最初に向かうのは、目の前に綺麗な海が広がる「あやまる岬」【奄美大島旅行記①】

奄美大島旅行記2020年-①

 旅行期間:2020年10月1日~5日

(Our first stop is Cape Ayamaru, where the beautiful ocean stretches out before us [Amami Oshima travelogue 1].)

南の素晴らしい景色が広がる楽園

「1つの旅が終われば、それはまた次の旅の始まりに過ぎない」という感じで、愛媛県松山市を巡る旅から中4日を空けてまた次の旅が始まります。という事で毎回と同じく、そんな旅はここ伊丹空港から始まります。

 


今回の奄美大島旅行は4泊5日の旅で、往復は伊丹空港~~奄美空港までJAL便。ホテルはビジネスホテルで奄美大島の中心部にある「ホテルニュー奄美」で、朝食は無しで4連泊。そして奄美大島には電車が無くて、またバスも期待できないという事で今回はレンタカー(オリックスレンタカー)を全日程通じて借りる事に。

そしていつもながらの楽天トラベルで予約して、今回の旅総額は72,300円(税込)。そこから”GO TO キャンペーン”の35%OFFと、楽天トラベルで発行していた【国内ツアー5,000円OFF】クーポンを併用し、▲30,305円の最終旅行代金41,995円に。

 

そしてそんな割引された旅行代金以外に、この旅行開始日2020年10月1日から始まった【地域共通クーポン】が旅行代金72,300円(割引前)に対して15%の補助があり、今回は11,000円相当の地域共通クーポンを受け取る事になっている。それと楽天トラベルで予約したので、楽天市場で使える楽天ポイントが420ポイントも更に付く。

旅行好きにとっては、お値打ち価格で国内を回れる最高の時期でしたね!


 

伊丹空港から出発!

奄美空港まで向かう飛行機は午前9時40分発。という事でいつもながら国内線でも1時間前までに、安全をみて伊丹空港に到着する。

 

伊丹空港の保安検査場を抜けて入ったターミナル内も、この2020年に大規模なリニューアル工事が行われたので、このようにとても綺麗でお洒落な内観となっていた。こちらには色とりどりなカラフルな椅子が置かれており、それぞれに今の現代人には欠かせないコンセントがそれぞれに配置されているのが見える。

 

奄美大島までは他の大都市とは違って移動する人の絶対数が少ないので、今回もJ-AIRの小さな機体が待ち受けている。

 

この2020年10月1日は”GO TO キャンペーン”が開始されてから約1ヵ月半が経っていたけど、まだまだ国内旅行に出掛ける人の数は少なかった。だから飛行機内もこのように座席は半分ほどしか埋まっていなかった。

 

そして動き出す飛行機の中から外を見ると、外のグラウンドスタッフのオジサン達がこちらに向かって手を振っているのが見える。こういうのもただ見送るだけよりは、こうやって手を振ってくれた方が乗っているお客さん側からしても、なんとなく気分がいいように感じる。機内にはこのオジサン達に手を振るような人がいなかったので、代わりに手を振ってあげたけど見えていたのかは不明。。

 

そして晴れた上空へと飛行機が飛び立ってから約1時間半ほど経過すると、大海原だった窓から見える景色にそこそこに大きな島が見えてきた。もうすぐ奄美大島に到着する予定なので、この島は奄美大島の隣にある喜界島だと思われる。

 

そして綺麗な海岸線が段々と近づいてきて、特に建物などが見当たらない奄美大島がだいぶ大きく見えてくる。奄美大島の海岸は珊瑚群が生えているので、沖合まで珊瑚を見る事が出来る。それにしても奄美大島の第一印象は「何も無さそうな、自然溢れる島だな~~」というものだった。

 

 

奄美空港に着陸する飛行機 動画

 

 

奄美大島に無事到着!

伊丹空港を出発してから約1時間半で、無事に奄美大島まで到着する。こんな南国までやって来たのは、沖縄へ社員旅行で行ってから約10年振り。この奄美大島は鹿児島県になるけど、鹿児島よりもだいぶ南国ムードが溢れる場所だった。

 

奄美空港はあまり大きな空港ではないので、特に空港内を散策する事なく、何個かパンフレットを入手して表に出てみる。なお今回はオリックスレンタカーを借りるので、空港の到着ロビーにオリックスレンタカーの出迎えスタッフがいるらしかったけど、この時は見つけられなかったのでお店まで歩いて向かう事にする。

 

着いた早々から、この強烈な青空が出迎えてくれた。聞くところによると、ボクが奄美大島にやって来る1週間前までは天候が不安定で雨が降っていたりしたけど、これから1週間はいい天気になるんだとか。

まさしく晴れ男ですね!

 

オリックスレンタカーは奄美空港の正面出口を真っ直ぐ正面に向かって進んで行った、こちらの道の奥にある。地方の小さな空港に行くと、空港周辺にはレンタカー屋さんばかりだけど、この奄美空港は特にレンタカー屋さんが空港前に密集していた。

 

そして今回のレンタカーは、こちら日産のコンパクトカー【ノート(NOTE)】である。あまり綺麗な車を借りれそうなイメージの無かった奄美大島だったけど、一応全国に店舗を持つオリックスだけあって、とても綺麗な状態で管理されていた車だったので一安心。それとオリックスレンタカーの受付のお姉さんがとても愛想良かって「と~~っても天気がいいので、思いっ切り楽しんできてくださいね!」と、良い感じで送り出してくれた。

 


そんな綺麗なレンタカーと晴天の天気に気を良くして、まずは空港の北側にある「あやまる岬」へと向かう事にする。

 

今回の奄美大島旅はまず ①パラグライダー飛行 ②ウミガメウォッチ:シュノーケリング体験 ③マングローブカヌー をやるつもりで、事前にじゃらんサイト経由で予約していた。それ以外の訪問先はパンフレットとかを見ながら、その時の気分で移動する事にする。


 

①【奄美パラグライダーガイドサービス:ハッピースカイ】10,500円/1人

風が強かったり当日の天候で飛べない事もありますけど、飛んでみると最高に気持ちが良かったです!

 

②【ウミガメシュノーケリング-遭遇率98%以上(写真+動画無料プレゼント):オーシャンズ】 6,980円/1人

初心者にも丁寧に教えてくれて、動画と写真を撮って終わったらすぐに送ってくれました!

 

③【マングローブカヤック体験:マングローブ茶屋】1,700円/1人

特に時間を気にせずのんびりとカヌーが出来ます。行くなら満潮時がマングローブ林の奥まで行けてお勧めです!


 

 

まずはあやまる岬の見学!

まずはこのあやまる岬の手前にある「奄美市立歴史民俗資料館」を先に訪れようと思っていたけど、資料館に着いてみると看板に「12~13時までは閉館」と書かれていた。という事で資料館は後回しにして、その先にあった「あやまる岬」に到着する。

 

【あやまる岬観光公園】

住所:鹿児島県奄美市笠利町大字須野682
電話番号:0997-63-8885

 

 

あやまる岬にはこのように海が見渡せれる場所にカフェも造られていたりと、奄美大島に着いて早々に休憩するには絶好の場所。なおこのカフェでは「塩豚バーガー」などを食べる事が出来るが、せっかくなら奄美大島的な食べ物が欲しかったので、ここは何も食べずに我慢する事にする。

 

ここは奄美空港から車で10分程の場所にあるので、奄美大島に到着してからまずはここにやって来る人も多いのだとか。それにしても綺麗に刈られた芝生の青さと、そして快晴の空の青さ、それと海の青さが更に素晴らしい。

 

 

あやまる岬からの景観 動画

 

 

そして奄美大島というと、こちらに見える植物の蘇鉄(ソテツ)をよく見る事になる。奄美大島に来るとその海の綺麗さなどに目が行きガチになるけど、個人的には奄美大島を代表するものはこの蘇鉄だと思っている。なおこの蘇鉄には奄美大島に昔住んでいた人々の、苦しい思い出が詰まっているのである。

その理由は・・・また追々説明します!

 

さっき奄美空港に到着する飛行機から見えていた海だけど、こうやって実際に奄美大島に降り立ってみると、めちゃくちゃ綺麗に見える。実はこの奄美大島はこの2020年3月に甥っ子ちゃんと訪れる予定になっていたけど、その頃に世界的に拡がりを見せ始めていた新型コロナウイルスの影響で直前で中止となってしまった。

だから今回は1人だけど、リベンジ旅なんです!

 

そして前回の愛媛県旅ですっかり旅の愛用品の仲間入りを果たした自動り棒&三脚スタンドで、早速綺麗な海をバックに記念撮影を行う。同じ海でも天気が悪ければここまで綺麗には見えないだけに、この奄美大島滞在時はほぼ晴れだったのでとても幸運であった。

 

すっかり愛用品となった自動り棒&三脚スタンドです!

 

奄美大島は名前の通りに島で周囲は360度海に囲まれているけど、この太平洋側にある海と、北西側の東シナ海側ではその様子が異なる。だから同じ島の海岸のように思えるけど、実は場所毎にそれぞれの顔も持っている。だからそんな同じ島でも違う海岸の顔を感じながら観光すると、より奄美大島を楽しめる。

 

このあやまる岬は下の海岸の方が有料の公園となっていて、色んな遊具などもあって遊べる場所となっている。だから子供を連れた家族連れとかは、ここで安い値段でそれなりに遊べる場所ともなっている。

 

そんなあやまる岬にこちらの胸像が造られているのが見えた。こちらはこの奄美大島出身の実業家「永野芳辰(ながの よしたつ)」の像で、第七高等学校造士館や現:京都大学を経て各地を渡り歩き高知県知事なども務めた人物。第二次世界大戦で敗戦国となった日本で沖縄と奄美大島諸島はアメリカの統治下となるが、奄美大島諸島は沖縄に比べると大きくなくアメリカ軍の基地も無かったので、この永野芳辰などが先頭に立って返還活動を行い、その甲斐あって沖縄よりも早い1953年に日本に返還される事になった。

 

 

そしてこの道を進むと展望台があるとの事で、綺麗に管理された道を進んで行きます。もうこの時点でこんな綺麗な景色が待ち受けているとは思っていなかったので、「奄美大島に来て、良かった~~!」と早速実感していたのである。

 

 

あやまる岬展望台の景観 動画

 

 

この「あやまる岬」という名前の由来は、この隣にある石碑に海岸線が丸く「アヤに織られた手鞠に似ている」から名付けられたという。この奄美大島でも空港のある北西側の海岸は、珊瑚などが綺麗に見える場所なので、他の場所で見る海岸に比べても一番と綺麗に見える。

 

そしてあやまる岬の展望台に到着すると、その周囲には景観を邪魔する建造物が無いので、とてもスッキリとした景色を眺める事が出来るスポットだった。

 

このように白っぽく濁っているエリアが珊瑚群で、後日この上空をパラグライダー飛行してみると、上からこの珊瑚群がとても綺麗に見えた。初めは「パラグライダー飛行約15分で10,500円は高いかな・・・?!」と思っていたけど、実際に飛んでみるとその金額を払う価値が十二分にあったパラグライダーだった。

 

この黄色い丸がある場所が、このあやまる岬。太平洋側からの穏やかな波と温暖な海流のおかげで、こちらの海岸には珊瑚礁が生息しやすい環境となっているそうだ。

 

下側にはこのように有料ゾーンの公園があって、パターゴルフなども楽しめる場所となっている。ゴルフ好きのオジサンからすると、このような海が綺麗な場所に来てもそんな景色をただ見ているよりも、やっぱりゴルフを楽しみたいのであろう。

 

そしてまたここでも自撮りをしたけど、三脚スタンドは軽くて持ち運びがしやすい反面、重量が軽い為に安定性が少なくて風に弱い。ここあやまる岬は海風が結構吹き付ける場所で、ここで自撮りをしていたら三脚スタンドが倒れて、スマホの液晶に貼り付けているフィルムが破けてしまった。スマホの液晶自体は何とか傷は入っていなかったけど、綺麗に扱っていたフィルムに傷が入ってしまい、さっきまで最高潮に達していた気分は下降気味となってしまった・・・。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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