タイランド旅行記:2日目
【個人旅行-2020年1月27~31日:3泊5日旅】
バンコクでメインの川
今日はタニヤ通りからマハナコーンビルの展望台まで巡り、その後はチャオプラヤー川を目指して歩いてきました。その川の手前にある食堂街に入って行きます。
住所:48/1 Soi Charoen Krung 46, Bang Rak, Bangkok 10500
営業時間:6時~23時
バンコクの街にて
11時半頃の時間だったので、そろそろ小腹が空いてきた時間。先導してくれた”バリ島オジサン”は前にこのフードコートに来た事があるとの事。ここは地元の人達が利用する食堂街で、意外と色んなお店があるのでいいよとの事。
フードコート【Bangrak Food Center】で昼食
さて今日の昼は何を食べようかなと食堂内のお店を見て回ります。
タイ料理もいいけど、個人的にはやっぱり日本料理に目が行ってしまいます。というのも前に難波にあったタイ料理屋さんに入ってみたら、出てきた料理が辛すぎて食べれない事があった。
汚い話になるけど、そんな辛すぎる料理の味がリバースしたゲロのような酸味が効いた味で流石に食べれなかった。しかし隣に座っていたタイ人と思われる女の子グループにその料理をあげると平気で食べていた。
こちらのお姉さんはラーメンのようなものを作っていたが、色んな調味料を入れている。そういえば今日の朝は麺料理を食べたけども、屋台には味付け用に砂糖が置かれていて、横でそんな麺料理を食べていた”バリ島オジサン”は普通に麺料理に砂糖を入れていて「なかなかイケる!」と言って嬉しそうに食べていたっけ。。
ここは一応日本食のお店みたいだけど、純粋な日本食ではなくタイでアレンジした日本料理のように見えるメニュー。
“バリ島オジサン”がチョイスしたのは、こちらのラーメン。日本ではあまりステンレスのスプーンが出てこないけど、こっちの国ではこのようなスプーンで出てくる場合が殆どであった。
そういえば朝も麺料理を食べていた”バリ島オジサン”は、昼食もこれまた麺料理のようだ。
ボクはというと無難な日本的なカレーをチョイス。意外とこういう食の選択では冒険せずに石橋を叩くタイプなのかもしれない。
ではこれからバンコクでの昼食を頂く事にします。
まずはラーメンを嬉しそうに食べる”バリ島オジサン”の様子を眺める。ちなみにタイでは麺をススって食べるという食文化はないので、ススらずにパクパクと食べるものらしい。だから日本的にススって食べる事はタイでは食事時のマナー違反になるという。。
ウマい、ウマい!更に調味料を入れるとウマくなるわ~~!
そんなのお構いなしの”バリ島オジサン”曰く、なかなか美味しいラーメンだったらしい。
そしてボクがオーダーしたのは、こちらのポークカレー。こちらで50バーツ(約170円)でとてもお値打ち価格である。
タイだけにもっと辛いカレーかと構えていたけど、日本的なルーの味で全然辛くなかった。そして思った以上にタイ米もレベルアップしているのか、美味しかった。
我々オヤジコンビには食事時の付き物である、”チャーンビール(Chang Beer)”。大瓶しか置いてないというのが逆に嬉しい。こちらの大瓶は65バーツ(約220円)でさっきのカレーよりもこっちの方が値段が上だった。
この食堂は観光客の姿は全然なく、この周辺で働く地元民達が集う食堂の感じ。これから昼休みなので続々とお客さんが入って来ていた。
老若男女がそれぞれに自分の食べたい物を選んで、ゆったりと食べる憩いの場。ここは吹き抜けでエアコンは効いていなかったけど、近くに数台の大型扇風機が設置されていて快適に過ごせた。
「美味しいビールさえあれば、料理も美味しくなるっ!」という感じの2人組はあっという間に昼食を完食。
横のテーブルでは残された残飯に雀達が群がって来ていた。日本ではあまり見られない光景で、この食堂内では食器は片付け専門の人が居て、その人が片付けをしてくれているようだった。
残飯に群がる雀達 動画
今の時代はどこでもどんな世代でも暇さえあれば、スマホを凝視する時代。特に海外の街中を歩いていると、仕事をしているハズの人も少しの暇があれば、スマホの画面を見ている光景をよく見る。
昼に近づくにつれて続々と、近くで働いている若者達が群がって食堂にやって来る。
こちらのようなセクシーな後ろ姿をしている女の子に目線が釘付けになってしまうけど、”見返り美人は絶対に顔を見てはいけない法則”を守り、顔は見ないようにしている。
昼食後は横にあるショッピングセンターに入り、無料のトイレで用を済ませる。海外の街歩きをすると、トイレに困る場合があるので行けるタイミングでなるべく行っておくに越したことはない。
南国の国にはこのようにココナッツのミルクを販売しているお店が多いけど、まだ飲んだことは一度もない。この次の旅となるスリランカで「物は試し!」とばかりに、とある街でおばあちゃんが売っていたココナッツミルクを購入したけど、買った後で現地ガイドさんから「それ、腐ってるよ!」と言われた・・・。
チャオプラヤー川の船付き場にて
そうして2人ともいい感じにアルコールが入って、ほろ酔い気分でチャオプラヤー川の船着き場に到着する。
透き通ったブルー色の川ではなく、肥沃な土壌をたっぷりと含んだように見えるチャオプラヤー川。
住所:Silom, Bang Rak, Bangkok 10120 タイ
ここではクルーズツアーのボート乗り場があったり、行先によって値段が違ったと、初心者にはちょっとシステムが分かりにくい船着き場だった。
タイでは街中にお坊さんのような人が居てるが、女性がそんなお坊さんを触ってはいけないようだ。もし女性がお坊さんを触ると、それまで積んできた修業の糧が消えてしまうと考えられているという。
ただ実際の所は欲望に耐えながら修業を積んでいるお坊さんは女性の誘惑に弱く、いざとなったら修業を諦めて女性に走ってしまうからそういう話を前面に出して女性がお坊さんに近づかないようにしているのだろう。
そしてこちらがこれからワット・アルンまで向かう船のチケットで、20バーツ(約70円)とめちゃくちゃ安い。
この値段に比べるとBTSやメトロが高くも感じるけど、設備投資に掛かる費用が全然違うからね。このような渡し船は船さえあれば線路など敷かなくても走れるし、線路の補修・点検もしなくていいので維持費があまり掛からないのである。
船着き場には真面目にライフジャケットを着用した係員がいて、「この船にノレっ!」って感じで教えてくれます。
チャオプラヤー川をクルーズ!
個人的にはあまり観光地のクルーズには興味が無いけど、この船はあくまでワット・アルンまで行く交通手段。
とか言いつつもちゃんと川が見えるようにと端の席をしっかりと確保するボク。こういう所で人間の本能が出てしまうのであろう。
全長約370kmのチャオプラヤー川、タイの首都であるバンコクを築いた川と言っても過言ではないハズ。
このチャオプラヤー川沿いには世界的なホテルチェーンが多く進出していて、そんなホテルが運航している船も出ている。
チャオプラヤー川を走る船 動画
動き出した船からチャオプラヤー川を眺めていると、何匹かの死んだ魚がプカプカ浮いているのが見える・・・。
チャオプラヤー川をクルーズ 動画
このチャオプラヤー川は物資の運搬やこういった渡し船など庶民の足にもなっているし、観光客を乗せたクルーズ船など多くの船が行き交う場所。
こちらは渡し船的な船の船内で、つり革まで設置されていたけどこの時期は中国人観光客が少なかったので余裕で席に座れた。
このチャオプラヤー川でも夜間にバンコクの夜景を眺めながらのクルーズ船ツアーが人気なようだ。
そして船が出発して直ぐに見えてきた、こちらの複合施設の高層ビルが実はさっき訪れた「キングパワー・マハナコーンビル」よりも高い318mもの高さを誇る、高層ビルの「アイコンサイアム(Iconsiam)」である。
住所:299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600 タイ
2018年11月にオープンしたこちらの商業施設には、世界中で有名なブランドショップが色々と入っており、更にはタイで初めての出店となるアップルショップや高島屋とかも入居しているという。
チャオプラヤー川にはこんな目の付いた可愛らしい船まである。船も目を付けるだけで魚のように見えてしまうのである。。
チャオプラヤー川をゆったりクルーズ 動画
小さめのボートでも豪快なスピードで走り抜けていく船もいる。
これらの船には車のエンジンが搭載されているので、これだけ早く進めるんだとか。
チャオプラヤー川も遠くから見ていると分からなかったけど、こうやって川をクルーズしていると周辺にゴミが散乱しているのが見える。人間達の自分勝手な事情の裏で、こうやって汚されていく河川。さっきの死んだ魚が浮いていたのも、人間が河川を汚した影響だったのかもしれない。
のんびりとチャオプラヤー川をのぼる 動画
次に見えてきた寺院のような建物は「ワット・カンラヤーナミット・ウォラマハーウィハーン」(Wat Kanlayanamit Woramahawihan)は19世紀前半に中国系商人により、建立された寺院である。
タイの建物に付いている名前でよく聞く「ワット(タイ語: วัด)」は”寺院”の意味である。だから後で訪れる「ワット・ポー」はポー寺院の事である。
こちらには船のマストが陸地に設置されている要塞が見える。「ウィチャイ・プラシット砦」(Wichai Prasit Fort)という名前の要塞で、17世紀後半にフランス人によって造られたチャオプラヤー川を監視する役割を持っていた建造物。
そしてこれから向かうワット・アルンの塔が見えてきた。ただ連れてってくれてる”バリ島オジサン”に「あれはどういった建物なんですか?」って聞いても、あまり建物自体には興味が無いらしく「寺院としか分からない。それ以上は知らないっ!」って言われた・・・。
バンコクの生温い気温もチャオプラヤー川のおかげで少しひんやりした感じがして、快適なチャオプラヤー川を楽しめた。さてこれから船を降りて、そんなワット・アルンの見学に向かいます。
こんな旅はまた次回に続きます!
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