神戸旅行記2020年-⑨
旅行期間:2020年10月15日~16日
オークラ神戸の朝食!
さて迎えた神戸旅2日目の朝。と言っても大阪人からすると神戸なんて旅という程遠い場所ではないので、そんな大袈裟な表現ではなくて、もっと簡単な表現でもいいような感じもするが。それと目の前にそびえる六甲山の中央右寄りに、昨日の夜に錨型のライトアップがされていた場所が、刻印されているかのようにしっかりと見えるのが確認できる。
オーセンティックフロア21階から
なお今回の神戸はこのホテルオークラ神戸に宿泊するのが第一目的だったので、それ以外に行きたい所とかはオカンにとっては特にないみたい。しかも昨日一応北野異人館周辺を歩いたのもあって、それなりに満足との事。なので今日もちょこっとボクが気になる所を引きずり回す予定となっている。
神戸の景色【ハイパーラプス】 動画
今回のホテルオークラ神戸宿泊プランは勿論朝食付きだったので、まずは朝食会場に向かう。ボクは1人でホテルに泊まる時は朝食付きにはこだわらなくて、それよりも値段と天秤に掛けて朝食無しプランを選んだりもするのであるが。。
私はホテルオークラの朝食が食べたいんや!
そしてホテルの3階部分のフロアに到着して、朝食会場を目指す。するとさすがホテルオークラだけあって、朝食会場を案成して教えてくれるスタッフのオジサンの姿も見える。
ホテルオークラ神戸の朝食会場【有明】にて
ホテルオークラ神戸としては新型コロナウイルス感染防止対策として、このようなビュッフェ会場での朝食ではなくて、部屋に朝食セットを届けてくれるサービスもあった。だけど庶民のオカンは部屋で食べるのではなくて、ビュッフェ会場で直に見て選んで食べたいとの事だった。
ホテルオークラ神戸のビュッフェ会場はさすが一流ホテルだけあって、感染対策が行き届いていて、ビュッフェ会場で料理を取る際などに使うビニール手袋も両手にハメるよう指示されて、ビュッフェ会場を回る際にはマスクの着用を指示される。このような事はコロナ禍ではごく普通の感染対策なんだけど、意外と自分の事になるとこういった簡単なルールが守れない人が多い。
1人の人間からしたら「ちょっと位いいだろう・・・」と思いやすいのであるが、ホテル側からしたらそれでもし感染が拡がってしまったら営業中止に陥ってしまう。そう考えるとしっかりホテル側が推奨するスペックでビュッフェ会場を利用しないといけないのだが、日本人は結構ワガママな人が多いのでそのような「自分さえ良ければいいだろう」的な考えが、後にまたコロナウイルスの感染が拡がる原因になるのである。。
コロナ禍という事もあって満室になる程のお客さんがいないのもあって、広い朝食会場は密にならないように店員さんが空いているエリアに案内してくれるし、テーブルに座っても家族で向き合うのではなくて、横に並んで座るようになっていた。この辺りの配慮というか感染対策の徹底が、ホテルオークラ神戸のレベルを感じされてくれたと思う。
こちらはオカンが取ってきた朝食プレート。このようにオカンはコテコテの和食ではなくて、和食よりのパンやベーコンやソーセージなどが意外と好みのようだ。そして野菜とフルーツは朝には欠かせないアイテムで、それと牛乳とヨーグルトの熱狂的な信者でもある。
そしてこちらはボクが取ってきた料理の1つ目のプレート。国内のビュッフェだとパンではなくてご飯を選んでしまいやすいので、オカンに比べるとボクの方が朝食は日本人らしいかもしれない。
そしてこちらは2品目のプレートで、オカンと同じようにヨーグルトと野菜が入っているのはやっぱりその息子らしさが出ていたかもしれない。それとこのビュッフェ会場ではなるべくトングを使わないようにと、これらの料理が小鉢に入っている状態が多かった。
このようにちょうど目の前の窓からメリケンパーク側が見える、良い場所に座って天気のいい景色を見ながらホテルオークラ神戸の朝食を味わうとする。どの品も普通に美味しいのでパクパクと食えるけど、残念ながら朝からあまり沢山は食べれないのである。。
さて朝食後は一旦部屋に戻り、歯磨きをしたりしてチェックアウトの準備も進める。そんな脇でオカンはスマートニュースをチェックしている姿が見える。この2020年は新型コロナウイルスによって世界中が激変した1年だったが、テレビ世代の高齢者達は家から出ないように政府から要請されて、そして家の中でテレビを見るしかする事が無いのでニュースやワイドショーばかりを見るようになった。
するとテレビ放送局側に洗脳されたかのように、「テレビで言っている事が正しい!」と思い込むようになり、「若者が動き回って感染を広げているから悪い!」とか「日本人はコロナに罹りにくい!」とか、仮説でしかない事を信じ込むようになる。高齢者はテレビが無かった時代に生まれた世代だけど、そのテレビの情報が全てだと思い込んでいる節がある。逆に今の10~20代の若者はテレビ離れが進んでいるので、テレビの情報ではなく、ネットでの情報へと群がっている。
常にその情報が正しいか?という考えを持って、自分の頭で判断しないと洗脳されているのと同じですからね。。
朝の神戸【タイムラプス】 動画
さて今回の宿泊プランであれば午前11時までは部屋でゆっくりと過ごせる内容だったけど、それは年寄りのやる事でボクとしてはホテルでボケ~~ッとする時間があれば、色んな所を動き回って色んな物を見てみたい。という事もあり結局10時までは部屋に居てから、チェックアウトするのであった。。
この旅行は2020年とこのブログが公開される時の1年前だけど、すっかりこの『令和』という年号が馴染んでしまった。平成に変わった時はあまり記憶に残っていないけど、初めは違和感だらけの令和もあと数年経ったら全く気にならなくなるのだろう。。
ここはホテル内にあった売店で、ホテルオークラ内で使われているガウンやタオルなども販売されているし、勿論神戸名物のお土産なども販売されている。個人的にはあまりこういったお店で購買意欲が芽生えないけど、店内にはカゴを持って購買意欲満々の奥様の姿なども見える。
絵画というものもその人の想いが描かれているが、ボクはまだまだ最近になって少し興味が出てきたレベルなので、こんな絵を見てもそんな書き手の意図まで読み取れない。
うわ~、何匹の魚がおるんかな??
こちらはいかにもメリケンパークのお土産品といった感じの『布引の水』が販売されている。昨日訪れた新神戸駅裏側にあった布引の滝は、昔から神戸の飲料水として使われており、未だに神戸市民の飲料水としても使われている。そんなミネラルウォーターが388円で販売されているのは、ボトルが神戸ポートタワーの形になっているのと、錨型デザインのタグが付けられているのと、このホテルオークラ内の売店で販売されているのがその値段の主な要因かもしれない。
ホテルオークラ神戸の中庭にて
そしてせっかく宿泊したホテルオークラなので、もう少しホテル内を散策してみる。すると下のフロアに降りた先にガラス扉があって、近くにいたスタッフさんがドアを開けてくれたので進んでみる。するとこのような綺麗に手入れされている中庭が見えてきた。
この中庭は外側からは木などの植物が邪魔になっているので、全然こんな場所に庭があるのに気付いていなかった。この外側を昨日歩いたけど、建物は見えたけどこの庭は全然見えなかったのである。
しかもこの中庭は日本庭園のような造りとなっていて、池があるし奥には日本家屋のような建物や回廊なども見えている。どちらかというと日本人向けというよりは、海外から訪れた外国人をもてなす場所として管理されているのかもしれない。
このホテルオークラ神戸の正面玄関の手前にも人工的に水が流れる滝もどきがあったけど、この中庭にも『ミニ布引の滝』が用意されている。
昨日見た布引の滝よりは、水量多かったんとちゃうか?!
ホテルオークラ神戸の中庭 動画
ちょっと澱んだ中庭の池には、このような堂々たる体型をしている錦鯉の姿も見える。今では日本よりも海外でこの錦鯉が人気があり、一部では高値で取引されているという。昔の日本らしさの良さは、今では国内では評価が小さいけど、海外では珍しいとして人気になっている現象が起きている。
このホテルオークラでは単なる宿泊だけではなくて、広い会場を使った宴会や会議など場も提供している。なので大手の会社などで行われる祝い事などにも使われる場所で、単なるホテルという立場ではないようだ。
このように綺麗に刈りこまれている芝生の碧さと共に、今日も快晴の空の青さが綺麗に見える。やっぱり旅行はこういった晴天の下で活動できるだけで、その土地がより好印象に感じれる。
という事でホテルオークラ神戸内の散策を終えた事で、遂にホテルにお別れを告げる時が来る。なおコロナ禍ではこういったドアノブのような場所を何気に今まで通りの習慣で触って開く人が多いけど、ボクはこういった場合は手をグーにしてドアノブではなくてガラス部分に拳をゆっくりと当ててドアを開くようにしている。このようなドアノブには誰が触れているかも分からなくて色んな菌が付いている可能性があるのでまず触るのはNGで、手のひらでガラス部分に触れると指紋が付いてしまうので拳のグーでガラス部分に触れるようにしている。
この子、こういった所細かいんですよ~、誰に似たんだか・・・
今まで2~3回メリケンパークに来たけど、ホテルオークラには全然関心が無かった事もあって、その存在すら記憶に残っていなかった。しかし今回はそんな記憶にも残っていなかったホテルに宿泊するという目的でやって来ただけに、完全に記憶に残ったホテルオークラ神戸であった。
このように朝日を浴びて光り輝くように見えているかのように感じれるホテルオークラの正面玄関。オークラっていうカタカナの名前だけを見ているとその由来に気付かないけど、大倉という漢字だと「大倉さんの創ったホテル」かと認識できる。
そういったようにいつもは安いビジネスホテルばかりに宿泊しているけど、たまにはこのような一流ホテルに泊まるのもいい勉強となる。
だから今回のホテル代を出しているのは、私ですからね!
ハイハイありがとうございます、また次もよろしくお願いします!(笑)
こんな旅はまた次回に続きます!
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