鳥取旅行記 2022年6月下旬-18
旅行期間:2022年6月下旬(1泊2日旅)
大事な水分補給!
さて国内でも有数の山城ともなっている「鳥取城跡」で、山頂に造られていた本丸跡を見学して、その高台から眺める事が出来る景観を十二分に楽しんだので、これから登山道を戻って降りていく事に。
鳥取城の本丸跡から降りる
この山頂に造られていた本丸は、戦国時代に築かれた拠点でもあったが、江戸時代には藩政は下の山下ノ丸で行われるようになった。そして今では一部に倒壊しつつある部分もあるが、解体修理される訳でもなく、このように倒壊防止用のネットが掛けられただけで、放置されている箇所もあった。
解体修理も、予算と手間が掛かるラク・・・
そして登山道を登ってくる時は大変だったけど、帰りの下り道は楽である。
しかし、下り道は降りていく時に足が着地する際に、全体重が掛かってくるので、登る時よりも慎重に下っていく必要がある。
道を下っていくオカン! 動画
足元には落ち葉などがあったり、土砂で滑りやすい箇所もあるので、慎重に降りていくオカン。
ある整骨院の先生から、「尾てい骨が突き出ているから、お尻からコケたら折れる可能性があるから注意して!」と言われていた事もあって、より慎重に降りていたようだ。
私がコケて”尾てい骨”折れたら、アンタも困るんやデ!
足元が土砂で固まっていなかった所で数度足を取られたものの、特に大きくコケる事もなく、下の八幡宮があった場所まで降りてくる。
山下ノ丸跡まで降りてくる!
そして登る時は約30分掛かったが、下りは約18分程で戻ってきた。
早足で戻ればもう少し早く戻ってこれただろうけど、そこまで急いでもメリットはなく、デメリットしか無かったのでゆっくり慎重に戻ってきたのである。
個人的にはこの山下ノ丸跡からの景色をもう少し楽しみたかったが、既にペットボトルのお茶が切れてしまっていたオカンは、いち早く水分補給をしたかったようで、先を1人急いでいた。
しかし、こういった初めての場所では特に心に余裕を持っていないと、こういった道の脇に咲いていた珍しい花などに、目が行かなくなってしまう。
もうすぐ水分にありつける場所まで降りてきているので、今更急がなくても、ゆっくりこのような花を写真に撮って、じっくり見ておくのも大事かと思うが。。
そんな花なんか、興味ないわ!(怒)
そして先程、ガイドツアーの団体さんが見ていた「石切り場」にも立ち寄る。
この鳥取城が築かれている久松山には石切り場があった為に、築城する際に最も経費が掛かる石垣用の石を運搬する費用を節約できたようだ。
その石切り場に露出していた石の表面には、これから割られる可能性があった為に「矢穴」と呼ばれる穴が空けられているのも見える。
ただ、昭和に入ってからの鳥取城にある石垣の補修工事の際には、この久松山の環境を保全する為に、別の場所から採れた石が使われているという。
この鳥取城もここに来るまでは、全くその知識もなく、また期待していなかった事もあって、その反動でとても勉強になったし、珍しい城郭構造も見れたし、とても満足であった。
また、櫓などが復元した時に返ってきてラク!
こちらは二ノ丸の脇に造られていた、外見は櫓っぽい建物の雰囲気だったトイレである。
ちょっと油断してれば、これがトイレとは気付かない程に外見は和風だった。。
そして激アツだった6月末の鳥取城見学も、何とか足が痙攣する事もなく、また登山道でコケる事もなく、無事下の門まで戻って来れた。そして何よりも、野生の熊が出なかった事が一番喜ばしい事だったかもしれない。
そして次はこの城の麓に造られている博物館と仁風閣を見学する予定だったが、12時20分頃となっていて、オカンは食事&休憩したがっていた。なので博物館見学は後回しにして、近くで昼食を食べる事を優先する。
そして次の目的地であった、こちらの「鳥取県立博物館」内には一応レストランが併設されているので、面倒臭ければ、そのレストランで食べるという手もあった。
その鳥取県立博物館の脇に掲げられていた日本国旗と共に、風でなびいていたのが「鳥取県の旗」だった。
このハトに見えるデザインは、鳥取県の「と」と、「鳥」のイメージを合わせて作られたという。
ちなみに、鳥取市の旗は上のようなデザインになっているラク!
博物館内のレストラン&カフェは「カフェ・ダール ミュゼ」という名前で、このようなちょっと流行りが終わっているように感じる「タピオカ」のドリンクがイチ押しだったようだ。
タピオカはメッチャカロリー高いから、飲み過ぎたらダメですよ!
そしてランチもあるけど、このようにコテコテした洋食がメインのようで、暑さに疲れたオカンはもっと日本食のような”サッパリした物”が食べたいという事で、このお店はパスする事に。
そしていつも食べ物屋を探す際に時間が掛かる事もあって、先に水分補給タイムとする。
オカンはいつもこのようなアイスを食べたがるので、この自販機を薦めたけど、どうやら汗を沢山掻いた事もあって、ドリンクを飲みたがっていた。
普段はこのような自動販売機でまずアイスを買う事が無いけど、これも何かの機会だと思って、大阪市内に本社を置く「江崎グリコ」が販売する「セブンティーンアイス:サイダー味」(150円)を購入する。
このようなアイスは子供の頃によく「チューペット」を食べたけど、大人になってからは殆ど食べる機会が無くなってしまっている。
しかし、たまには普段と違う行動をする事で、新しい閃きや出会いがあったりするので、普段と違う事はどんどん積極的にやっていくに越したことはないのである。
そして久々にグリコのシャーベットアイスを食べている脇で、「ガボガボガボ~~~っ!」と大きな音を立てながら、冷たい炭酸飲料を旨そうに飲んでいたオカン。。
生き返ったわ~~♪
ただ、いつもと違って、この時期の鳥取市内は強烈な直射日光が照り付けていた事もあって、禁じ手のGoogleマップを使って、近くの良さげな「うどん屋」を先に調べておいた。
さすがに暑すぎでした・・・
その「うどん屋」さんは鳥取城から徒歩5分圏内だったので歩いて移動している途中に、こちらの「石谷董九郎 顕彰碑」という大きな石碑が見えてきた。
この「石谷 董九郎(いしがや とうくろう)」という人は、この鳥取県出身の実業家/政治家だった人物。鳥取県会議員から衆議院議員まで務めて、明治時代の終わりには「鳥取電灯」を創業し、鳥取市内で初めての電灯を設置するなど、地元に大きく貢献した人物のようだ。
そして前もって調べて置いた、こちらの「久松うどん/はなしょう」というお店にやって来る。
外で様子を一瞬だけ観察していると、旅行客よりも地元民のお客さんが多そうなお店で、入る前から好印象を感じたのである。
こんな旅はまた次回に続きます!
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