スリランカ旅行記:2日目
クラブツーリズムツアー「お1人様参加限定:スリランカ6日間」-2020年2月6~11日
シギリヤのホテルにて
スリランカで大昔に首都が置かれていたアヌラーダプラでの観光を終えて、今晩宿泊するシギリヤ地方にあるホテルへとバスで移動します。途中にはこのような線路も見えて、少ないながらも鉄道が走っているようです。
シギリヤ地方にて
スリランカでは国民の約70%を仏教徒が占める国だけあって、街中には至る所にこのような仏像が置かれていたりします。偶像崇拝が禁止されているイスラム教の国では全然像を見ないけど、キリスト教や仏教の国に行くと沢山の像を見る事が出来ます。
アヌラーダプラからシギリヤまでは車で約1時間30分の距離。
「カサッパ ライオンズ ロック」ホテルにて
そして2日目に宿泊するのが”敷地内からシギリヤロックが望める”という、「カサッパ ライオンズ ロック(Kassapa Lions Rock)」ホテルに到着します。
シギリヤロック周辺には高い建造物が無いので、周辺には沢山の”敷地内からシギリヤロックが望める”ホテルがあるんじゃ!
(Kassapa Lions Rock)
住所:Digampathaha, Kimbissa, Sigiriya 21120 Sri Lanka
スリランカだけあって、自然溢れる環境の中にホテルを造ったという感じで、敷地内にはこのような木ばかりが見えます。
バスを降りるとホテルのロビー前に、このようなサリー姿の女性が出迎えてくれます。いつもならこういったお姉さんとのツーショット写真を撮るボクなのですが、この女性の飛び出た横っ腹を見ると写真を撮る気が失せてしまいました・・・。でこの時は知らなかったけど、こちらスリランカではこのようにお腹周りがポッチャリとした体形が伝統的に好まれる体型なんだそうな。。
ホテルのロビーは至って普通でした。ちなみにボーイのお兄さんが冷えたマンゴージュースを出してくれて、中々美味しいジュースでしたね。
それにしても自然溢れたシギリヤ地方。明日訪れるシギリヤロックは約1400年程、人の手に触れる事無く時間を過ごしてきたので周辺は人の手によってあまり開拓はされていないので、このような自然が広がっているのである。
今日の夜はオプションだけど、スリランカ名物の”アーユルヴェーダ”体験があった。事前の案内では60分で1万円という料金だったので、このオプションには申し込まなかった。
でも実際にはマッサージが60分で、その前に”アーユルヴェーダ”名物のオイルのかけ流しが30分あり、またサウナとかも体験して実質は約120分のコースだったみたい。添乗員さんも含めて5名がアーユルヴェーダを体験してたけど、皆が口を揃えて「凄い気持ち良かったよ~~!」とか「私、気持ち良すぎて、途中から寝てしまった~!」とか凄く嬉しそうな顔をして戻って来ていたのが印象的だった。
こちらはホテルのアナログな鍵。こんな大自然に囲まれたホテルなので、近代的な設備とかはなく、昔ながらのホテルといった感じでした。
そうそう、ホテルの売りを忘れていたので敷地内からシギリヤロックを探します。そういえばエジプトのカイロで泊まった”ピラミッドが見えるホテル”を思い出すような光景。ただこちらの方が対象物までの距離がありましたね。。
写真をアップにしてみると、手前の木が邪魔ですが一応シギリヤロックが見えます。実際に訪れてみると分かりますが、人里離れた場所で更に高い岩山の上に王様が住んでいたというのだから驚きの遺跡であるシギリヤロック。
さてそんなシギリヤロックのお楽しみ観光は明日の午前中です。今日はスリランカでも観光のメインである一日になるので、ゆっくりとホテルで体を休める事にします。
こちらは夕食会場兼バーがある建物。まだ営業を開始する時間では無かったので準備中でした。
さて最初に敷地内のコテージ風の部屋へと向かうと、どれも同じ建物ばかりでそこに向かう道もクネクネに曲がっているので、最初は迷子になってしまいます。。
なるべく迷っても人には頼らずに自分で探したいタイプのボクですが、鍵に貼られていた「113号室」が一向に見つかりませんでした。そして仕方なしに近くに居たホテルのボーイさんに聞いてみたら、こちらの「112A」が113号室だという。
カサッパ ライオンズ ロックの部屋は?!
やっと辿り着いた部屋のドアを開くと、ゆったりとした敷地にあるホテルだけあって、部屋内もゆったりした広めの空間が広がっていました。
窓の奥にも何か部屋があるのかと思いましたが、残念ながらあれは鏡で手前の景色が反射しているだけでした。。
このコテージには一部屋ずつなのでちょっと贅沢な感じにも思えます。部屋の外にはテラス席があって、外の雰囲気を味わえるようになっていましたが、虫が飛んでいたり蚊が飛んでいたりであまり楽しめなかった。。
こちらはシャワールーム&洗面所。左側にはバスタブがあったけど、これは使わずに奥のシャワールームを使いました。心配していたお湯はちゃんと出ましたね。
手洗い場もちゃんと熱いお湯が出たけど、この辺りには蟻さんが何匹か歩いている姿を見かけた。他の部屋でも同じように蟻さんの行列が出来ていたようだ。。
もし蟻さんが歩いているのを見つけても、優しくするんじゃ!
ホテル敷地内の景色 動画
こちらは食事会場に隣接しているバー。近寄るとバーテンダーのような店員さんが、こちらを見てオーダー待ちをしているような雰囲気だったけど、まだこれから夕食を食べる前だったのでここはセーブしておく事に。
そんなバーを抜けてシギリヤロックの方向へ歩くと、プールが設置されていた。けどまだ入る時期ではないのか、プールで泳いでる人の姿は見られなかった。
この「カサッパ(Kassapa)」という名前は、釈迦の弟子となった三人のカッサパ(迦葉)兄弟から付けられた名前だろうか?!
あの鼻垂れ坊主兄弟の名前を付けたか??
ホテルの敷地外には近くにお土産屋さんもスーパーも無くて、出回れる所が無かったので敷地内にはこのような売店が用意されている。
敷地内を歩き回っていると、別の場所にもプールが設置されていた。そのプールサイドには同じツアー参加者のオジサンが見えたので話しかけてみたら「ここ確かWi-Fiが使えるハズなんだけど、繋がらない・・・」との事。
今日はプールに豪快に飛び込む人の姿は見る事が出来ませんでしたね・・・・。
ホテルの駐車場辺りでは、これからアーユルヴェーダを体験する組がシギリヤロックをバックに記念写真を撮っていました。アーユルヴェーダを体験したのは添乗員さん含めて5名でしたが、その内4名が女性でした。
実はシギリヤロックが敷地内から見えるホテルって、意外とこの周辺には多くあるようだ。というのもスリランカでも一番観光客の多い人気観光地だけあって、それを目当てに沢山のホテルが営業しているようだ。ちなみにこのようなパックツアーでは、この周辺にある4軒程のホテルを利用するとの事。
カサッパ ライオンズ ロックでの夕食
ホテルに到着したのは17時半頃、そして夕食は19時半頃という事で敷地内をブラブラした後は部屋でちょっと昼寝をする。そして目覚めた後は夕食会場へ向かうと、既にツアー参加者さん達がテーブルに座っていました。
そしてまずはドリンクの注文です。スリランカで一番人気の国産ビールである「ライオンビール(Lion Beer)」を注文します。ビールは大瓶1本で700ルピー(約400円)。
夕食会場で昨日泊まったホテルで、今日の朝食を共にして仲良くなった阪急交通社の団体ツアーの人と再会する。海外に行くと他の日本人団体を見かけた時に、何故か警戒する人達が多いけど、仲良くなっておけばこうやって再会した時にまた楽しみが増えるのである。
こちらのレストランでは葉っぱのように、スプーンが並べられていた。人にとっては「無駄な手間を掛けて、並べているだけ」にしか見えないかもしれないけど、このような遊び心というのは大事であると思う。
さてここでもスリランカでの定番であるカレーが、沢山の種類が置かれている。
スリランカのカレーは日本のカレーとは全然異質なもので、これらもカレーと識別されている。ちなみに日本のカレーはインド地方からやってきたものではなく、インドからの香辛料を入手したイギリスが自分の国に合わせたカレー的な料理を作った。
そしてそれが日本に洋食として伝わり、日本人好みにカスタマイズされていったものが現在の日本で食べれるカレーである。だからインドから直接伝わったものではなく間接的に伝わったものである。
フルーツなどの甘いものは虫などが集まらないように、レストラン会場の奥にガラス張りで区切られた部屋の中に置かれていた。このレストラン会場は窓などが無く、屋外の会場に屋根や一部に壁があるだけで自然の中で食べている雰囲気を感じれる場所であった。
こちらでは料理をしてくれているお兄さんが、小麦粉で作った生地を伸ばしている。料理もただ置かれているより、目の前で調理してくれる様子を見ているだけで味が変わったような気持ちになる。だから料理は味だけでなく、見た目などの視覚にも大きく影響を受けるのである。
今晩の夕食はこのような感じで取ってみました。ご飯も普通の白飯以外に、黄色いピラフ的な米もあったのでチョイスしてみました。
思った以上にカレーが美味しくて、もうちょっと食べれそうだったのでビュッフェ会場をウロつきます。
さっきまでは列が出来ていた、こちらのお兄ちゃんが調理していたコーナーですが誰も居なかったのでここに決めます。ここでは手前にあった4皿の野菜を、まず入れるかどうか聞いてきます。「勿論全部、オールだよ!」と伝えて、調理が始まります。
こちらはスバゲッティを作ってくれるコーナーでした。そしてスパゲッティに掛けるのは個人的に一番好きなミートソースである。
そしてわざわざ日本から遠く離れた、しかもカレーが有名なスリランカでミートソースのスパゲッティを食べる事に。。
今日はスリランカで2日目になるけど、夕食時はビールを飲んだりしてアルコールも入ってきてるし、そこそこにツアー参加者さん同士で仲良くなりつつあるので会話も弾んできます。
すると足元から「ニャ~~~、ニャ~~!」という声が聞こえてきたので、下を見てみると猫ちゃんが物欲しそうな目でこちらを見ていました。
ホテルの夕食会場にいた猫ちゃん 動画
勿論ニャ~ニャ~と鳴いていたのはボクの事を気に入ったからではなく、食べ物が欲しいから。そんな猫ちゃんにミートソース味のスパゲッティをあげると、嬉しそうにパク付いていました。
気が付けば、ライオンビールは1本では足らずに2本目に突入していました。対面に座っていた奥様も2本目に突入していました。個人的には酒飲みが多いツアーの方が、盛り上がる傾向にあると思います。
食事を終えてツアー参加者さん達とお喋りしていたら、アーユルヴェーダ体験の案内を終えた現地ガイドのパリタさんが戻ってきました。彼は日本の番組にも出た事があるというので、その時の写真を見せてもらう事に。
その時は日テレ系列で放送されている『東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~』という番組で、岡村・東野コンビと共にゲストで来た出川哲朗さん達のガイドを務めたようです。
この時の様子は2018年7月に放送されたようで、一般家庭での本当に現地の人達が食べているスリランカのカレーを味わいたいと言い出したので、それを味わっている時の様子なんだとか。一般家庭のカレーは外国人観光客が食べるにしては辛いので、我々が食べるにはあまり向いていないという。
ツアー参加者さんの中にこの旅猿スリランカ編をご覧になっていた人がいて「現地ガイドさんはドコかで見た事があると思っていたんだよ!」と言っていましたが、実際にその時のガイドさんだったのでした。
こんな旅はまた次回に続きます!
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