])

沖縄の自然を体感!

さて沖縄旅2日目は「ガンガラーの谷」という大昔に鍾乳洞が出来ていた場所付近で、それらの洞窟が倒壊して崩れた場所やそこに自生している自然の植物などを見学しながら、古来沖縄が持つマイナスイオンを浴びれる人気アクティビティーに参加します。

 

【ガンガラーの谷】

住所:沖縄県南城市玉城字前川202番地
営業時間:9時~17時30分頃(※年中無休)
電話番号:098-948-4192
有料ガイドツアーのみ:大人2500円/学生(中学以上)1500円/同伴の小学生以下は無料

 

 

 

「ガンガラーの谷」ガイドツアーのスタート!

この「ガンガラーの谷」は個人での自由見学は一切できずに、この場所を管理している会社の有料ガイドツアーでしか内部を散策出来ない。しかも予約制になっているので、訪れる場合には事前に予約しておくのがマストである。なお今回はAM10時で予約しており、ボク以外には5組10名の参加者が来ていた。

 

この「ガンガラーの谷」という場所はもっと手付かずの大自然が残されている場所かと思っていたけど、このように歩く道は歩きやすいようにコンクリートで舗装されている道が続く。なおこのガイドツアーは雨が降っていても催行している(悪天候の場合は中止)ので、下が土だと雨でびちゃびちゃになっている所を歩いて衣服汚れやすい事なども配慮しているのだろう。

※雨天時用にカフェでレインコートが100円で販売されています。

 

このガイドツアーは道中歩きのみで大体70~80分程の散策となる。その道中にはトイレや水飲み場は設置されていないので、トイレはツアーが出発する前に必ず行っておく必要がある。ただし水分補給に関してはガイドさんから、このようにステンレスのボトルに入った「さんぴん茶」が各自に貸し出されるので、自ら事前に用意する必要が無くて楽チンである。

(このボトルはツアー終了後に回収されます)

 

今回ボクを入れて11人のツアー参加者を引率してくれるのは、こちらの20代前半と見られる、元気のいいお姉さん。ただ観光客側からするとこの沖縄出身の人かと思ってしまうけど、実は関東出身らしく、沖縄の自然が気に入ってこちらに住み着いてしまったのだという。

沖縄43
沖縄43

南国は意外と移住者が多いのサ~!

 

野外のガイドツアーという事もあって、ガイド役のお姉さんは拡声器を使いながら、その道中で色んな説明をしてくれる。個人的には沖縄県民のコテコテの沖縄の方言を喋りながらのガイドを妄想していただけに、ちょっとガックシ・・・となってしまったが、明るく爽やかに引率してくれたのでこれはこれで逆にオッケーという感じであった。

琉球姫
琉球姫

ガイドさんが可愛ければ、万事オッケーなの?!

その通りです~~!

 

そんなお姉さんがまず紹介してくれたのが、その遊歩道の脇に沢山生えていた「クワズイモ(Alocasia odora)」というサトイモ科の植物。この葉っぱを見ると、ジブリアニメの傑作『となりのトトロ』で傘代わりに使われていた葉っぱを連想するけど、サトイモ科の植物ではあるがサトイモではない。またこの樹液を口に入れると痺れたり、口が荒れたりするので近づかずに見ているだけの方がいい植物だという。

沖縄43
沖縄43

刺激が欲しければこの茎に噛みついてもいいけど、それは自己責任でサ~~!

 

この「ガンガラーの谷」は約50年程前に観光地としてオープンされたのだが、その後に河川の土壌汚染問題に巻き込まれて営業が中止される事になった為に、このように長年に渡って生え続けている植物が見られるようになっている。

 

沖縄や奄美大島といった南国は日本本土とは違い熱帯性気候下にあるので、普段見られない植物などが多く観察できる。日本本土では普通の竹しか見られないけど、これは「タイサンチク(Leleba vulgaris Schrad)」という、中国大陸原産の大き目の竹。

 

ただ沖縄や奄美大島で見られるこれらの植物も、この沖縄付近が原産という植物は意外と少なく、普通に見られる植物は中国大陸や南米などが原産の物がとても多い。というのもこの沖縄がその昔琉球王国という独自の文化を築いていた頃に、各地と貿易していた影響でそのような植物などが沢山入ってきたからである。

 

近くでこの竹を見ると、その幹の太さがとても太いのがよく分かる。このようにガイド役のお姉さんが横に立ってくれていると、その幹の太さと比較しやすい。よく物の大きさを分かり易く伝える為に、その横にタバコのカートンを置くのと同じようなものである。

 

 

動物の世界では外来種により、その地域独自の生態系を持ってきた生物が淘汰されているニュースがよく流されるけど、このような植物界でも勿論同様に生命力が強いものが入ってくると、既存の植物が淘汰されていっているのである。なので古来沖縄で育ってきた植物というのは実は意外と少なく、このように外来の植物ばかりが見られるのである。

 

このクワズイモの葉っぱは、このガンガラーの谷でもとても良く見られる植物の1つでそこら中に生えている。こちらも中国大陸が原産の植物なのであるが、沖縄や奄美大島で多く自生しており、それも琉球王国が中国の属国となっていた影響だと考えられる。

 

本来は歩く道もコンクリート舗装では無い方が雰囲気があっていいのだが、現代人は楽をしたがる風潮にあって、このような大自然が残る場所でも昔ながらの景色を見ても、その道中の移動は楽にしたいのだろう。

オカン
オカン

シンドイのを体験したい訳ではなくて、楽に体験したいのよ!

 

ボクにとっては2回目の訪問となった沖縄だけど、事前のイメージではもう少し自然溢れる場所と思っていたが、実際に来てみてまず那覇市内を散策していると、意外と自然溢れる場所が見られずに都会となっていたので少々ガックリした。しかし沖縄経済の中心地である那覇市内は開発が特に進んでいるので、大自然を見られる機会というのはあまりないけど、このように沖縄でも端の方に移動すれば大自然が残っている場所も多いようだ。

 

この散策路の脇にはこのように川が流れているのが見える。このガンガラーの谷は約30年間に渡って上流からの土壌汚染問題に巻き込まれて閉鎖していたけど、その土壌汚染に巻き込まれたのがこの川だったのかもしれない。

 

この「ガンガラーの谷」周辺には大きな鍾乳洞もあり、「玉泉洞(ぎょくせんどう)という名前で約50年前から観光地として営業されている。だから地形的にはそのすぐ近くにあるガンガラーの谷なので似たような地質になっているが、ここではそれらの洞窟が大きく崩れた跡などがあり、それが逆にこの場所のウリになっているようだ。

 

 

ガンガラーの谷:散策中! 動画

 

 

ガジュマルの木がお出迎え!

そして道を進んで行くと、このように大きなガジュマルの木がお出迎えしてくれます。このガンガラーの谷のホームページを拝見すると、大きなガジュマルの木がその観光メインとして写っているけど、その大きなガジュマルの木はこれではなく、もう少し先に進んだ所に生えているものだという。

 

本土ではなかなか見られないガジュマルの木だけど、九州の南部からこの沖縄に掛けてそれなりに自生しているのが見られる。しかしこのように蔓が地面に降りてきて食い込む姿を見ると、その生命力の逞しさを感じてしまうのである。

 

このようにガジュマルの蔓自体はそんなに太い物ではないけど、これが時間を経過する毎に地面の栄養分を吸って太く大きく成長していくのだろう。植物というものは太陽光を求めて天高く成長するものだと思い込んでいるけど、このように中には例外的な植物も存在しているのが面白い所でもある。

 

今回のツアーに参加していたのはボク以外では10名だったけど、その全員が2人1組で参加していた。よく映画を映画館で観に行く際に1人で行くのを嫌がる人もいるけど、このような旅行やアクティビティーも1人で参加する人の割合も少ないのだろうか。寂しがり屋や周りの目を異常に気にする人ほど1人で動けないように思うけど、実際に1人で行動してみると、逆に1人の方が自由で楽なのでハマり易いのであるが。。

朋ちゃん
朋ちゃん

1人の方が気楽だと感じると、結婚できないわよ!(笑)

 

道中の道はコンクリート舗装されていて残念ではあったけど、その道中に道に覆いかぶさるように生えている木々などがあって、その下をくぐって進む雰囲気などは○である。ここにやって来たのは大自然を感じたいからであって、個人的にはもう少しワイルドな道なども用意してくれていた方が楽しめたかと思うが。。

琉球姫
琉球姫

修行用の道ではなくて、あくまでも観光地なのよ!

 

このような旅の道中で見かける植物も以前までは名前を覚える事も出来ずにスルーしていたのが、今はスマホ全盛の時代となって「Google レンズ」という天下のグーグルさんが無料で配布しているアプリを使ってこれらの植物などの写真を撮るだけで、グーグル側が無数の写真から疑似性を探して、このような被写体の正体を教えてくれるのである。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

オレは全然スマホ使えんけど、便利な時代になったもんやな!

 

Google レンズ

Google レンズ

無料posted withアプリーチ

 

そんな周囲の大自然を満喫しながら更に奥へと進んで行きます。なお、隣には川が流れていますが遊歩道には手スリも設置されているので、特に迷子になったり、脇の川に転落したりという可能性も少なくなっていて、想像以上に難易度の低い散策コースとなっているようだ。

 

 

母神が眠る穴!

さてここでガイドさんが立ち止まり、その脇には「母神」と書かれた立て札が見られます。ここには大きな穴が口を開けており、この下にある鍾乳洞に繋がっているようだ。

 

そしてそんな鍾乳洞の中には勿論鍾乳石が存在しており、ここにある鍾乳石の写真をガイドさんが見せてくれた。このような場所は太古の人類が信仰していた、人間のシンボル的な物に見られるような形をした岩などが存在している事が多い。

 

こちらの写真をよ~~く見れば、「母神」という名前が付けられている理由がよく分かるような気がする。鍾乳石というのは炭酸カルシウムを含んだ水分が垂れ落ちていく時に、その成分が少しずつ残っていってこのような鍾乳石を形作る訳だが、そのような鍾乳石の中にもこのように魅惑的な外観をした物が生み出されていくようだ。

 

でもそんな沢山の鍾乳石の中から、これだけ魅力的な鍾乳石を発見する人間の能力には驚きを感じる。地球上に生息する生物にとって一番大事な事が「種の保存」である。なので本能的には「種の保存」に関連する動きや思考などが脳に刷り込まれているので、所詮人間も地球上のイチ生物にしか過ぎないと思わさせる。

 

ここの穴の入口は1組ずつの見学となっているが、この内部は険しくて倒壊の可能性もあるのでここから見学だけとなっていて、これ以上先へは入れないようになっている。なので先程写真で見せてくれた「母神」の姿を眺める事は出来ない。。

 

そんな「ガンガラーの谷」見学はまだ始まったばかり。ただ発音的にゴダイゴの「ガンダーラ」と間違えてしまいそうな名前だけど、ここは「ガンダーラ」ではなくて、「ガンガラーの谷」なので言い間違えないように注意しておこう。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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