スリランカ旅行記:4日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日
眺めのいいレストラン
ここはスリランカでも島の中心やや西側に位置する、ピンナワラという街に来ています。その街の人気スポット”ゾウの孤児院”に来て、その周辺にある水浴び場に移動してきたゾウさん達をここから見学します。
ピンナワラの街にて
このゾウさんという動物は哺乳類の中でも変わった体をしているので、今の時代でも観光客には大人気のようだ。
昔は地球上に沢山生存していたゾウさん達も人間が産業革命以降に行った開発ラッシュの影響を受けて、ゾウさんの生息区域にまで人間達が進出してきた為に、ドンドンと生態系を乱されて個体数が減って来ているのである。
それにしても気持ち良さそうに水浴びをしているゾウさん達。やっぱり地球上に生きる動物には欠かせない水の存在は、とても重要に思う。
人間は汗を掻く事で暑くなった体温を調整できるという、優れた機能があるけど他の動物には無いので、このように暑い熱帯に暮らす動物は日陰か水辺に入って体温を調整しないといけないのである。
人間が暑いように、ゾウさんも同じように暑いんじゃ!
さて充分にゾウさん達を見た後は、そろそろ12時近くとなってきたので、ここで昼食タイムとなるようです。
「Elephant Bay」ホテルで昼食
そして昼食を食べるのは、こちらの「ホテル・エレファント・ベイ(Hotel Elephant Bay)」である。先程ゾウさん達が水浴びをしていた場所から、すぐ近くにある場所。
こちらのホテルの裏は先程ゾウさんが水浴びしていた川に面しているようで、とてもロケーションがいい場所である。
そしてそんな川での水浴びしているゾウさんを眺めながら、プールに入れる贅沢な場所でもある。
そんな川辺を見れる場所にレストランも設置されているので、いい景色を拝みながら食事が取れるようだ。
しかも隣のプールではビキニ姿で泳いでいる人も居るし!
目の前の遠くの方には、まだ水浴びをしているゾウさんも見る事が出来る。普段あまり目にしないゾウさんだけど、あれだけ近くで見れたので既に満足してしまった。
このレストランは壁や窓ガラスといった空間を遮るものが無いので、テラス席のような感じで楽しめる場所でもあった。
我々が通されたのはこちらの大きなテーブルで、ツアー参加者さん達が全員座れる大きさに最初から用意されていました。ゾウさんは見れたものの、だいぶ日差しが強かったのでそれでちょっとお疲れにも見えるツアー参加者さんも居ましたね。
そして昨日は満月の日でスリランカでは国民の休日となっていて、更にアルコールが禁止されている日で飲めずだったので、余計にこのレストランで飲めるビールが楽しみである。
スリランカを代表する、スリランカの国産ビール”ライオンビール(Lion Beer)”。ここでは缶のビールが出てきたけど、デザイン的にはこちらの缶の方が全面的にライオンの顔が描かれているのでカッコ良かった。
そんな風に1人、川をバックにビールの写真を撮っていたら、ツアー参加者さん達は全員食事を取りに席を立っていた。。
さてここでもスリランカだけに色んなカレーの種類が置かれています。そろそろスリランカ滞在も4日目となってきたので、色んな種類のカレーを食べ比べてみようかという気になってきているかもしれません。
と言いつつビュッフェスタイルだったので自分の好きなように食事を選べるので、わざわざスリランカで食べる必要がないと思われる、ミートソース味のペンネをメインで取ってしまった。。
まあ今回の昼食のメインはこの料理ではなく、久々に飲むライオンビールである。
個性豊かなオジサン達とテーブルをご一緒にします。歳を召されても元気な方々は、しっかりと食事をする人が多いように見受けられます。ただそれはしっかり食事を食べるから元気なのか? それとも元気だからしっかり食事を取れるのか?までは分かりませんが、しっかり食べる事はとても重要な事のようです。
横に座っていた”社長風オジサン”は登山が好きで、週2回山に登って体を鍛えているので、とても元気であった。しかもよく喋る人で口も元気だったし、毎食後に持参した歯ブラシで歯磨きする程几帳面でもあった。そんな”社長風オジサン”は退職した後に「75ヶ国を周る」と目標を決めて、今回のスリランカが65ヶ国目だそうだ。目標達成後はキッパリ旅行は止めるという。
そして暑かったのと久々だったのもあって、あっという間にビールが無くなってしまったのでお代わりをする。しかし缶の大サイズが無くなってしまったという事で、仕方なしに小サイズを頼む。こうやって再びビールの写真を撮ると、親子ライオンが並んでいるようにも見える。ちなみに大ビール500ルピー(約300円)、小ビール400ルピー(約240円)と小さいサイズの方が割高であった。
旨そうなビールじゃ、ワシも思わずそそられてしまうんじゃ!
この辺りには川沿いに何軒かのホテルが、ここと同様に建てられており、すっかりここだけは観光地となっている。
そんな川沿いのベンチで日光浴をしている、バカンスに来ていると思われる欧米系観光客の姿が見える。日本人からすると「こんなに日差しが強い下で、よく日焼けをするなぁ~~!」と思うけど、ヨーロッパではシミがある女性の方がリッチな女性としてステータスが高く見られるという。
というのもそれだけの優雅な余暇を楽しめるからこそ、シミが出来る訳で体のシミが身分を象徴しているのである。そういった考えを聞くと、やっぱり日本人は欧米人とは全然違っているのである。
ここからはプールに入って、とても気持ち良さそうにしている水着姿のお姉さんの後ろ姿が見える。そういえばまだスリランカに来てから、プールに飛び込む機会が無いけど、これからプールに入れる機会が訪れるのであろうか?!
許されるのであれば、ここのプールは入ってみたかった。
川沿いのプールからの景色 動画
さてこのホテルの昼食でも、ツアー参加者さん達の一番人気はやっぱりアイスクリームでした。
昔から珍獣とされて人間達に翻弄されてきたゾウさん達。これから更に絶滅への道へと進んでしまう運命にあるのであろう。
ゾウは大人しい動物だけど、体が大きいので蹴られたり踏みつぶされたりしたら大怪我してしまう可能性があるので、見ているだけが一番ベターである。
川沿いのホテルからの景色 動画
ホテルのロビーには片方の1本だけしか、牙が生えてないゾウさんの像が置かれていた。もう一本あったはずの牙は奪われてしまったのだろうか?!
そしてロビー内にはワンちゃんが縮こまって、座り込んでいた。
そんなワンちゃんの目付きを見ると「ボクの分の昼ごはん、何で持って来てくれなかったワン!!」という感じで、恨めしそうな目をしていたような。。
さて久々にビールを飲んで、ほろ酔い気分でバスへと向かいます。ここで一部ツアー参加者さん達が近くのお店で買い物をしたいという事で、先にレストランを出て後でバスにて合流する予定だそうだ。
スリランカではあまり買い物欲は出なかったけど、人によっては「海外旅行は買い物が楽しく、旅行の醍醐味!」と思っている人も多いようだ。
こちらは今回最初から最後まで、ボクらを運搬してくれたバスのナンバープレート。シンハラ語やタミル語ではなく、アルファベットが使われていました。
カシューナッツのお店にて
そしてピンナワラの街を後にして、バスで約1時間走った場所でトイレ休憩&カシューナッツのお店に立ち寄ります。
ここはツアーに組み込まれているお土産屋さんではなく、普通にカシューナッツを売っているお店でトイレ休憩をさせてもらったという感じ。
住所:Kajugama, Sri Lanka
スリランカでは結構カシューナッツが人気があり、「スリランカに来たからには、カシューナッツを買いたいっ!」って言っているツアー参加者さんも居た位の隠れた名産品でもある。ちなみにこの村はカシューナッツの産地でもあるという。
カシューナッツの木は元々南アメリカ大陸で今のブラジル辺りが原産の木で、ブラジルを植民地にしたポルトガルが世界各国にその木を広めていったという。そしてスリランカでもそんなポルトガルの統治下にあった時代に、この地へ伝来したものがこうやって実を結んでいるのである。
そういった意味ではこのカシューナッツは、”ポルトガルの置き土産”のような物でもある。スリランカでの物価からするとスリランカで販売されているカシューナッツは安く思うかもしれないけど、近年カシューナッツの値段はうなぎ上りで「あまり値段的には安くないので、ガッカリはしないでくださいね!」と事前にアナウンスがあった。
そんなカシューナッツを買う事には興味が無かったので店の外に出ていたら、近くでバスのドライバーとアシスタントのお兄ちゃん達が「コッチに来いよ!」という感じで手招きしていたので近寄ってみた。するとそこにはおばあちゃんがココナッツミルクを販売している姿があって、アシスタントの兄ちゃん曰く「美味しいから試してミロヨ!」という感じだったので100ルピー(約60円)を支払い購入してみた。
そしてそんなキングココナッツのミルクを飲もうとしていたら、現地ガイドのパリタさんから「ソレ、多分腐ってるよ!」と言われた。彼曰くは外側の見た目で痛んでいるのが見えるから、味見だけして不味かったら飲まない方がいいと言う。という事で初体験のココナッツミルクだったけど、ちょっと口に含ましてみたら不味かった・・・。なので先程のお婆ちゃんには一応気を使って、彼女からは見えない建物裏にコッソリと置いて帰ったのであった。。
ゴールの街を目指して移動
さてこれからはスリランカでも島の南側の海沿いにある、港町であるゴール(Galle)を目指して移動します。そして道中コロンボ市内とゴールを結ぶ道の途中が、一部高速道路となっているのでそこを通って移動して行きます。
途中に見えた街並み 動画
ある程度走って行くとインド洋が目の前に広がってきました。そんな所にある村は漁村で、沢山の釣り船が置かれているのが見えます。
インド洋を眺めながらゴールの街へ向かう 動画
こんな旅はまた次回に続きます!
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