再び始まる、福岡~佐賀~長崎~大分~熊本の九州旅【九州縦断秋旅行記①】

九州縦断旅行記(秋)2020年-①

 旅行期間:2020年10月24日~28日
(Kyushu trip from Fukuoka to Saga to Nagasaki to Oita to Kumamoto begins again.)

1日振りの九州!

さて先日まで九州の宮崎県を旅していましたが、その宮崎旅行を終えて1日家で休養したのちに、また飛行機に乗って九州へと向かう事になります。今回の九州旅は以前北欧のバルト三国ツアーで知り合った人達との再会旅として企画されたもので、その前から計画していた宮崎旅が台風の影響で当初予定していた日程から後ろ送りになった為にこの九州旅の間際になってしまったという事情もあったのである。

 

再び九州へ向かう!

今回の旅行はまだ2020年の10月下旬。このブログが公開されている日からすると、約1年以上前の旅行な訳なんだけど、今までの旅行に行った際に撮った写真が多過ぎて、旅行記自体が長引いてそろそろ2022年を迎えようとしているのに未だに2020年の旅行記をアップし続けているという現象が起きているのである。。

 

なおコロナ禍で全国的に観光客が減った2020年だけど、この10月下旬頃は政府が打ち出した”GO TO キャンペーン”地域共通クーポンの施策によって観光客の客足が戻りつつあった時期。なので最近はパックツアーに参加する年配の人達を見る機会が減っていたけど、この時は早くから旅行鞄を手に持った年配の方々の姿をそれなりに見る事が出来た。

 

そして前回の宮崎旅への出発は日曜日だったので、伊丹空港はいつも以上の繁盛ぶりだったけど、この日は土曜日という事もあって今回も保安検査のラインが混み合っていた。最近は縮小していた保安検査のラインだけど、一気に飛行機利用客が戻ってくると少々パニック状態に陥っている姿が見られた。

 

今回の旅行の計画は集合は本来明日なんだけど、朝イチに行ける良い便が無かったし、前乗りして福岡に1日滞在したいという気持ちもあったので、1日早く出発。なお帰りは熊本県の熊本空港となっているので、いつも利用するJALは諦めて久々のANAを利用した。

 

やっぱり九州の中でも一番都会の福岡県行という事で、飛行機はそこそこの搭乗率となっている。それなりに旅する人や飛行機を利用する人は”JAL派”か、”ANA派”に分かれている事が多い。個人的なアンケートの結果によると、今まで話を聞いた人は圧倒的に”JAL派”が多い。JALは一度経営破綻してから建て直してきただけに、サービスなどにも人一倍気を使っているようにも感じれる。

ボクは断然JAL派です!

 

でもJAL派だからと言って、ANAに乗らないといけない場合もあるし、たまにはANAに乗らないとJALとの違いを体感できない。飛行機に普段乗らない人からすれば、日本の大手航空会社のJALとANAなんて同じにしか思えないだろうけど、何回も飛行機を利用すると細かい違いが見えてくる。例えるといつも行くコンビニみたいなもので、基本的には全国チェーンのコンビニなので基本的な品揃えはほぼ同じなんだけど、やっぱりそこで働く店員さんの愛嬌が良かったり元気がいい雰囲気のコンビニに行きたくなってしまうのと似ている。

 

福岡県の福岡空港に到着!

さて伊丹空港から飛行機で快適に福岡空港に到着する。今までに福岡県に来たのは2回だけど、それぞれ新幹線を利用して移動したので、この福岡空港に降り立つのは初めてとなる。

 

個人的には福岡県と言われても特に行きたい場所もなかったので、まずはもう戻ってこない福岡空港の中を少し散策する事に。福岡県民に話を聞くと、この福岡空港は博多市内から近くて、とても便利だという。また博多は他の同規模大都市に比べると、家賃などの物価が安くて、しかも料理も美味しいのであまり離れたくない場所だという。

 

このように空港にもそれぞれに歴史があるんだろうけど、まだ宮崎旅が終わったばかりもあって気持ちの切り替えが出来ていないので、そこまでこの空港の歴史については興味が出てこない・・・。宮崎から戻って1日ぶりに返ってきた九州だけど、まだ気持ちは宮崎に残っているようなイメージ。。

九州チャン
九州チャン

九州をどんどん訪れるタイ!

 

福岡県にはこの福岡空港の他に北九州空港もあるけど、立地などの利便性からも圧倒的にこの福岡空港の利用客が多い。それになかなかこれだけ大都市に近い空港というのも珍しいけど、元々は民間の飛行場ではなくて陸軍の飛行場として戦時中に建設されたものの為に、これだけ都会から近い場所に造られたようだ。

 

今回の旅の帰りは熊本空港から伊丹に返ってしまうので、この福岡空港の展望台を先に見ていく事に。しかしこの福岡空港は内装がとても綺麗で、2019年にこの飛行場が民営化されたのに伴って大規模なリニューアル工事も行われたので、これだけ新しく思える内装だったようだ。

 

そしていつも空港でする事といえば、可愛い甥っ子ちゃんの為に展望台から飛行機などの写真を撮ってあげる事。ただし最近はその甥っ子ちゃんが中学生になって、クラブや塾などでボクよりも多忙になってしまい、気軽な旅行にも行けないという。。

オカン
オカン

それに比べて、アンタはいつまでも暇やな!

暇というものは、人生には欠かせない要素ですからね!

 

飛行場の展望台って、あまり飛行場に来ない人からすると普段はあまり近くから見る事が出来ない飛行機が見れて楽しいのだろうけど、それなりの飛行場にやって来ると別に目新しさも感じないし、どこの飛行場の展望台に行っても見れる景色は似たような物ばかりなのであまり興味が出ないのである。。

 

なので「可愛い甥っ子ちゃんの為に・・・」と心で呟きながら、展望台に進んで行く。ただ展望台でいいのはこのように解放感溢れる場所ばかりだけど、ただ飛行機って近くにいるとその騒音がかなり大きいので、あまり長時間滞在したいという気持ちが湧いてくる場所でもある。。

 

今の時代は気軽に高性能のカメラを入手できる時代になったので、飛行機の写真を撮る事を至上と考える飛行機マニアが現れる場所ともなっている展望台。

 

こちらは長年活躍してきて解散を発表した嵐のペイントが施されている機体が見える。こういった国民的アイドルって、テレビで見ている以上にその活動が大変なんだろう。それに20代から40代にかけては色んな変革の時期でもあり、色んな分野に興味が出てくる歳でもある。しかし彼らの背後には大きな金が動いているので、自分の気持ちだけで簡単に今の仕事を辞める訳にはいかずに、仕方なしに自分のやりたい事に対して蓋をしないといけないのである。

そう思うと、やりたい事が出来る環境があるのは、とても素晴らしい事です!

 

今回の九州旅でも初日から晴天に恵まれて、相変わらずの幸せである。やっぱり旅は天候で気分が大きく変わるので、梅雨時などはあまり選ばないに越したことはない。

 

飛行場の展望台に向かうと、左に立っているような飛行機マニアが必ず何人もやって来ている。

 

そんな飛行機マニアを見分けるには、

①望遠レンズの付いたゴッついカメラも持っている
②カバンなどに飛行機タグが付いている
③あまり社交的ではない

といった特徴があるように個人的に思う。

 

福岡出身の後輩に言わせれば、住み易さは日本一という博多の街。日本でも有数の大都市であるにも関わらず、物価が安いというのは魅力であるし、本州から離れた九州にあるという立地が住み易さを上げているのかもしれない。

 

ただ空港内のレストランやカフェなどはコロナ禍もあって、客席はガラガラ。やっと飛行機の利用客が戻りつつあった頃だけど、この後にはまたコロナ感染者が増えてくるので、こういったレストランの運営も大変だっただろう。

 

福岡空港の玄関はこのようにガラス天井となっているので、天気が良い日にはとても気持ちが良い場所ともなる。

 

この福岡空港の利便性がとても良いのは、地下鉄路線が乗り入れしているから。しかも空港の玄関からすぐの場所に「福岡空港駅」の改札があるので、あまり歩かなくて済むので大変便利である。

 

他の大都市の空港だったら、駅まではそれなりに歩かないといけないのであるが、この福岡空港は簡単に電車に乗れるので快適な空港である。

 

そしてこの福岡空港がとても便利というのは、九州最大の都市である博多の中心部から約3.5kmほどしか離れていない事である。だからこの地下鉄に乗っても、なんとたった2駅で5分程で博多駅に到着してしまうのである。他の空港だったら最低でもある程度の都市からは30~50分程は掛かるのに、博多から5分なんて便利過ぎる・・。

 

博多の街に到着!

さて快適な地下鉄に少し乗っただけで、数年ぶりの博多の街に到着する。数年前の正月にいきなり後輩に会いに、衝動的に福岡目掛けて新幹線に飛び乗って以来にやって来た博多。勿論今回は後輩君はいないので、今日だけは1人旅。

 

前に博多に来た時は特に目的もなかったし、今みたいに観光したいという気持ちも全然無かった為に太宰府や、この天神の街をブラブラと歩いた記憶しかない。今回はこちらの階段に見える福岡城にも行きたいし、博多の街らしさを体感したいと考えている。

 

九州ではダントツNo.1の博多の街。立地的にも本州からの新幹線が乗り入れる場所ともなっているので、博多の街の中心部はとても栄えている大都市となっている。ただ前にはこの博多駅近くの道路が陥没した事もあったけど、今ではそんなニュースも忘れられたかのような様子に見えた。

 

今回の前乗りで1泊するのは、こちらの「ホテルアクティブ博多」。リーズナブルなビジネスホテルだけど、朝食も付いて部屋の内装も近代的なお洒落な感じのする良いホテルで、大浴場も用意されているし、何と言っても博多駅から近いという立地が素晴らしい。

 

 

まずは一旦ホテルで荷物を預けてから、博多の街の散策に繰り出す。今日は朝イチの飛行機に乗ったので、この時点でまだ午前10時頃だったので今日はタップリと博多の街散策を行える。

 

道路には博多の街が姉妹都市提携をする8つの海外都市のうち、4つの都市が描かれたプレートを見かける。
左上から

①オークランド市(アメリカ合衆国)
②広州市(中華人民共和国)
③ボルドー市(フランス共和国)
④オークランド市(ニュージーランド)

となっている。
ただあまり自分の住んでいる大阪市の姉妹都市などすら気にした事がないので、これを見てだからどうって事もないのであるが、このように意味ないと思うものも後になって思い返したりする事が無いとも限らないので、目に付く物は何でも写真に撮っておく事に越したことはない。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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