【スリランカ旅行記㊷】チャンギ空港の無料参加ツアーでマーライオン像見物

スリランカ旅行記:6日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日

予期せぬ出会い

スリランカの空港に待機しているシンガポール航空の飛行機

さてスリランカ旅も遂にスリランカを旅発つ時がやって来ました。現地時刻はただ今0時18分で日程最終日となりました。

 

スリランカを出発し、シンガポールへ向かう

スリランカの空港に待機しているシンガポール航空の飛行機に乗り込む人達

シンガポール航空の飛行機の出発予定は0時45分です。空港内ではナンプレも楽しんだし、ラウンジでツアー参加者さんとビールを飲みながらお話もしていたので、意外と待ち時間は長かったものの、あっという間に過ぎた印象です。

 

スリランカの空港に待機しているシンガポール航空の飛行機に乗り込む人達-2

いつかは乗りたいビジネスクラスだけど、収入が殆ど無い人間はそんな贅沢は出来ませんね。まあ特にエコノミークラスに乗っても全然不満に感じないので、わざわざまた選ぶ必要性も無いという事もあり、今回も当然の如くエコノミークラスである。

 

スリランカの空港に待機しているシンガポール航空の飛行機のビジネスクラス

こちらはシンガポール航空A350-900のビジネスクラス。飛行機の前方から乗らされる時は、このようにビジネスクラスの人達を見せ付けられるようなイメージがある。もし自分がビジネスクラス客の立場であれば、エコノミークラスは後ろの扉から機内へ入れて欲しいと思うだろうな。

 

スリランカの空港に待機しているシンガポール航空の飛行機の機内

今回のスリランカ旅がシンガポール航空を利用したのが初めてだったけど、特に男性CAさんの対応が良かった印象がある。機内で最後尾のトイレに行ったら、行く度にわざわざ男性CAさんがトイレの扉を開けてくれた。そういう意味では何回か海外旅行に行き出すと、それぞれの航空会社のサービスの質がだんだんと見えだしてくる。最初はエミレーツ航空が五つ星みたいな感じで宣伝していたけど、それは昔の事で今はどんどん質が低下しているようだし。

 

シンガポール航空の飛行機で配られた入国カード

それはともかくまずは順調にスリランカの地を飛び立ちます。こちらの紙はシンガポールの入国カードで、乗継だけの場合は記入不要ですが、今回は乗継時間が約6時間もあるので空港主催の無料ツアーに申し込んでいる。でその無料ツアーでシンガポール市内を観光する際に一応入国するので、この入国カードを記入する必要があるのだ。

 

シンガポール航空の飛行機で配られた入国カード-2

さてその前にまずはタイガービールを飲みながら、しばしの間、楽しかったスリランカの思い出を回顧する。そして旅の回顧が終わった後はこちらの入国カードに記入していく。

 

シンガポール航空の飛行機機内

こちらの機体は「エアバス:A350-900」である。こちらの飛行機エンジンは、なんと車で有名なロールスロイス車が製造しているという。

 

 

 

シンガポールに到着!

シンガポールのチャンギ空港に到着

そしてスリランカのバンダラナイケ(コロンボ)国際空港を飛び立った後は約4時間で、中継地点であるシンガポールのチャンギ空港に到着します。10時間を超える長時間フライトに慣れているので、4時間だとあっという間に感じてしまいます。

 

シンガポールのチャンギ空港に到着しターミナル間を移動する

そしてまずはツアー参加者さん達全員で、日本への便が出発するゲートのあるターミナルまで一緒に移動します。

 

シンガポールのチャンギ空港に到着しターミナル間を移動する-2

ただ今回の乗継は飛行機がシンガポールに予定よりちょっと早く到着したので、何と7時間もあります。軽く仮眠できるレベルの待ち時間です。

 

シンガポールのチャンギ空港にある無料ツアーの看板

そしてチャンギ空港にあったこちらの看板がこれからボクと数名の人達が参加する、チャンギ空港とシンガポール観光庁が合同で主催している『FREE SINGAPORE TOUR』の看板。

 

シンガポールのチャンギ空港に到着しターミナル間を移動する-3

今回はチャンギ空港での待ち時間が長い為に、わざわざ旅行会社側からシンガポールの無料ツアーに参加したい人を募って申し込んでくれた。申し込みは空港に到着してからでもいけるようだけど、ただ参加枠が全部埋まってしまう可能性もあるので、確実に参加したいのであれば事前にネットで申し込んだ方がいいようだ。

 

シンガポールのチャンギ空港にあるルイヴィトンの免税店

ボクは一切興味が無い海外ブランド品だけど、これだけ多くの所で出店していて、それで割に合うのか?と思ってしまう程全世界でよく見かける。

 

シンガポールのチャンギ空港のターミナル3に到着

まずはツアー参加者さん達と解散場所まで向かい、搭乗時間までフリータイムとなる。

 

シンガポール市内の無料観光にて

シンガポールのチャンギ空港内の無料ツアー参加窓口

そしてチャンギ空港内に何箇所かある、こちらの『FREE SINGAPORE TOUR』と看板があるブースで申し込む。

 

チャンギ空港で足漕ぎ式充電器を利用する人達

隣では環境に優しい国シンガポールだけに、このように自転車のペダルを回して自己発電する充電器が設置されていた。

 

チャンギ空港で足漕ぎ式充電器の説明

「POWER CYCLE」という、運動にもなるし、スマホの充電にもなるしと一石二鳥の発明品である。

 

チャンギ空港で足漕ぎ式充電器を利用する人達-2

こちらのサリー姿のインド系女性は楽しそうにペダルを漕いで充電していたけど、満タンになるまではだいぶ時間が掛かりそうな位に、ゆっくりとしたスピードで漕いでいた。。

ブッダ君
ブッダ君

楽な発明品が溢れる現代人にとっては、最初だけしか楽しくない充電コーナーなんじゃ!

 

シンガポールのチャンギ空港内の無料ツアー参加窓口で受付を行う

無料ツアーの受付窓口でパスポート乗継飛行機の搭乗券入国カードを提出し、チェックを受けます。ただ意外と簡単に受付が進むかと思いきや、少々時間が掛かります。ちなみにこの無料ツアーは、乗り継ぎ時間が5時間30分以上ないと参加できません。

 

 

シンガポールのチャンギ空港内の無料ツアーに参加し離団書を書く

そしてクラブツーリズムの旅程に無い行動をするので、離団書に日付と名前をサインして添乗員さんに渡します。なお勿論この無料ツアーには、添乗員さんは付いては来ません。

 

チャンギ空港内のソファーで寝るオジサン

そして無料ツアーの手続きを終えて、その集合場所付近で待っていたら、近くのクッションでごろ寝している”社長風オジサン”が見えます。

週に2日山登りして、体はしっかりしていて元気そうでしたが、さすがに歳には勝てないようでした!

 

 

シンガポール市内へ出発!

チャンギ空港の無料ツアーに参加

今回のシンガポール市内無料ツアーの出発時間となりました。今回は30~40人の参加者で国籍は色々混ざっているようです。案内してくれるのはこちらのオジサンで、勿論会話は英語です。

 

チャンギ空港の無料ツアーに参加し、空港を出発

そしてまずはシンガポールに入国する必要があるので、イミグレーション(入国審査)へと向かいます。

 

チャンギ空港の無料ツアーに参加し、空港を出発-2

今回のシンガポール無料ツアーに参加したスリランカ旅行組は、ボクを含めて6名。そんな中で最も年齢が若いボクが、知らぬ間というか、必然的にツアーリーダーもどきに選出されます。

 

チャンギ空港の無料ツアーに参加する人達

まずは入国審査を済ませた場所で、無料ツアーに参加する人達全員が集合するまで待ちます。するとマスクを付けた日本人のような女の子が居たので話しかけてみたら、その子もスリランカへ旅行していてその帰りに無料ツアーに参加してみたとの事。

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗るバス

こちらが無料ツアーで使われるバスです。席は自由席ですが2箇所立ち寄る場所では「必ず自分の荷物は全部持って降りるように!」「バスが動いている時は絶対に席を立たない!」という注意点をガイドさんから言われました。

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから見えた景色

という事でちょっと天候が怪しかったシンガポールの街。しかし結局はバス移動中に少し降っただけで、肝心の場所を見学する時は雨は降らずでした。

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから見えた景色-2

バスが走り出すと案内役のガイドさんが色々と英語で喋り出します。そのガイドさんが喋る様子はバス内を盛り上げる為にか、自分で「ヒャッハ~~!」とか叫んだりする様子だったのが、まるでロボットのように見えた。そんな様子を見ながら、先程知り合った同じくスリランカ帰りの日本人の女の子と爆笑しながらバスは進んで行きます。ちなみにこの女の子は東京から1人で”アーユルヴェーダ”を体験しに、3泊5日の旅でスリランカ旅行していたとの事。

 

スリランカ伝統のアーユルヴェーダ(Āyurveda)を受ける女性の姿

そんなスリランカ旅の動機は、海外旅行に行くのが好きでかつ腰が痛いのでその治療を兼ねて伝統的な”アーユルヴェーダ”を体験してみたかったとの事。ついでにコロンボで行われた”ナワン・ペラヘラ祭”はホテルの部屋から、真ん前の通りを行進する様子を眺める事が出来たんだとか。

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから見えた「マリーナベイサンズ」

バスが走り出して約20分程すると、前方に「マリーナ ベイ サンズ(MARINA BAY SANDS)」が見えてきます。今まではテレビでしか見た事がなかったので、さすがに肉眼で見える距離になると自然と興奮してきます。

 

マリーナ ベイ サンズ周辺を走るバス 動画

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから見えた「マリーナベイサンズ」と観覧車

そしてマリーナベイサンズの近くに見えてきたのは「シンガポール・フライヤー(Singapore Flyer)」という、2008年に開業されたアジアで最大の観覧車である。なお完成当時は世界で一番大きい観覧車であったが、2014年にアメリカで造られた観覧車に高さを抜かれたそうだ。

 

最高到達点は約165mで、一周は約30分も掛かるそうだ。ちなみに大人一人の料金は約2,500円程。

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから見えた「マリーナベイサンズ」-2

そしてマリーナベイサンズとこんな近い距離までやって来ます。無料ツアーだったのでドコに行くかはあまり気にしていなかっただけに、これだけ近づけるとなると結構嬉しい。

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから見えた景色-2

横に座った日本人の女の子は大学院で英語を専攻していて、日常会話レベルの英語は問題ないとの事。なのでバス車内で現地ガイドさんが次々に英語で喋る内容に、「へぇ~~」とかと答えて理解していた。そしてそれに負けずに現地ガイドの喋る事に相槌を打っていただけのボクの事を、「てっきり英語、理解していると思いましたよ~!」と言っていたが、ボクは僅かにしか理解できない英語レベルなのです。

「だから言葉は分からないけど、”相槌”は大事だ!」とこの女の子に熱く説くのであった・・・

 

チャンギ空港の無料ツアーで乗ったバスから降りる

そしてこの無料市内ツアーでは2回のバスSTOPがあります。ここでは25分間の自由見学で、このバスに自分で戻ってくる必要がある。

 

チャンギ空港の無料ツアーで行ったシンガポール市内

近くには高層ビルディング群が立ち並ぶ場所。とりあえずみんなが進んで行く方向へと、歩いてみる事にする。

 

チャンギ空港の無料ツアーで行ったシンガポール市内の橋をくぐる

こちらの天井が低い道路の下を進んで行くようです。

この先には何があるのでしょうか??

 

チャンギ空港の無料ツアーで行ったシンガポール市内の橋の下で座禅をするオバサン

するとそんな道路の下で悟りを開こうと、座禅を組んでいるオバサンの姿が見えます。かの仏陀は菩提樹の下で悪魔からの誘惑を振り払って悟りを開いたとされているが、このオバサンは道路の下で悪魔からの誘惑を振り切ろうとしていたのかな?!

 

チャンギ空港の無料ツアーでマリーナベイサンズを眺める

そしてこの道路の下を抜けると、目の前には先程近くで見えていたマリーナベイサンズの建物が見えてきました。屋上のプールは宿泊客にしか立ち入れない場所で、とても景色のいいプールみたい。

 

シンガポールで一番の景色 動画

 

チャンギ空港の無料ツアーでマリーナベイサンズを眺めるオジサン

この無料ツアーに参加していた”マジシャン会長オジサン”は、大事な場所でスマホの電池が切れたようで、1人慌ててモバイルバッテリーで充電を始めていた・・・。

 

チャンギ空港の無料ツアーでマリーナベイサンズをバックに記念撮影

そしてこの無料ツアーで出会った女の子と、マリーナベイサンズをバックにツーショット写真を撮る。

ご時勢的にあえてマスクを付けたまま、写真を撮る!

 

チャンギ空港の無料ツアーでマリーナベイサンズ周辺に見える高層ビルディング群

そして右手に目をやると、高層ビルディング群の手前に口から水を吐いている小さな像が見える。

もしかして、アレはまさか・・・・・?!

 

シンガポールのマリーナベイサンズ周辺に見える高層ビルディング群

そうです、これがあのシンガポールで一番有名な「マーライオン(Merlion)」である。現在シンガポールには全部で6箇所にマーライオン像が設置されているそうだが、一番有名で写真で出てくるのはここの像である。

 

 

シンガポール中心部にあるマーライオン像

”世界3大がっかりスポット”とも揶揄されるマーライオン像。今回この無料ツアーに参加しなかった人で「昔マーライオン見た事あるけど、思った以上に小さかった・・・」と言っていたっけ。

ちなみに他の”世界3大がっかりスポット”は、ベルギー・ブリュッセルの「小便小僧」と、デンマーク・コペンハーゲンの「人魚姫像」だという。これらの像は有名になり過ぎて先に何回も写真で見ているので、どうしても勝手に脳内で、ある程度の大きさを想像してしまうのだろう。

だからガッカリする像ではなく、”妄想し過ぎた像”という表現の方が合っているかも?!

 

シンガポール中心部にあるマーライオン像で記念写真

そんなシンガポールで一番の観光スポットでマリーナベイサンズをバックに、マーライオンの水を受け止める25歳の日本人女子。熊本県出身で今は東京の建築関係の会社で事務をしていて、将来的には海外で働きたいという夢を持っているそうだ。

彼女は大学の卒業旅行で友達数人と南米旅行をしたが、グループ旅行だと自分の思う通りに行動が出来ずに他人に合わさざるを得なくて、それが不満だったそうだ。なのでそれ以降は自分1人で海外旅行しているという。そして、そんな彼女から言われたのは「お兄さん見た瞬間、めっちゃバックパッカー感出てましたよ!」と。

まだバックパッカー旅、した事がないんですが・・・orz

 

シンガポール中心部にあるマーライオン像-2

サンスクリット語で”ライオンの街”と名付けられたのが、シンガポールの由来だという。そういう意味ではライオン繋がりでスリランカとシンガポールの両国に、特別な絆を感じた。

 

シンガポールのマーライオンとマリーナベイサンズが見えるスポット

このマーライオンは高さ約8mもあり、ボクの場合は「思っていた以上に小さかった!」と聞いていたから、逆に大きく見えたのであった。

 

シンガポール中心部にあるマーライオン像周辺の橋

そしてシンガポールで一番の観光名所に辿り着いて、その景色に喜んで写真などを撮っていたら、いつの間にか集合時間の5分前となる。なので急いでバスに戻る事にしたけど、”マジシャン会長オジサン”はマーライオン近くで嬉しそうにまだ写真撮影をしていた。だから「会長~~、早くバスまで戻りましょう!」と遠くから声を掛けるも、楽しそうに写真を撮っていたのでとりあえず先にバスへ向かうとする。

 

シンガポール中心部で眺めるマリーナベイサンズ

途中から駆け足でバスに戻ったものの、集合時間にはほとんどの人が帰って来ていなかった。多分毎回ここで降りるとみんなこの有名な景色に心が躍り、写真撮影などに夢中になるのでみんな遅れて帰ってくるみたい。
結局5分後位に全員が集合したけど、それを見ていた現地ガイドさんから「次のバスSTOPでは、キッチリ時間通りで出発しますよ!」と警告していた。

てっきりキツ目の警告かと思っていたけど、実際に集合時間に遅れたツアー参加者を置き去りにする様子を後程、目の当たりにする事になるのであった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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