犬山城&岐阜城旅-6:訪問 2022年9月下旬
旅行期間:2022年9月下旬(当日旅)
橋を渡って見える景色!
犬山城前に到着した時には全く気付かなかったけど、三光稲荷神社の左側にこの「犬山城前広場」という、犬山城天守に向かう道の入口が用意されていたようだ。
コミュニティバスが停まる場所じゃ!
犬山城前を散策!
そんな犬山城前広場の脇には、こちらの「下山 順一郎」という、ここ犬山藩出身で”薬学博士第1号”ともなった明治時代の薬学者の胸像が設置されていた。
東京大学内にも、胸像が設置されているぞ!
針綱神社や三光稲荷神社の境内を通らなくて、この犬山城前広場から天守閣に向かう道を行くのが正規のルートだったのかもしれない。。
一番近い道がいいです♪
それと犬山城前広場には、こちらの「国宝 犬山城」と文字が彫られた大きな石も置かれていたので、記念撮影にも向いている場所だった。
ただ、この石碑と共に犬山城天守閣を一緒に写真に収めるにはちょっと難しい場所だったので、少し残念ではあったが。。
犬山城前のこちらの「ことぶき屋」という観光客向けの飲食店は、まだ午前10時30分頃という事もあって、閉まっていた。
木曽川では『木曽川鵜飼』が毎年6月1日~10月15日までの期間に解禁されて、鮎が採れる。
その為にこの犬山城近くでも、その鮎を使った色んな料理が観光客向けにも提供されている。
普段は殆ど鮎を口にする事がないだけに、「せっかく木曽川近くに来た事だから・・・」と思って、鮎料理を食べたくなる事だろう。。
ただ今日はまだ早い時間帯だった事や、今から約1年前でコロナ禍でまだ観光客が少なかった事もあってか、臨時休業のような静かな雰囲気の犬山城前広場だった。
それと犬山城前広場前には、こちらの「犬山神社」という、3つ目の神社も見られた。
神社の敷地の広さからも、針綱神社⇒三光稲荷神社⇒犬山神社と順番に小さくて、一番狭い神社でもあった。
なお、こちらの犬山神社では犬山藩主となった成瀬家9代の歴代藩主が、祭神として祀られている神社である。
この辺りからは犬山城天守閣がこのように頭部分だけヒョコッと見えているが、周囲の林の木々が邪魔してその全貌が見えないようになっている。
城によっては近くから天守閣が見えないように背の高い木々で周囲を囲んでいる所もあるけど、この犬山城はそういう意向があったのかは不明である。。
犬山遊園駅に移動する!
そして犬山城周辺でそこまで見るべき所もなさそうだったので、次の目的地である岐阜城に向けて、足早に移動していく事にする。
岐阜城まで移動するには、やって来た「犬山駅」ではなく、犬山城最寄りの「犬山遊園駅」を利用する事にした。
犬山城周辺には、国宝茶室『如庵』がある「日本庭園 有楽苑」などもあって、犬山市のもう一つの国宝を見学するのも人気らしいが、今日の旅は日帰り旅だったので、あれもこれもと見学する時間は無かったのである。。
こちらは犬山遊園駅に向かって歩いている途中に見つけた、歩行者用信号機のボタンである。
こちらのデザインは「コノハけいぶ」という、愛知県警察のマスコットキャラクターとなっていたようだ。
一見は信号機のボタンには見えんデ!
犬山城天守閣への最寄り駅は「犬山遊園駅」だったが、その道中ではこれから犬山城を見学しにいくような観光客は一切見かけなかった。
犬山城を見に来る観光地の多くは、恐らく犬山駅を利用するのだろうし、この時期はそもそも観光客自体が少なかったので参考にならないかもしれないが。。
名鉄「犬山遊園駅」から電車に乗り込む!
そして犬山城前から徒歩約15分で、こちらの名鉄「犬山遊園駅」に到着する。
この犬山遊園駅は元々は「犬山橋駅」という名前で開業したが、のちに大正末期に造成された「犬山遊園地」の最寄り駅でもあった事から、今の「犬山遊園駅」に変更されている。
ここ犬山市は、例年4月の第一土曜&日曜日に行われる『犬山祭』の時期は、多くの観光客が訪れるようだ。
なお今年2023年は4年振りに通常開催されて、久々に多くの人で賑わったようだ。
この犬山遊園駅は無人駅となっていて、改札もたった2つと、犬山駅と比べても小規模な駅となっている。
ただ名鉄の駅では、「ICOCA(イコカ)」などの交通系ICカードが利用できるので、使い易い私鉄である。
そしてやって来た岐阜駅方面行きの名鉄電車に乗り込む。
午前中に犬山城の見学を終えて、昼過ぎまで岐阜駅に移動して、午後は岐阜城の見学に時間を充てる予定だった。
そんな風に犬山遊園駅から名鉄電車に乗って移動を始めたものの、走り始めてすぐに窓から見えた犬山橋の景色を見て、とある思惑が頭の中に浮かんできた。
「そういえば、この橋付近から木曽川を挟んで犬山城を眺めるつもりにしてたんだったけ!」と。。
「新鵜沼駅」で途中下車!
という事で、犬山遊園駅から次の1駅目である「新鵜沼駅」で、思い立ったままに途中下車する事にしたのである。
ホンマ、この子は計画性がないんです・・・
いきなり降り立った「新鵜沼駅」の周辺は、特に観光客がやって来るような場所では無く、地元の人達が使うローカルな駅という雰囲気だった。
そして新鵜沼駅からさっき木曽川を渡ってきた犬山橋の手前に、こちらのこんもりとした小高い山がある。
ここには戦国時代以前に「鵜沼城」という、小さな城があった場所らしいが、今では特に城跡らしき物は残っていないとか。
そして新鵜沼駅から、とりあえず木曽川沿いの方へ歩いて行くと、住宅街が拡がっていた。
その道路には、こちらの「飛び出し少女」の看板が置かれていた。
なお、犬山市から北側にある木曽川を渡ってしまうと、そこは愛知県犬山市ではなく、岐阜県各務原市となっていた。
そして木曽川沿いの川縁まで到着すると、目の前には先程電車で渡ってしまった「犬山橋」が見えてきた。
最初に頭に浮かんだプランでは、この犬山橋を歩いて渡る計画であったが、すっかり犬山遊園駅まで歩いている道中に頭から飛んでしまっていたのだ。。
「木曽川河畔遊歩道」を歩く!
そんな岐阜県各務原市の木曽川の河岸には、こちらの「木曽川河畔遊歩道」という歩道が整備されていた。
とりあえずこの遊歩道を進めば、対岸にそびえる小高い山の上にある犬山城天守閣が多少なり見られるハズだろう。
住所:岐阜県各務原市鵜沼南町
そして木曽川河畔遊歩道を進んで、川沿いにあった木が無くなって川が見えるポイントに差し掛かる。
すると、このように木曽川の対岸に先程まで滞在していた犬山城の天守が、綺麗に見えてきた。
犬山城の見学をする観光客の大半は、南側から犬山城を眺めて帰る事だろう。
しかし、木曽川を渡って対岸側から犬山城を眺めてみると、このように”日本のモンサン・ミッシェル”と思わせる程に、素晴らしい景観が待ち受けていたのである。
これは素晴らしい眺めじゃ!
ボクはフランスにはまだ行った事が無いので、フランスの有名な観光地である「モンサン・ミッシェル」の景色を生で見た事が無い。
しかし、写真で見た事のある「モンサン・ミッシェル」の景色を連想してしまう、素晴らしい犬山城の姿だった。
なので、これから犬山城を訪れようと考えている人は、時間が許すのであれば、是非このように岐阜県各務原市の対岸に渡って、木曽川を挟んでの素晴らしい犬山城の景色を眺めて欲しいと思うのである。
確かにここからの眺めは素晴らしいぞよ!
こんな旅はまた次回に続きます!
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