ホテルオークラ神戸「オーセンティックフロア21階」にチェックイン【神戸旅行記⑥】

神戸旅行記2020年-⑥

 旅行期間:2020年10月15日~16日

神戸を代表するホテル

さて黄昏時を迎えてきて、段々と暗くなってきた神戸の街。ただまだホテルに入るには早すぎるので、もうしばらくメリケンパーク周辺を散歩する事にします。大阪人からすると意外と来ない神戸の街だけに、せっかく来たからには色々と歩きたい衝動に駆られてしまいます。。

 

そして特にあてもなく約20分位ウロウロとオカンを引き連れて彷徨っていると、黄昏時だった景色がすっかり暗くなろうとしてきています。そして黄昏時よりも暗くなってくると、さっきから見えていた神戸ポートタワーもこのように綺麗にライトアップされている光景がより印象的に見える時間帯となってくる。

 

 

ホテルオークラ神戸にて

まだ晩御飯を食べた訳でもないし、一旦ホテルに寄って荷物を置いて、地域共通クーポンを貰って中華街に晩飯を食いに行こうというオカンの強い意向を受けて、渋々ホテルオークラ神戸の入口へと向かう事に。

 

こちらはホテルオークラ神戸の東側だけど、ここは入口ではなくて正面玄関はここから右側に行った北側の道に面した場所にある。なのでてっきりここから入れると思っていたけど、大きく迂回して入らないといけなかった。

 

そして普段は旅以外ではまず泊まる事のないホテルに、しかも日本国内でも名門のホテルオークラに宿泊するという事もあって、散々歩かされて疲れ切っているハズのオカンも最後のパワーを振り絞ってホテルオークラ神戸をバックにして記念写真に応じていた。

オカン
オカン

やっとこれで少し休憩できるわ!

 

このホテルオークラは大倉財閥を築いた大倉喜八郎の息子で2代目となった大倉喜七郎が創設した、日本国内でも名門のホテル。このホテルオークラ神戸自体は、メリケンパークが出来たすぐ後の1989年6月に開業した。

 

 

このホテルオークラ神戸の正面玄関が北側にあるなんて全然知らなかったので、さっきは西側から南側周りで東側まで行ってしまったので、更に歩いて正面玄関のある北側へ回り込む。するとこのような立派な水が流れ落ちていく正面玄関が見えてきたけど、目の前には阪神高速の道路が走っている為にその正面玄関があるというイメージがかき消されているように思える。。

 

 

ホテルオークラ神戸の正面玄関 動画

 

 

ホテルオークラ神戸は地上35階/地下2階建ての高さ約135mの大きなホテルで、総客室は475室もあり和洋折衷の内装などが特徴的なホテルでもある。1人で旅行する時は基本的には値段の安いビジネスホテルに宿泊ばかりなので、このようなガッシリとした構えのホテルに入るとなると少々気合を要する。

 

富裕層からしたらこのような外観で自分達のステータスに合うランクのホテルに泊まるのは当然の事なんだろうけど、貧乏人の目線からするとこんなにタクシーが順番待ちをしているホテルなど、なかなかに宿泊する機会もないし、建物自体に入る機会もない。

 

こちらは正面玄関手前にある特別な駐車場のようなスペースとなっていて、VIP向けの駐車場のように見える。果たしてどれくらいのお金を支払えば、ここに自分の車を停めれるようになるのだろうか??

 

ホテルオークラは国内に数店舗ホテルを出店していて、今ではオークラ以外のホテルを「オークラ ホテルズ & リゾーツ」という運営会社を立ち上げて運営している所も多いようだ。

 

まずロビーに入ると、いきなり高い天井の解放感ある空間が出迎えてくれる。このホテルオークラ神戸の建物は阪神淡路大震災で被災したが、幸いにも建物には異常がなくて、内装で一部壁などが剥がれ落ちる位の被害だけでとどまったという。

 

まずはホテルオークラ神戸に足を踏み入れた人間を出迎えてくれる、こちらの壺に大量に入れられた生け花。こんな大量の生け花も造花じゃないかと疑ってみるけど、やっぱり高級ホテルはこんな玄関のホテルの顔的存在にもなっている物には造花は使わないようだ。

 

そんなホテルオークラ神戸のロビーの写真を夢中で撮っていると、向こう側で

オカン
オカン

そんな写真ええから、早くチェックインしなさい!(怒)

というような顔をして立っていたオカン。。

 

 

「オーセンティックフロア21階」の部屋に入る!

そしてフロントで予約している名前を告げて、チェックインを行う。そしてその際に合わせて地域共通クーポンも受け取り、部屋へ向かおうとしたら一応高級ホテルだけあってポーターのお兄さんがフェイスシールドをキッチリ着用して「お部屋まで案内します!」と声を掛けてきた。海外ならポーターに案内されたらチップを払わないといけないけど、日本ではそんなチップは不要だし、国内でポーターに案内してもらえる機会も少ないのでここはポーターのお兄さんに先導をお願いしたのである。

 

このホテルオークラ神戸では、下の6~15階までが「メインフロア」というスタンダードな客室となっていて、16~27階までは眺めのいい「オーセンティックフロア」となっていて、今回はこのオーセンティックフロアの21階の客室に宿泊となった。

 

このオーセンティックフロアでも部屋の方角によって見られる景色が異なり、予約の段階でその部屋の方角も選ぶ事が出来る。ただ今回予約したプランではそこまで細かい設定は無かったので、部屋の方角はお任せであった。

 

そして先導してくれるポーターのお兄さんは部屋の中まで入って、色々と丁寧に設備などの使い方なども教えてくれたけど、まだ若いお兄さんだったからか、こっちの「分からんかったら聞くわ!」という雰囲気を察してくれなかったのが少々残念であった。

オカン
オカン

別におらんでもよかったと思ったポーターさんやな・・・

 

部屋はオーセンティックフロアでも29㎡のスタンダードルームと、37㎡~のデラックスルームがあり、今回は広い方のデラックスルームを選んだ。なお朝食付き【オーセンティックフロアデラックスツイン】1部屋の料金は19,620円(税込)で、そこから ”GO TO キャンペーン”35%OFFで12,753円(税込/1部屋2人分)となり、更に3,000円分の地域共通クーポンもプラスで貰えるのである。

オカン
オカン

また言うけど、今回のホテル代を支払ったのは私ですからね!

 

 

デラックスホテルの部屋だけあってベッドもデラックスな感じで、ごっついクッションが重ねられているのが見えている。個人的には最低限寝れればいいと思っているだけに、このようなベッドの質まではあまり気にした事がないけど、ホテル側からしたら一番大事なのがこのベッド選びなのかもしれない。

 

オカンと一緒の部屋に泊まる際には、必ずオカンから

オカン
オカン

アンタ、どっちのベッドにするんや??

と聞いてくる。なので基本的には遠慮せずに景色が見やすい窓側のベッドを選ぶようにしている。

 

やっぱり落ち着ける部屋にはこのような絵画が1つ飾られているだけで、無機質な部屋の感じが中和されるように思える。と言ってもこの部屋に住む訳ではなくて1泊しかしないので、このように写真を撮って後から見直さないとまず記憶には残らない絵となってしまうのであるが。。

 

 

こちらは北側の部屋だったので窓から見える景色は、このように六甲山側の神戸市街地が眼下に広がっている。夜はこのような神戸の綺麗な夜景を見ながらリラックスして過ごす事が出来るのも、このホテルオークラ神戸の魅力なんだろう。

 

オカンを観察していると、ホテルに着いてまずは直ぐに設置されているポットで湯を沸かしてお茶を飲むのが習慣となっているようだ。しかしボクが1人でホテルに泊まると、この湯を沸かすポットには触る事すらないので、同じ親子でも行動は異なるのである。

 

こちらは「HOTEL OKURA」とロゴが入ったタオルが掛けられている。このような名門ホテルではホテル内で使われているアメニティー類が売店でも販売されているが、そこまでして買いたいと思う物なのかは人ぞれぞれの感じ方次第であろう。

ボクは勿論ホテルの売店では何も買いませんが・・・

 

日本のホテルは海外のホテルとは違って、必ずと言っていいぐらいにシャンプー/リンス/ボディーウォッシュ/石鹸などが用意されている。しかもこのホテルオークラのバスタブには、また別にシャンプー類が用意されているので、使わないこれらのシャンプーなどの小瓶は持ち帰り用となっているかのようだ。

 

こちらは洗面台で、髭剃り時に重宝する拡大鏡も備えられている。ただこれを使うとあまりに大きく自分が写り過ぎて、「こんなに鼻の穴が大きかったっけ??」と思ってしまう程である。。

 

海外のホテルだったらまずチェックインした際にお湯が出るかを確認しないといけないけど、日本のホテルではそのようなお湯が出ない事はまずないから安心である。ただ日本人からするとそういった高待遇に慣れ過ぎており、もしお湯が出なければ大クレームのように文句を言い散らかすので、そういった面では日本人は恵まれ過ぎていると言わざるを得ないかもしれない。

 

ボクが1人でホテルに泊まるとポットのお湯を沸かさないので、このような用意されているインスタントのお茶やコーヒーなどにも触れる事がない。しかしオカンと泊まるとなるとこのお茶などを飲み、飲まなかったコーヒーパックはお持ち帰りとなるのだ。

オカン
オカン

タダで貰えるもんは、持って帰らんと損やで!

 

こちらは部屋に備え付けられていた、冷蔵庫内のドリンクバー的な飲み物。勿論これらは全部有料となっている。そして貧乏人にはこの備え付けのドリンクには手を出さずに、自分でコンビニなどで買ったお酒を持ち込んで入れる。しかし金持ちは値段など気にしないので欲しければ、この冷蔵庫に用意されている物を飲む。それが貧乏人と金持ちの違いである。

 

今回のホテル代実費は2人分料金で12,753円だったけど、この地域共通クーポンはその割引前の旅行代金合計に対しての15%(百円単位は四捨五入)となる。なので今回は地域共通クーポンが3枚の3,000円分をゲットしたのである。ただしホテルに1泊だけの旅だと、当日か翌日までの有効期間なので早い事使わないといけない。

この旅中でしか使えない短い有効期限が、観光客の消費を促進していたと思います!

 

前回の2020年9月に訪れた奈良ホテル宿泊の際はまだこの地域共通クーポン券は配布されていなかったので、今回の宿泊で初めて地域共通クーポン券を手にしてご満悦の笑顔を見せるオカン。兵庫県は隣接する都道府県が多いので、京都府/大阪府/鳥取県/岡山県/徳島県/香川県を含む7都道府県で使う事が出来る。

 

そして高級ホテルなのでこのように無料のミネラルウォーターもしっかりと用意されている。しかし今まで海外旅行ばかりしてきた身としては、国内の水道水は海外に比べると遥かに綺麗なので、ミネラルウォーターじゃなくて水道水を飲む事も全く抵抗がないので、特に必要としないのであったが。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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