都市循環型ロープウェイが加わって印象的な夕焼けが見られる、横浜みなとみらい地区【神奈川&東京旅8】

神奈川&東京旅(2022年12月中旬)-8

訪問:2022年12月中旬(2泊3日)

見てるだけ!

横浜市 山下公園通りの道路

2022年12月中旬に訪れた横浜市内も、そろそろ夕暮れ時の時間を迎える頃合いとなってきた。

 

 

横浜市内にて

横浜市 戸田平和記念館

山下公園前を通る山下公園通り沿いに煉瓦の歴史がありそうな建造物が見えてきた。

こちらは「旧英国7番館」と呼ばれた、大正11年(1922年)に造られた鉄筋コンクリート造りの建物。

 

横浜市 戸田平和記念館 正面外観

この横浜市内に数多く存在した外国商館の中で、唯一関東大震災を乗り越えて現存する建物となっている。

ただ全盛期の1/3ほどしか建物は残っておらず、また現在は「戸田平和記念館」として創価学会の所有物となっている事もあって、近寄りにくい建物にもなっているが。。

 

横浜市 山下公園通りの道路 進む

横浜というと江戸時代末頃までは小さな村しか無かった場所だが、開港されてからは多くの外国人と共に一大商業地として発展していった。

なので歴史ある建物と言っても明治時代以前の物はないけど、日本国内ではレトロな部類に入る西洋風建築物が多く見られる地域でもある。

ニイハオさん
ニイハオさん

関東大震災がなければ、もっと建物は残ってたアルよ!

 

横浜市 山下公園通りの道路2

ただ横浜は大正時代に起きた関東大震災によって多くの建物が倒壊してしまっているので、意外とそれ以前に建てられた建物はあまり見られない。

それでもそんな大地震を乗り越えてここまで発展している大都市になっているので、驚きである。

 

横浜市 日米和親条約締結の記念碑

そしてこの付近には、こちらの「日米和親条約」が締結された場所でもある。

この「日米和親条約」とは、あの有名なアメリカのペリー提督一行がやって来て、長年鎖国を続けていた日本の扉をこじ開ける事に成功した通商条約である。

 

横浜市 横浜開港資料館の看板

そんな日米和親条約が締結された場所付近には、今ではこちらの「横浜開港資料館」が造られている。

 

なお、この「横浜開港資料館」は約2年前に来た際に館内を見学したが、館内の写真撮影が禁止だったのでガッカリした記憶が残っている場所だが。。

 

横浜市 横浜開港資料館 大きな木

横浜開港資料館の敷地内にはこのように大きな木が立っている光景が見られるが、一説にはこの木の下辺りでペリー提督が日米和親条約にサインしたとも言われている。

ニイハオさん
ニイハオさん

噂は真実とは限らないアルよ!

 

ちなみに『黒船来航』として知られるペリー提督一行がやって来たのは1853年だが、日米和親条約が締結されたのはその1年後である1854年となっている。

というのもペリー提督一行はいきなり和親条約に日本が合意するとは考えていなかった為に、1年間の猶予期間を与えて一度帰還しているからだ。

 

横浜市 サンアロハの外観

横浜開港資料館の道を渡った反対側にある、これまた趣が深そうな建物があり、この2階部分には「サンアロハ」というハワイアン・レストランが入っている。

この「サンアロハ」は建物外観にトーチが設置されていて、以前訪れた時にはそこから本物の火が噴き出している光景が見られたが、この日は特に炎が噴き出す光景が見られなかったが・・・。

朋ちゃん
朋ちゃん

燃料代が高騰したから、節約していたのかもね!

 

横浜市 日本大通りの道路

「日本大通り」からもそこそこな夕焼けが見えているが、道の奥には「横浜スタジアム」も見えている。

 

横浜市 横浜税関の建物

こちらは横浜市内を代表する、レトロな建築物の「横浜税関」

1934年に再建された建物で、1階部分には小さいながらの入場無料の博物館が併設されている。

 

 

夕暮れ時のみなとみらい地区にて

横浜市みなとみらい地区 汽車道 

そこからみなとみらい地区を散策して、汽車道近くの上を運行する「ロープウェイ」を見に行く事にする。

オカン
オカン

またロープウェイ、見に行くんか・・・

 

横浜市みなとみらい地区 夕焼け

高層ビルディング群があると、暗くなってくると窓などから漏れている照明が、幻想的に見える時間帯となってくる。

 

横浜市みなとみらい地区 「YOKOHAMA AIR CABIN 」建物

先に進んで行くと2021年春に開業した「YOKOHAMA AIR CABIN」の、まだ綺麗な建物が見えてくる。

 

午前中に通った桜木町駅手前から出発して、このみなとみらい地区の入口にある「運河パーク」付近までの、意外と短い区間のみ運行しているロープウェイでもある。

 

横浜市みなとみらい地区 「YOKOHAMA AIR CABIN 」と夕焼け

このロープウェイは大人:片道1000円、往復1800円と”それなりのお値段”がするのだが、実は近くにある「よこはまコスモワールド」を運営している会社が、このロープウェイを運営しているのである。

ニイハオさん
ニイハオさん

大観覧車:コスモクロック21とのセット券も売ってるアルよ!

 

 

夕暮れ時のロープウェイ! 動画

 

 

横浜市みなとみらい地区 「YOKOHAMA AIR CABIN 」と夕焼け2

事業費は80億円程度とされているが、それだけの費用を掛けて設置しても元を取れると計算して、このような場所にロープウェイを造った事だろう。

オカン
オカン

こんなん、乗りたいと思わんけどな・・・

 

横浜市みなとみらい地区 夕焼け 高層ビルディング群

日本の中でも最も開国によって影響を受けた場所の1つである横浜も、20世紀後半の近代化と世界的なグローバリゼーションによって、港の役割と規模が大きく変化した為に、港跡がこれだけ違う景色になっていったのである。

ニイハオさん
ニイハオさん

港は経済発展に欠かせない場所アルよ!

 

 

横浜市みなとみらい地区 夕焼け 高層ビルディング2

横浜の街で最も高くて、名前の通りに”ランドマーク”になっている「横浜ランドマークタワー」

1993年に開業した時点では、超高層ビルとしては日本国内で1番高い建物だったが、今では「あべのハルカス」と今年2023年末に開業する「麻布台ヒルズ森JPタワー」に抜かれて、第3番目の高さの建物となってしまっている。

 

横浜市みなとみらい地区 夕焼け 高層ビルディング群3

都市型循環ロープウェイとしては”日本国内初”になる「YOKOHAMA AIR CABIN」だが、本来ロープウェイは歩いて登る山道などに設置されている所が多いけど、都市型循環ロープウェイは近年世界的に増えつつある移動手段となっているようだ。

 

個人的にはボリビアの首都ラパスに設置されている「ミ・テレフェリコ(Mi Teleférico)は、合計約30kmに渡る”世界最長の都市型ロープウェイ路線”に乗った事があるが、高度が高いラパスらしさを味わえるロープウェイとなっている。

 

横浜市みなとみらい地区 大観覧車 夜景

よこはまコスモワールドのジェットコースターに乗せてあげようかと連れてきたものの、そのジェットコースター:バニッシュは運休となっていて、代わりに大観覧車「コスモクロック21」に乗るかオカンに聞くと、

オカン
オカン

エエわ・・早くホテル行こうや・・・

との事だった。

 

横浜市みなとみらい地区  夜景 高層ビルディング群

段々と薄暗くなってきた、横浜市のみなとみらい地区。

江戸時代まで鎖国していたとは思えない国になっている日本の中でも、特に発展著しい横浜の街らしさが、更によく見える時間帯となってきました。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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神奈川&東京旅(2022)

2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。

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