鳥取旅行記 2022年6月下旬-2
旅行期間:2022年6月下旬(1泊2日旅)
歩くには遠い!
初めて上陸した鳥取県で、今ではすっかり名物となっている「すなば珈琲」でランチを食べた後は、鳥取市内でも一番の観光地となっている「鳥取砂丘」へと向かう事にする。
なお、今回この鳥取市内で宿泊したスーパーホテルだが、駅を挟んで両側にそれぞれ別の店舗が展開されている。全国で最も人口が少ない鳥取県だけど、鳥取駅前にはそれだけビジネスなどの宿泊客需要があるのか、ちょっと疑問に思った瞬間でもあった。
今回選んだのは「鳥取駅北口」の方でしたよ♪
鳥取駅前のバスターミナルから移動!
このJR鳥取駅は利用客がそこまで多くないからか、今でも自動改札機は導入されておらず、今では移動時に必需品と化している”交通系ICカード”も残念ながら使えない駅となっている。
近代化から見放されたような駅ラク!
そんな鳥取駅の北東側にはバスターミナルがあり、鳥取砂丘まで向かうにはこのバス停から乗って移動する必要がある。
個人的には鳥取砂丘まで歩こうかとも思っていたけど、歩きだと約1時間半も掛かりそうだったので、諦めてバスを選んだのであった。
こんな日差しがキツイ時に歩くと、干からびるデ!
鳥取駅前から路線バスの移動だと、こちらの『0番乗り場』からの【09:ループ麒麟獅子バス(※土曜・日曜・祝日のみ運行)】か、【39:鳥取砂丘線】に乗ればいいようだ。
また、これ以外にも『3番乗り場』からの【32/32H/33: 岩美岩井線(中央病院経由便含む)】に乗って、「砂丘東口」で降りて砂丘まで向えるようだ。
平日に鳥取市を訪れると、普通の路線バスしか移動手段がないラク!
『0番乗り場』
①【09:ループ麒麟獅子バス(※土曜・日曜・祝日のみ運行)】
鳥取バスターミナル⇒鳥取砂丘(砂丘会館)まで
運賃:大人300円/子供150円
「ループ麒麟獅子1日乗車券」が600円で販売されているけど、鳥取砂丘だけの間を1往復する分にはあまりメリットがない。ただ、途中にある「鳥取城跡」も一緒に訪れる際には、1日乗車券の方がコストメリットが出る場合もあるようだ。
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『0番乗り場』
鳥取バスターミナル⇒鳥取砂丘(砂丘会館)まで
運賃:大人380円/子供190円
※現段階では、交通系ICカードは使えません。乗車時に小さな券を取って乗る、旧式の乗り方です。
鳥取砂丘線は30分~1時間に1本の運行なので、事前に時刻表を調べておくラク!
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『3番乗り場』
③【32/32H/33: 岩美岩井線(中央病院経由便含む)路線バス】
鳥取バスターミナル⇒「砂丘東口」まで
※砂丘東口から徒歩約500mで砂丘入口に到着です。
※乗り過ごすと、北上してしまうので注意!
運賃:大人380円/子供190円
>32/32H/33: 岩美岩井線行き路線バスの時刻表(日本交通バスHP)
※現段階では、交通系ICカードは使えません。
という事で12時30分発の【39:鳥取砂丘線(路線バス)】に乗り込んで、鳥取砂丘を目指す事にした。
一応事前にこの路線バスの時刻表を調べていたのだが、乗り過ごすと30分以上遅れる可能性があるので、昼食を先に食べたいと考えている人は事前に時刻表をチェックしておいた方がいいだろう。
地方都市に行けば行くほどに、このようなローカルな路線バスを活用しないと、車無しだと移動しにくい。
また、このようなローカルな路線バスは本数が少ない事もあって、訪れる前から時刻表を調べておかないと、現地に行った時にタイムロスが多く出てしまう事が多い。
なお、この路線バス車内で、こちらに設置されていたスコップに目が行ってしまった。普通のバスに乗った際にはこのようなスコップを見かける機会がないだけに、余計に気になってしまった。。
万が一、雪が降った時用ちゃうか?!
そして「鳥取砂丘 砂の美術館」という、砂丘の砂で像などのオブジェを作って展示している施設にも行きたかったのである。
ただこの訪問のタイミングで、展示品の入れ替え時期という事もあって、臨時休館になって訪れる事が出来なかったのが残念だった。。
鳥取駅前から鳥取砂丘まで、路線バスで約25分の移動。
鳥取砂丘前(砂丘会館)に到着!
そして【39:鳥取砂丘線(路線バス)】の終点である、「鳥取砂丘(砂丘会館)」のバス停に到着する。徒歩だったら1時間半かかる距離だった事もあり、バスでもそれなりの時間が掛かった。
こんな距離を暑いこの時期に歩くなんて、考えられないデス!
そして道路を渡った反対側には、鳥取砂丘の入口みたいに見える階段があった。ただ、普通の観光客だったら、このまま砂丘の入口に向かう事だろうが、路線バスに乗ってくる途中にあった、上の展望台に先に寄る事にした。
オカンは目の前に見える鳥取砂丘に行く気満々だった事もあって、「何故、目の前に砂丘の入口があるのに、背を向けて反対方向に進むのか?」をしばらく理解できなかったようだ。
しかし、旅先では1人で行動できないオカンは、仕方なしに息子の跡を追うのであった。
ホンマ、アンタの行動は理解できんワ!(怒)
砂丘の景色を見れる展望台は、このバスで砂丘の手前にある【砂丘センター展望台:バス停】で降りれば良かったのだが、バスに乗車時はその展望台の存在に気付かずに降りる事が出来なかったのである。
そして「砂丘会館:バス停」から展望台まで向かうには、車道をグルっと大回りして向かうか、最短距離のこの舗装されていない道を進むかの二択となる。
最短距離の一択しかないですね!
という事で、この誰も歩いていない、舗装されていない道を進んで行く事にした。
ただ、舗装はされていないものの、このように道がちゃんとあって、それなりに管理されている道のようだった。
そしてそんな道を進んで行くと階段があり、展望台に向かっているだけに、そこそこの段数を登っていく。
ホンマにこの道で、合っているんか?!
「砂丘センター展望台」にて
そして展望台に向かって7分ほど歩いて進むと、こちらの「砂丘センター展望台」に出てきた。
やっぱり観光地に来ると、「展望台」というキーワードに惹かれてしまうだけに、ちょっと遠回りしてもいいから展望台に立ち寄りたくなってしまうのが観光客の心情である。
そしてこの展望台からは、ちょっと手前に木々が生い茂っている事もあって、砂丘の全貌は見えないものの、それなりに砂丘らしさが見える景色が待ち受けていた。
こちらの大きな施設は「砂丘センター 見晴らしの丘」という、レストラン&お土産屋となっている建物。
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083
営業時間:9時~16時頃(※レストランは15時まで)
電話番号:0857-22-2111
駐車場:無料
※砂丘までのリフトあり
◎大人:往復400円/片道300円
●小学生以下:往復300円/片道200円
初めてサングラス越しだが、その目で鳥取砂丘を目の当たりにしたオカン。
あ~~砂丘や~~♪
と吞気なコメントを発していたが、後で砂丘に苦しめられる事になるのである。
その様子は乞うご期待!!
リフト乗り場にて
そしてこの展望台から鳥取砂丘を眺めた後に、下に降りる際に使える「リフト」が用意されている。
個人的には歩いて下に降りようと思っていたが、現代人の楽な生活に慣れ切っているオカンは、この「リフト」に乗って下に降りる選択肢しか、受け入れられないとの事だった。
ただ、この砂丘へ降りるリフトはそこまで料金が高い訳でもなく、また乗っている際に景色などを楽しめる事もあって、妥協してオカンの主張を受け入れる事にした。
当然やで、歩いて降りるなんて自殺行為や!(怒)
このリフトの料金は「往復」と「片道」に分かれていた。料金的には「往復」の方がコストメリットがある料金となっていたけど、ボクらのように下に降りた後に上に上がってくる必要が無い人間には、「片道」で充分である。
こちらはリフト乗り場にあった鳥取砂丘の地図。思っていた以上に広そうに思えた鳥取砂丘だけど、行った人の話を聞くと、「意外と小さかった・・・」という意見の方が多いようだが。。
そしてリフト乗り場でチケットを買おうとしたら、そのリフト乗り場ではチケットを販売していなくて、すぐ裏にある「砂丘センター 見晴らしの丘」の南側に設置されている自動販売機で買えるとの事だった。
リフト乗り場でチケット買えるようにしてくれたらエエのにな!
こちらがその建物脇に設置されていた、リフト乗車券の自動販売機である。まず初めてここにやって来た観光客の殆どは、見過ごしてしまいそうな地味で目立たない自動販売機。
そして日本人はいいけど、インバウンド観光客などの外国人からすれば、日本語でしか表記されていないので、チケット購入時に戸惑ってしまう表示となっていた。
せっかくこれだけボタンがあるのだから、1つ位英語表記にしたりとかいう、外国人にも判り易い心掛けをした方がいいように思えたが。。
これからの日本は、インバウンド事業による観光業しか、稼げないラク!
そしてチケットを購入して、リフト乗り場に向かう。その手前には、こちらのよく見るアイスクリームを訴求している人形が立っていたが、屋根の無い6月後半で夏の強烈な日差しが常に照り続ける過酷な環境で、何も言葉が出なかったようだが。。
アンタ、アホか?人形は喋らんで!
こんな旅はまた次回に続きます!
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