スリランカ旅行記:5日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日
最期のスリランカカレー
さて、遂にスリランカ旅行で最後の食事となってしまいました。訪れたのはコロンボ市内にある、人気のスリランカカレーが食べられるレストランです。
コロンボ市内にて
そしてエレベーターに乗って4階のレストランに到着します。同じエレベーターに居合わせた地元の高校生の男女は、どうもこのレストランのバイトのようでした。
スリランカカレーで最後のディナー
さてレストランに到着したのは18時50分頃だったのですが、ちょっと早く来過ぎたようでまだ料理の準備中でした。なのでちょっとここで待ちぼうけかと思っていたら、添乗員さんから「ちょっと注目!」と声が聞こえます。
するとここの空き時間を使って、ツアー参加者さんの1人である”マジシャン会長オジサン”がなんと得意のマジックを皆さんに披露したいとの事で、急遽マジックタイムとなります。
”マジシャン会長オジサン”とは旅行中に仲良くなったけど、マジックが得意とかは一言も聞いていなかっただけにちょっとビックリです。
レストランでの待ち時間もちょうどこれで潰せるし、ちょっとした旅行のオプションのような感じでツアー参加者さん達は”マジシャン会長オジサン”のマジックを見守ります。
まずは紙コップと小さいボールを利用したマジックを披露してくれます。72歳の”マジシャン会長オジサン”は、これらのマジックをしだしたのは60代に入ってからだとか。
だからか、テレビで見る切れ切れのテクニックを持つマジシャンというよりかは、”失敗しないかをハラハラしながら見守る”マジックのような感じに思えます。
この怪しい動き自体が、このマジシャンの演出なんじゃ!
”マジシャン会長オジサン”のマジック 動画
そして次に披露するのはカードマジック。まずは自分が使うカードを、何も仕掛けが無い事を知らせる為にカードをこちらに渡してきます。こちらのカードは京都銀行に貰ったカードだという。
このカードは特に仕掛けが無く、普通のカードのように見える。
ツアー参加者さん達にもカードを配り、何もない事を確認をしている様子。
そしてツアー参加者さんにだけカードの数字を見てもらい、そのカードは見ていない”マジシャン会長オジサン”がその数字を当てるというマジック。一応怪しそうな手際だけど、何とか正解する。ただ見ていたツアー参加者さんのあるオジサンからは、ネタばらしの声が飛んできたり、周りのヤジに苦しみながらマジックを披露する”マジシャン会長オジサン”。
そして約15分に渡るマジックタイムを何とか無事終えて、嬉しそうな顔をしている”マジシャン会長オジサン”。普段は子供達相手にマジックをする事が多く、子供達はとても目を輝かせて喰いついて見てくるらしい。
ただし今回のツアー参加者さん達は個性が強い人が多く、マジック途中から難癖をつけてくる人も居た。そんな前でマジックを披露した”マジシャン会長オジサン”からは「もうアナタ達の前ではマジックをしません!子供達の方が素直でいいわ!(笑)」との事。
疑うばかりの大人も昔は、純粋で素直な子供時代があったんじゃが・・・
ただ手際が怪しかったけど、何だかんだでマジックを見守ったツアー参加者さん達も”マジシャン会長オジサン”の手品の仕組みが知りたかったみたい。なのでマジックが終わった後に、どんな種が仕込まれていたのかを確認していた。
そんなマジックを鑑賞している間にすっかりレストラン内では食事の用意が出来ていた。こちらはスリランカカレーの専門店なので、このようにズラ~~っと15種類程のスリランカ・カレーが並べられている。
カレーの人気店の様子 動画
中にはこのように蟹の身がそのまま入れられているカレーもある。スリランカではカレーと一口に言っても、ドロッとした物よりもスープカレーに近いサラッとしたカレーもある。
スリランカでは最後の食事となるので、皆さんそれぞれに最後のスリランカ料理を存分に味わおうと、料理を選んでいる最中のようです。
今回の旅行日程は6日間だけど、実際にスリランカを観光したのは4日間。旅を共にする時間が長ければ長くなる毎に親交は深くなるけど、これでこの旅行も終わりである。
こちらでは楽しいマジックを披露してくれた”マジシャン会長オジサン”の姿が見える。カードなどのマジック用品を持って来ていたという事は、スリランカに来る前からマジックを披露する気が満々だったのだろう。
さて最後の晩餐は流石にスリランカカレーを多めに取ってみました。ここではカレー1個1個に札が置かれており、そのカレーの辛さが表示されていました。地元の人達も訪れる為に、今まで訪れてきたレストランよりも辛いカレーが置かれているそうだ。
そしてスリランカで飲むライオンビールも、これで終わりかと思うと残念である。こちらは大瓶で800ルピー(約470円)なり。
そしてまだ食べれそうだったので、何がいいかなと思っていたら”ミャンマーお兄さん”が「これ、なかなか美味しいで!」とオススメしてくれたのを貰いに行く。
カレー屋でアーッパの料理中 動画
このお兄さんが焼いてくれているのは、「アーッパ(Appa)」という米粉の生地を焼き上げたスリランカ料理だという。
そしてそれに玉子を入れたVerは「ピッタラ・アーッパ」とも呼ばれているそうだ。
生地はふわふわな触感で、外側はパリパリで内側はサクサクといった感じで意外と美味しい。さすが”ミャンマーお兄さん”がオススメしてくれただけある。
この中にカレーを入れて食べるのも良さそうだったけど、既にこれでお腹は一杯になってしまった。。
ビール代800ルピーを支払い、手元に残ったのは240ルピー。もう買い物はしないし、チップでドライバーさんにあげようかと思ったが「これじゃあ少ないな~~」と思って、結局使い道がないまま日本に持ち帰ってしまった。
こちらでは毎食後に必ず歯を磨く”社長風オジサン”の姿が見える。歯という物はとても大事な物で、キチンと管理していれば一生ものになる。
こちらがコロンボ市内でも人気だという、カレー専門店「Raja Bojun」でした。入口には大きなゾウさんの模型があり、耳がピクピクと動いてましたね。
空港へ向かう
そして夕食を食べて満足した後は、帰路に着く為に空港へとバスは向かいます。そしてこのスリランカ旅で最初から最後まで同行してくれた、現地ガイドのパリタさんが「スリランカはとてもいい国です!また皆さん是非スリランカに来てクダサイ!」と締めの挨拶をしていた。
実際に訪れてみると、スリランカはとてもいい国だという事が分かるんじゃ!
そしてスリランカにやって来た時に到着した、ネゴンボ近くにある「バンダラナイケ国際空港」へとバスは到着します。
今回は6日間の日程だったのでボクは久々に小さいスーツケースを持って来たけど、大きいスーツケースを持って来ている人もチラホラといた。
バンダラナイケ国際空港でチェックイン
さてまずは空港の入口で荷物のセキュリティーがあります。ただここでは検温などのコロナ対策は、何もしていなかった。まだこの2月前半のスリランカではスリランカ人にコロナウイルス感染者はいなく、中国からの観光客1人だけしか発症していなかった。
問題なく全員セキュリティーを通り抜けて、空港内へと進んで行きます。
そして今日購入したお土産を入れたり、着替えなどを出したりする為に、空港の端っこでスーツケースを開けるツアー参加者さん達。
特に問題なくチェックインは完了したものの、今回のツアー参加者さん達の中に”クセが強い”人が数人居たので、先々へと勝手に進んで行く人や「着替えるから30分程ください」という人が居たりで、常にバタバタしていた添乗員さんもてんやわんやの状態でした。。
帰りもシンガポール航空でシンガポールのチャンギ空港経由です。そして特に問題なく、通路側の座席をゲットします。
前方の通路側の席に座りたかった”マジシャン会長オジサン”は、常にこのように英語で書いた紙を持っているとの事。この紙を見せた甲斐があって、無事前方の通路側の席を確保できたようでご満悦の笑みを浮かべる”マジシャン会長オジサン”であった。
ここではマジックは使わなかったんじゃな!
この時点のスリランカでは中国人観光客が大幅に減っていたし、国内では全然コロナウイルス感染者がいなかったので、マスクを装着している人は少数だった。
こちらは出国審査ゲートの前に置かれていた出国カードだけど、こちらは我々が出国する際には必要ないとの事。
こちらの”常に笑顔の奥様”はスリランカで沢山のお土産を買えたようで、ご満悦だったけど日本に帰国してからお腹を壊したそうな・・・。
無事出国審査を終えて、空港の内側にやって来ました。こちらは昨日ゴールの街で寄り道した「SPA CEYRON」のお店があります。
ラウンジで休憩する
そして空港内でビールを飲みたかったが”マジシャン会長オジサン”に誘われて、一緒にナンプレを隣に座ってする事に・・・。久々にするナンプレは思った以上に頭の回転が必要だったので、なかなか上手くいかずに半分ほどが失敗した。そしてある程度ナンプレをした後に、ラウンジに向かう。こちらはプライオリティパスの使えるラウンジである。
こちらの冷蔵庫には缶が沢山入っていた。そして勿論ボクが選んだのは・・・
このライオンビールですね!
ラウンジ内でツアー参加者さん2名が居たので、色々とお喋りしながら過ごす。後で添乗員さんに聞いたら、一緒にナンプレをしていた”マジシャン会長オジサン”が「ず~~っとアナタの事を探してましたよ!」と言っていた。一応「ラウンジに行ってビールを飲んできます!」と”マジシャン会長オジサン”に言ってきたけど、直ぐに戻ってくると思っていたのかもしれないな。
さていよいよスリランカを出発する時刻となります。ラウンジにいたツアー参加者さんの1人である、とあるオジサンが「もう荷物検査はないよ!」と言っていたので半信半疑だったけど、ミネラルウォーターを2本パクッて来ていた。だがこのように残念ながら飛行機に乗る前に荷物検査があったので、渋々ミネラルウォーターと別れを告げる事に・・・。
こんな旅はまた次回に続きます!
よければ下記ブログ村のボタンをポチッとお願いします!
↓↓↓↓スリランカ旅行記:初回↓↓