鳥取旅行記 2022年6月下旬-9
旅行期間:2022年6月下旬(1泊2日旅)
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鳥取県にやって来た初日の夜になりかけた時間帯になってきて、今日の晩御飯を食べれるお店を探して、駅前の繁華街的な場所を練り歩いたものの、相変わらずいつもながらの入りたくなるお店が見つからなくて、30分近くウロウロと彷徨う。
「海鮮問屋 村上水産」で晩飯を!
これが1人旅であれば納得いくまでお店を探し続ける事ができるのだが、今回も後ろでそろそろ大魔神に変身しかけていたオカンの怒りが伝わってきた為に、こちらの「海鮮問屋 村上水産 鮮魚部」にお邪魔する事にしたのである。
怒るでしかし!(怒)
そしてこちらの「海鮮問屋 村上水産」はまだちょっと晩飯タイムには早かったからか、比較的店内は空いていた。
そしてこのお店でも注文は、こちらのタブレット操作で行うシステムとなっていた。
お店側からすれば、タブレット費用とそのシステム構築費用が掛かるけど、わざわざお客の注文を聞きに行かなくてもいいという事で、無駄な時間を省けるシステムなんだろう。
しかし、人との触れ合いが欠かせない昔の人間にとっては、人との対面ではなく、機械とのやり取りでは何となく味気なく感じてしまうのであるが。。
そしてまずは、こちらの「生ビール」を先に運んできてもらった。6月末といえども、真夏並みに暑かった鳥取砂丘で、更に強烈な日差しに照らされた事もあって、こちらの生ビールが全身の末梢血管内に浸透していく感じで、体が喜んでいるような雰囲気だった。
歩き回った後のビールは、旨いラク!
こちらは生ビールのお通し。こういったお店では、アルコール単体だけのお値段ではなく、このような「お通し」の料理が出てきて、その分の料金が更に加算されてしまう。日本人からすればお馴染みのシステムであるが、このようなシステムの存在を知らない外国人が頼むと、ひと悶着起きる事もあるという。
チャージ料金は明確にしとく必要あるな!
こちらは大魔神に変身する間際だったオカンが頼んだ「白イカ丼」(1200円)。
イカの刺身って大体白いので「白イカ」とはあまり呼ばないけど、”透明のイカ”ではないという事を表していたのかもしれない。
こちらはボクが選んだ「炙りサーモンとマス子の丼」(1200円)。
そして上に掛かっていたのは「イクラ」ではなく、「マス(鱒)子」となっていた。
「イクラ」と「マス子」もそれぞれに同じように見えるけど、「イクラ」とは鮭と鱒の魚卵を示すが、「マス子」は鱒の魚卵だけを示す言葉だという。
イクラはロシア語『Икра(ikra)』から来ているラク!
そしてお吸い物も付いてくる。やっぱり観光で海沿いの地方にやって来たのであれば、その土地で海鮮系の料理を食べないと、その土地にやって来たという雰囲気もあまり出ないかもしれない。
鳥取砂丘で帽子を飛ばされて、その帽子を必死に追いかけてかなりの距離を走って疲れ切っていたオカンも、ここで海鮮丼を食べて元気が回復したようだ。
新しい帽子を買いに行くデ!
こちらは村上水産のお店の向かい側にあった「スナック:つばさ」の看板で、『鳥取で2番目に安い店(明朗会計です)』と書かれた文字に目が行ってしまった。
1番でないのが、逆に良いラク!
そして鳥取砂丘で帽子を無くしてしまったオカンは、
明日の為に帽子を買っておきたい!
と言ってきたので、駅の反対側にあるイオンのお店に向かう。
すると途中に「スターバックス コーヒー:シャミネ鳥取店」が見えた。
こちらが2015年に、日本国内で唯一スターバックスの店舗が無かった鳥取県内に初出店した「シャミネ鳥取店」だったのである。
すなば珈琲に対抗して、スタバがやって来たラク!
こちらの近代的なデザインの大きな建物は、2019年に完成した「鳥取市役所:新庁舎」である。
前まで使っていた旧庁舎は1964年に造られた建物で、耐震性に問題もあって、老朽化もあって新たに建設されている。
なお、新しい新庁舎の総工費は100億円近く掛かっている豪華な建物だが、税収も減っている”全国で最も人口の少ない鳥取県”で、これだけモダンな建物が必要なのかという疑問しか感じないのであるが。。
予算は使い切らないといけないラク!
こちらはそんな新しい市庁舎の入口脇に設置されていた、『麒麟獅子』デザインの”ご当地郵便ポスト”。
これから観光立国を目指す日本にとって、デザインマンホールと共に増えてきている”ご当地郵便ポスト”も、こうやって写真を撮り集めていくのが楽しくなってきている。
そしてイオンに行って、安くてそれなりの帽子を購入して、オカンはすっかり満足したようだ。
ただ、駅近くの市庁舎の横にイオンのような大型店があると、鳥取駅前商店街の個人商店などには、買い物客が行かなくなってしまうのも当然と思ったが。。
イオンは安いのが揃っているからな!
「スーパーホテル鳥取駅北口」に宿泊!
そしてイオンに行く為に一回素通りした、今晩宿泊する「スーパーホテル鳥取駅北口」に到着する。
初めて泊るスーパーホテルで楽しみにしていたのが、こちらの”上下型ツイン”となっている【スーパールーム】であった。
150cm幅のダブルベッド1台が12㎡とやや狭い部屋に置かれており、その隅っこにマットレスが90cm幅のロフトベッドが更に設置されている。
他のホテルではあまり見られない”上下型ツイン”の部屋だけど、このスーパーホテルチェーンではごく一般的なタイプの部屋である。このスーパーホテルではビジネスホテルに特化したスタイルとなっており、本来は1人で泊る部屋にもう1人寝れるスペースを、空いている上の空間に活用した部屋となっている。
ただ、ロフトベッドは90cmのマットレスが用意されているだけなので、下のダブルベッドに比べれば狭く感じてしまう。
ただ、子供連れだと、このようなロフトベッドに寝たがる子供が嬉しくなるような部屋でもある。
この2022年6月末の平日で、大人2人でスーパーホテル1泊で、2人1部屋8,600円(税込)。
このホテルの予約は公式サイトからではなく、いつも利用している【楽天トラベル】から予約した。
楽天トラベルだと、何かしらの割引クーポンが発行されていたりするので、今回は300円引きクーポンを使用して、更に300円分のポイントを使用して、実質8,000円(税込)だった。
更に楽天のクレジットカードを使っての予約となると、多めのポイント加算ともなるので、『公式HPが最安値』とかいう謳い文句には乗らないのである。
初めて宿泊したスーパーホテルだったので、色んな事に驚く。部屋は12㎡と大人2人で宿泊するには、ハッキリ言って狭い。ただ、その分値段に反映されているので納得である。
そしてロフトに登る階段も、このように単なる階段ではなく、その内側に衣服を掛けたり、荷物を置いたりする事ができる物が置かれていた。
狭いながらも、色んな工夫がスーパーホテルには見られるラク!
そんな初体験のスーパーホテル【スーパールーム】のロフトベッドにすぐさま駆け上がって、布団などをチェックするオカン。さっきイオンで購入したばかりの2000円ほどの帽子を脱ぐ事も忘れて、シーツをマットレスに敷いていた。
自分でシーツを敷かないとアカンねんで!
そして初めて宿泊したスーパーホテルでは、その”スーパーホテルらしさ”を随所で体感する事になる。
まず最も”スーパーホテルらしさ”が出ているのが、部屋番号と暗証番号が記載されているだけの紙である。
スーパーホテルを定宿としているビジネスマンからすれば常識なんだろうが、従来のホテルで手渡されるカードキーや鍵といった物理的なキーではなく、暗証番号を押して部屋の鍵を開けるシステムになっているのだ。
また、この暗証番号でのシステムだと、チェックアウト時にフロントに立ち寄る必要が無いので、快適にホテルを出発できるようになる。それとスーパーホテルでは、ミニバーや電話機が部屋内に設置されていないので、追加料金が発生しない事もあって、混み合う時間帯でのチェックアウト行為が省けて、ホテル側と宿泊客の両方にメリットが出るシステムとなっていた。
鍵を返し忘れるという事もなくなるラク!
こちらはチェックイン時に、スタッフの人が手渡してくれた、この「鳥取駅北口店」の説明書き。女性スタッフが描き入れたイラストやら説明が、可愛らしくも見える。
なお、鳥取駅北口店は天然温泉の大浴場『因幡の湯』があるが、男女入れ替え制になっている為に、好きな時間に入れないのがちょっと苦痛であったが。。
「浴場はびっくりする程せまいです!」って書いてあったけど、ホンマやったわ・・・
そしてスーパーホテルはビジネスホテルなので、無料の朝食が付いた値段となっている。
こちらは部屋に付いているユニットバスだが、ご覧のように狭い。しかし、シングルルームでは一般的な広さで、しかも大浴場が付いているホテルなので、このユニットバスで入浴する必要がない。
その為にスーパーホテルでは、なるべく大浴場を建物内に設置するようにしており、大浴場がある事によってユニットバスで入浴する人が少なくなるという。
すると宿泊客各自がユニットバスで入浴するよりも、大浴場がホテル内に設置されている方が全体で使用する水の量を減らせるという。
今の地球環境では、省エネにシフトするラク!
なかなかに独自路線を突き進み、「いかに合理化するか?」を突き詰めてコストを下げて、また利用者に快適に過ごしてもらうかを考え尽くしている雰囲気があったスーパーホテル。
特に今までのビジネスホテル界の”慣例の壁”を壊せないホテルが多い中、スーパーホテルはそんな前例のない事もどんどん取り入れて常識化していたので、より好感を持ったのである。
その為、今回鳥取で初めて泊ったが、これ以降はスーパーホテルを好んで選ぶようになり、今このブログを作っている時点で5回もスーパーホテルに宿泊するようになってしまったのである。
急にスーパーホテル好きになったな!
なお、後日こちらのスーパーホテルの創業者がその仕組みを説明している本を読んで、とても納得してしまった。
創業者は大阪の船場出身なのだが、徹底的に顧客満足度を高めると共に、無駄な物を削減してスリム化に極限まで努めていた。他のホテルではある物が無かったりするのは、経費の削減と共に無駄を無くすためで、その無駄を無くした分で宿泊客に安価な宿泊料を提供している。
ただ、ロフトベッドは狭かったで・・・
そして一部のスーパーホテル店舗では、こちらのアルコールが飲み放題の【ウェルカムバー】が用意されている。
アルコール飲み放題のウェルカムバーでは、ビールはないものの、ウイスキーやジンやウォッカと共に、それを割ってカクテルにするシロップなども用意されている。このようにセルフサービスになっているものの、ちょっと寝る前にアルコールを飲みたいビジネスマンとかには、無料でホテルの中で飲めるので有難いサービスである。
飲み過ぎたら、アカンで!
そして赤ワインと白ワインも用意されていた。それと店舗によっては、日本酒を用意してくれている所もあったりして、無料なのにこれだけアルコールが用意されていると、酒飲みからすれば嬉しく思える。
ただ、この「スーパーホテル鳥取駅北口」では18時~21時までとなっていたけど、店舗によっては20時までとなっていたりするので、ウェルカムバーの開催時間もしっかり確認しておいた方がいい。
天然温泉の大浴場は、女性は20時~22時までの時間帯となっていて、20時になった早々に温泉に浸かりに行ったオカン。
入浴後にそのままウェルカムバーにやって来て、伝説となった”鳥取砂丘事件”の経緯を再び横で語り出したのである。。
いきなり神風が吹いて、帽子が飛ばされたのを追いかけたら・・・
こんな旅はまた次回に続きます!
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