意外と大阪人も行った人が少ない「大阪城の櫓特別公開」に行ってみた! 【大阪城の櫓①】

大阪城の櫓見学(2022年11月)-1

訪問:2022年11月

大阪人も知らない櫓!

大阪城 広い内堀

今回も地元大阪で、意外と大阪人も知らない”大阪城の江戸時代から現存する櫓”を見学していきます。

大阪城は全国的にも知られた大阪を代表する観光スポットになっていて、実際に訪れた事のある人も多いと思う。

 

 

「大阪城の櫓:特別公開2022」

大阪城 広い内堀 櫓

「意外と大阪人も知らない」とは実は自分の事で、これまで何回もこの大阪城の敷地内を訪れた事があるのだが、この2022年になって初めて、”大阪城内で江戸時代から現存する櫓”の存在を知ったのである。。

大坂黒門
大坂黒門

まさに『灯台下暗し』やぞ!

 

大阪城 櫓特別公開2022 ポスター

というのもこちらのポスターにもある『大阪城の櫓:特別公開2022』という、期間限定で土/日/祝にのみ開催されているイベントで知ったのである。。

 

 

大阪城 千貫櫓  石垣

今の大阪城は江戸時代になって徳川家によって再建された城で、今見られる天守閣の建物は1931年に”復興天守”として建てられた物となっている。

また、戦争中にはこの大阪城周辺も空襲を受けて炎上した建造物も多かったので、てっきり江戸時代の建物が残っているなんて考える事もなかったのだ。。

 

大阪城 大手門

こちらは大阪城の西側の入口となっている「大手門」で、この大手門も江戸時代後半に改修工事が行われているけど、徳川家が再建した江戸時代初期の建造物として残っている物でもある。

 

大阪城 大手口多門櫓渡櫓

その大手門を入ると桝形になっている空間で、防御要塞として大きな建物が立ちはだかっている光景が見えてくる。

この建物は「大手口多門櫓渡櫓」で、大手門側から侵入してくる敵兵を撃退する為の物。

なお、この大手口多門櫓渡櫓は大手門が江戸時代後半に補修工事された際に造られた建物で、”重要文化財”にも指定されている。

大坂黒門
大坂黒門

多門櫓は、これから見学するぜ!

 

大阪城 大手口多門櫓渡櫓 巨大な石垣の岩

それと大阪城ではこのような大きな石垣が多々見られるスポットともなっている。

これは江戸時代初期に再建された際に、全国の外様大名が競って城造りに参加した証でもある。

他の大名との力差を見せつける為に、「どうやって運んだのか?!」と思ってしまう程の巨石を、目立つ場所に配置したのだ。

大坂黒門
大坂黒門

当時は全て人力で運んだんやぞ!

 

 

「西の丸庭園の特別公開」にて

大阪城 西の丸庭園 入口

大手門・多門櫓をぐぐって進んで行くと、「西の丸庭園」の入口が見えてくる。

 

 

大阪城 西の丸庭園 「櫓特別公開」入場券

ここで普段は有料ゾーンとなっている西の丸庭園と、その敷地内にある「多門櫓」「千貫櫓」の特別公開がセットになった入場券を購入する。

2022年時点では「大阪城の櫓:特別公開」の入場料金は大人700円でしたが、2023年時点では800円に値上がりしています。
大坂黒門
大坂黒門

世の中、インフレ一色・・・

 

大阪城 西の丸庭園 内部の景色

有料ゾーンの為に今まで入った事の無かった西の丸庭園に足を踏み入れると、最近よく行われている「大阪城イルミナージュ」という夜のライトアップイベント用の展示が、そのまま置かれていた。

 

「大阪城イルミナージュ」/あべの経済新聞 & OSAKA STYLE

大坂黒門
大坂黒門

何でもありな、大阪らしいライトアップやな!

 

江戸城から残る千貫櫓!

大阪城 千貫櫓 外観

そんな西の丸庭園の脇を進んで行くと、こちらの「千貫(せんがん)櫓」という建物が見えてくる。

千貫櫓は大阪城を訪れた事のある人の大半が見ているハズの建造物だが、この西の丸庭園内でしか至近距離に近寄れないので、意外とこの足元まで来た事のある人も少ない事だろう。

 

大阪城 千貫櫓 入口

ましてや江戸時代初期から現存する「千貫櫓」の建物も、近年になってから内部の一般公開が不定期に実施されている。

だから余計に、この櫓の存在感を知らない人が多い事だろう。

 

大阪城 千貫櫓 入口を進む

そんな千貫櫓の階段を登っていくと、見学ルートは千貫櫓ではなく、先に隣に造られている「多門櫓」を見学する順路となっていた。

 

大阪城 千貫櫓付近から見える大手口多門櫓渡櫓 

この巨大な「多門櫓」も大手門側から大阪城内に入ってくる際に、必ず下をくぐって通る建物でもある。

今までは特に日本の歴史など、それ程に興味も無かった為に、このような櫓の内部に入りたいと考えた事もなかった。。

 

 

多門櫓に入場!

大阪城 大手口多門櫓渡櫓 入口へ進む

この「大阪城の櫓:特別公開」は今まで知らなかったけど、土日祝と一般人の休みに合わせて来場者が多い日に公開しているようだ。

大阪城のシンボルでもある天守閣は、いつでも観光客が多くやって来るけど、この脇役でもある櫓を見に訪れる人はそれなりの歴史好きな人だけである。

 

大阪城 大手口多門櫓渡櫓 入口へ進む2

それと大阪城は江戸時代には江戸幕府の天領となっていた為に、それなりに有名な外様大名が治めた城でもなかったので、あまり歴史小説などで描かれる舞台にもならなかった。

その為に”江戸時代の大坂城のイメージ”というと、「????」と何も思い浮かばない人も多いのではないだろうか。

大坂黒門
大坂黒門

大坂は要所だから、幕府の天領にしたんだぜ!

 

大阪城 大手口多門櫓渡櫓 中に入る

そんな多門櫓の中に入ると、”江戸時代から現存する建物アルアル”「土足禁止」となっている。

その為に入口でビニール袋を受け取り、ここで靴を脱いで袋に入れての建物内見学となる。

 

大阪城 大手口多門櫓渡櫓 建物内部の景色

第二次世界大戦時の大阪空襲でこの大阪城一帯も大きな被害を受けたと聞いていたが、まさかこんな大きな木造建築物が江戸時代のまま残されているとは知らなかった。

そんな知らなかった江戸時代の大坂城らしさを感じれる、多門櫓の見学をこれからしていきたいと思います!

 

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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