神奈川県&東京旅(2022年12月中旬)-34
訪問:2022年12月中旬(2泊3日)
朝からハンバーグ!
さて迎えた3日目の朝、今日は今回の旅の最終日でもあります。
まずはJR東日本ホテルメッツ川崎の朝食会場である、ホテルの1階テナントに出店している「つばめグリル ホテルメッツ川崎店」で朝食を頂きます。
「つばめグリル」で朝食!
この「つばめグリル ホテルメッツ川崎店」は通常営業が午前11時30分からとなっているが、ホテルメッツ川崎の宿泊者向けに朝は専用の朝食会場として開いている。
ただし、普通のホテルの朝食会場とは違って、選べるメニューは1種類だけとなっているので注意が必要だ。
「つばめグリル ホテルメッツ川崎店」では4種類の朝食がローテーションとなっており、連泊客を飽きさせない仕組みになっている。
現時点では「つばめ風ハンブルグステーキ」⇒「サーモンのムニエル」⇒「和風ハンブルグステーキ」⇒「ロールキャベツ」というローテーションになっており、一応2日に1回はハンバーグステーキを食べれるようになっている。
「つばめグリル」では、なるべくハンバーグを食べたいよね~!
今回は2泊の連泊だったので、昨日の「ロールキャベツ」と、今日は名物の「つばめ風ハンブルグステーキ」を味わえた。
ただ、一般客向けに営業している時よりも小さめなサイズに思えたが、朝食は少な目の方がいいので、これくらいのサイズがちょうど良かったと感じた。
このようなアルミホイルに包んでハンバーグを提供するスタイルは、大阪では「東洋亭」などでも人気メニューにもなっていて、今ではそこまで珍しい物でもない。
しかし、ホテルの朝食でこれほど美味しいハンバーグを食べれる機会はあまりないだけに、この「つばめ風ハンブルグステーキ」を食べたいが為にJR東日本ホテルメッツ川崎に泊まる人も居る事だろう。
こちらは「JR東日本ホテルメッツ川崎」の部屋からの眺めで、JR川崎駅を挟んで東南側の景色。
こちら側は昔から発展しているだけに大きな雑居ビルなどが見られて、無機質な風景にも思えたが。。
まずは上野駅に移動する!
今日は神奈川県ではなく、東京都内の見学となるので、まずは上野駅を目指して移動する。
こちらはホテルメッツ川崎前のJR川崎駅西口の景色だが、ラゾーナ川崎プラザの脇には東芝のビルも見えている。
なお、去年2023年に東芝は国内ファンドが「TOB(株式公開買付け)」を行い、東芝の再建に着手した。
その東芝も長らく浜松町に大きなオフィスがあったが、今では東芝の工場跡に造られた、この「ラゾーナ川崎東芝ビル」に本社機能の多くが移転している。
外国勢に喰われる前に、国内の金持ちが食い散らかすだけやで!
上野駅までの移動手段はホテルに近かったJRを使わずに、少し歩いた場所にある「京急川崎駅」を利用した。
ただ単純に上野に移動するだけであればJRを使う方が楽だったのだが、今日は最終日で夕方に羽田空港に向かう必要がある。
その際に京急電車を使うので、羽田駅手前に到着する駅で不要な手荷物を先にコインロッカーに預けておこうという作戦だった。
そして隣の「京急蒲田駅」で一旦電車を降りて、駅構内にあるコインロッカーに荷物を預ける。
なお、「京急蒲田駅」には3箇所にコインロッカーを設置してくれているのだが、普段全く使わない駅だと、そのコインロッカーの場所を探すのに難儀する事がある。
東京や神奈川の主要な駅に設置されているコインロッカーでは、昔の硬貨しか使えない物ではなく、最新式は交通系ICカードをタッチして決済され、そしてその”交通系ICカードが鍵代わり”となる。
再びコインロッカーを開ける際には、決済時にタッチした交通系ICカードを再びタッチすると開錠となる。
コインロッカーの世界も進化してるんやな!
という感じでちょっと遠回りしつつ、上野駅に向かう。
電車は午前9時過ぎだったけど、想像していたより超満員ではなく、リモートでの働き方も定着してきたのかと思わせる光景だった。
上野駅に到着!
さて、午前9時半頃にJR上野駅に到着する。
JR上野駅は『北の玄関口』として、北関東や東北地方への列車や新幹線の起点となっていた駅で、高度経済成長期に東北地方から出稼ぎに来ていた人達にはお馴染みの駅だっただろう。
そんな上野という場所は江戸時代に藤堂高虎が治めた「伊賀上野藩」の屋敷があった場所で、それから今の「上野」という地名が由来しているとか。
三重県上野市は2004年に周辺の地域と合併し、今では「伊賀市」となっている。
ちなみに伊賀上野城の最寄り駅は「上野市駅」になっていたりと、合併して上野市は表面上は消えてしまったものの、まだ地域には根強く「上野市」という名前が残っているのである。
「忍者市駅」って、デカい表示もあったな!
この上野駅は明治16年(1883年)に開業した歴史のある駅だが、こちらの「上野駅公園口」側は2020年にリニューアルされていて、そんな歴史があるような雰囲気には見えない近代的な駅となっていた。
都会の利用者が多い駅舎は昔のままの駅舎では耐え切れずに、どんどんリニューアル工事が行われていき、駅ナカの商業施設なども増えていき、巨大な駅舎へと生まれ変わっていく。
どんどん商業化への道を歩んで行く駅舎だが、たまにはレトロな駅舎も都会のど真ん中で見てみたい気がするのだが。。
都会でレトロな駅舎が見たければ、ヨーロッパに行かないと見れないよ~!
上野には「上野恩賜公園」があり、その敷地周辺には「上野動物園」・「東京国立博物館」・「国立西洋美術館」・「東京都美術館」・「上野の森美術館」・「不忍池」・「寛永寺跡」など、多くの施設が見られる場所ともなっている。
ただそういった施設の見学にはそれなりに時間が掛かり、全部見ていると、とてもじゃないけど1日で見回れないので、今回は「東京国立博物館」だけの見学を予定していた。
しかし、その手前にあった「国立西洋美術館」では館内に入らなくても、敷地内に著名な彫刻家の作品が展示されていたので、ちょっとだけ寄り道してみる事に。
こちらは「アントワーヌ・ブールデル(Antoine Bourdelle)」という”20世紀を代表する彫刻家”として知られており、ロダンの助手も務めて、その作風などを引き継いだ人物でもある。
そのアントワーヌ・ブールデルの代表作としても名高い『弓をひくヘラクレス』は1909年に制作された物。
ギリシャ神話の英雄:へラクレスは神託で告げられた『十二の功業』の苦行を行い、”人間を襲って食い殺した事もある”という「ステュムパーロスの鳥(Stymphalian Birds)」を退治した場面を描いた名作となっている。
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。