奄美自然観察の森を散策してから、ホテルニュー奄美にチェックイン【奄美大島旅行記⑦】

奄美大島旅行記2020年-⑦

 旅行期間:2020年10月1日~5日

(After taking a walk in the Amami Nature Observation Forest, we checked into the Hotel New Amami [Amami Oshima travelogue 7].)

緑が溢れている場所

奄美大島旅行初日は龍郷町で、西郷隆盛の家があった場所を訪れた後に立ち寄ったお土産屋さんで教えてもらった「奄美自然観察の森」という野鳥などが見られる森林公園を訪れます。

 

【奄美自然観察の森】

住所:鹿児島県大島郡龍郷町円1193
営業時間: 9時~16時頃)
電話番号:0997-54-1329

 

 

奄美自然観察の森にて

この奄美自然観察の森はさっき訪れた「西郷隆盛二度目の潜居跡」から西側に向かって、山道を登っていくと辿り着けて意外と近い場所にあった。またここは”奄美群島第1種国立公園”にも指定されている公園となっており、入場料は無料。なお園内ガイドを雇う事も出来るけど、有料で事前予約が必要のようだ。

 

この奄美大島では寒くなる北国から越冬の為に、本州を経て奄美大島経由で南下していく野鳥を沢山見れるという。またこの南国でしか見れない鳥なども生息していたりで、野鳥観察が好きな人にはより楽しめる島ともなっている。

 

公園内は大自然溢れているけど、このように昔に造られたものなので、所々の看板などが劣化しているのが見える。ただ今回の訪問目的はこの公園内にある展望台からの景色が見たかっただけで、野鳥はスマホだとズーム写真が綺麗に撮れないので全然期待していなかった。

 

公園内はこのように階段や道などは綺麗に掃除されているので、特に問題なく通行できるようになっている。奄美大島内で訪れた観光スポットの殆どは、このように適切に清掃されて雑草などが手入れされていて、とても気分よく快適に過ごす事が出来た。

 

植物類は人間などが吐き出す二酸化炭素(Co2)を吸収して、代わりに酸素を吐き出してくれる大事な地球環境保持装置でもある。だからこの植物は大事に扱わないといけない。

 

こんな山の上には石垣跡があり、こちらの説明板によると、昔に海賊を恐れた住人たちがこんな山の上に石垣を築いて住んでいた跡だという。

 

しかし今ではそんな石垣跡もこのように植物だらけとなっていて、全然石垣の跡形すら見えなくなってしまっている。この光景だけ見ていると植物の生命力というのはとても逞しく見えるけど、ただこのように植物が再生していく過程には長い時間が必要となる。

 

 

そんな奄美大島の植物や木々などを眺めながら、展望台へと進んで行きます。この時は全然鳥を見かけなかったけど、代わりに蝉の鳴き声がこの辺りには響いていた。

 

展望デッキにて

そして入口から約3分位進んで行ったら見えてきたこちらが「展望デッキ」。奄美群島第1種国立公園内に造られているだけあって、コンクリート造りではなくて木造の展望台となっていた。

 

そして駆け足で展望デッキの2階部分へ登っていく。するとこのように北西側の景色が良く見える展望台となっていたが、反対側の東側は高い木が生い茂っていて、それらが邪魔して全然見通せなかったが。。

 

この展望台デッキまで来たものの、想像していたような見晴らしのいい景色ではなくて、普通に海が見えるだけだった。やっぱり名前の通り、海などの景色を見る場所というよりは、野鳥や昆虫などを観察する場所という感じだった。

 

 

展望デッキからの眺め 動画

 

 

とりあえずこの公園内の目的地であった展望デッキからの景色を一応それなりに楽しめたので、あとはちょっとブラリ散策してから今晩宿泊する名瀬町中心部にあるホテルに向かうとする。

 

公園内はこのように木を使った橋なども造られていて、自然の中にいるイメージを壊さない造りとなっている。地味だけどこういった取り組みはとても大事だと思う。

 

奄美大島では常に「ハブに注意!」という看板を見かけるので、こういった公園でも万が一の事を考えて、周囲を警戒しておく必要はある。しかしハブも長年に渡り駆除が進んでいるので、今ではすっかりと生息数が減ってきているそうだ。

ハブ男
ハブ男

俺たちは全然悪くないのに、人間が邪魔者扱いしてくるブ~~!(怒)

 

この「奄美自然観察の森」にはこのように色んな設備が造られているみたいだけど、ここでの滞在を目的にして来た人でなければ、そこまで楽しめないかもしれない。というのもこれら多少の設備はあっても、最終的には自然環境溢れる中で時間を過ごすだけの場所だからである。

 

このように造られた当初は綺麗だったハズの看板も、今では文字が消え去っている箇所などもあって老朽化が訪れているようだ。

 

しかしその老朽化もあって、2021年には「奄美自然観察の森」の再整備計画が動き出している。これらの工事が完了すれば、今まで以上にこの自然公園を楽しめるハズだろう。

 

歩いていると足元に植物が上手く生えた岩が見えてきて、そこにまた上手い事スポット的に太陽光が当たっていた。このような独特のデザインが施されたように見えてしまう岩などを見て歩くだけでも、この公園の散歩が楽しめる。

 

こちらには岩でカモフラージュされた水道も、一応造られていた。実際に蛇口を捻ってはいないので水が出るかは分からないけど、下の岩の窪みに水が溜まっているのを見るとちゃんとこの蛇口から水が出るのだろう。

 

という事で簡単に奄美自然観察の森の散策を終えて、奄美大島でも一番栄える中心地の名瀬町へと車を進めていきます。

 

奄美大島も地図で見ている分には沖縄に比べて小さいので名瀬まですぐ到着しそうに思えるけど、龍郷町からは車で約45分程掛かる。そして海沿いの道を通れば景色を楽しめるけど、山道やトンネルなどを通る国道ルートだと、途中の景観は全然楽しめなかったが。。

 

 

ホテルニュー奄美でチェックイン!

そして奄美大島の中でも一番の歓楽街がある、一方通行の「屋仁川通り」を少し進んで行くと、「シティーホテル奄美」や「ホテルウエストコート奄美」などのホテルが見えてきて、その先に「ホテルニュー奄美」を発見する。

 

 

本日からこのホテルニュー奄美で、朝食は無しの4連泊となる。この予約時は楽天トラベルで違うホテルを組み合わせた場合に、”GO TO キャンペーン”が適用外になってしまったので、4連泊する事にしたのである(今では改善され、ちゃんと適用されてます)。この並びにあるホテルとはあまり口コミ評価は変わらなかったけど、このホテルニュー奄美を選んだのは”駐車場代が無料”(※先着70台まで)だったからである。

駐車料金が1泊500円のホテルもあったから、4連泊だと2,000円も節約できます!

 

ホテルニュー奄美の駐車場は、まず屋仁川通りでホテルの前を通り過ぎて直ぐにある道を右折して、建物の西側にその駐車場の一部が用意されている。まずこちらの駐車場入り口付近に車を寄せると、ホテル駐車場の係員さんがやって来るので宿泊する旨をまず伝えると「①自分の名前、②明日の出庫時間」を聞かれる。

 

するとこの右側の「駐車券」を切ってくれるので、後はその場所に車のキーを付けたまま置いておくと、係員さんが車を適切な駐車場に停めてくれる。そして翌朝に車へ乗る際は、フロントにこの駐車券を渡すと車のキーが渡されるというシステムとなっている。なお車が置かれている駐車場は、このホテルの建物周囲と、少し離れた所に第二駐車場があって、そのどこかに駐車されている(勿論キーと共にフロントが停車位置を教えてくれます)。

 

この部屋は一番格安のシングルで、特に一人だと全然不自由は感じない部屋。それとこのホテルニュー奄美を選んだのは、”サウナ付大浴場(無料)”があったからでもある。ただこの大浴場は16時~25時まで営業しているが、男女交代制となっていて時間帯によっては入れない時もある。だからホテルに帰ってきて晩飯を食べに行く前に大浴場に入りたくても、タイミングが悪いと女子タイムとなっていて、入れない場合もある。

 

部屋内は一番狭いシングルルームだけあって、コンパクトな内装となっている。一番重要な部屋内のWi-Fiは口コミ評価によるとあまり速度は速くないと書かれていただけに、過度な期待は出来ない速度だった。部屋にあった案内にも、島の為にWi-Fi速度はこれが限界でご配慮ください的な事が書かれていた。

 

首都圏の駅チカホテルに比べると、こういう島国のホテルはちょっと古臭いような感じの雰囲気が漂っているけど、ホテルの部屋も慣れが重要。「住めば都!」という素晴らしい言葉もあるけど、最初は色々戸惑っても帰る頃になると、すっかり部屋に馴染んでしまうのである。

 

部屋にはちゃんと加湿器付の空気清浄機が設置されていた。ホテルに泊まるとその土地の気候に順応してないのもあってか、空気清浄機よりも喉を傷めないように加湿器が欲しくなる歳になってしまっている。。

 

部屋には湯沸かし器やドライヤーや冷蔵庫も勿論完備されている。この名瀬中心部の大きなホテルはそこまで口コミが高評価ではなかったけど、それは他の首都圏や観光地のいいホテルと比べているからだと思う。だから今までの普通に問題ないホテルでは、サービスのいいホテルを体験した人がグレードダウンした気持ちが反映されて、より低めの評価となってしまうのであろう。

 

手洗い場やトイレはユニットバスとなっていて、このようにこじんまりとしたビジネスホテルの内装を匂わせる造りとなっている。

 

一応大浴場付のホテルだけど男女交代制となっていて、希望の時間に大浴場に入れない場合は待つのが面倒くさいので、4泊した内の半分はこの部屋内のシャワーを使用した。

 

そしてこのチェックイン日の2020年10月1日に全国一斉で開始されたのが、こちらの地域共通クーポン。楽天トラベルで予約した場合は最初に泊まる宿泊施設で受け取る事になっていたが、このホテルニュー奄美では前日にやっとこのクーポンや手続きキットが到着したばかりだったそうだ。

だからホテルのフロントもまだこのクーポン券に慣れておらず、催促しなければもらえない所だった。。

 

だからクーポン券の使用を申請しているお店などでもこのように前日や当日に届いたのであれば幸運な方で、この日からかなり遅れてキットが届いたというお店などもあって、大混乱なスタートだったクーポン券。しかし何だかんだでこのクーポン券はその旅行先滞在期間内にしか使えないという”限定的なクーポン”だった為に、やって来た観光客が「旅行中に何か買わないと!」という心理になり、お土産をつい買い過ぎてしまうという経済的な効果が充分出た政策に思えた。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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