展望台から眺める、住用町のマングローブ林で動くカヌー群【奄美大島旅行記㉜】

奄美大島旅行記2020年-㉜

 旅行期間:2020年10月1日~5日

(Canoeing in the Mangrove Forest of Sumiyou-cho, Viewed from the Observatory [Amami Oshima Travel notes㉜].)

遠くに見える小さなカヌー!

さて先程まで苦しんでいた二日酔いが奄美大島名物「みき」を飲んだ途端に回復してしまい、元気を取り戻したのでまずは近くにあるマングローブ林を眺めれる展望台へとやって来ました。先日カヌーで泳いだマングローブ林を眺めれる展望台は、カヌー体験をしたマングローブ茶屋の奥側に見えるけど、実際に展望台へ行く為にはこちらの道の駅「黒潮の森マングローブパーク」側から向かわないと行けないとの事。

 

 

ちょうどこの2020年10月から開始された「地域共通クーポン」。奄美大島のお店でも早速一部導入されているお店があり、ここの道の駅も導入されていたけど、まだ紙クーポンのみで電子クーポンには対応できていない店ばかりだった。

 

 

黒潮の森マングローブパークにて

ここ「黒潮の森マングローブパーク」は単なる道の駅ではなくて、このようなセグウェイ体験やカヌー体験、またグランドゴルフ場やレストランなどもあって、地元の人達も多く訪れる場所となっている。

 

建物の脇には綺麗に芝が刈り込まれているグラウンドゴルフ用の場所があり、ご年配の方々がボールの近くに群がっている姿が見られた。こんな天気のいい日に外でグラウンドゴルフをするのも、とても気持ちがいい事だろう。

 

ただ目的のマングローブ林を見下ろせる展望台は、このグラウンドゴルフ場を迂回して少々歩かないといけない場所にある。しかし相変わらず今日もいい天気なので、二日酔いが収まって今日一日もこれからいい感じになってきそうな雰囲気となってくる。

 

そして展望台へと向かう途中にはこのような川が流れている場所もあり、ここはF1などのレース会場でよく見るヘアピンS字カーブがあった。

 

ちょっと不自然なS字カーブだっただけに人工的に作られたものかなと思って、少々見物。しかし答えは分からず、ただ目の前を流れている川の水をしばし黙って見送った。。

 

 

S字カーブを流れる水 動画

 

 

一見自然に出来たような地形になっている場所も、実は昔の人間が手を加えて改造されている地形とかもある。先日行った熊本市内も加藤清正の時代に、近くを流れる川の流れまで改造して氾濫を防いだり、天然の外堀としたりと意外と手が加えられてきた歴史があったりする。

 

奥に進んで行くとこのようなカヌー乗り場が見えてくる。ここは「黒潮の森マングローブパーク」のカヌー乗り場で、先日カヌーに乗ったマングローブ茶屋に比べると、まだちゃんとした発着場に見える。ただカヌー体験料金としては、ここ黒潮の森マングローブパークの方が少し割高になっているが。。

 

そんなカヌー乗り場を通り過ぎて先に進んで行くと、展望台へと繋がる登り坂が見えてくる。ここの展望台の入口は意外と奥地に造られている。

 

その展望台入口にはこちらの看板が置かれており、ここは昔に城があった場所だという。ただ本州で見られるようなしっかりした石垣があって櫓が何個もあって・・・という城ではないみたいだけど、この奄美大島でも見晴らしのいい高台に造られていたそうだ。

 

そして展望台の階段を登ろうとしていたら、さっきのカヌー乗り場からこれからカヌー体験をする一団が出発しようとしていたので、先輩風吹かせながらカヌーが出発していく様子を見送る事にした。

 

 

出発していくカヌー群 動画

 

 

このようにこの「マングローブ展望台」へと通じる階段はちゃんとした階段となっているので、非常に登り易い。マングローブ林を抜けるような土道ではなくて、しっかり整備された階段だった。

 

そして階段を登っていると幼い子供を連れた若いカップルが降りてきて、その旦那さんがボクの被っていた帽子を見て「ペルーで売っている帽子ですよね?」と声を掛けてきた。彼らもペルーに行った事があるらしく、ボクの被っているペルー独特の「P」のマークが気になったという。

ペルーに行った事のある人に、よくこう言われます!

 

 

マングローブ展望台にて

そして階段を少々登ると、こちらの展望台が見えてくる。このような高台にしっかりとコンクリート造りで建てられている展望台。果たしてどんな景色が見れるのか、楽しみである。

 

ここは展望台の1階部分だけど、このように周辺に生い茂っている雑草の背が高くなっているので、ここからはちゃんとマングローブ林を見渡す事が出来ない。このような場所にやって来る観光客からすると「ちゃんと雑草を定期的に刈って、管理して欲しい!」と思うけど、夏場などには雑草は思った程に成長するので、全ての観光スポットを手入れするのは費用も掛かるので、最低限の場所だけ手入れしてくれていればそれだけでも有難いと思おう。

 

そして階段を登って展望台の2階部分へと昇ってくると、さっきの1階とは違ってマングローブ林などが見渡せる光景が目に飛び込んでくる。

 

この住用町のマングローブ林は一昨日にカヌー体験した場所なので、その時の泳いだルートを思い出しながら眺めると、より一層楽しく見れた。

 

ボクがカヌー体験した時は「マングローブ茶屋」さんを利用したので、この中央右側からの小川に乗ってやって来たけど、さっきカヌー乗り場があった「黒潮の森マングローブパーク」は左下側からの小川ルートとなっている。だから先日「この左下にある方向に進んだら、違う発着場に着いてしまうので注意!」と言われたのである。

 

このような自然溢れる光景を見ると、やっぱり奄美大島って身近に自然を感じれる場所だなと思う。現代人は発達し過ぎた科学の副作用で共に育ってきた自然の大切さをないがしろにして生きてきたが、このような自然があるからこそ人類はこの地球上で生きれる訳である。だからやっぱり自然を大事にしないといけないと思わせる、展望台からの眺めでもあった。

 

ボクが一昨日利用した「マングローブ茶屋」のカヌー発着場は、中央右側に見える橋のたもと。結局は同じマングローブ林をカヌー体験できるのであるが、利用するお店の判断基準としては純粋にお値段というよりは、自分の好きなままにカヌーを漕ぎたいか? それともガイドツアーのような感じでカヌー体験したいか? となるだろう。

ボクがカヌー体験したマングローブ茶屋は、基本放置プレイです!

 

 

マングローブ林を眺める 動画

 

 

ここでしばらくマングローブ林を眺めていると、左下からさっきのカヌー乗り場から出発して行った一団が小さく見えてきた。ただ普段カヌーに乗り慣れていない人ばかりのようで、そのカヌーがゆっくりゆっくりと動いて行くのをしばし見届ける。

 

 

カヌーの動きを見守る① 動画

 

 

この13時頃は干潮に近い時間帯だったので、マングローブ林の中への入口はこのように干上がっていて、陸地がかなり露出しているのが見える。なのでマングローブ林の奥までカヌーで入りたい人は、なるべく水かさが高い満潮時刻を事前に調べてから行くといい。

 

 

カヌーの動きを見守る② 動画

 

 

そして展望台から気の済むまでマングローブ林を眺めた後は、車を停めている駐車場の場所まで戻る。先程も見えたグラウンドゴルフ場では、年配の方々がグラウンドゴルフをまだまだ楽しんでいる姿が見えたのであった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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