スリランカ旅行記:3日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日
スリランカの伝統?!
威厳のある都市キャンディ
スリランカのシンハラ王国時代で最後までヨーロッパ勢に抵抗したキャンディ王朝。今では世界遺産に登録されているキャンディの街に入ってきて、まずは伝統的なキャンディアン・ダンスを鑑賞します。
キャンディアン・ダンスショー
音楽は主に太鼓でリズムを取り、このようなキャンディ伝統の衣装に身を包んで踊りがスタートします。
キャンディアン・ダンス④ 動画
こちらスリランカではスレンダーな体型の女性よりも、このように敢えて脇腹のお肉がはみ出ている体型の方が人気があるのです。
キャンディアン・ダンス⑤ 動画
キャンディ王国も一時期、日本のように鎖国をしていた時代もあったけど、このお皿を回す芸は鎖国しようが関係なしにドコの国でも行われているみたい。。
キャンディアン・ダンス⑥ 動画
そしてこのキャンディアン・ダンスの中で一番面白かったのが、こちらの仮面を被った踊りであった。
キャンディアン・ダンス⑦ 動画
このダンスでは客席まで仮面を被ったダンサーが降りてきてくれて、我々お客さんの手前までやって来る。まるで東北の”なまはげ”みたいな演出である。
そして狙いを付けたお客さんの前まで来て、「キェ~~~!」というような奇声を上げて楽しませてくれる。なまはげみたいに悪い素行の子供達を叱りつけるかの如く。。
ただダンスの会場がホテルの中だったので、壁とかは特に装飾や絵もなく、白い無機質なバックの中で黙々と踊るダンサー達。
そして最後となる、こちらのダンスが一番の見せ場のようだ。帽子に付いた長い尾っぽのような紐を回したりと、結構忙しい。
キャンディアン・ダンス⑧ 動画
そして最後はオールスターで踊りを繰り広げます。
そして決めポーズで終了。でもどうも女性ダンサーのお腹の出っ張りが気になってしまう。あれは普通に生活して出たお腹か? それとも敢えてダンサーとして無理やりお腹が出るように、食生活などを調整しているのだろうか?
そしてショーが終わり、ガラ~~ンとしたステージ。てっきり終わりかと思ってトイレに行って帰って来たら、ホテルの表が賑やかになっていたので向かう事にする。
するとこれまたよく見るファイアーダンスを外で行っていた。日を取り扱うダンスだけに、ホテル内では禁止されているのだろう。
最終的にはこのようなファイアーダンスが、一番の見世物だったように感じたんじゃ!
キャンディアン・ダンス⑨ 動画
このファイアーダンスは歩道だけでは収まらず、何と車道にまではみ出して行っていた・・・。
嬉しそうに棒の先に付いた火を舐めるダンサー達。昔は勇気の証明という儀式だったのかもしれないけど、今の時代の人間から見ると「わざわざそんな事をして、何になるの??」と思うようなダンスである。。
ロウソクとかで燃えている火で一番熱いのは、一番外側で空気と面している燃焼部分。だからロウソクの火を指で消す時には、下の方から指を入れて芯部分を挟んで消すとあまり熱くないという。
さて約50分に渡るキャンディアン・ダンスショーが終了しました。ホテルの前にはダンスを見に来たお客さん達の車が4重位に停められていたので、ショーが終わった後も直ぐにバスは出発する事が出来なかった。。
そしてしっかりした生地のTシャツなどを安く販売しているというお店に、時間があるのでこれから寄り道するという。
服のお土産店にて
こちらの建物の2階がこれから訪れるシルク生地などを扱っている服のお店。サリーを無料で試着させてくれるサービスもあるという。
住所:800, Peradeniya Road, Kandy, Sri Lanka
横には宝石を扱っているお店もあって、この辺はパックツアーで訪れるような場所だろう。スリランカは宝石の産地として有名だけど、宝石を買う時は慎重に!
そんなお土産店よりも近くに見えたこちらの看板の方が気になった。こちらには日本語で「食べましょう(Thabemashou)」という、面白い店名の日本食というよりはアジア食が楽しめるお店のようだ。
後日目を通したスリランカで日本語にて発行されている無料情報誌「スパイスアップ(Spice Up)」にも、このレストランの事が載っていた。
「Silk Gardens PVT LTD.」がこれから訪れるお店、建物の2階にある。
1階はモロッコでよく見た革製品が沢山置かれていた。ひょっとしたらモロッコからの輸入品だったかもしれない。
そして2階の部屋に遅れて入ると、早速現地スタッフさんによる日本語での説明が始まります。こちらのスタッフさんも上手な日本語を操って、流れるように商品説明をしてくれましたね。
こちらは100%シルク生地を使っていて、肌触りがとてもいいという。
日本語を話すスタッフさんの商品説明 動画
それ以外にも高品質でお値段はリーズナブルなTシャツも置いてあるという。スリランカらしく、このようにゾウさんのイラストが入ったTシャツが一番人気なんだとか。
今日の午後に訪れたスパイスのお店で商品説明をしてくれたオジサンよりかは日本語が下手だったけど、それでもスリランカ人として充分な位の日本語で喋ってくれたお姉さん。
「さあ、もっと近寄ってクダサイ!」と言われたので、50cm位の至近距離まで近寄ってみた。
ここも日本人のパックツアーでよく客さんが来るようで、店員さんが片言の日本語を操って、マンツーマンで襲いかかってきます。上に見える黒い生地にキラキラした装飾で描かれた絵がここでも置いてあって、眺めていたら店員さんが「コレ、いい物ヨ!安い!買った方がイイ!」とエラく勧められました。しかし個人的には小さいのが欲しかったのですが、意外と小さいサイズがなかったので断念。。
お店の奥に進むと、シギリヤロックが背景になっている垂れ幕を発見します。奥には日本人女性の親子が居て、サリー姿で写真を撮っていました。
結構派手な色使いをしていそうなスリランカの服のデザイン。しかしボク好みの色合いのTシャツは残念ながら置いてなかった。
このお気に入りである”オハバーTシャツ”位の真っ黄色の生地があれば即購入するんだけど、このような明るい蛍光色の生地は無かった。。という事でここで腰巻きを借りて、シギリヤロックを背景に記念写真を撮る。
そして見た目以上に面白かったのが、ボクに付きまとっていたこちらのお姉さん。片言の日本語を喋れて、派手なデザインの商品を色々と探してくれたけど見つからなかった。
そこで入口付近にあった派手なデザインのズボンを見つけて試着してみた。すると「これはちょっとココ(股下)がキツイデスヨ!」と言ってくれたので、ボクが「そうやな、チン〇ンが当たるな~!」と返したらその言葉に何故か反応したお姉さん。
そんな面白いお姉さんの接客もあって、ついついズボンを3着もご購入。ただここのズボンは派手な蛍光色だと、初めて洗濯した時の色落ちがとても激しいのである。なので洗濯時は注意する必要があります。
さて一通り店内を見回った人達が奥でサリーに着替えて、記念撮影を行っている。このサリーはインドの伝統的な服装だと思っていたけど、実はまだ100年ちょい位の歴史しかないんだとか。
そしてインドのエリート層がスリランカにサリーを持ち込み、それに憧れた大衆がサリーを着始めたという。今でも女性の国会議員はサリー着用が制服のようになっているらしいけど、近年はサリー離れが始まっているようだ。日本でいう着物のように手間がかかるので、面倒くさがりの現代っ子にはあまり着たがらないようだ。
サリーは文化ではなくて、ファッション的な扱いになっているようじゃ!
こちらの”ミャンマーお兄さん”も嬉しそうに、このお店のTシャツを着て記念撮影中。こちらの”ミャンマーお兄さん”は今回は両替は5000円分しかしなかったけど、帰りのコロンボ空港で余ったスリランカ・ルピーを日本円に両替していた。意外とあまりお酒も飲まないし、買い物もそんなにしなかったし、買うにしてもクレジットカードを使ったのでスリランカ・ルピーが結構残ったそうだ。
サリーを着るには細い体の人が向いていると思うけど、実際に現地の人達は細い体よりも安産体型である腰回りが太い方がいいとされているそうだ。昔の人は見た目の綺麗さではなく、子供を産む為に向いている体かを重要としていた名残だろう。
こちらのTシャツは350スリランカ・ルピーで何と約200円というお値段。しかし真っ黄色の生地が無かったので、買わなかったけど。
その代わりにこちらの派手な色のズボンを購入した。750スリランカ・ルピーで約450円。ただ洗濯すると色落ちと共に縮むので、大きめのサイズを購入した方がいい。
一番左のスボンは凄くダボ付いたズボン。ただ右2つのズボンに比べて、だいぶ”いいお値段”(3000ルピー:約1800円)がしたけども。外で履こうと楽しみに買ったこれらのズボンも結局ポケットが付いてなかったので、結局は今の所部屋着となってしまっている。。
そしてこの服屋さんでスリランカの現地ガイドブックが置かれていたので、これも購入。こちらも3000ルピー(約1800円)となかなかいい値段がしたけど、ビニール袋に入っていたし、もう他で買う機会もないと思って買ってみた。
服のお土産を買ってお店を出ると周辺はすっかりと暗くなっていた。そして混雑する道路。。
キャンディの道路事情 動画
世界遺産の中にあるクイーンズ ホテル
そして今晩キャンディの街で宿泊するのは、世界遺産キャンディの街の中心部にある「クイーンズ・ホテル(Queens Hotel)」である。
住所:DS Senanayake Veediya, Kandy 20000 Sri Lanka
こちらのホテルは1895年創業の老舗ホテルで、スリランカ国内でも古いホテルの部類に入る。しかも立地は世界遺産キャンディの街の象徴でも仏歯寺の目の前である。
このホテルが建てられた1895年は、既にイギリスに支配された時代である。だから西洋風のコロニアル様式のホテルとなっていて、入口正面にはこのようなレトロな雰囲気を感じさせる階段があったり、ピアノがあったりで趣がある建物。しかし古いホテルというのも見た目と違って実際に宿泊してみると、色んな設備が老朽化しているのでトラブルも多いのだけども・・・。
こんな旅はまた次回に続きます!
よければ下記ブログ村のボタンをポチッとお願いします!
↓↓↓↓スリランカ旅行記:初回↓↓