タイ旅行記:3日目
【個人旅行-2020年1月27~31日:3泊5日旅】
パタヤの街はどんなんや??
タイでバンコクから南東にあるパタヤ(Pattaya)の街まで、こちらのバスに乗って移動してきました。今回のタイ旅行はバンコクとこのパタヤの街を巡る旅。
パタヤの街にて
こちらはそんなパタヤの玄関口である、バスターミナル。この地域には電車が通っていないので主な交通手段は、このバスを使って移動して来るのが主流のようです。
バンコク市内からパタヤまでは先程乗ってきたバスで、約2時間半ほどの移動時間が掛かります。
さてまずはこのバスターミナルからチェックインするホテルまで移動します。こちらの若者はバイクタクシーを利用するようです。これ位の小さなスーツケース位であれば、そのまま膝上に固定して乗れるようです。
ホテルまで移動する
そして我々がホテルまで移動する手段に選んだのが、こちらの「ソンテオ(songthaew)」というバンコク以外ではよく庶民の足となる小型トラックを改造した乗り物。路線バスなどが無いバンコク以外の地域では、これに乗るのが主流のようです。
手前のソンテオは既にお客さんが定員になっていて満杯だったので、別のソンテオに乗り込みます。ホテルまでは1人50バーツ(約170円)との事。ある程度巡回するルートが決まっていて、宿泊するホテル名を伝えるとその近くで車を停めて降ろしてくれるとの事。
ただこの小型トラックは荷台にお客さんが満タンにならないと出発しないのが難点。早く出発したいのなら、バイクタクシーとかを使った方がいいのかもしれない。
一応バンコクから移動するバス内では密な状況になるので、マスクを着用している”バリ島オジサン”。こういったビーチのある南国リゾートが大好きらしく、見た目にはあまり伝わらないがウキウキ気分のようだ。
乗合タクシー:ソンテオからの景色 動画
やっと乗客が揃い、動き出すソンテオ。
海が近くにあるだけあって、バンコクとは全然違って開放感を感じるパタヤの街。このソンテオに乗っていても、気分がいい。
乗合タクシーの後ろに流れる景色 動画
パタヤの街も1960年代頃までは小さな漁村だったらしいが、その後勃発したベトナム戦争の影響で大きく街の様子が様変わりした街でもある。
パタヤの道路を疾走する車からの景色 動画
万人向けのビーチリゾートというよりかは、ベトナム戦争で心身に傷を負ったアメリカ軍兵士を癒す場所として、ベトナムから近いこの場所が選ばれただけあって街中には白人が多い。しかもそこそこのお歳の白人老人が多かったように思う。
乗合タクシー(ソンテオ)はこのように街中を巡回していて、乗る場合には手を上げて意思表示すれば停まるという。ただしタイでは頭よりも上に手を挙げる行為は、失礼とされているので体の横に手を伸ばすような仕草をすればいいようだ。
バスターミナルから約20分程車で揺られて、ホテルの周辺に到着する。降りるタイミングはドライバーが教えてくれるので、自分から乗合タクシーを止める必要はない。
まずは「Scenery City Hotel」にチェックイン
車を降りた場所からちょっと歩いた所にある、こちらの建物が今晩宿泊する「シーナリー・ホテル(Scenery City Hotel)」である。しかしこのパタヤの街は性欲が渦巻く街のようで、昼間のこんな通りを歩いているだけで現地のマッサージ店の前に座っている女性達から「社長~~!エッチ好き?!」とか大声で声を掛けられる。。
住所:10 503/3 Pattayasaisong Rd, Bang Lamung District, Chon Buri 20150
ホテルにチェックインすると、こちらのボーイが部屋まで案内してくれた。
こちらが今日宿泊するホテルの部屋。シンプルな部屋であまり圧迫感は無い。
ただ高級ホテルでは無いので、ベランダを開けてもビーチは望めない。そして南西向きの部屋だったので日差しがモロに当たり、カーテンを閉めておかないと部屋が暑くなるので仕方なしにカーテンは閉めたままにせざるを得なかった。。
一応リゾートの街だけあって、バンコクで泊まったホテルに比べると断然こちらの部屋の方が綺麗。
6階の部屋でカードキータイプ。アナログな鍵の場合はいちいちフロントに預けるのが面倒なので、こういったカードキー・タイプの方が楽である。
パタヤの街で遅めの昼食
さて16時前と昼食には遅い時間だけど、今日の午後はバス移動で何も昼食を食べていないので、ホテル周辺のお店で何か食べる事にする。
“バリ島オジサン”が選んだのは、またまた麺料理。タイの麺料理に外れはないようで、机に置かれた得体の知れない調味料を色々と調合して食べていた。
いや~~腹が減っては戦は出来ぬ!
という顔で、食べ物を前にすると嬉しそうな顔を浮かべる”バリ島オジサン”。
そして食事時には必ず飲むビールは、ここでもタイ国産のチャーンビール(Chang Beer)。このビールも近くの店から配達してもらっていた。
ボクが注文したのは麺料理よりも手堅い、肉入りの野菜炒めである。
パタヤのコンビニではこのように日本語が書かれている緑茶などが置いてあった。というのもタイにあるスーパーマーケットには日本でも有名なセブンイレブンとかが多く進出しているので、それに伴い日本語が書かれたパッケージの商品も多く並んでいるのである。
そして特にパタヤでどこに行きたいとかも無かったので、一旦ホテルに戻り休憩する事にする。
こちらは部屋のベランダからの眺めで、向かいには大きな建物を建設中の景色が見られる。辺りにはホテルだらけだったけど、更にホテルが続々と出来るようだ。
夕暮れ時のパタヤを散策
遅めの昼食とビールを飲んだ後に部屋で軽く居眠りして、起きると18時前。さっきまで強い日差しを放っていたお天道様もすっかりお疲れのようで、だいぶ傾き加減になっていた。
お天道様が真上で頑張っている時間帯は暑いけど、夕暮れ時になってくると気温も下がってきて、街歩きには最適な時間となる。という事で”バリ島オジサン”とこれからパタヤの街歩きに出掛ける。
そして街歩きを開始すると早速このようなプリプリなお尻をした、セクシーな後ろ姿の女の子を発見する。
ベトナム戦争では映画『プラトーン』の中でも描写されていたように、厳しい環境下にさらされて心に障害(心的外傷後ストレス障害:PTSD)を負ったアメリカ軍兵士が多く発生した。そんなベトナム帰還兵の心身の疲労を癒す為に、ビーチリゾートであるこのパタヤの街に目を付けたのである。
そんなパタヤの街には、戦争に参加した後遺症で頭が完全にいかれてしまったような白人のオジサンが街中で「ファック・ユー!」とか「キル・ユー!」とか叫んでいる光景を見たりと、なかなか楽しめそうな街である。
パタヤの街の景色 動画
そしてパタヤの街の至る所にはこのようなバーが並ぶストリートがあり、そんなお店の道沿いのカウンターには現地民のオネーチャン達が待ち受けている。
癒しと言っても結局は男女の体を使っての快感による癒しがメインのパタヤの街。そして夜になると先程の海岸沿いの街には”立ちんぼ”と言われる、体を売る商売のオネーチャン達がズラ~~っと並ぶそうだ。。
だから落ち着いた街でのんびりとビーチを楽しむというよりは、欲望に任せて女遊びをする場所でもあるパタヤ。でも女性の観光客の姿もよく見かけるし家族連れの姿も見かけるので、男だけが楽しめる街ではなく、ビーチリゾート好きであれば楽しめる街のようだ。
こちらはハードロックカフェが経営するホテルまである。
ご覧のように日が沈んで暗くなるにつれて、怪しい通りはピンクのネオンが煌々と光だしてくる。そしてそんな通りを歩いていると、左右のお店のオネーチャン達から誘惑のいやらしい言葉がどんどんと投げつけられてくるのである。。
パタヤのビーチでゆったりと・・
そしてパタヤの売りである、ビーチに向かう。そしてこの写真には写っていないけど、この通りの左右の道沿いに100人以上の立ちんぼと呼ばれる女性(もしくは女性っぽく見える男性もいる)達が並んでいるのである。
こんな人間の性欲望がオープンな街でも、国王ラーマ10世の写真が飾られている。こうやって見ると女好きと言われる国王ラーマ10世にはお似合いな街かもしれない。
普段日本のコンビニだとあまり瓶ビールが置いていないけど、タイのコンビニでは瓶ビールが置かれている。しかもレジには丁寧に栓抜きまで、設置されている。ただタイでは遅い時間には外のお店でアルコールは購入出来ないので、部屋で飲みたい場合は早めにアルコールを購入する必要がある。
さてさっきの国王ラーマ10世の写真裏に座り、ゆっくりとビールを飲む事に。
真っ暗になった海沿いのビーチには、怪しいおばあちゃんが1人で鎮座している。。
昼間は大勢の人で賑わうビーチだけど、夜は静かになるので海上を通ってきた心地いい風に吹かれて、そんな景色を眺めながらビールを飲むには打って付けの場所である。
いや~~~最高だね、ビーチでビールを飲むのは!
と言いながら、気持ち良さそうにビーチの雰囲気を楽しむ”バリ島オジサン”。タイを訪れる時はだいだいこのパタヤの街にやって来て、一日ボケ~~と過ごす時間が幸せだという。
夜のビーチの景色 動画
周囲にはお歳を召した白人のおじいちゃんの貯まり場みたいになっていて、楽しそうに喋っていた。そんなおじいちゃんを挑発するかのように、黒人のオネーチャンは何故かフラフープをず~~っと楽しそうに回していた・・・。
日本のビーチでは考えれない光景が広がるタイ。タイを実際に訪れるまでは”微笑みの国”とまで呼ばれるので、温和な人達が静かに過ごしているのかと思っていた。しかし今ではすっかり裕福な欧米人の欲望のままに、変貌を遂げた街となっていた。
同じ東南アジアでも前に訪れた事のあるベトナムのホーチミンとは、全然雰囲気が違う。逆にこれだけ街の雰囲気を変えたアメリカ人の力を思い知る場所でもある。
さてのんびりとオッサン2人で夜のビーチでビールを飲んだ後は、再びパタヤの街を散策する事に。
こんな旅はまた次回に続きます!
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