鳥取旅行記 2022年6月下旬-3
旅行期間:2022年6月下旬(1泊2日旅)
ラクダが居ても砂漠ではない!
鳥取県内でも一番の人気観光地となっている「鳥取砂丘」にやって来ました。まずはそのまま砂丘に行くのではなく、一旦上に登った場所にある展望台からの景色を堪能してから、下に降りていくリフトに乗る事に。
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083
営業時間:9時~16時頃(※レストランは15時まで)
電話番号:0857-22-2111
駐車場:無料
※砂丘までのリフトあり
◎大人:往復400円/片道300円
●小学生以下:往復300円/片道200円
リフトで砂丘に向かう!
そしてリフトは下に行くだけの「片道」分を300円で購入。上にある駐車場に車を置いている人だったら、ここまで戻ってくる必要があるので往復を買わないといけないが、展望台を先に楽しんだ人は下に降りるだけである。
そして稼働しているリフトに乗り込んで、下に向かう。上から下までの移動時間は約4分間となっていて、リフトは二人乗りとなっていた。ただ、利用者が少ない事もあって、オカンとは別々のリフトを選ぶ。
リフトに乗りながらの景色! 動画
リフトの足元は、高い場所はネットが下に張ってあったけど、低くて地面に足が付きそうにも思える場所はネットが無かった。その為に、スマホなどを落としても”リフトから飛び降りないように”という注意の看板が設置されていた。
6月末に訪れた事もあって直射日光が強くて、気温もそれなりに暑かったけど、このリフトは一応屋根も付いていたので、心地よく快適に過ごす事が出来た。
あ~~楽でエエわ~~♪
ただ鳥取砂丘の陸側の方は、日本海から吹き付ける風で砂丘の砂が内陸側に飛ばされるのを防ぐ為に植えられている「防砂林」が多く植えられていたので、そこまで抜けるような素晴らしい景色は残念ながら見えなかった。
観光客からすれば、リフトに乗りながら砂丘の景色が一望できれば、この上ない喜びであるが、地元に住む人達にとっては昔からこの砂浜から吹かれて飛ばされてきた砂に悩まされてきた歴史がある。
心地いい風にも吹き付けられながら、約4分間のお楽しみタイムの後に、下のリフト降り場に到着する。
「たった4分の乗車で300円もかかるのか?!」と思ってしまうけど、このような設備を動かして保全もしていくにはそれなりに経費が掛かる。また天候が悪いと運行が中止になってしまう時もあるので、採算性がいい乗り物でもないようだが。。
そしてリフト降り場から外に出ていくと、いきなりこのように砂一面が待ち受ける景色となっていた。
どこから具体的に”砂丘”と呼ぶのかまでは判らないけど、もうこの辺りから砂場が始まっているので、この辺りからスタートしていたのかもしれない。
そして先に歩いて行くと、まずテントのような小さな小屋が見えてくる。こちらはこの鳥取砂丘で楽しめる「らくだ乗り体験」の受付だった。
個人的には本場のエジプトでラクダに乗った事があるので、わざわざここ鳥取砂丘で乗りたいとは思わなかったけど、意外とここにやって来る観光客は国内では珍しいラクダに乗りたいようだ。
灼熱地獄の鳥取砂丘にようこそ!
鳥取砂丘到着時には早々にラクダに跨っている観光客の姿が見られた。
日本国内ではラクダに乗れる場所が殆ど無いだけに、砂漠風な風景が待ち受けている鳥取砂丘に来た気分を盛り上げる為にも、ラクダに乗りたがる人が多いのだろう。
ここではラクダとの写真撮影だけ(有料)も行っており、約5分間の『ライド体験』は1人1500円(税込)となっている。
ラクダという生き物は中東方面で、主に野生で暮らしていた種を人間が家畜にして、荷物の運搬などに活用してきた歴史がある。
ただ、日本国内ではラクダは生息しておらず、このラクダはあくまで”観光用”に飼育されているラクダである。
日本はまだ涼しいから、住み易いラク!
そして目の前には、このように広大な砂丘の景色が広がっていた。
初めて鳥取砂丘を生で見たけど、想像していた以上にスケールが大きく感じた。テレビなどで見ている分には小さく見えていたので、これは実物を見た方が楽しめる場所に思えた。
ただこの鳥取砂丘はあくまでも”砂丘”であって、一部の人が勝手に想像してしまう”砂漠”ではないので注意である。
実際に海外の砂漠を見た事のない日本人からすれば、このように砂が一面に拡がっていて、更にラクダが歩いている光景だけ見ていると、ここが砂漠だと認識してしまう人が多いようだ。
目の前に広がる鳥取砂丘! 動画
そして初めて見た鳥取砂丘を目の前にして、嬉しそうな顔を見せるオカン。
しかし、この笑顔も数分後には消えてしまって、もう二度と戻って来ないような事態に陥るとは、想像も付かなかった、この時であった。。
今振り返ると、思いっ切り油断してたな・・・
そしてこの鳥取砂丘には、一部分にオアシスのように見える緑地部分もあった。
ただ、ここは砂漠ではないので、水が干上がって砂漠と化した砂地ではなく、ただ海側から押し寄せられた砂が打ち上げられて形成された砂丘なので、下から水が湧いてきてもおかしくないのである。
※鳥取砂丘のオアシスは、降った雨が溜まって形成されている。
そして今回の旅では、服を”鳥取砂丘カラー”に統一してきた。
帽子と靴は黄色い物を用意できずに悔いが少々残ったけど、逆に砂丘で黄色に身を染めると、背景の砂の色と同化してしまって、存在感が消えてしまう逆効果がある事に気付くのであったが。。
背景と同化した方が、敵からの攻撃を逃れる事ができるラク!
既に奥の日本海側の方にある高台『馬の背』部分に向かって歩いている人達の姿が、小さなご飯粒のように見えている。
この鳥取砂丘に来たのであれば、まずあの馬の背の高台に登るのが一般的なコースのようだ。
個人的には砂場よりも、こちらのオアシス的な緑地がとても気になる。自然に砂丘に出来た緑地なのか、それとも人為的に造られた緑地なのかが気になるポイントである。
そして我々もとりあえず、目の前に見えている『馬の背』に向かって歩いていく事にした。
ただ、この6月下旬はもう既に夏が始まっているので、この砂丘は暑さと共に強烈な日差しが照りつける過酷な場所になっている。その為に、日焼け止めや長袖の服を着用する、また帽子やサングラスなどは必需品となっている。
馬の背に向かうオカンの背中! 動画
この鳥取砂丘はまるで砂漠かのように勘違いしてしまうのには、このような足を踏みしめた足跡が直ぐに消えてしまうからかもしれない。日本海から吹き付ける風が結構強い為に、このような足跡は直ぐに消されてしまう。
そして夏場に鳥取砂丘を訪れる人は、本当に紫外線対策は万全にした方がいい場所である。
『真夏は逃げ場の無い、激熱な鳥取砂丘!』
都会と違って日本海沿岸は紫外線が強い場所なので、簡単に日焼けしてしまう。
『足元の砂も激熱で、上と下から暑さに攻められる鳥取砂丘!』
またこのように日差しを遮る障害物が何もなく、砂場に当たった陽射しが反射して、更に攻撃してくる。
『夏場は瞬殺で日焼けしてしまう、灼熱地獄の鳥取砂丘!』
その為に、油断していると次の日に必ず後悔してしまう程に日差しが強いのである。。
当日の夕方から、首回りがヒリヒリして痛くなりました・・・
今日のように天気がいい日だと、砂丘の景色がとても綺麗に見れていいのだが、その分照りつける陽射しが強烈なので、このような夏場には天気がいい日に砂丘を訪れるのも一喜一憂である。
人間は肌が弱くて大変ラク!
そして遠くから見ている分にはそこまで高くはないように思っていた「馬の背」だが、歩いて近づいてみると、意外と勾配があってその高さに驚いてしまった。
そしてこの馬の背に向けて登る坂ぐらいから風が強くなってきて、帽子を押さえながら登っているオカンの姿も見える。
油断したら帽子飛ばされるので、注意ですよ!
馬の背に登った人達が降りてくる様子を見ていると、みんな一応に頭を何かで隠しながら降りてくる姿ばかり見られる。
2018年5月にエジプトを訪れた事があるけど、エジプト並みか、それともエジプト以上の暑さを感じた鳥取砂丘であった。
天候次第で、エジプトより直射日光がキツいラク!
足場は砂場となっているので、ちょっと足を取られて歩きにくいものの、足が埋まる訳でもないので、何とか足を動かして坂を登っていく。
というか、登っていくしか馬の背に辿り着ける手段が無いので、歩くのみである。。
馬の背に向かう! 動画
そして砂丘の入口から約7分ほど歩いてきた所で、やっと「馬の背」の頂上付近が見えてきた。
『逃げ場のない「馬の背」に行く際には、徹底的に熱中症対策を!!』
なお、馬の背に登って見える日本海の絶景と、その後に起きるオカンのハプニングは次の回でお楽しみください!
こんな旅はまた次回に続きます!
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