スリランカ旅行記:5日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日
コロンボ市内を散策
ここはコロンボ市内でも最も規模の大きい仏教寺院であるガンガラーマ寺院(Gangarama Temple)。世界中から寄進された置物や旅好きの住職が世界各地から買ってきた置物などがあって、他の寺院に比べると趣向が違って見所がある場所でした。
コロンボ市内にて
そんなガンガラーマ寺院での見学を終えて、最初に靴を預けた場所へ靴を取りに戻ります。
タイの寺院では建物内に入る時は靴を脱ぐ必要のある場所があったけど、スリランカは仏教寺院の敷地内に入るだけでも靴を脱ぐ必要がある。
元々はインドのブッダガヤで仏陀が悟りを開き、伝来を始めた仏教。そこからスリランカや東南アジアへと拡がっていった。しかしこのような関羽が神格化された像を見ていると、それぞれの国でも一口に仏教と言っても違いがあるのが分かる。
寺院の見学が終わってバスに戻ると、運転席にはアシスタント君が珍しくハンドルを握っていた。ゆくゆくはバスドライバーになりたいようだが、今は修業の身であるアシスタント君。
その後ろの席では、たまにはゆったりと休憩したいドライバーのお兄ちゃんが寝っ転がっていた。「今日はアイツに運転サセルゼ!」というような顔をしていた。
「Arpico(アーピコ)」スーパーでお買い物
そして近くにある「アーピコ・スーパーマーケット(Arpico Super Centre)」に立ち寄ります。ここはコロンボ市内でも特に大きい大型店舗で、何でも揃うので最後にお土産を買いたい人が立ち寄るには、最適な場所でもあります。大手旅行代理店のパックツアーだと、大体スリランカ(コロンボ)での最終日は時間調整も兼ねて、このスーパーに立ち寄る事が多いんだそうだ。
住所:2, 69 Hyde Park Corner, Colombo 00200
そしてそんなスーパーマーケットの入口では地元客は素通りだったけど、アジア系の海外観光客と見られる人にはこのようにちゃんと検温していた。この時点ではスリランカ国内には、中国人観光客1人だけのコロナ感染者しか出ていなかったが、意外とキチンと対応していた。
このスーパーマーケットは他の店舗に比べてもだいぶ規模が大きくて、こういったパックツアーではよく寄る場所のようだ。なので入口付近には他の日本人観光客団体の姿も見えた。
そしてこのスーパーマーケットで約1時間のフリータイムとなる。正直そこまでの時間は要らないけど、今日の観光はもう終了して、後は近くの夕食レストランで晩飯を食べて空港に向かうだけ。
もう既に紅茶を買ったし、お土産的にはもう買う気はあまりなかったけど、とりあえず店内を散策してみる事にする。去年は沢山買い過ぎた位のチョコレートだけど、スリランカ産の物はパッケージが安っぽいから、あまり美味しそうに見えない。。
このスーパーマーケットの敷地はとても広く、しかも1フロアだけの建物となっていて贅沢な造りである。
そしてまず日本では見かけないクリケットのバットが、このスーパーでは普通に置かれていた。
そしてこちらには去年大成功に終わった、ラグビーワールドカップ2019の公式ボールが展示されていた。ちなみにスリランカでのラグビー協会設立はなんと日本よりも古く1908年に創立されていて、今では世界ランクは47位だという。
そして南国スリランカでの名産品の1つでもあるココナッツミルク。スリランカの家庭料理では必ず食べるカレーには、殆どココナッツミルクが入れられているという。
そして既に紅茶は木箱の物を沢山買ったけど、こちらの棚に積み上げられていた缶の紅茶が目に留まる。
こちらの缶の紅茶はゾウさんのデザインになっていて、プレゼントには最適なパッケージになっていた。
という事で1缶800ルピー(約460円)の「Battler London」を、3種類購入する。左のは「オレンジ&シナモン」のフレーバーティーで、パッケージを見ているだけでも楽しめそうな紅茶缶である。
「Battler London」はスリランカのメーカーの紅茶。
スーパーマーケット内でお買い物途中のツアー参加者さん達と遭遇すると、みんなこのような小さい籠を持って彷徨いていた。最初の頃に試食したシナモン入りの辛いクッキーが、安かったので結構購入している人が多かった。
それとついでに買いたかったライオンビール。このスーパーではアルコールは専用ゾーンにしか置かれていなくて、会計も別。
最初は瓶ビールをお土産にしようと思っていたけど、自分で飲む訳ではなく、お土産としてプレゼントするつもりだったので、デザインがカッコイイ缶ビールを選ぶ。500mlのロング缶で190ルピー(約110円)である。
こちらがこの時に購入したライオンビールのロング缶(500ml)である。スリランカは「ライオンの国」とも呼ばれていて国旗にもライオンの絵が入っているだけに、このライオンデザインはスリランカっぽくて乙である。
ちなみにこのライオンビールはビールが好きな、去年のヨルダン&イスラエル旅行で出会った若手組2人と再会した時にプレゼント。
ビール好きな2人だったので、とても喜んでくれました!
コロンボ市内を散策
そしてとりあえず目的でもあったライオンビールを購入した後は、スーパーマーケット内で待っているのも面白くないので、近くを散策してみる事にしてみた。スリランカの国技は一応はバレーボールだというけど、空き地でやっていたのはクリケットばかり。さすがイギリスの植民地だけあった場所である。
そしてコロンボ市内はとても交通量が多く、全然車やスリーウィーラー(トゥクトゥク)などの車両が途切れずに走って行く。なので流石に信号を待って渡らないと、最初は怖い・・・。
コロンボ市内を走る車など 動画
この中央に見えるのはスリランカで一番高い建造物である「ロータス・タワー(Lotus Tower)」。2019年に完成した建物で高さは350mで、勿論展望台もありコロンボの街並みを一望できる。なお仏教国だけあって、蓮の蕾をイメージした形になっているという。
スリランカではバスは庶民の大事な足になっているけど、このように大混雑。詰め込んで乗っているし、空調が効いてないから窓は開けっぱなしになっているし。
コロンボ市内でバスに乗る人達 動画
こちらのビルはコロンボの銀行などが入っているようで、大きな建物であった。そんな建物などを見ながら歩道の車道寄りをフラフラと歩いていたら、後ろから先程のバスにクラクションを鳴らされた。すると歩道の真横を、そしてボクの約15cm横をバスが通り過ぎて行った・・・。
コロンボ市内を歩く 動画
道には一応信号もあったけど、警察官が道路の真ん中に立っていた。逆にこんな道路の真ん中に立っている方が、危なく見えてしまうけども大丈夫なのかな?!
混雑している道路で現地の慣れている人達は、信号が赤で車がどんどん走っている中でも平気で道路を渡っていた。さすがにまだそこまでの境地には辿り着いていないので、とりあえず信号が変わるのを待ってから渡る事に。
本当にボタンを押したら信号が変わるのか?怪しいボタン。スリランカだけに壊れてそうなイメージがある。
慣れない国の道で車道を渡る際は、現地の人々が歩いている直ぐ後ろについて渡るのが一番最適である。スリランカは車優先の国だけど簡単には人を轢きたくないので、信号がない道を渡ろうとする人を認識した運転手が、無意識にスピードを調整してくれるようだ。
狭い歩道には貧しいからか、バスを待つ人で溢れかえっていた。ある程度裕福な人間じゃないと気軽にタクシーや三輪タクシーには乗れないみたい。
こちらには「エンターテインメント・パーク」があって、スリランカっぽくない場所。海外に憧れる現地民達が遊びにやって来る場所のようだ。
コロンボ市内の混雑する道 動画
コロンボ市内を移動する
そしてロータスタワーに行こうかと思ったけど、集合時間に遅れると問題なので来た道を戻る。そして集合時間となりバスに乗り込み、夕食レストランへと向かう。そんな途中にコロン市内を走る電車が、目の前を通るのが見えた。
目の前を走るコロンボの電車 動画
スリランカの電車はこのように扉が閉まっておらず、しかもそんなドア付近に身を乗り出している人の姿まで見える。いつもこのように乗客が溢れる通勤時間帯は、女性は痴漢されるので乗れないという。そういう意味でスリランカでは女性専用車両が待望されているが、未だ実現の予定はないそうだ。
インドやスリランカなどでは、まだまだ女性の社会的地位が低いのが問題じゃ!
今までスリランカ国内を周ってきた都市とこのコロンボとは全然違う。さすがに500年前からヨーロッパの支配下にあった都市だけあり、見回すと高層ビルディングだらけ。
この辺りは海辺に近く、ポルトガルがゴールよりもスリランカ中央部に近いコロンボの街を進出拠点とした。そしてスリランカ王朝からの攻撃に対しても、味方の艦隊から大砲で射撃できる海近くの場所に街が造られた。
コロンボ市内の景色 動画
この先には首相官邸があり、この時は抗議デモ活動が行われていた。中国資本が大量に投下されて実質中国の支配下に陥っており、また貧富の差が拡大して社会問題になってきているので、それらの解決策に対して市民は不満を抱えているようだ。
そして景色が素晴らしい海岸沿いには、新しく大きな高層ビルが建築ラッシュで何軒も造っている途中の姿が見えた。
こちらの星条旗が立っている建物は、アメリカ大使館である。
そしてバスが目的地に到着し、こちらの建物の中へ入って行くよう言われる。
そしてここからエレベーターで上がったレストランが本日の夕食会場で、コロンボでも人気のカレー専門店だそうだ。
そんな様子はまた次回に続きます!
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