名瀬の夜に食べたタイカレーの缶詰が意外と美味しかった!【奄美大島旅行記㉚】

奄美大島旅行記2020年-㉚

 旅行期間:2020年10月1日~5日

(Surprisingly good canned Thai curry we had on a night out in Naze! [Amami Oshima travelogue ㉚].)

缶詰天国?!

さて奄美大島3日目は西側にある宇検村で夕陽を堪能した後は、暗くなった道をひたすらに名瀬に向かって車を走らせてきて、宿泊しているホテルである「ホテルニュー奄美」まで無事に帰って来れました。途中の道は車のヘッドライトで照らさなければ真っ暗な道ばかりだったので、約1時間の道のりのドライブが意外と疲れたのである。。

 

 

 

この「ホテルニュー奄美」の中にもコインランドリーが設置されているけど、ホテルのすぐ外にもこのように全国で店舗が増えてきているコインランドリーが見えている。

 

今まではコインランドリーというとちょっと古めのお店だった印象があるけど、この25年間の間で店舗数は約2倍になってきているという。また基本は無人で対応できるので今の時代にマッチしていて、これからはコンビニやカフェに併設されて待ち時間を快適に過ごせる店舗が増えていっているようだ。

 

名瀬の立ち飲み屋さんにて

さて今日で奄美大島も3日目となるけど、昨日の夜に入ったバーの「らいおんの穴」にもう一度行ってもよかったけど、やっぱり別のお店にしようと思って、名瀬の町歩きをしていた際に何度もお店の前を通過して気になっていたこちらのお店に立ち寄る事にした。

 

ここは入口付近にあるカウンター席と、奥にはテーブル席も用意されていた。そしてカウンター席にはこのように一面にビニールシートがキチンと設置されていて、コロナの感染対策がバッチリなお店でもあった。

 

思った以上に綺麗な内装のお店で、お店の奥にはテレビが設置されていてNHKの『ブラタモリ』が放送されているのが見える。

 

このブラタモリという番組も国内に興味を持っていなかったらあまり見たいとは思わなかったけど、この2020年に色々と国内旅行をして日本各地に興味を持った状態になってしまうと、日本全国の色んな場所のウンチクなども紹介されているので、とても面白く見れる番組の1つとなってしまった。

 

そしてこちらは、この立ち飲み屋さんのメニュー。このようにコースによって生ビールが飲めたり飲めなかったりして、最初の60分を過ぎると全コース共に30分毎に追加500円となるシステム(※20時までに来店の場合)。このお店は近くの省庁関係職員や銀行員などが退社してすぐにやって来る人が多いらしく、この20時前に訪れた段階ではピークを過ぎた後でこの時はボクだけしかお客さんの姿は見れなかった。

 

とりあえずビールが飲みたかったのでBコース(ビール2杯まで)を頼む。この時はこのお店に長居する予定では無かったので安く済むだろうと思っていたけど、結果的には閉店までいた為にそれなりの料金となってしまったのだが。。

 

 

背中側にはこのような財テク関係の書籍などが置かれているのが目に入った。個人的には堀江貴文氏は近鉄バファローズを買収する騒ぎが始まった頃から好きな人物だけど、保守的な年配層にはその考えが受け入れられなくて、世間的な評価は真っ二つに分かれている。もしあの時にホリエモンが近鉄バファローズを買収していれば日本の野球界も大きく変わっていただろうが、結局はあの騒動の後に孫正義のソフトバンクと、三木谷浩史の楽天が野球界に参入した事に繋がったので、ホリエモンの行動が野球界の進歩に大きな影響を与えたといっても過言ではないと思う。

 

ここは基本的に調理はしないお店なので、このような定番の乾きものか、それかカウンター奥に陳列されている缶詰位しか食べるものがない。それ以外には近くのお店から出前を取る事も可能だという。

 

なかなかこのような「本日のチューハイ」っていう案内も、見かけないような気がする。ひょっとしたらこれらの果物が仕入れられていて、その果汁が入っているチューハイなのかもしれない。

 

ただおつまみだけではお腹が膨れないので、このカウンター奥に置かれていた缶詰をどれか注文してみる事にする。焼き鳥とかもいいけど焼き鳥屋さんで食べるものに比べては味が落ちそうな感じがしたので、ここは普段あまり食べないタイカレー(イエロー)を頼む事にする。

 

ボクが今回お願いしたBコースはこの生ビールは2杯までという、意外と細かい設定になっていた。ビールが好きな人をターゲットにしたコース設定になっているのだろう。

 

そしてタイカレーの缶詰が出てきたけど、そのまま出してくれるのではなくて、裏でちゃんと温めてくれてパンが付いて出てきたのである。

 

タイカレーは勿論辛い。一般的にはタイカレーでもイエローとグリーンという2種類が代表格で、グリーンよりもイエローの方が辛いけど、見た目にはイエローが好きなので辛いのは苦手だけど、写真を撮りたいイエローを敢えて注文したのである。

 

インド料理屋に行くとナンにカレーを付けて食べるのがスタンダードだけど、このタイカレーもそのまま食べれば辛いけど、このようにパンに付けて食べると意外とパンの影響で辛さがマイルドになって美味しいのである。

 

そしてこのタイカレー・イエローの辛さも嫌になる辛さではなくて、後から旨味に変わる辛さという感じで気が付けばパクパクと食べてしまっていた。

 

 

缶詰のラベルと見ると「本場タイで製造」と書かれている。そういえばこの2020年の1月にタイを実際に訪れてみたけど、その時はタイカレーを食べていなかった。バンコクの食堂街でカレーを食べた記憶があるけど、そのカレーもタイカレーではなくて、日本風カレーだった。。

 

 

こちらは「いなば食品㈱」が輸入している缶詰。いなば食品は元々は缶詰製造をしていた会社なので、缶詰だけで沢山の商品を発売している。

 

なお現在はカレー缶詰だけで17種類も販売されており、インドカレー風味などもラインナップに加わっている。

 

そしてあっという間にビール2杯を飲み干してしまったので、次は奄美大島だけに黒糖焼酎のロックに切り替える。この時点で入店してから約1時間20分程が経過しており、早めに帰ろうと思っていたけど、お店のママさんが結構面白い人で色んな話などを聞かせてくれたので、思わず長居してしまった。。

 

奥にあったテレビはYoutubeも見れるという事で「奄美大島でも人気な踊りの動画を見せてあげる!」と、パソコンに向かってポチポチと操作するママさんが見えている。。

 

そしてYoutubeで検索して見せてくれたのが、奄美大島で民謡を会館で演奏している動画だった。奄美大島ではこういったコンサートでも途中から客席の人達も盛り上がって、それぞれに踊り出す人ばかりの光景が自然な光景らしい。。

 

 

奄美民謡”六調

 

 

今回の奄美大島旅ではこのような民謡の演奏している場所に行ったりしなかったので、そういった濃い奄美大島らしさは勉強出来なかったのが少々残念ではあった。コロナ禍もあってこのような宴もなかなか開催できなかったのもあっただろうが。

 

「現代人は常に何かをしていないといけない」という先入観に囚われガチである。しかし普通に日本の学校で育って、普通に就職すると世界の事情を全然知らず、勝手に今まで生きてきた日本国内の常識が”世界の常識”と考えてしまうようになり、頭が固くなってしまう。だけど世界に足を踏み出すと日本の常識は世界の非常識となり、国や地域毎で風習や考え方が大きく異なっている事が分かるのである。

だから常に働き続けるのではなくて、たまには休憩も必要なんです!

オカン
オカン

アンタは休憩しすぎなんやで!(怒)

 

そしてこのお店のママさんは昔バンドを組んでいた事もあってロックが大好きで、ボクも昔よくCDを何回も聞いたボン・ジョヴィの動画が流れて、店内には『リヴィン・オン・ア・プレイヤー(Livin’ on a Prayer)』『バッド・メディシン(Bad Medicine)』などの歌が響き渡る。

 

何だかんだで飲み過ぎてしまって、初日に購入したこちらのれんとを最終日までに飲み切れるかが心配になってきた。まあ無理して全部飲まなくてもいいけど、捨てるのももったいないし。。

 

さて何だかんだでお店が閉店を迎える時間まで滞在してしまっていて、そろそろお勘定タイム。

 

 

しかしお勘定を計算していたママさんも、店内で流れていたボン・ジョヴィの曲のサビになると、思わず手を止めて昔のロック魂が復活して、このように雄叫びを挙げていた。。

 

昔知り合いの日本酒を造っている社長さんが「お酒は一番いいのを最初に飲まないと、酔っ払ったらお酒なんて全部同じにしか思えなくなる」と言っていたけど、まさに酔っ払ってしまうと黒糖焼酎だろうが、麦焼酎だろうが芋焼酎だろうが同じに思えてしまうのである。。

 

こちらの立ち飲み屋さんはこの民宿も経営していて、名瀬の町でも比較的リーズナブルに宿泊できる宿を提供しているようだ。

 

そしてここからは上機嫌になっていたママに引き付けられて、名瀬の町にあるママ顔見知りのスナックなどを訪問する事に。

 

そしてどのスナックに入ったかまでは覚えてないけど、奄美大島のスナックには「タバコを頂戴!」と言って冷やかす一見客が多いんだとか。ミナミのラウンジで働いていた時にはそんなお客さんは1人も来なかったけど、南国らしくお店からしたら迷惑な島人が夜に徘徊をしているという。

 

そして急にエンジンが掛かってきたママに付いて行くと、名瀬にもこんなガンガン大音量で音楽を流すクラブがあった。こんな風に奄美大島でも夜の町は、奄美大島らしさが溢れる場所も沢山あったのである。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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