天草物産館に三度寄り道し、近くの天草四郎ミュージアムも見学【九州縦断秋旅行記51】

九州縦断旅行記(秋)2020年-51

 旅行期間:2020年10月24日~28日
(We made three stops at the Amakusa Product Center and visited the nearby Shiroh Amakusa Museum.)

オリーブソフト推し!

天草から熊本市内へと向かう道中に、また立ち寄ったのは3軒目のお土産屋さん。世界遺産にも登録されているカトリックの教会などを見学した後は、自然豊かな天草地方の特産品などが欲しくなってしまいます。

 

 

「上天草物産館」に寄り道!

個人的にはあまりお土産は買わないようにしているけど、その土地の名産品などを見るだけでも勉強になるので、お土産屋さんなどを訪れる事も旅では重要である。

朋ちゃん
朋ちゃん

旅の醍醐味はお買い物よ~!

 

【上天草物産館】

住所:熊本県上天草市大矢野町中11582-24
営業時間:8時~17時頃
電話番号:0964-58-5600

 

 

この物産館も天草地方の名物などが所狭しと置かれていて、買い物目当てに来た人にとっては、わくわく出来る光景が待ち受けている。天草大王目当てに訪れた朋ちゃんも、真っ先に天草大王が販売されているブース目掛けて突進していた。。

 

この熊本や鹿児島などではよく目にする「キビナゴ」。魚としては水揚げ後に痛むのが早いのであまり遠くまで輸送される事がなくて、海の近くでしかなかなか食べれない魚でもある。

 

こちらにはデカデカと「天草大王」の文字が踊っている。日本全国で鶏料理は食べれるけど、このような地元名物の地鶏などを見かけると、何故か欲しくなってしまう。

 

この天草大王という鶏は昔にこの天草地方で飼育されていたけど、明治時代に入ってからは手軽に飼育できる鶏が全国的に普及した為に絶滅してしまった種である。だけど最近になってその当時の天草大王を再現した種を交配させて、厳密には天草大王を再現した鶏である。

 

だからこの天草で伝統的に命を繋いできた鶏ではなくて、また新たに生み出された鶏でもある。そういう意味では”天草大王もどき”という名前の方が、相応しいのかもしれないが。。

朋ちゃん
朋ちゃん

いいのよ、美味しかったら~!

 

朋ちゃんが熱心に天草大王を選んでいたので、それに釣られてボクも天草大王を買おうかなと一瞬思ったけど、ウチのオカンは鶏は一切食べないので買って帰っても仕方ない事に気付く。ちなみにオカンは小さい頃のトラウマがあって、未だに鶏料理は一切食べないという。

オカン
オカン

私、鳥料理は要りませんので!

 

オカンの鶏を食べれないというのも、小さい頃に近くの飲食店から脱走してきた鶏を見たのがトラウマとなり、それ以来酷過ぎて鶏を食べれなくなったという。しかし他の牛や豚なども同じように生きている動物を殺して、その皮などを剥いで食べているので鶏肉も牛肉もその工程は同じはずである。しかしオカンは鶏のそのような景色を見ているだけで、鶏だけは食べれないそうだ。。

そんなトラウマのせいで、美味しい鶏料理が食べれないとは残念ですな・・・

 

このように天草大王は串まで刺さっている状態で、簡単に調理ができる形で販売されている。ただやっぱり手間暇掛けて育てている鶏なので、スーパーなどで売っている鶏と比べると、お値段は若干上のようだが。

 

こちらは「魚ロッケ」という魚のすり身が入ったコロッケであるが、くまモンの顔がデザインされたシールが貼ってあると、くまモンの肉が入ったコロッケとも思ってしまいそうな感じである。。

朋ちゃん
朋ちゃん

くまモンって食べれるの?!(笑)

 

そんな天草大王や魚ロッケには触手が動かなかったボクだけど、この「はっか糖」にだけは大きく反応してしまう。薄荷草から採れたハッカ成分を結晶化して、砂糖と水飴を混ぜた昔ながらのお菓子であるが、どこかで買って食べた時にハマったのでここでも買ってしまうのであった。

 

 

鶏肉はダメなオカンも馬の肉だったら食べれるかもと思ったけど、熊本名物の馬肉を買って帰っても何だかんだと言い訳を並べてオカンは食べない可能性があるので、この馬肉も買うのを自重する事に。。

 

そんな肉類よりも個人的には「ニンニク」という文字に目が自然と行ってしまう。ただあんまり辛さは必要ないので、こちらの商品には触手は伸びない。

 

少し前に流行ったラー油に入っているニンニクの商品が見える。ただこれ単体で食べれるものではないので、これも触手は伸びないのであった。。

 

こちらはお菓子コーナーで、見た感じのデザインが可愛らしく見えるパッケージとなっている。ボクは元々パッケージ製造会社で働いていた為に、商品そのものよりも、このようにパッケージの方についつい目が行ってしまう。

 

普通にゼリーそのままを陳列しているよりも、このようにスイカ柄をイメージさせる柄の袋に入れているだけで、商品価値を高める効果がある。人間はただ単純に見せるよりも、逆に商品を見せなくして想像力を働かせるようにするだけで、その商品がとてもいいように錯覚してしまう本能がある。だから商品の販売時にはそのパッケージによっても、大きく売り上げが変わる事が多いのである。

 

さてそれぞれにお土産を買って車に戻ると、エロ坊主オジサンがミカンを買っている姿が見える。ただ1個や2個ではなくて袋ごとの購入なので沢山あり、

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

おう王子もミカン食べろや!

と勧めて来るのであった。

 

しかもこれから運転するというボクに「ミカン、喰え」といきなり渡されても、運転中には喰えない。そしてそんな様子を横で楽しみながら見ているエロ坊主オジサンが、更に「キン○マ」みたいやとボクの股間にミカンを押し付けて来るのであった。。

ミカン自体は、とても美味しかったです!

朋ちゃん
朋ちゃん

ホントにこの2人は子供よね~!

 

 

「天草四郎ミュージアム」にて

そして立ち寄った天草物産館の近くに天草四郎のミュージアムがあると看板に書かれていたので、そこから坂を少し登った高台にある「天草四郎ミュージアム」にも少し寄り道をしてみる事に。

 

その「天草四郎ミュージアム」の建物前に設置されていたこの十字架は、天草四郎が財産を隠した場所が暗号として記されていると昔から噂されていた十字架のレプリカだという。

 

この説明板によると、この地方では天草四郎の財産が隠されているという噂が長年あって、その在り処がこの十字架に記されていると本気で信じる人もいるという。なおこの十字架は江戸時代末期に少女が家の近くで見つけた十字架で、その少女は周りに打ち明ける事なくタンスの奥に隠し持っていたという。ただ実際には天草四郎の隠し財産は見つかっておらず、この十字架に書かれていたのも財宝の在り処を示す暗号ではなくて、聖遺物やロザリオの数を表す言葉だったそうだが。

 

 

そんな天草四郎ミュージアムは入場料が600円だったので、一同顔を見合わせてここはスルーする事で合意する。そしてその代わりにこのミュージアム周辺を散策して、天草四郎への想いを巡らす事にしたのである。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

どや、天草四郎改め、エロ坊主四郎やけ!(笑)

朋ちゃん
朋ちゃん

必ずエロが付くんだね~!(笑)

 

こちらには聖母マリア像と鐘が見える。海外の教会ではこのような地面に近い場所ではあまり鐘を見かけなかったけど、日本では観光客向けに鳴らせるようにと、鐘をこのように設置しているのかもしれない。

 

本来は一神教であるキリスト教だけど、今ではこのように聖母マリアもキリストに次ぐ神様的存在となっている。しかしキリスト教としては一神教なので聖母マリアを神様として認める事が出来ないので、”聖母”という聖人に認定している。なので一神教とはいえども、聖人という称号を使って神様に近い存在を創り出して、キリスト教布教の道具にしているようにしか見えないが。。

 

しかし今日もこのようにとても気持ちがいい天気となっていて、まさに観光日和である。この九州旅中は晴ればっかりだったので、いい時期に回れて良かったと思う。

 

こうやって鐘が設置されているという事は、設置した側からすると「鐘を鳴らして!」と言っているようなものである。しかしこのコロナ禍になると、誰が触ったか分からないようなものに触れるとウイルスが移ってしまう可能性もあるので、あまり触りたくはなくなっている。

 

鐘の下には「愛する人の事を思いながら鐘を撞くと、潮風があなたの愛を運んでくれるでしょう!」と書かれているけど、ボクからすれば何を根拠にこう書いているのかと、不思議に思ってしまうのである。。

朋ちゃん
朋ちゃん

そう思うから結婚できないのよ~!(笑)

 

鐘を鳴らしたからといって何かが変わる訳ではないし、鳴らした所でうるさいだけ。ボクの代わりにエロ坊主オジサンに鐘を鳴らしてもらおうと思ったけど、既に愛は必要ないというエロ坊主オジサンは照れて鐘を鳴らしてくれなかった・・・。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

オレにはもう愛は要らない。別れる原因になるだけやけ!

 

そして天草四郎ミュージアムは600円の入場料が必要だったけど、その同じ建物内で営業していたお店は無料で入れそうだったので、そこに少し寄り道をしてみる事に。

 

このお店はこのように「オリーブソフトクリーム」がイチオシらしく、お店に入ると女性店主が盛んにこのオリーブソフトを勧めてきた。しかし全然ボクらはソフトクリームを食べたい気持ちもなくて、ひたすらにスルーするだけであった。。

 

こちらのお店ではこのように可愛らしい猫ちゃんのデザインになっている小皿なども販売されており、オリーブソフトクリームよりはこちらの小皿の方がよっぽど欲しくなってしまうのであった。

 

エロ坊主オジサンもこの猫ちゃんのような愛くるしい顔をしていたら、もっと可愛い存在になった事であろう。。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

オレはこの顔やからエエんやけ!(怒)

朋ちゃん
朋ちゃん

今さら可愛くなっても仕方ないよ~!(笑)

 

こんな旅はまた次回に続きます!

よければ下記ブログ村のボタンをポチッとお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

↓↓↓↓九州縦断(秋)旅行記:初回↓↓

再び始まる、福岡~佐賀~長崎~大分~熊本の九州旅【九州縦断秋旅行記①】
2020年10月下旬に訪れた、福岡県から開始して佐賀~長崎~大分~熊本を巡る旅の開始。なお今回は旅仲間と巡りますが、初日の福岡巡りは前乗りという事もあって、1人で巡ります!
タイトルとURLをコピーしました