タイランド旅行記:1日目
【個人旅行-2020年1月27~31日:3泊5日旅】
タイマッサージ大国
辿り着いたバンコクの街、到着してホテルに向かう途中に予定変更をしてまずは本場のタイマッサージを受けてみる事にする。そうしてやって来たのは地下鉄「スクムウィット駅(Sukhumvit)」で、地上に出ると目的のマッサージ店の看板も見える。
バンコク市内にて
スクムウィット駅から歩いて5分程で目的のタイマッサージ店を見つける。ネットの情報では大型店舗らしく、数十人レベルの従業員が居るので予約無しでもあまり待つ事もないとか。
「ヘルス ランド」でタイマッサージを
マッサージ店ってもっと小さいお店のイメージをしていたが、その予想を覆す位に大型店舗でまるでホテルのような外観。
店内に入ってまずはカウンターに並ぶ。するとカウンター付近に居たお姉さんに「予約ありますか? なければどのコースにしますか?」と聞かれたので「タイマッサージ!」と答えると、この店オススメの”120分タイマッサージ・コース”600バーツ(約2,000円)を勧められる。
元々このコースを選ぶ必要だったので、その120分コースに決める。すると「30分位は待ちますよ、大丈夫ですか?」と聞かれたけど時間は充分にあるので問題はない。
こちらの受付のお姉さんが記入したカードを渡されて、まずは会計。ちなみに他様のブログでヘルスランド体験記を読んでいたら、この120分タイマッサージはVISAのクレジットカードを使うと半額になると記載されていた。
ただこの訪問時はそんな半額アナウンスは、どこにも表示されていなかったと思うんだけどね・・・。
そして会計を済ませた後はロビーで待ちますが、さすが大型店舗だけあって大勢のお客さんが座っていました。これなら予約が無いと30分以上は待たないといけないのが、よく分かります。
テーブルの上には乱雑にパンフレットやこのようなフタが付いている、ギンギンに冷えたお水が置かれていた。そしてアジアでは飲み水には気を払わないといけなかったけど、喉が渇いていたので思わず目の前のコップのお水を一気に飲み干す。特にその後お腹の調子が悪くなる事はなかった。
お会計をしてから約10分位で「ヒロ~~?!」と名前を呼ばれる。思った以上に早く呼ばれたので聞き間違いかもしれないので、様子見をするももう一度「ヒロ~~?!」と呼ばれた。意外と早く呼ばれて、まずは1階で靴を預けてスリッパに履き替えてエレベーターに乗り3階で通されたのが、こちらの狭い施術の部屋。
そしてその部屋に用意されていた服に着替えるように指示を受ける。部屋内にはこのような大きな鏡があり、ここでまずは施術前に記念撮影を撮る。
そこから実に2時間ミッチリとタイマッサージを受ける。施術してくれたのはオバチャンで、途中はこのようにプロレス技みたいなポーズでもグリグリとマッサージしてくれる。度々「アーユー、オ~ケイ??」と強さ加減などを聞いてくれる。
足から始まり、全身をマッサージして最後は頭皮までグリグリとマッサージをして終了。
初めは「2時間というとちょっと長いかな?!」と思っていたけど、そこそこに気持ち良かったのであっという間に2時間が過ぎてしまった。ただ想像していたゴリゴリなマッサージではなく、ソフト系のマッサージだった。
そして事前にネットで見ていたらチップを最後に要求されるとあったので、特にマッサージに不満は無かったので催促される前に100バーツ(約350円)を渡すとニコッと笑って喜んでくれた。
最後は椅子に掛けて靴を履き、その際に温かいお茶を淹れてくれた。本場のタイマッサージを満喫したヘルスランドであった。
タイマッサージが終了し外に出るとすっかり周りは暗くなっていた。この時点で19時30分過ぎで、”バリ島オジサン” から「先程バンコクに到着しました。これからホテルに向かいます!」との連絡が来ていた。
バンコク市内だけで数軒の店舗がある、大型店舗チェーン店の「ヘルス ランド(Health Land)」。
さて”バリ島オジサン”がホテルに向かっているとの事で、宿泊予定のホテルに向かうとする。地下鉄スクムウィット駅の近くにはBTS(高架鉄道)の「アソーク駅」があり、ホテルへは一駅の距離だったので歩いて向かう事にする。
暗くなると街の汚さが見えにくくなり、道路を走る多くの車やバイクなどの灯に誤魔化されて賑やかな街の感じを受ける。このバンコクの人口は大阪府と同じぐらいの約800万人前後だが、圧倒的に大阪よりバンコクの方が賑わっている。
「OYO 299 クラウン Bts ナナ ホテル」にチェックイン
そして歩く事約15分で、BTSナーナー駅から近いけど入り組んだ場所にある「OYO 299 クラウン Bts ナナ ホテル (OYO 299 Crown Bts Nana Hotel)」を発見する。怪しいピンク色の照明が光っていて怪しげな雰囲気を醸し出していたけど、実際に宿泊する建物は左手前にある。
(OYO 299 Crown Bts Nana Hotel)
住所:10110, バンコク, バンコク, 7, Soi Sukhumvit 6, Khwaeng Klongtoei, Khet Klongtoei
先にホテルに到着し、そこで待つ事約15分でリュックサックを背負った”バリ島オジサン”が到着。昨年2019年7月トルコ旅行時以来、約半年ぶりの再会である。
お~~久しぶり、今回の旅もよろしくね!
大きなルームキーを手渡される。値段が安価なホテルなので、全体的に設備などが古く値段優先的なホテルに感じた。
そしてこちらがそんなホテル内の部屋の様子。一応冷蔵庫はあったが、開けてみてもあまり冷たくなかったような・・・。
安いホテルだったけど、部屋は窮屈でもなくちゃんと窓もある。路地の入り組んだ中にあるホテルだけに表通りに面していなかったので、部屋内での騒音は全然聞こえなかった。
バスルームも古そうな感じに見えるけど、ちゃんとシャワーからお湯も出るし、蛇口を捻れば水も出る。
バンコクの夜に出掛ける
ホテルにチェックインし、荷物を置いて一休憩入れた後は早速”バリ島オジサン”と夜のバンコクの街に繰り出す事になる。BTSナーナー駅周辺にあった公園が夜市みたいにフードコートになっていたので、こちらで晩飯を食べるとする。
ただこの夜市は若者向けというか、最近造られたような感じで出店の内容も若者向けのお店が多いように見える。
この夜市の一角に設置されていた簡易ステージではボーカル付きで音楽を演奏していたけど、期待していたタイの音楽ではなく聞いた事のある洋楽だったのでちょっと残念。。
そしてまずは”バリ島オジサン”から、駆けつけ一杯目の”Chang Beer(チャーン・ビール)”を奢って頂く。このChang Beerはタイで約50%のシェアを誇る、人気の国産タイビールである。ちなみにイラストのデザインにもあるように「Chang(チャーン)」とはタイ語で象の意味だという。
とりあえずアテは無しで、先にビールで乾杯する。”バリ島オジサン”は途中で日本から持って来たおにぎりとかを既に食べていたみたい。結構歳の割に「あ~~お腹が減った~~!」とかを繰り返して、そこそこに食べていた。元々消防士だった事もあり体も鍛えているので、それなりにお腹が減るのかもしれない。
やっぱりビールはどこで飲んでもウマい!
ビール大好きな”バリ島オジサン”。トルコ旅行時も「昨日はビール3杯飲んだ!」とか「今日は既に2杯飲んだよ!」とか嬉しそうに教えてくれる。
そんな”バリ島オジサン”に負けず劣らず、ビール好きの男。散髪は2週間毎に行くようにしていて、最近では旅行の出発前に必ず散髪に行くようにしているという。
さてこちらは午前中ぼてじゅうで焼きそばを食べただけなので、美味しい匂いが漂っている夜市だと余計にお腹が空いてきた。
こちらの串屋さんが目の前でバーベキューのように焼いてくれていたので、串も美味しそうなのでここに決める。
いきなりあれこれと頼むと当たり外れがあるかもしれないので、まずは一本だけ注文してみる。
まずは猪の肉の串焼きを食べてみる事にする。ちょっと甘みのあるソースを掛けてくれた。
日本の焼き鳥でネギまのようにも見える、イノシシ肉の串焼き。バンコクで最初に食べたものである。
そこそこに美味しいけど、ソースがたっぷりと付いていたので口周りが汚れるし、ソースがズボンに落ちる可能性があるのでちょっと食べる際には注意が必要な串焼きだった。
それと1月27日のバンコクでは、日本よりもマスクを着用した人達の姿を見かける。特に欧米人のような普段全然マスクを付けない人種もマスクを付ける姿が見られる。
タイでは1月13日に中国以外で初めてのコロナ感染者が発生(中国武漢在住の中国人で観光目的でタイを訪問)。しかしこの時点ではタイ国内では8名だけの感染に留まっていた。
正直この時点ではこのコロナウイルスがここまで世界的な広がりを見せるとは、予想だにしていなかった頃。ただ武漢から来ていた中国人観光客にはタイからの退去をさせたりと、タイもコロナに対する初動活動は早かったようだ。
さてビールのアルコールが全身を回ってきてほろ酔いになってきた所で、バンコクで再び夜歩きをする。
バンコク市内の交差点の様子 動画
そしてその後怪しげなピンク色のネオン街や、声を掛けて誘ってくるお姉さんだらけのエリアとかを社会見学。思った以上にバンコクは性に対してオープンな街のようだ。そしてホテル周辺に戻って来て、ビールを飲む事にする。こちらはビールの保冷剤代わりのビールカバーで、暑い国ならではのアイテムである。
相変わらず美味しそうにビールを飲む”バリ島オジサン”で、「今日4杯目のビールですっ!」って感じで嬉しそうな顔をしていた。
そして”とあるお店”で知り合ったお姉さんと片言の英語でコミュニケーションを取り、楽しそうに談笑している様子の”バリ島オジサン”。
こうしてバンコク初夜は更けていくのである。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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