神奈川県&東京旅(2022年12月中旬)-11
訪問:2022年12月中旬(2泊3日)
旅行支援の有難さ!
今回の”神奈川県&東京旅”は2日目の朝を迎え、宿泊していた「JR東日本ホテルメッツ川崎」の朝食会場である「つばめグリル」にやって来た。
「つばめグリル」で朝食!
この「つばめグリル」は関東地方で展開している洋食チェーン店で、JR東日本ホテルメッツ川崎ではその1階部分にテナントとして飲食店を入居させ、食事会場代わりとして活用していた。
ただホテルメッツ川崎の朝食会場「つばめグリル」では、自分の好きなメニューは注文できずに、日替わり朝食メニュー1種しか選べないようになっている。
「つばめグリル」というと、ハンブルグ風ステーキが人気らしいけど、4日に1回だけのローテーションとなっていて、偶然ハンブルグ風ステーキと巡り合える確率は25%だけである。
ロールキャベツも美味しいアルよ!
こちらは関西で人気の飲食チェーン店「東洋亭」でもお馴染みの、トマト1個丸々を使った「トマトサラダ」。
ただ個人的には野菜は基本あまり味付けされていない”生”の味を楽しむタイプなので、たっぷりと掛けられたソースがちょっと残念に思ったが。。
こちらはごく普通のコーンスープ。
和食だと味噌汁が似合うが、洋食には何故かコーンスープという組み合わせになっている所が多い。
この朝食会場である「つばめグリル」は、朝を除き、普通に一般客も入れる飲食店だが、この朝食だけはホテルメッツ川崎に宿泊している人専用のメニューになっている。
その為に、表に食品サンプルが展示されている正規のメニューに比べると、少し小さめになっている。
しかし、朝食からガッツリと食べたい人も少ないので、やや少なめの方が好ましいように感じた。
トマトサラダも下向いていたヘタ部分に、キャベツが隠れており、単なるトマトというよりは、野菜サラダっぽく感じる。
ただ、何故か日本人は野菜を食べる際には”ドレッシングなどの添加物を必ず掛けないといけない”という先入観を持っている人が多く、その為に飲食店では最初からドレッシングなどが掛けられているのは残念な気持ちになるのだが。。
ガタガタ言わずに、さっさと食べなさい!(怒)
そんな「つばめグリル」で朝食を食べてから、電車で小田原方面に移動する。
関東の朝は通勤ラッシュで混んでいるイメージがあったけど、都内に向かう電車とは反対方向に移動した為に、横浜を過ぎると意外とガラガラ状態だった。。
JR川崎駅から、JR小田原駅までは約1時間の移動時間。
小田原に到着!
そしてJR小田原駅に到着すると、改札付近に大きな「小田原提灯」のオブジェが見えた。
小田原というと「小田原提灯」が名産品の1つなのだが、現代では殆ど売れない事により、小田原提灯作りの職人がどんどん減って消滅してしまう危機にあるそうだ。
もう提灯なんて使わない時代だからね!
「箱根フリーパス券」を購入!
今回の旅2日目の目的地は「箱根」だったので、ここ小田原から箱根まで行く際に乗る登山電車などがセットになった「箱根フリーパス券」を買う事にした。
ただ、「箱根フリーパス券」は1日だけのチケットがなく、2日もしくは3日間乗り放題という物しか用意されていなかった。
その為に最初はバスで大涌谷まで行くか、それとも早雲駅まで行って、そこから先のロープウェイに乗らないとか、節約して移動するプランばかりを検討していた。
そんな際に窓口に向かうと、何とこの「箱根フリーパス券」にも”旅行支援が適用されます!”という張り紙があった。
ホント、旅行支援は旅行好きには有難い制度だったな~!
当初は箱根に向かうルートを散々悩んでいたけど、旅行支援のおかげで本来5000円の乗り放題チケットが3000円に割引となり、更に3000円分のクーポンが付いてきて、実質タダで箱根を移動できる事になった。
好きなだけ、箱根を堪能するタマ!
そんな箱根行きのフリーパスを購入してから、まずは小田原駅西口ロータリーに向かう。
小田原駅はこの西口はあまりお店などは集中していなく、反対側の東口にお店が多く集まっている。
北条早雲像を眺める!
そんな寂しい西口にやって来た理由は、駅前ロータリー脇に設置されている、こちらの「北条早雲像」を見物する為であった。
小田原駅というと「小田原城」を訪れる観光客が多いが、小田原城は駅の南側にある為に東口を利用する人が多く、意外とこの「北条早雲像」を見逃して帰ってしまう人が多い事だろう。
「北条 早雲(ほうじょう そううん)」というと、室町時代後半に関東で台頭してきた戦国大名で、戦国時代に関東で巨大な勢力を築いて小田原城を本拠地にしていた”北条氏の祖”とされている人物である。
ただし、「北条 早雲」という名前は死後に付けられた名前で、鎌倉時代に執権として日本を支配していた「北条氏」の御家再興を名目に、北条 早雲の子孫が「北条氏」の名前を利用した為に、歴史的には「後北条氏」と表記される事が多い。
こちらの銅像は、高さが5.7mで重さは7トンともなっており、国内でも最大級の銅像になっているという。
普通の銅像だとその人物単体もしくは騎馬像となっているが、この「北条早雲像」は角に松明を付けている牛が3頭もくっ付いている為に、その分巨大な銅像になっているのだ。
角に松明を付けている牛が何故銅像にくっ付いているのかというと、『北條記』によると北条早雲が1495年に小田原を攻め込んだ際に、『火牛の計』という古代中国の武将が用いたとされている、千頭の牛の角に松明を付けて、夜に火を点けて大群が攻め込んできたと思わせる戦法を使ったからだという。
1000頭の牛って話は、ちょっと盛り過ぎに思えるアルよ!
そんな”後北条氏の祖”である北条早雲を拝見した後は、小田原城に近い出口の東口に向かう。
小田原駅構内の階段には、このように小田原城のペイントが施されているのも見られた。
JR小田原駅の改札近くには、こちらの「Chabacco(ちゃばこ)」という、タバコの自販機に見せかけた『お茶箱の自動販売機』が設置されていた。
この「Chabacco(ちゃばこ)」は『世の中を“茶化”そう。』というコンセプトで、使われなくなった自動販売機を再利用して、箱に入ったスティックタイプのお茶を販売しているという。
「Chabacco」は静岡県を中心に、全国60箇所以上もの場所で販売されており、関西では滋賀県の駅などにも設置されているという。
1箱600円は、ちょっとアレやな・・・
こういう商品はノリで買わないとアルね!
小田原城に向かう!
そしてJR小田原駅の東口に到着すると、大きな駅前ビルがあったり、タクシーが沢山待ち構えていたりと、東口の方が昔から発展してきたという景色が早速見られた。
そんな小田原駅東口から小田原城に向かう道沿いには、こちらの『小田原高等学校:発祥之地』という記念碑が設置されていた。
更に道を進むと、また違う記念碑が見えてきて、こちらは「あげつち」という意味不明な文字が見られた。
これは「揚土(あげつち)」と呼ばれていたエリアの名残を残す記念碑で、巨大な小田原城内に掘られた空堀などで出た土を、この辺りに積んでいた為にそういう名前になっていたという。
小田原城は空堀だらけだったタマ!
そんな道の脇には、小田原城にやって来る観光客を目当てとしているお土産屋が並んでいる光景も見られる。
12月という冬の午前9時半頃だったのでまだ開いているお店は少なかったものの、城から帰ってくる際には思わず立ち寄ってしまうエリアと化していた。
小田原城は10年以上前に訪れた事があるけど、その時の記憶はあまり少なく、大阪城みたいに”鉄筋コンクリート造りの味気ない天守だった・・・”という思い出だけが残っている。
しかし、今回はそれなりに日本の歴史に興味を持ってきている年頃だったので、また新しい発見を期待して小田原城見学に向かうのであった。。
小田原の歴史をちゃんと勉強していくタマ!
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。