犬山城&岐阜城旅-8:訪問 2022年9月下旬
旅行期間:2022年9月下旬(当日旅)
岐阜の郷土料理!
さて朝イチに愛知県犬山市にやって来て、国宝:犬山城天守を見学した後は、名鉄に乗り込んで今度こそ岐阜市内へと向かう事に。
「鵜沼宿駅」から移動!
「鵜沼宿駅」へ向かって歩いている時に特に時刻表は気にせず歩いていたが、この名鉄:各務原線も平日の昼間などは1時間に2本ぐらいの電車しか無かった。
この辺りはそこまで田舎とも思っていなかったけど、冷静に鵜沼宿駅のホームからの景色を眺めてみると、目の前にはこのように田んぼが広がっていた。
1時間に2本も停まれば、エエ方ちゃうか?
岐阜市内に到着!
そしてちょっと鵜沼宿駅で足止めされた後に名鉄の電車に乗り込み、無事12時30分頃に岐阜市内に到着する。
岐阜市内でもメイン通りの交差点だった事もあって、それなりに人通りが多かった。
名鉄:鵜沼宿駅から岐阜駅までは、電車で約30分揺られて到着。
そしてここから岐阜城へ向かうのだが、今回の旅が1人であれば問答無用で”歩き”を選択したのだが、今回もオカンが同行していた為に「バス移動」を選択する。
名鉄岐阜駅周辺から岐阜城に向かうには、すぐ近くの大通り沿いに設置されている「岐阜バス:4番乗り場」から「岐阜公園方面行」のバスに乗り込む必要がある。
なお、名鉄岐阜駅周辺から岐阜城最寄りの「岐阜公園歴史博物館前:バス停」までは、所要時間:約14分、運賃は大人220円/ 小人110円となっている。
なお、この岐阜バスは岐阜バスもしくは岐阜市発行の交通系ICカードしか使えなくて、ICOCAやSuicaなどの全国的に使える交通系ICカードは使えない・・・。
なので、バス乗車時に整理券を取っておき、バス下車時に整理券と共に乗車運賃を現金で支払う必要がある。
そんな風にバスに乗り込み約15分揺られた所で、岐阜城最寄りの「岐阜公園歴史博物館前:バス停」で下車する。
岐阜市内から岐阜城へ向かう行きの際は、バス停は「岐阜公園歴史博物館」よりもちょっと手前にある。
なので、博物館に寄る際には少し歩く必要がある。
ただ、岐阜市内に戻るバスに乗る際に利用するバス停は、同じ「岐阜公園歴史博物館前」でも博物館脇にあるので、ちょっと注意が必要な場所となっている。
バスを降りると正面に、かつては「稲葉山」とも称された、標高329mの「金華山(きんかざん)」が見えてくる。
金華山という山の名前は聞いた事が無かったけど、「稲葉山」の方は聞いた事があったので、同じ山だったという事を知る。
そんな金華山の山頂付近には、麓からだと天守閣らしき建物が小さく見えている。
ただ冷静にこの景色だけ見ると、この”高さ300m以上の山の上まで登る必要がある”と感じる人もいるのだろう。
私はロープウェイでしか登らんデ!
岐阜城近くの「河原町」を散策!
そして13時頃となっていて、今日はまだ昼食を食べていなかった事もあり、岐阜城近くの長良川沿いに形成されている「河原町」を訪れて昼食を食べれるお店を探す事にした。
この「河原町」と総称されているエリアは、昔から長良川の水運を利用した物流の中継地点で、多くの人が行き来して栄えた場所だった。
現代では長良川の水運は殆ど利用されなくなってしまったが、その代わりに昔ながらの雰囲気を残す町並みと、鵜飼見物の船乗り場として賑わう場所ともなっている。
長良川沿いの川岸には、このように鵜飼の遊覧船がズラリと並んでいるのが見られる。
長良川での鵜飼遊覧船は、5月11日~10月15日までの期間限定で開催され、鵜飼が実際に行われる時間は19時45分頃だという。
普通の遊覧船の乗船料金は【大人3,500円/子供1,800円】で、飲食提供は無くて各自の持ち込みのみとなっている。
鵜飼は基本的に夜に行われる為に、昼頃にはガラ~~ンと静まり返っていた長良川。
こちらの遊覧船の屋根にはソーラーパネルらしき物が搭載されているようで、船の電力発電に太陽光発電が向いているのかもしれない。
【鵜飼プロモーションビデオ】「一期一会の感動絵巻 ぎふ長良川の鵜飼」
去年までの3年間はコロナ禍という事で遊覧船の乗船人数が7割までに制限されていたが、今年2023年には人数制限が撤廃され、多くの観光客が見学しに来ているという。
鵜飼は元々、偉いさん向けの催し物だったな!
この河原町を訪れた時期は鵜飼が開催されている時期ではあったが、平日の昼間という事で想像以上に静まり返っていた。。
河原町は夜を楽しむ所じゃ!
この河原町で岐阜の美味しい郷土料理が食べれるものと思い込んでいたけど、閉まっているお店が多くて、人通りも殆ど無かった・・。
そんな河原町で営業しているお店を見つけたと思ったら、それが和菓子屋だったりとガックリしてしまう。。
ちなみにこちらのお店は、河原町の一角にある、老舗和菓子屋の「御菓子司 玉井屋本舗」だった。
この2022年9月頃はまだ【全国旅行支援】が開始される前で、全国的にも観光客の出足がまだ鈍かった頃。
しかし、旅行代金の40%がオフ(1日上限1万円)になって、更に1日辺り3000円(平日)の現地で使えるクーポン券も貰える「全国旅行支援」がスタートすると、一気に日本全国に観光客が溢れるようになってしまうのである。。
長良川の水運で栄えた河原町は、今では鵜飼や岐阜城に来た観光客で賑わう場所となっている。
河原町は昔の町並みの景色が残っているエリアで、このような古そうな建物も見られるし、中には外観だけ古そうなデザインにした新築の建物なども見られる。
こちらの建物は「十六銀行 川原町出張所」となっているが、古い町並みの雰囲気の中に溶け込むかのような外観となっていた。
ただ河原町内を軽く散策しても営業している飲食店が見つからなかった為に、バスが通っている国道157号の「長良橋通り」に戻ってくる。
そんな長良橋通りで目についたのが、こちらの「岐阜エアーライフル射撃場」。
営業しているのかは不明だが近年はエアーライフルの規制が厳しくなって、最近では貸し銃制度は無くて、所持許可を受けたエアライフル(空気銃)を自分で持っていって撃つだけとなっているようだ。
そして長良橋通り沿いでは、鮎料理を提供している飲食店が数軒あったけど、”いいお値段”だった事もあってパスする。
まあ昼飯を抜いた位で倒れたりする程でもないので、ちょっとだけ空腹を我慢しながら見学を続行する事にした。
私は昼飯を抜いたら倒れますよ・・・
そして金華山の麓にある「岐阜公園」に到着する。
この岐阜公園もその昔には動物園や水族館などの施設があったらしいけど、今ではそれらの施設は移転したりして消えてしまっている。
こちらの建物は岐阜公園の入口付近にある「岐阜市歴史博物館」。
城見物をした後にセットで博物館を訪れれば、その地方の歴史を知る事によって、より思い出深く、また知識も増える為になるべく訪れるに越した事が無い施設である。
ただ、今回は先に岐阜城に行きたかった為に、博物館は一旦後回しにする事にした。
でんがく処「むらせ」で昼食!
そして岐阜城の登山口に向かって岐阜公園内を進んでいると、こちらの古そうな茶店が見えてくる。
こちらは暖簾に『創業明治35年 でんがく処 むらせ』と書かれていて、営業中だったので思わず入ってみる事にした。
暖簾をくぐって店内に足を踏み入れると、外観から想像していたよりも店内は綺麗で開放的な印象を受けた。
こちらは座敷席で4グループが座れる場所となっていたが、今回はこの右側にあったテーブル席に座る事にした。
こちらは2022年9月時点のメニューで、岐阜の郷土料理である『味噌田楽』関係がメインとなっているようだ。
そのメニューの中から、「いも田楽定食」(1200円:税込)を注文してみた。
食べる気が無かった昼食だったけど、予想しなかった形でありつく事になった。
田楽、美味しそう♪
こちらの「いも田楽」は定食だけではなく、単品(1皿5本:750円)でも注文する事ができる。
濃厚な味噌がたっぷりと付けられたお芋ちゃんが焼かれて、”濃い味噌”という印象を受ける味だった。
こちらはオカンが注文した「とふ(豆腐)田楽」。
串に刺さっているのが、豆腐と芋で違うだけだが、同じ味噌を付けて焼いただけでも、その土台が豆腐に変わるだけで、芋に比べてサッパリした味わいとなっていた。
個人的には、豆腐田楽の方が好きや!
という事で、岐阜公園内の老舗で田楽料理を食べて腹ごしらえを完了し、これから300m程上にある岐阜城に向かうのであった。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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