新しい機能性スーツケースと、エースカバンの製造工程のお勉強!【神奈川&東京旅57】

神奈川県&東京旅(2022年12月中旬)-57

訪問:2022年12月中旬(2泊3日)

多岐にわたるパーツ類!

東京台東区 世界のカバン博物館 内観

カバンというと人類には欠かせない道具の1つとして、現代人は何個ものカバンを所有している人も多い事だろう。

しかし身の回りには沢山のカバンが並んでいても、意外とその歴史については知らない人が多いので、ここ「世界のカバン博物館」で学べる”カバンの歴史”は有益である。

 

 

 

「世界のカバン博物館」の見学!

東京台東区 世界のカバン博物館 縫製用ミシン

こちらにはカバンの縫製時に使われたミシンが置かれている。

個人的には中国の革製品加工工場を見学した事があるが、その工場は世界中の革製品を受注していた為に、大量の製品を捌くのに奥までミシンと人が溢れる人海戦術をしていた光景が甦る。

オカン
オカン

最近、中国の景気もアカンらしいな・・・

 

東京台東区 世界のカバン博物館 縫製されたカバン

ヨーロッパのブランド品のカバンなども中国に発注している所が多く、全く同じ工場で同じ素材を使って作られたカバンでも、ブランド品として売られるカバンは10倍以上の値段で販売される事になるという。

ブッダ君
ブッダ君

人間はブランド品が好きなんじゃ!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 ビジネスバッグの製造工程説明パネル

昔に中国の革製品工場を見学した際には、得意先の革小物入れを作っている現場を一緒に立ち合いしに行った訳だが、こちらの指示している内容と違う細工をしていたり、縫製が間違っている不良品が思った以上に発生して難儀した記憶が甦る。

中国の革製品工場側は「しっかり後で検品する!」と言いながらも、後で送られてきたサンプル品に不良品が入っていたりと、中国らしさが垣間見えたのもいい思い出であった。

黒玉親父
黒玉親父

日本人は細か過ぎるタマ!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 スーツケース

海外旅行に一週間以上行く際には、このように容量の大きなスーツケースが必要になってくる。

最近は海外に全く行かなくなったので使わなくなったけど、以前まで海外旅行に行く際には大きなエースカバン製のスーツケースを愛用していた。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 ビジネスバッグの製造工程説明パネル 北海道の工場

日本は20世紀後半の高度経済成長期を経て、生産原価を下げる為に積極的に中国の工場に委託していったが、エースカバンは北海道に日本最大級のスーツケース工場を備えている。

オカン
オカン

やっぱり国産が安心だわ♪

 

 

 

東京台東区 世界のカバン博物館 ビジネスバッグの製造工程説明パネル 北海道の工場2

エースカバンの製品も全て国内で生産している訳ではないが、これまでの約70年に渡るスーツケース作りの技術が蓄積した「エースラゲージ株式会社 北海道赤平工場」で世界に誇るスーツケースを生産し続けている。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 スーツケースに使われるパーツ一覧

ただバブル期前後に中国に進出していった日本企業の中には、中国でその技術と工場を盗られてしまい、逆に技術力を持った中国側に駆逐されてしまった会社も多い。

江戸春男
江戸春男

中国は真似するのが上手いぜい!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 容量最大級のスーツケース

スーツケースというと大きな容量が欲しくなるけど、海外旅行を何回も経験していく内に自然と持って行く荷物が減ってくるので、旅行のベテランになる程にスーツケースが小さくなってくるのだ。

朋ちゃん
朋ちゃん

何回も経験すると、無駄な物が見えてくるのよね~!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 ストッパー付きのスーツケース

こちらのスーツケースは空港に向かう揺れる電車内で、ゴロゴロと動き回るスーツケースに悩まされる人向けな「キャスターストッパー」機能が付いたスーツケースになっている。

江戸春男
江戸春男

この機能は『マジックストップ®』というエース社の特許になってるぜい!

 

 

東京台東区 世界のカバン博物館 ストッパー付きのスーツケース 特徴

確かに電車内で座席に座ったものの、座席間が狭い為に大きなスーツケースが通路側に置いておくと、電車のブレーキや加速した際に油断しているとコロコロと移動してしまう・・・という事は今までに何回もあった。

ただそういった際にはスーツケースを横向きに置くと、転がる心配が無くなったが。。

 

電車内 スーツケースを持つ乗車客

実際に空港へ向かう電車に乗り合わせると、このようにスーツケースを支えながら乗る乗客の姿をよく見かけるのである。

江戸春男
江戸春男

電車内でキャスターストッパー機能が付いたスーツケースを売り込むぜい!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 ストッパー付きのスーツケース 内部

ただ、「キャスターストッパー」機能が付いたスーツケースで心配なのは、自分が使う際にはその機能を知っているから問題ないのだが、海外旅行時にポーターや運転手などがスーツケースを扱った際に、この機能を知らずに強引に扱って壊れてしまう可能性があるようにも思うのだが。。

朋ちゃん
朋ちゃん

そんな時は海外旅行保険で、新しいのを買えばいいのよ~!

 

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのパーツ名称説明パネル

こちらには色んなタイプのカバンに付いているパーツの名称が、それぞれ絵付きで説明されている。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのパーツ名称説明パネル2

カバンの製造に関わる人でなければ、これらのパーツ全ての名称を知らないと思うけど、カバン業界の人からすれば、このようなパーツの名称は知っていて当然なんだろうが。。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのパーツ名称説明パネル3

他のカバンに比べてハードスーツケースになってくると、そのパーツ名称が「チャネルテープ」「グライド」など、聞き慣れない名前が増えてくる。

江戸春男
江戸春男

ハードスーツケースのパーツには漢字が無くて、片仮名だけだぜい!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 素材の説明パネル

こちらには革製品の素材を体感できるコーナーも用意されている。

最近では人口皮革や合成皮革などが素材として使われてきているが、昔の人達ほど本物の革に馴染んでいるせいか、それらを使う事を渋る人が多いのだろう。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのハンドル説明パネル

そしてスーツケースのハンドル部分も、色んな種類が用意されており、右下には「エルゴノミックハンドル」というハンドルも見られる。

 

この「エルゴノミックハンドル」はその名前を知らなくても、意外と知らずに使っている人も多いのではないだろうか。

エルゴノミックハンドルは人間工学に基づいて”握り易い”ハンドルとなっており、握る部分だけが可動するようになっている。

オカン
オカン

ウチにもこのタイプのスーツケースがあるワ!

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのファスナー説明パネル

こちらには「ファスナー」の色んな種類が展示されているが、一口に「ファスナー」と言えない程の多種多様な製品が見られる。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのロック説明パネル

こちらはスーツケースにはお馴染みの「キャスター」「ロック」類も飾られていた。

スーツケース自体は他の会社に簡単に真似されるが、こういった1つ1つのパーツをジックリ研究して、使い易さを追求した物を開発して特許を取って、自社工場で生産できるのがエースカバンの強みなんだろう。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 カバンのロック説明パネル2

こちらは「TSAロック」で、アメリカに行ったり、経由する際には必要になってくるロックである。

オカン
オカン

わざわざこの為にスーツケースを新しく買いましたよ!

 

アメリカ国内の空港では過去に起きたテロ攻撃を教訓に、米国運輸保安局(TSA)の職員が不審に思ったスーツケースは全て開錠して検査される。

その際に米国運輸保安局側でスーツケースを開ける事ができる「TSAロック」だと、無理やり鍵を壊されて開けられる心配が殆ど減るとして、海外旅行者は買わざるを得ないようになってしまっている。

※「TSAロック」でも、鍵を壊されて開けられる可能性はあるそうです。。

 

東京台東区 世界のカバン博物館 内観

今まで何十回もの海外旅行を共に過ごしてきたスーツケースだけど、それを構成するパーツ群の名称は意外と知らなかったりする。

しかし、ここ「世界のカバン博物館」で勉強する事によって、

オカン
オカン

やっぱり、「エルゴノミックハンドル」のスーツケースがいいよね!

などと”スーツケース通”っぽく話せる事だろう。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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神奈川&東京旅(2022)

2022年12月中旬に『どこかでマイル』を使って訪れた、2泊3日の神奈川県&東京旅です。

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