神奈川県&東京旅(2022年12月中旬)-33
訪問:2022年12月中旬(2泊3日)
デカい・・!
さて箱根から小田原駅を経由して帰ってきた川崎の町。
箱根から戻ってくると意外と時間が掛かった事もあり、すっかり暗くなっていた川崎の町だった。
川崎マダムの案内!
そんな川崎の夜に待ち受けていたのは、”川崎マダム”である「朋ちゃん」だった。
吹き出しと全然見た目が違うけど、気にしないでね~!
その”川崎マダム”から、「川崎市に来たのであれば、”川崎市民のソウルフード”を食べさせてあげる!」と言われ、肩で風を切るように歩いて行く”川崎マダム”に付いていくのであった。。
このちょっとハイカラな通りは「チネチッタ通り」という、JR川崎駅から南側にある商店街。
この「チネチッタ(CINECITTA’)」とは、1936年頃に川崎で最初の映画館を開業し、戦前には川崎だけで6館もの映画館を展開して、”一大映画館街”ともなっていた。
そして1990年頃には分かれていた映画館を1つの大きな建物内に集約し、今では御馴染みとなった「シネマコンプレックス」の先駆けともなったという。
昔は1回映画館に入ったら、好きなだけ居れたのにな・・・
昔は足元がボコボコで歩きにくかったというチネチッタ通りも、2015年頃にチネチッタ通り舗装改修工事が実施され、イタリア北部で切り出された天然石をわざわざ運んできて、綺麗な道に舗装されているのだ。
チネチッタ通りも昔の面影が消えたよね~!
シネマコンプレックスとなっている「チネチッタ」は、過去に観客動員数や興行収入で全国1位になった事が何回もある程に、全国でも有数の映画館となっている。
チネチッタ通りを通って、
ちょっと歩くけど、いいでしょ?!
と、こちらに選択権がないにも関わらず、敢えて聞いてくる川崎マダムだった。。
「元祖ニュータンタンメン本舗 京町店」にて
そしてJR川崎駅から約20分程歩いて、
ここだよ~、川崎のソウルフードが食べれるお店~!
と案内されたのが、こちら「元祖ニュータンタンメン本舗 京町店」だった。
「川崎市民のソウルフード」とだけ聞かされていたので、もっと脂っこい食べ物を勝手に想像していたけど、全く想像していなかった担々麺だったのだ。
この「元祖ニュータンタンメン本舗」はここで1964年に開業した中華料理屋から始まり、数年後に肉体労働者が多く集まる川崎市内で、彼らにスタミナを付けてもらおうと、溶き卵やニンニクをたっぷり入れた「担々麺」を売り出し、それが人気となって今では40店舗近くを展開する人気店となっている。
ここ「京町店」が、本店なのよね~!
「ラーメン屋」って印象だったけど、意外とお酒の品揃えも良くて、今日は川崎マダムが奢ってくれるとの事で、大涌谷で冷え切った体を温める為に、日本酒の熱燗を注文した。
好きの、食べてね~!
そして注文したのは、こちらの「タンタンメンセット」(1100円)。
注文してから5分程で運ばれてきたので、そこそこにスピーディーな対応だった。
担々麺というと”辛い”イメージがあり、普段はあまり辛い物を食べないボクは”川崎市民のソウルフード”として紹介された事もあって、仕方なしに担々麺を食べるのであった。
なお、注文時に担々麺の辛さも選べて、
①ひかえめ
②普通
③中辛
④大辛
⑤めちゃ辛
⑥鬼辛
と、「どれだけ辛い物を食べたい人間がこの世には居るんだ??」と思わせる程の辛さ設定となっていた。。
普段はあまり辛い物は食べたいと思わないけど、とりあえず”川崎市民のソウルフード”だという事で、辛さは「普通」を選んでみた。
普通の担々麺より、溶き卵がたっぷり載っているのよね~!
こちらは半ライスで、担々麺をこのご飯に掛けて食べるという食べ方もあると、公式HPに紹介されていた。
人気グルメドラマ番組『孤独のグルメ』でも、主人公の井之頭五郎氏がよく色んな物をご飯茶碗に載せて食べるシーンがあるが、ラーメンをご飯に載せて食べるという発想は思いつかなかったのだが。。
こちらもセットに付いていた「味噌餃子」。
「餃子に味噌・・・??」という組み合わせだったけど、個人的には餃子はラー油が食べ慣れているので、ラー油の方がいいかなと感じたが。。
こちらは辛い担々麺にわざわざ添える必要性があるのかと思ってしまう、辛いキムチ。
「辛いのを食べて、しっかり働きなさい!」というメッセージよ!
幸いにもサラダには辛いドレッシングが掛けられていなかったが、個人的にはドレッシング不要派なので、なにも掛けずに提供して欲しかったが。。
担々麺は想像通りに辛かったけど、食べていく毎に辛さがマヒして、鼻水は垂れ流しながらも辛さ苦手な人間でも食べれられるレベルだった。
それと、溶き卵が大量に入っていて、その味で辛さが中和されて、マイルドなお味になっていた。
個人的にこの「元祖ニュータンタンメン本舗」で驚いたのが、この”レンゲの大きさ”。
一般的なレンゲの2倍ほどの大きさがあったのだが、これも「元祖ニュータンタンメン本舗」らしさだという。
大きなレンゲでたっぷり食べれるようによ~!
今日は大涌谷で体が芯まで冷え切っていた為に、辛い担々麺だったけど、体を温める意味もあって、辛いスープも頑張って飲んでみた。
すると、底付近には細切れとなったニンニクが大量に入れられているのが見えて、明日の活力となる”川崎市民のソウルフード”と称される『担々麺の真髄』が見えたような気がしたのであった。
最後までスープ飲んで、明日も観光頑張りなさいよ~!
そして帰りしなに”川崎市民のソウルフード”が2019年にカップラーメンとしても発売された、サンヨー食品の『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』を貰った。
『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』のカップラーメンは発売当初からも好評だったが、翌年に改良されて本店の味に近くなって大人気商品となっているという。
皆さんも川崎に来たら、担々麺食べてね~!
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。