神奈川県&東京旅(2022年12月中旬)-63
訪問:2022年12月中旬(2泊3日)
スポーツバッグの誕生!
カバンの歴史は”人類の歴史”に負けず劣らず、その時代のニーズに応じて大きな変化が起こる様子を見せてくれる、ここ「世界のカバン博物館」見学は、まだまだ・・・まだまだまだまだ・・・続きます。。
もうシンドイで・・・
カバンの見学!
こちらは塩化ビニールレザーを使った「マジソンバッグ」で、アメリカ文化を憧れる日本人の若者向けに作ったカバンであるが、まさかの大ヒット商品となり、エースカバン社が大きなメーカーになる要因にもなったカバンである。
「マディソン・スクエア・ガーデン」は”アメリカン・プロレスの聖地”やで!
前回見た「シルクハットケース」も無駄な空間があるカバンに思えたけど、こちらの「ボーリングボールケース」もそれに負けずに無駄な空間が広がるケースに思えた一品。
「ボーリング」は近代に日本に入ってきたイメージがあるけど、実際には江戸時代末期に既に日本国内でプレーされていたという。
昭和時代のボーリング・ブーム!
1987 JPBA ジャパンオープン選手権 女子優勝決定戦 中山律子VS小山康代
ボーリング・ブームも凄かったよね~!
ボーリングの聖地、田町ハイレーンも潰れちゃったぜい・・・
こちらは「牛革ハラコ」という、牛の胎児の毛皮を使った貴重なカバン。
ただ、生み出される前の牛の胎児の毛皮を剥ぐという行為が残酷な為に、最近では殆ど見られずに、代わりに「フェイク・ハラコ」としてポニーの毛皮に着色した品が代替えとなってきているという。
そう言われると、鮭のハラコを食べるのも残酷な行為やで!
それだと、何も美味しい物食べれなくなるよ~!
こちらは1970年に開催された大阪万博に合わせて、記念品として作られたエアラインバッグ。
2025年開催予定の大阪万博は、きな臭い匂いしかしないデ!
こちらは1969年に『グッドデザイン賞』を受賞した、日本人の体格や持ち運ぶ書類の量を考えて設計された、日本人向けの「アタッシュケース」。
高度経済成長期に乗って、売れた奴だぜい!
ただこういったアタッシュケースは、ボクが社会人になった時から殆ど持ち歩いている人を見かけなかった。
カバンも時代に応じて、ブームがあるからね~!
こちらは昭和初期1927年頃に、兵庫県豊岡市で作られたトランクケース。
所有者が海外出張時に持ち運んでいたカバンらしいが、内側の装飾が植物に飛んでくる鳥が描かれていたりと、可愛らしさも溢れるトランクとなっている。
現代はこんなデカいカバンは、持っていけないよ~!(笑)
こちらは1940年代に作られた、紙製品のランドセル。
1940年代というと戦時中で、牛革など統制品になっていたので入手困難で、仕方なしに紙製のカバンを制作せざるを得なかったのだろう。
紙製だと、リサイクルに便利だぜい!
こちらは「学習院型ランドセル」と呼ばれるタイプで、1966年に上皇様(平成天皇)が学習院初等科に入学してから使っていたタイプと同型だという。
最初のランドセルは、伊藤博文が大正天皇に贈った物だぜい!
こちらは1940年頃に作られた、当時の学生達が使っていた「通学用肩掛けカバン」。
このタイプのカバンは、日露戦争時代の兵士が使っていたタイプが原型とされ、その当時の姿に憧れて普及していったという。
こちらは1950年頃に、東京都電で働く車掌さんが使っていた業務用のカバン。
回収した運賃などを入れる為に、体の前に付けるカバンだったぜい!
こちらは昭和20年代に使われていたという郵便配達員用カバン。
明治初期の郵便配達員は、ピストルを持っていたぜい!
こちらは国鉄時代の車両や駅に備え付けられていた、牛革の「救急用具を入れたカバン」。
国鉄が民営化され、「JRグループ」に継承された1987年に廃止されてしまい、今では見られなくなったカバン。
そしてこちらには、新時代に大衆向けにスポーツが定着していき、その影響で多く開発されてきたカバン類が展示されている。
こちらは1984年のロサンゼルスオリンピック開催に合わせて、エースカバンから日本選手団350名に贈呈されたスーツケースで、柔道の山下泰裕氏が使っていた現物である。
手書きの名前が、いい味を出してるぜい!
山下泰裕(84`ロサンゼルス五輪)
足を負傷しながら、金メダル獲得した時よね~!
オリンピック選手団に入ると、ユニフォームや背広などもタダで貰えるんやで!
こちらはあの”世界のアオキ”とも称された、プロゴルファー:青木功氏が愛用していたスーツケースも展示されている。
2020年東京オリンピックで不祥事を起こした”アオキ(AOKI)”じゃないぜい!
青木功ベストゴルフ~べた足打法~
プロゴルファー界のパイオニアやけ!
こちらは日本を飛び出てドイツサッカー界で活躍した、プロサッカー選手:香川真司が使っていた、エース社のゼロハリバートン・スーツケース。
香川真司ドルトムントでの無双時代を振り返る
2023年現在は、Jリーグ:セレッソ大阪の所属です♪
こちらは歌舞伎役者の「岩井 半四郎(10代目)」が寄贈した、3人娘の次女「仁科 亜季子」さんが使っていたという「ハットケース」。
仁科 亜季子というと、俳優の「松方弘樹」と結婚した人物でも有名だが、後に離婚している。。
このバカ息子の名前は、松方弘樹に憧れて付けたのです・・・
こちらは青森県出身の獣医でもあり、登山家やプロスキーヤーとしても有名な「三浦 雄一郎」が愛用していたダッフルバッグ。
90歳を越える三浦雄一郎氏は、2023年に体に麻痺がある中、3日間かけて富士山登頂に成功したという。
オレも生涯、冒険野郎&エロ坊主やけ!(笑)
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。