神奈川県&東京旅(2022年12月中旬)-54
訪問:2022年12月中旬(2泊3日)
2度目は楽に!
上野公園で西郷隆盛像を眺めて、そこから歩いてアメ横を簡単に見学してから、次の目的地に移動する為にこちらの「JR上野駅」にやってきた。
上野駅にて
上野駅というと昔は東北地方からの玄関口ともなっていた駅で、東北から出てくる出稼ぎ労働者が必ず通る登竜門的な駅だったようだ。
上野駅は明治16年(1883年)に開業した歴史ある駅だが、現在の駅舎は昭和7年(1932年)に完成した2代目駅舎の内装を改装しながら使い続けている為に、何だか”レトロな匂い”を感じる駅舎のように感じた。
この上野から浅草まで移動するのは、JRではなく、「東京メトロ:銀座線」を利用して移動する事に。
なお、東京メトロ:銀座線は今までに東京出張の際に何度も利用した事がある路線だが、今回利用して気付いたのが、駅構内はこのようにとても低い天井となっていた事だ。
というのも「東京メトロ:銀座線」は昭和2年(1927年)に開業した時点で、”日本初”と共に”アジア地方でも初”の地下鉄道開通だったのである。

大阪の御堂筋線よりも、6年早く開通したぜい!

世界イチ古い、ロンドンの地下鉄は1863年に開業したタマ!
今から約100年近く前に開通したアジア初の地下鉄であり、また関東大震災の後に建設が進められた為に、大震災の影響を受けて予算が少なくなった事もあり、地下鉄駅構内の空間を最小限の高さにして完成させたという経緯があるという。

100年前の地下鉄駅でも現役で使えるから、凄いよね~!
東京メトロ:銀座線だと、上野駅から浅草駅までは2駅で、たったの5分で到着となる。

日本イチ古い地下鉄をじっくり味わうぜい!
浅草に到着!
そして日本イチ、レトロな地下鉄路線に乗って、これまた久々にやって来た浅草に到着する。
約100年近く前に東京メトロ:銀座線が開通した当時から、観光客が多かった浅草は21世紀でも観光客が溢れる人気観光地として、今でも賑わう場所である。
そして既に13時を過ぎていた事もあって、そろそろ”昼食タイム”という雰囲気になっていたので、とりあえずこちらの「食通街」なる脇道を進んで行く事にする。
意外と人通りが少なかった食通街を進んで行くと、こちらの「小町たぬき」なる置物が見えてくる。
昔はこの辺にもたぬきが居たのかもしれないが、21世紀にはネズミか、イタチか、野良猫ぐらいしか見られないのだろうが。。
浅草に来たのであれば、やっぱり東京らしい「もんじゃ焼き」を食べたくなる。
とりあえず周辺を散策して、良さげな”もんじゃ焼き屋”を探す事にした。
早速もんじゃ焼き屋が見えてきたけど、店内にお客さんの姿があまり見えないお店は、ちょっと無意識的に敬遠してしまう・・・。
すると近くにこちらの「カツ吉」という、ボクの好きそうなトンカツ屋が見えてきた。
この「カツ吉」は創業から50年程のお店で、トンカツのメニューだけで約50種類もあるという。
しかし、この時は”もんじゃ焼き”というイメージに脳内がなっていた為に、仕方なしにスルーしたのである。。
「海鮮もんじゃ えもん」で昼食を!
そしてアチラコチラのお店をブラブラと見回っていたが、いつもながらに”決定打に欠ける”お店ばかりで、ウロウロとしているとオカンが

疲れてきたで・・・
と愚痴をコボし始めたので、仕方なしにそこそこの客入りだった「海鮮もんじゃ えもん」に入る事にした。

さっさと店、決めヤ!
この「海鮮もんじゃ えもん」というもんじゃ焼き屋は、豊洲魚市場卸店が直営するお店らしく、それもあって魚介類を使った”もんじゃ焼き”が売りなんだとか。
そんな海鮮系もんじゃ焼きが売りなお店で、オカンが注文したのがこちらの「五目もんじゃ」。
この「海鮮もんじゃ えもん」は、前回の東京旅で入ったもんじゃ焼き屋さんと違って、店員さんが焼いてくれるようになっているので、ただ単にもんじゃ焼きを食べたい人にとっては楽ちんなお店でもある。

江戸っ子は、自分でもんじゃ焼けないと怒るぜい!
前回の東京旅で”人生初のもんじゃ焼き”を体験したオカンは、その時の出来がイマイチだったので、目の前で店員さんが焼いてくれるもんじゃ焼きの手順をジックリ眺めている姿が見えた。

あの時は全然上手く焼かれヘンかったからな・・・
五目もんじゃを焼いてくれる様子! 動画
もんじゃ焼きを小さい頃から食べ慣れている江戸っ子には「もんじゃ焼きは自分で焼く食べ物」というイメージが強いかもしれないけど、観光客にとってはイマイチ焼き方が理解できないもんじゃ焼きは、店員さんに焼いてもらうのがベストかもしれない。
まずは綺麗にヘラで細かくキャベツを刻んで、それで円形の土手を形成し、その土手の中に出汁を入れていく。
そして後は土手内に入れた汁がグツグツと音を立てながら温まっていき、水分気が少なくなれば食べ頃となる。
前回のもんじゃ焼きでは、店内に置かれていた「もんじゃ焼きの手順」を見ながら手探りで焼いただけに、目の前の実演を見て満足気なオカンが五目もんじゃ越しに見える。

店員さんに焼いてもらった方が、楽でエエわ!
そして1つ目の”五目もんじゃ”を食べ終わると、2つ目に注文した「明太子もんじゃ」が登場する。
このテーブルサイズの鉄板だと、同時に1種類しか焼けないので、急いで食べたい人には向いていないようだが。。
勿論、今回も店員さんにもんじゃを焼いてもらう。
自分で焼きたい人であれば申し出れば自分で焼く事もできるが、それで特に値段が変動するという事もなさそうだが。
もんじゃ焼きは中に入れる具によって多少は変化するが、こうやって見ていると”キャベツ焼き”にも見えてしまう気がする。。

うるせい!
もんじゃ焼は”もんじゃ焼”だぜい!
鉄板にブチまけられた汁は、このようにグツグツと煮られて水分が徐々に蒸発していく。
大阪人からすれば、もんじゃ焼きは”東京風のお好み焼き”という勝手な先入観を持ってイメージしていたけど、実際には”キャベツ焼き”のベチャベチャした食べ物のような印象を受けた。

お好み焼きと一緒にスンな!(怒)
少年時代に大好きだった漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中で、両津勘吉が
いくらもんじゃの具が”ゲロ”に似ているからといっても、”ゲロ”の話はやめろよ!
決して、”ゲロ”の話は・・・・
by 両津勘吉
と言っていたのを思い出すが。。
元々は小麦粉を水に溶かして鉄板の上で焼いていた「文字焼き」と呼ばれる食べ物が段々と変化していき、駄菓子屋で子供達のおやつでもあり、色んな具が入れられて今では”もんじゃ焼き専門店”も多数見られる時代となっている。

東京に来たら、絶対もんじゃ焼きを食べるのを勧めるぜい!
こんな旅はまた次回に続きます!
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2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。