奈良ホテルで夏限定アルコール飲み放題(100分)となる屋外ビアテラス【奈良旅行記⑨】

奈良旅行記⑨
 旅行期間:2020年9月8日~9日

飲み過ぎにご注意!

奈良ホテルの新館

奈良ホテルにチェックインを済ませて、その際に今日の晩御飯としていた奈良ホテル内のビアテラス。夏場限定でオープンするビアテラスはこの訪問の際は『創業111周年記念 奈良ホテルプラン』として食事だけで5,500円という値段設定だった。しかし今回はこの飲み放題の夕食と翌朝の朝食がセットになって、”GO TO キャンペーン”の恩恵もあって1泊1人9,000円に満たないお値段で宿泊できたのである。

 

奈良ホテルにて

奈良ホテルの新館にあるビアテラス

この2020年は7月1日~9月30日まで限定的に営業されていたビアテラスでの営業。ここは宿泊しなくても利用する事が出来るので、社内の慰安会的なグループなども見かけた。なおこの時はコロナ禍だったのもあってか、チェックイン時にビアテラスの利用時間が事前予約制となっていた。

 

奈良ホテルの新館にあるビアテラスの入口

この日は16時20分頃にチェックインした事もあり、あまり暗くなる前の17時30分でこのビアテラスを予約していた。その入口に向かう途中には、サッポロビールのバナーが見られたので、ここではサッポロビールをメインで提供しているという感じが最初に伺えた。

 

 

奈良ホテルのビアテラスにて

奈良ホテルの新館にあるビアテラス会場

そして奈良ホテル内のビアテラス会場に到着。まだ夏の終わりだったので、ちょっと陽が残っていたがその方がビールが美味しく感じる事が出来る。なおこのビアテラス会場は奈良ホテルの新館の屋上に造られており、先程奈良ホテルに向かってくる時に小高い丘の上に見えていた場所である。

 

奈良ホテルの新館にあるビアテラスのコースター

まずは席に通されるが早めに行った事が幸いしたのか、外側の景色がよく見えるいい席に通される。そして可愛らしい鹿が入ったデザインのコースターが、テーブルに置かれる。

 

奈良ホテル:ビアテラスのメニュー

オカンは由緒ある関西でも名門の奈良ホテルの雰囲気を味わいたかったのが今回の目的だろうけど、ボクの目的はこのビアテラスでのアルコール飲み放題であった。ただアルコール飲み放題と言っても「ビアテラス」という言葉通り、ビールがメインとして提供されているようだ。

ビール好きのボクにとっては、好都合な訳で!

オカン
オカン

飲み過ぎたら知らんで!

 

奈良ホテル:ビアテラスのメニュー1

ボクらが奈良ホテルに宿泊したプランに含まれていた『創業111周年記念 奈良ホテルプラン』という飲み放題以外にも、「カジュアルプラン」という2,000円でドリンク2杯が付いているプランもあった。だから宿泊客だけではなくて、ちょっと奈良ホテルの雰囲気を味わいたい人にはこの「カジュアルプラン」もいいだろう。

その代わりに予約はしておいた方がいいと思います!

 

奈良ホテル:ビアテラスの景色

普段はあまりビアホールなどに行く機会が無いけど、やっぱりまだ暑い残暑が残っている時期に屋外の解放感と、冷えたビールの美味しさは最高のコンビネーションである。

しかも今回は格安宿泊プランだったので、更に気分は良かった!

オカン
オカン

だからお金を払っているのはワタシやで、ちょっとは感謝しいや!(怒)

 

奈良ホテル:ビアテラスから眺める奈良市

ビアテラスで崖際の席に通されたので、このように奈良市内の景色も眺めれる良い席だった。この奈良ホテルは奈良市内の中心部に造られているが、その奈良ホテル新館屋上からは奈良市内にあまり高い建物が見当たらない。20世紀に大きく経済発展した日本であるが、経済発展して大きな建物ばかりが目立つだけでその都市ならではの特色が消えてしまった場所も多い。しかし奈良は経済的にはそこまで発展こそしていないが、このように奈良時代からの伝統を受け継いでいる都市という事が垣間見れる景色である。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビール

そして奈良ホテルのビアテラスでの記念すべき1杯目のビールは、こちらの「サッポロ SORACHI1984」である。この2020年4月にリニューアルされた「SORACHI1984」は、北海道上富良野産「ソラチエース」というホップが使われているビールである。この「ソラチエース」というホップは1984年に北海道空知郡上富良野町で開発されたが、個性的な香りを持っていた為に当時の日本人向けビールには向いていないとして活躍しなかった。しかし2000年代にアメリカのクラフトビール醸造家がそのホップの存在を知り、商品化を行った。そしてその「ソラチエース」を使ったクラフトビールが世界的に人気となり、逆輸入される感じで日本国内でも脚光を浴びる事になったという訳だ。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビールで乾杯

今日もそこそこに歩いていい汗が掻けたので、より一層ビールが美味しく感じれる事であろう。という事で今回の旅の相棒であるオカンと乾杯をするのであった。なおオカンはそんなにお酒を飲まないけど、少しは飲みたいタイプ。しかし10年程前にB型肝炎の治療薬を飲んだ影響か、アルコールに対して弱くなっており、外出時は少ししかお酒を飲まなかったがこの日はここに泊まるという事で油断していた。

後に面倒な事になる訳で・・・・

 

オカン
オカン

アンタに言われたくないわ!そっちの方が面倒な事になるやんか!

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきた食事

ここでの飲み放題プランには前菜3種と料理7種が付いている。まずはこちらのお皿に乗った前菜3種が運ばれてきた。このビアテラスは17時から営業しているが、まだ陽が残っている早めの時間に来た方がいいと思う。というのも屋外だと照明があってもあまり明るくないので、料理がそこまで美味しそうに見えないからだ。陽がまだ昇っている時間帯だとこのように太陽光が当たって、料理が美味しそうに見えるのである。

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきた食事1

奈良ホテル内での食事ではあるが、その出てくる料理はビアテラスという事で洋風なものになっていた。さすがの和風ホテルである奈良ホテルでも、ビアテラスでの食事はそのビールを飲む会場としての雰囲気を和風にする事はしなかったようだ。

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきた食事2

こちらも前菜のお皿であるが、アルコールを飲む際は特に最初に写真を撮っておかないと、何を食べたかなんてまず後で思い出す事が出来ない。

オカン
オカン

アルコール飲まんでも、何食べたか覚えていないやろ!

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきた食事3

そしてビアホールで出てくる定番料理である、鶏のから揚げソーセージポテトフライ(若鶏竜田揚げ・郷ポークソーセージ・ビアバッターポテトフライ)が登場する。ビールの本場であるドイツでよく食べられる料理が、知らぬ間にビールに最も合うというイメージが植え付けられているのかもしれない。

なおオカンは小さい頃から鳥は食べないとの事で、鶏の唐揚げを譲り受ける。そしてこの時に「何故オカンは鳥を食べないのか?」という疑問が浮かんだので、思い切って聞いてみる事にした。すると昔オカンの住んでいた家の近くで、絞める前の鶏が逃げてきたのを見て、トラウマになったからだという。

食べて嫌いになった訳ではなくて、トラウマから来ている食わず嫌いだった訳で・・・

オカン
オカン

嫌いなもんは嫌いやねん!

 

奈良ホテル:ビアテラスから見る夕陽

そして日中に歩いて程よく汗を掻いた体に見事に吸い込まれるがの如く、ビールがあっという間に消えていく。若い頃は飲み放題によく行ったけど、最近はいい大人となってきたのであまり飲み放題には惹かれなくなってきた。というのもあまり飲み過ぎてもいい事がないからだ。しかし最近は飲み過ぎても悪酔いしないようにと、アルコール度数が5%前後のビールばかりを飲むようにしている。

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビール1

という事で早速空っぽになったグラスを交換してもらい、2杯目のビールに立ち向かう。このビアテラスでのビールはサッポロビールオンリーであったが、この奈良旅行の前に札幌旅行をしていただけに、何かと勝手に縁を感じてしまうサッポロビール。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスで記念写真

そんな奈良ホテルのビアテラスで、美味しいビールと食事と、奈良市内の景色を見渡せる景色を楽しんでいる2人組の記念写真を撮ってもらう。なおこの写真を撮ってくれたビアテラスのお兄さん(店員)は、サッカー選手である香川真司に似ていたけども、とても愛想が良くて動きも早くて素晴らしい働きをしていた。奈良ホテルのスタッフにはこのお兄さんのような若めの男性スタッフは見かけずに、それなりに年を取っている男性スタッフばかりであった。それが今の時代でも遅くて時間の掛かるチェックイン時間を生み出す弊害になっていたのかもしれない。

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきた食事4

お次に運ばれてきた料理は、「チキンココナッツ煮込み・ナン添え」「プリプリ海老のフリットマヨネーズソース」、 「ポークグリエ・チーズソース」「スティックサラダ・アンチョビ香るディップソース」(HPより)となっていた。なお【前菜3種+料理7種】と記載されていた料理も、このように実質は3皿だけなので、料理にはあまり大きな期待をせずに行った方がいいのかもしれない。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスから見る夕陽1

そろそろ18時頃となってきていたが、西側の空では黄昏時を迎える時間帯になっていた。このビアテラスに到着して約30分が経過した時間帯となっていたので、アルコールがいい感じに回り始めて気分いい時間帯ともなっていた頃。

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビール2

お次のビールは「エビス・プレミアムブラック」という黒ビール。普段はあまり飲めない黒ビールだけに、飲み放題のラインナップに黒ビールが入っているだけでも嬉しいのである。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビール3

料理は一応全部出てきたので、後はひたすら制限時間までビールを飲むだけ。という事で早々に黒ビールも平らげてしまい、次はこちらの「ヱビス マイスター」を注文。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビール4

黄昏時の夕陽を浴びるビールも既に5杯目以上。一応ビールが運ばれてきた時に毎回写真を撮っていたハズであるが、酔っ払ってくると全部のビールを写真に残せていたかという事に自信が無くなる。アルコールも本来なら1杯ずつ味わってゆっくりと飲むのがいいのだが、飲み放題とかだと「制限時間内に1杯でも多く飲まないと、損する!!」と思って、ついついハイペースで飲んでしまう心境となる。ある日本酒メーカーの社長が「お酒が一番美味しく飲めるのは、1杯目だけ」と言っていた事を思い出す。「だから最初に一番いいお酒を飲んで、後は安物でもいい!」とも言っていた。

 

奈良ホテル:ビアテラスの景色1

さてボチボチに暗くなってきて、ビアテラス会場の雰囲気も落ち着いてきた。我々が会場入りした後もチラホラとお客さんは入って来ていたけど、席が満席になる程の客入りではなかった。

 

奈良ホテル:ビアテラスから見る夕暮れ

そしてビアテラスにやって来てから約70分が経過した18時40分頃には、隅っこに設置されている街灯も点灯して夜の雰囲気が出てきた。

 

 

奈良ホテル:ビアテラスで出てきたビール5

そして残り時間が30分程となってきたので、スパートをかけてビールを飲むペースを緩める事なく、次を注文する。ただこうやってビールを写真に収めると、明るい時間帯とは違ってあまり綺麗に写真を撮れない。それに暗くなるとスマホによる撮影だと、写真がブレて写り易すい。

 

奈良ホテル:ビアテラスで楽しむオカン

向かい側ではいい具合にアルコールが入って、ご機嫌な様子のオカンが見える。普段はあまり外でアルコールを飲まないのであるが、この時は奈良ホテルに宿泊するからと油断して、ビール1杯とチューハイ2杯目を飲んでいた頃。

 

奈良ホテル:ビアテラスで楽しむオカン1

ビアテラス会場は屋外に造られている為に、陽が落ちて暗くなってからは各テーブルにこのようなライトを設置してくれた。酔っ払ったオカンはそんなライトのスイッチを、嬉しそうにオン/オフしている姿が見える。

 

暗くなってきた奈良ホテル:ビアテラス

ビアテラス会場は暗くなってもまだまだそれなりに活気があったが、この年はコロナ禍の影響でだいぶ客入りは苦戦していたようだ。それでもこういった業種は客商売なだけに、感染対策をしっかりとって営業を行うほかないのであろう。

 

暗くなってきた奈良ホテル:ビアテラスで寝るオカン

そしてビアテラス会場にやって来てから約90分が経過した19時頃に、席で気分よくお眠りになっているオカンが見える。普段はここまでお酒を飲まないので、その反動がやって来たようであった。数年前にオカンと近くのイタリアンレストランに出かけた時に、帰り際のレジで急に倒れた事があった。その時も少しお酒を飲んでいたのであるが、その後にオカンを椅子に座らせて介抱している時に見たオカンの目は、まるで生気が灯ってない死人の目のように見えた。それ以来はオカンも外ではアルコールを飲む事を控えるようになったのであった。

オカン
オカン

いつまでその話を言うのよ!(怒)

 

暗くなった奈良ホテル:ビアテラスからの景色

日中と違って夜になるとさすがに9月上旬でもそこそこに冷えてくる。しかし半袖でも寒いまでは行かなかったけど、やっぱりビアテラスでビールを美味しく飲む為には陽が昇っている早めの時間帯に訪れた方が満喫できるようだ。

 

暗くなった奈良ホテル:ビアテラスの景色

一応宿泊にセットとなっていた、こちらでの夕食は飲み放題100分間となっていたが、目の前のオカンは臨界点に達していたので制限時間を迎える前に引き上げる事にした。するとオカンは「歩かれへん・・・」と言い出したので、肩を担いで部屋に連れ帰る事に。。

 

奈良ホテルのベッドに突き刺さるように寝るオカン

部屋に入ると何もできずにベッドに突き刺さるかのように、ひれ伏したオカン。「アカン・・・・休憩する・・・」とだけ言い放って、楽しかった奈良での1日が過ぎていくのであった。。

オカン
オカン

アンタも相当酔っ払ってたで~!(怒)

 

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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