奄美大島旅行記2020年-㉞
旅行期間:2020年10月1日~5日
(Viewing the Beautiful Sea from Arasaki Observatory and Other Observatories in Sumiyou Town [Amami Oshima Travel notes㉞])
のんびりとした集落
奄美大島の旅も気付かぬ内に後半戦に突入しています。明日の昼には帰りの飛行機が出発する予定で、奄美大島で残された滞在時間もあと24時間を切っています。という事で残された時間も最後の最後まで目いっぱい活用して、奄美大島での滞在を満喫していく予定。
住用町を散策!
このような人口が少ない町や集落では、子供達は地元住民たちの目が行き届いた場所で育てられる事が多い。また学校も都会の教室とは違って生徒数がとても少ないので、マンツーマン教育が行われるので必然的にも成績優秀な生徒が多くなりやすい傾向にあるとか。
さっき見物していた「石抱きガジュマル」から海沿いの道を南下していくと、港のような場所が見えたのでここでも少し寄り道してみる。
ガラ~~ンとした昔に港だったような場所だけが残されていて、こちらのフェリー用桟橋みたいなのも放置されている感じだった。奄美大島でも昔に比べると住民が減っている影響で、このような港も使われなくなったのかもしれない。
ボクは小さい頃からよく映画を見て育ってきたので、こういった台を見ると車のジャンプ台にしか見えない・・・。しかも車両のタイヤの跡が黒ずんでいるのも見えるから、余計にジャンプ台にしか見えなくなってしまう。。
奄美大島もそんなに大きくはない島だと思っていたけど、北端の笠利岬に行ったり、これから南部の古仁屋に行ったりしていたらそれなりにガソリンが減ってきていた。この車はレンタカーなので返却時にはガソリンを満タンにして返さないといけないけど、返却するまでに1回ガソリンを補給しないと持ちそうにない。なおこの車を借りたオリックスレンタカー奄美は、ガソリンスタンドに併設されているのでそこで返却時にガソリン補給をすればいいので便利であった。
ここは防波堤のようになっているけど、それ以外には特に何もない場所。遠くの方で釣りをしている人が見えたけど、ここで遊び回る子供達の姿なども見えなくて、海と風の音以外は静かな場所。
まだここから南下してホノホシ海岸や古仁屋港まで行こうと思っているけど、このような自然と海の綺麗な緑を目の前にすると、何回もストップして写真を撮ってしまうので、これまた中々前に進めないのである。。
住用町から見える海 動画
風が強い堤防付近での撮影では、三脚スタンドが風によって倒れやすいので高さを低くして撮影してみる。奄美大島に到着してからすぐに訪れた「あやまる岬」でも風が強くて、そんな風によってスマホを取り付けた三脚スタンドが倒れてしまい、スマホの画面は大丈夫だったが液晶表面のフィルムに傷がついてしまった。なのでその失敗を繰り返さないように、ここでは高さを低くして安定性を高めて撮影してみたのである。
そして堤防から再び車に乗り込んで道路を走っていくけど、少し高台の場所に差し掛かるとまたここからもいい景色が広がっているのでまた車を停めて、しばしの撮影タイムに。。
奄美大島や隣の加計呂麻島などには都会からの移住者が多いと聞くけど、確かにこのような綺麗な自然の風景が毎日見れる場所だったら、いつか移住したいなと思わせる光景でもあった。いつの日か株でファイアーして、このような自然溢れる場所でのんびり暮らしたいと思う。
その前に、ガンガン働かんと!(怒)
住用町から見える海の景色 動画
荒崎展望台にて
そして車を走らせていると少し高台の場所に、展望台のような場所を発見したので再びここで車を停める。
住所:鹿児島県奄美市住用町大字市
ここは「荒崎展望台」という、思わず見逃してしまいそうな場所。この石で作られているブロック以外には、特に展望台らしきものは見当たらない。
こちらは荒崎展望台から北側を眺めた景色。遠くが綺麗に見えて雄大な景色が広がっているけど、周囲には雑草の背が高くなっているので子供だったらこの海の景色が見えていなかったかもしれない。
こちらは南側の景色で、こっち側も雑草が結構背が高いので景観を邪魔している。近くに枝切ばさみがあれば雑草をカットしてあげたいとこだけど、残念ながらそんなのが置かれている訳もないのである。。
荒崎展望台からの景色 動画
ただ三脚スタンド兼自撮り棒があると、このように一段と高い場所からも撮影が出来るので、目の前に広がる背の高い雑草などの上からの景色も写真に収める事ができる。雑草がなければこのような景色がこの荒崎展望台から見えるのである。
島っていうのは当然ながら周囲360度を海に囲まれている訳だけど、日本の本土に住んでいるとあまり海を見る機会がないので、しばしこういった大自然の景色に見惚れてしまう。。
住用町の市集落にて
そして南の方角に続く道路を走っていくと、このような看板が見えてくる。この一帯は「市集落」という90世帯が軒を構える集落となっている。
そしてこの市集落が誇る観光スポットは、こちらの掲示板にもあるように「高浜(ターバマ)」と呼ばれる、大きく丸い石が沢山散らばっている海岸である。
集落の入口にはこのような大きなガジュマルなども見えて、その木の幹には何やら大きな玉が括りつけられているのが見える。
こちらの玉には「願玉(ねがひたま)」と文字が入っていて、願掛けする為のもの。一瞬ドラえもんが付けている鈴にも見えたけど、単なる玉のようにしか見えない。。
写真中央右側に見えている、こんもりと三角型に盛り上がっている島は「トビラ島」と呼ばれていて、元々は隣にある喜界島との間位に位置していたそうだ。そしてそんなトビラ島を喜界島の女神と、この市の女神が奪い合った結果、市の女神がこのトビラ島を勝ち取った為にこの場所まで移動してきたという伝説があるというが。。
人間ってのは本当に勝手な作り話が好きだブ~~!
この奥の山の手前に広がっている海岸が、この市集落での名物海岸でもある「高浜(ターバマ)」。そしてここにも全然人の姿すら見かけないのであるが。。
この市集落では「サガリバナ(下り花)」という、奄美大島より南で生息するサガリバナ科の常緑高木をここでは記念植樹していて、約80本以上が植えられているという。なお花は6~8月頃に咲くので、残念ながらこの季節には見る事が出来なかった。
こちらはちょっとした公園のようになっていたので、ここでも少し寄り道する。このような場所に地元集落の人がのんびりと日光浴して時間を過ごしていそうな雰囲気があるけど、ここでも誰も居なかった。。
奄美大島ではこのような集落とかでも自給自足は出来ておらず、基本的には鹿児島などからの物資輸送に今でも頼りっきりだという。だから台風などが近づいてフェリーが欠航すると、スーパーからはまず乳製品が棚から消えるという。だからのんびりとした島暮らしは出来るものの、食べ物は他に依存する生活のようだ。
こちらのガジュマルの木の下にはのんびりと過ごせるようなテーブルとイスが置かれているけど、このように誰の姿も見られない。
そして白いハズのイスも結構汚れており、最近はコロナ禍の影響もあって、ここで会合は全然行われていないのかもしれないな。
そんなイスやテーブルが置かれているのは、この南国特有の木であるガジュマルの下。まず本州の土地では見る事が出来ないけど、こっちに来ると結構その辺で生えているのが見れるので、そろそろすっかりガジュマルにも見慣れてきた頃合い。
こちらの小屋には相撲取りがこの建物の柱で鉄砲を打った跡のような手形が描かれていたけど、相撲をするようなスペースでもなかったような。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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