奄美大島旅行記2020年-㉓
旅行期間:2020年10月1日~5日
(International restaurant “OHANA” where you can eat loco moco in Amami [travelogue of Amami Oshima Island 23.)
異国感溢れるレストラン
さて奄美大島で最も楽しみにしていたアクティビティーの【パラグライダー体験飛行:ハッピースカイ】で、十二分にこの奄美大島の綺麗な海岸を上から眺める事が出来たので、とてもいい気分だった。そして思っていた以上に綺麗な海岸だったので、近くにトイレのある用海岸で再び海岸を眺める事にする。
用海岸にて
この岩は初日も用海岸に立ち寄った時に見たけど、相変わらず今回も見入ってしまう。こんな岩にもこれだけ植物が生えてきて、しかも蘇鉄まで生えているのが何とも奄美大島らしさを醸し出している。
その用海岸の砂浜に降りると、地面にはこのような何かの生物が残していった跡が見える。太い線の脇に足跡のような物も見えるので、蛇ではなくてトカゲのような生き物なのかもしれない。とりあえず太い線が続いているという事は、それだけの尻尾を持っている生物なのは間違いないのだろう。
海岸には普段からよく色んな物が流されてくる。普段海を見る事が少ない観光客からすると、このような流木が流れてきた物とは思えない。だから人為的に掃除されていない海岸には、この流木以外にも人間が造り出したものがドンドン漂着してくる。
あ~~、パラグライダー最高だったよ~~!!
と大きく叫ぶ男。それにしても奄美大島ではこれだけ綺麗な海岸があるのに、全然人がいない。この周辺に住んでいる住民たちからすると、このような景色は見慣れてしまっているので、綺麗な海岸が当然だという感覚になってしまっているのだろう。
こちらの流木が良い感じのオブジェに見えたので、そんな流木に交じって記念撮影を行う。今回もお気に入りのTシャツ「オハバーT」を持って来ている。2020年は2月のスリランカでしか海外で着れなかったオハバーTシャツだけど、ここ奄美大島でもいい色を放っていた。
用海岸の景観 動画
この海岸では綺麗な砂浜もいいけど、このような波打ち際にある岩もいい感じだったので、そちらの方へ行ってみる。この辺りには結構小さなカニが生息していて、岩に同化している甲羅の色になっていたので最初は分かりにくかったけど、チョロチョロとボクを見ながら逃げていく光景が見られた。
今回履いて行った靴は、弟が親父に送ったアシックスの紐無しスリッポンシューズ。そして親父が亡くなった時に遺品整理していたらこの靴が出てきて、全然履いてない靴だったのもあって、サイズが同じだから貰って帰る事にして、この2020年はこの靴をだいぶ履きつぶした。ただこの海などの濡れた岩の上では結構滑り、濡れた岩場では油断できない靴となってしまったが。。
ここではこのような岩の窪みに海水が溜まっているのが見える。このような現象が朝イチに訪れた海岸で見られるハートロックにも起きているのだろう。しかもそれが人気になっているのは、この窪みがハート型っぽく見えるという理由だけなのであるが。。
こんな綺麗な海岸線にも全然人が見当たらなくて、ここでもボク1人の独占であった。今回は初めてやって来た奄美大島だけど、次に来るときはこんな海岸でのんびりと時間を過ごしてみたい。ただ今回は初奄美大島なので、出来るだけ観光スポットを巡る忙しい予定となっている。
まあでもこれだけ気分がいいのは、このように雲一つない晴天に恵まれていた気候の影響も大いに関係していたからかもしれない。今回奄美大島に滞在して5日間で僅かに15分程だけ運転中に雨がスコールのように降ってきたけど、それ以外は殆ど晴れていた。だから今回は良かったけど、もし次に行った時に曇りや雨ばかりだと全然奄美大島を楽しめないかもしれない。。
足元には白い珊瑚の欠片が沢山落ちているのが見える。この足元に落ちていた白い珊瑚は骨のように見えるが、これは白骨化した珊瑚である。珊瑚という物は元々はこの白骨化した骨状態が基本で、そんな骨の珊瑚に『褐虫藻(かっちゅうそう)』と呼ばれる単細胞藻類が住み着いて共存している為に、珊瑚に色が付いて褐虫藻の働きによって二酸化炭素を吸収して酸素を送り出している。だから一般的に地球環境にいい珊瑚というイメージがあるけど、実際にはこの褐虫藻との共存でその役割を果たしているだけにしか過ぎないのである。
しかし褐虫藻は地球温暖化による海水温上昇によって異常を察知して、共生していた珊瑚から逃げてしまう現象が世界中で見られている。その為に世界中の珊瑚は死んでしまったという表現がされているが、その白骨化した珊瑚に褐虫藻が戻ってくるという事もあるそうだ。
そして世界中の海洋学者は何とか珊瑚礁を復活させようと、海水温が上昇しても生息できる珊瑚の研究を行っている。そんな研究の中でもお湯に近い温度でも逃げ出さなくて耐えれる褐虫藻などの開発が、今注目されているという。
何とかこの海を壊さないように、頑張ってくださいタイ!!
多国籍料理屋「OHANA」でランチ!
そしてパラグライダーからの帰り道に昼食を食べに寄ったのは、こちらの多国籍料理屋「OHANA」というお店。このように外来の食べ物などが提供されているお店で、せっかく奄美大島に来ているのだから地元の郷土料理を食べればいいのだが、今日はいい天気だったのもあって南国ムードを盛り上げる事にしてみた。
立ち寄ったのは11時40分とランチが開店して直ぐの時間。こちらがそのお店で、このように特にお店の外観はそれほど凝った感じは見受けられない。
正直この多国籍料理というものが特に食べたかった訳でもなくて、普段ならまず通り過ぎていたお店。だからこそ今回は逆の発想で、「普段なら行かない料理屋さんで食べよう!」と思って行動したのである。たまには違う行動をする事によって、自分に刺激を与えて、更に新しい知識を得れるのだ。
このようにどちらかというとエスニック料理が多く見られるが、個人的にはあまり辛い食べ物は敬遠しようと思っているので、ここはこのお店イチオシのロコモコを頼むとする。
今回ロコモコを食べるのが初めてでした!
こちらはレストラン「OHANA」さんの店内で、特に変わったインテリアはないけど、天井にはエスニックな雰囲気を醸し出すファンが取り付けられており、それらが回っているのが見える。
この来店時は店主のようなオジサン1人で営業していた。お店のホームページには「パラグライダー・ダイビング・シーカヤック・サーフィンなどなど遊びが大好き!変なおやじが島の遊びを教えます」と書かれていたけど、コロナ禍の影響もあってか、特にオジサンの方からは話しかけてくる事はなかった。
こちらは海岸で足元に落ちていた白骨化した珊瑚で作られた照明。これだったら簡単に作れそうで、南国ムードを湧きたてる感じなので自分でも作ってみたいと思うようなインテリアだった。
そして注文してから約10分後に運ばれてきたのが、こちらの「ロコモコ」。ご飯の上に肉汁がタップリと染み出すハンバーグが載せられており、更には目玉焼きが頂点に君臨している。
結構カロリーが高そうに思えるロコモコだけど、その周りには何種類かの野菜が彩られるように飾られている。
よくテレビなどで紹介されている美味しいハンバーグは、そのハンバーグの切り口から肉汁がドンドン出てくるシーンが流されるが、このロコモコに載っていたハンバーグからはナイフを入れる前から豪勢に肉汁が染み出てきていた。。
おいどんはこのロコモコなんて食べた事がないだけに、旨そうに見えるでごわす!
肉汁がはみ出てくるロコモコ 動画
このロコモコはハワイ生まれの食べ物とされているが、日本ではご飯の上にハンバーグなどを載せているので”ロコモコ丼”とも呼ばれる事が多いという。ご飯の上にハンバーグが載せられているから、ハンバーグから染み出る肉汁がご飯に掛かって美味しさを逃さずに食べれるという画期的な料理だと思う。
ただ基本的にはハンバーグ定食を一皿で提供したようなイメージの料理だけど、お皿が1枚で済むし、ハンバーグの美味しさを逃がす事なく味わえるので、何とも画期的で合理的な食べ物。
日本人からしたら「ハンバーグ丼」という感じだけど、不思議と世間ではあまりハンバーグ丼という名前を聞かない。ハンバーグとご飯を別々に食べるのもありかもしれないけど、こうやって合わせて食べる事でご飯にソースが掛かってより美味しいロコモコ。
という事でガツガツと美味しく食べれたロコモコ、約16分で綺麗に完食しました。この美味しいロコモコで心も体もパワーチャージ出来たので、午後からも精力的に活動出来る事だろう。
こんな旅はまた次回に続きます!
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