ハートロックが見えない満潮時刻に訪れた「それいゆふぁ~む」【奄美大島旅行記⑳】

奄美大島旅行記2020年-⑳

 旅行期間:2020年10月1日~5日

(「Soreiyu Farm」 visited at high tide when the Heart Rock was not visible.【Amami Oshima travelogue 20】)

朝イチの気持ちいい海岸

さて今日も絶好の晴天日和に迎えられた、奄美大島旅行3日目の朝。今日の予定は午前10時から奄美大島の北東側でパラグライダー飛行をする予定となっており、時間的に余裕があったのでその通り道にある「ハートロック」に立ち寄ってみる事にする。

 

このハートロックというのは海岸にある岩の窪みの1つがハートのような形になっているもので、たったそれだけなんだけど、インスタ写真を撮りたい若者達にとっては必ず訪れる人気スポットともなっている。ただ地元の人達からしたら普通の海岸という印象しかない場所なので、あまり目立った看板は設置されていない。だからハートロックを探すには、その近くにあるこちらの「それいゆふぁ~む」という牧場カフェを目指した方がすんなり来やすいと思う。

 

【それいゆふぁ~む】

住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1346番1
営業時間:10時~17時頃
電話番号:0997-69-4802

 

 

こちらの「それいゆふぁ~む」さんはハートロックを見に来るお客さん用に駐車場を開放してくれているので、ハートロックを訪れる場合はこちらの駐車場を利用させてもらうのがベター。この手前の道もそんなに広くないので、路上駐車すると通行する人達の邪魔にもなるので。

 

 

ハートロックがあるという海岸へ向かう!

その「それいゆふぁ~む」さんの横に、このようなハートロックへの向かう入口がある。ここからはまだこのように海岸へ向かう入口だけで、その岩はまだ見えない。

 

そしてこの海岸では泳ぐ人もいたけど、このように海岸では離岸流という海岸から引き上げる潮の流れが強い場所がある。だから海で泳ぎ慣れている人はいいけど、海水浴初心者はこの離岸流をあまり意識しないので、この流れに乗せられて沖に流されてしまう事が多々起きている。

 

このように入口はシンプルな感じになっていて、ジャングルへ突入するみたいにも思えますが、実際にはそんなに海岸までは距離がないので小ジャングルを歩く気分を体験できる場所と言った方がいいかもしれない。

 

この道は毎日それなりに多くの観光客がやって来るスポットなので、意外と道は踏みしめられているからか、綺麗である。ただハートロックというのは海の潮が引いた干潮時刻しか見えない岩なので、本来は干潮時刻に来ないといけない。

 

この時は干潮時刻ではなかったけど、通り道だったのでちょっと寄り道気分で立ち寄った。この日の干潮時刻は昼前後の予定となっていたので、パラグライダー飛行を終わってから訪れた方がいい時間帯であったけど、ホテルを予定より早めに出発して順調に進んできたのでちょっとした時間潰しも兼ねていた。

 

なのでハートロックを見に来る観光客も大半が干潮時刻を調べてやって来るので、この時はこのように道を歩いている人影を殆ど見かけなかった。

 

約2分程海岸に向かって歩いていると、段々と波の音が大きく聞こえてきて、海岸がだいぶ近くなっているのを体感できるようになってくる。今は海岸がこのように全然見えないけど、次第に海が目の前に広がるハズ。

 

するとこのように海岸に近づくにつれて、足元は土ではなくてサラサラの砂浜となってくる。そしてこの小ジャングルを抜けた先には、明るい海岸が少し見えてきた。

 

海岸へ向かって進む 動画

 

 

 

ハートロックが見えるハズの海岸!

そして進むとこのように目の前には海岸が広がってきた。しかし午前9時頃だったので、既に泳ぎに来た人達が残した足跡などがそこら中にあって、思ったよりも綺麗な海岸という印象は受けなかった。

 

このように今日も絶好の天気なので、とても見晴らしが良くて、さらに綺麗に見える海岸。こんな絶好の晴天でパラグライダー飛行を行えるなんて、なんて晴れ男なんだと思い知る。。

 

ただこのように見渡す限り、普通の海岸が広がっていて、肝心のハートロックという物が全然見えないのであるが。。それとこの海岸ではハートロックを示す看板が設置されていないので、もし見えていたとしてもどれがその有名なハートロックかが分からない可能性もあった。。

 

そんなハートロックの岩はこの時間には見れなかったけど、その代わりに足元ではゆっくり動く生命を発見出来た。個人的にはハートロックなどという人間が勝手にハートの形に見立てた岩よりも、断然足元で動く小さな生命体の方が興味深かった。

 

このような生きたヤドカリがチョコチョコと動き回る光景なんて、今まで殆ど見た事が無かった。なので余計に動きが面白くて、見入ってしまった。というのもあまりヤドカリに近寄り過ぎるとこちらの警戒して殻に閉じこもるけど、こちらが動かずにじ~~っとしていると油断したヤドカリがまた殻から体を出してきて歩き始めるのだ。

 

 

散歩するヤドカリさん 動画

 

 

こちらはヤドカリをひっくり返してみた状態。体を殻の中に一瞬で引き戻し、殻の入口を手足でガードしている。しかも手足の色が貝殻の色と同化しているので、パッ見には全然ヤドカリがいるようには思えないのだ。

ハブ男
ハブ男

ヤドカリを食べる時は殻ごと食べないと、喰えないブ~~!

 

そして干潮じゃなかったので潮が満ちていてハートロックは直接見えないけど、奥の方へ進んでみると海岸奥の方に岩らしき物体が海面下にあるのが見える。しかしこのように波が打ち寄せている海面からは、残念ながらどれがハートの窪みがあるかまでは確認できないが。。

 

 

ハートロックがある場所付近 動画

 

 

それにしてもこのように今日も海岸がとても綺麗で、奄美大島を満喫できる。話によるとボクが奄美大島に来島するまでは天気が悪くて雨が降ったりしていたようだけど、ボクが来てからはこのように綺麗な晴天続きだったのである。

ハブ男
ハブ男

晴れた日の奄美は最高に気持ちいいブ~~!

 

普段は全然海岸を訪れる機会がないけど、意外とヤドカリや小さなカニなどが砂浜を楽しそうに動き回っているのが眺めれる。これも自然豊富な島国ならではの光景で、足元を見るだけでも楽しめるのである。

楽しむ気持ちさえあれば、目に見える全ての物事を楽しめます!

 

 

砂浜で生きるヤドカリ達 動画

 

 

この海岸には草木が防風林のように茂っているので、さっき通ってきた道がどこにあるかが分かりにくい。先程の道はこの写真中央にあるのだけど、このように草木が邪魔して見えにくくなっている。なのでちゃんと帰り道は覚えておく必要がある。

 

 

この海岸に来たのはハートロックがもしかしたら見られるかもと淡い想いを持っていたけど、実際にやって来ると地球上が生み出した小さな逞しい生命群を見る事が出来た。最近の若い子達は虫などを身近に生きて来なかった世代が多くて、ここにやって来てもハートに見える岩だけにしか着目しないけど、もっと視野を広げてみるとこれだけ海岸では楽しめるのである。

 

今回は寄り道程度に海岸を眺めるだけだったので、あまり長居は出来ない。という事でそろそろ車に戻るとする。

 

この「それいゆふぁ~む」は開店が午前10時からなので、この時はまだ閉まっていた。しかしこのように駐車場はハートロックを訪れる人達の為に開放されていて、敷地内には入る事が出来る。

 

ここの名物はヤギの乳を使ったアイスだというが、ヤギは奄美大島では昔からご馳走として食べられていた貴重な肉。ただ日本では一般的にはヤギは肉や乳にはクセや臭みがあるので敬遠されがちであるが、この奄美大島にはそれなりの歴史があり、ヤギの肉が重宝されていた。

東郷どん
東郷どん

おいどんが奄美に居た時もご馳走としてヤギを出してくれたけんど、食べれんかったでごわす!

 

この「それいゆふぁ~む」ではハートロック目当てで訪れる若い世代が多いからか、このように若いカップルが好みそうな恋人の鍵を取り付けるコーナーもあった。よく橋などに鍵が取り付けられているヤツで、世界中で見られる。

 

ここではヤギのソフトクリームだけではなく、ヤギのフローズンヨーグルトなども販売されている。またこの周辺ではそんなに飲食店がないので、ここで昼食を食べるのもいいのかもしれない。

 

敷地内にはこのように芝生が綺麗に生えている庭もあり、ハートロックを写真に撮った後はここに座って美味しくアイスクリームを食べている女子達の姿が想像できてしまう。

 

個人的にはこういった願掛けよりも普段の行いの方が、カップルの関係性に影響を与えると考えている。そしてカップルが長くくっ付いている方がいいとも思わないので、こういった鍵を取り付けるという行為自体、やろうと思わないのである。。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

ただ単に相手がおらんだけやろ!

 

ただこれも勿論南京錠を購入しないといけないので、上手い事商売をしているという印象を持った、ハートロックの駐車場も兼ねている「それいゆふぁ~む」さんであった。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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