九州縦断旅行記(秋)2020年-㉕
旅行期間:2020年10月24日~28日
(A night at the Hotel & Resorts Karatsu and a tavern in the surrounding rice paddies.)
静かな唐津の夜!
暗くなった伊万里の大川内町窯元見学を終えて、三度唐津市に戻ってきます。何とも旅程効率からは悪いかのような行ったり来たりのドライブだったけど、そういった事も後になれば全て旅の良い思い出となる。
文句ばかり言わんで、少しぐらいは感謝せえよ!(怒)
今のレベルだと、まだ有料ガイドは無理ね~!(笑)
「ホテル&リゾーツ唐津」にチェックイン!
そして本日宿泊する「ホテル&リゾーツ唐津」に到着します。このホテルはダイワロイヤルホテル系列で、唐津市内でも景観地である虹の松原のすぐ脇に造られており、その大きな建物がひと際存在感のあるホテル。エロ坊主オジサンさん曰くは、前にお父さんと来た時にも泊まったホテルだという。
このホテルチェーン「ダイワロイヤルホテル」は、大和ハウス工業の100%小会社が運営するホテル。全国で約30軒近く出店しており、主に観光客向けの大型ホテルがメインのようだ。
入口でどこかのパックツアーのオバサンが天井に向かって写真を撮っていたので同じように見上げると、このように唐津くんちの絵が描かれていた。このホテル名物ともなっている天井画で、唐津らしさが出ている所でもあった。
まずはチェックインを行う。今回の旅行でも同行する、自称現地ガイド役のエロ坊主オジサンと同部屋。なお、このホテルでは和室と洋室を選べたけど、機械音痴なエロ坊主オジサンの性格を考慮して、今回は和室を選ぶ事に。
こちらがその「和洋室36平米(洋室ツイン+4.5畳)」の部屋で、この5階フロアにしかない部屋。特に宿泊先のホテルでは和室か洋室かという事にはこだわらないけど、このような和室があるとそこに寝転べるのが利点かもしれない。
ここが洋室だと椅子とテーブルセットが置かれているのだろうけど、それだと椅子に座るしか選択肢がない。しかし和室の内装だと、ここに座って寝っ転がったりする事が出来る。そう考えると和室の方がより部屋を有効活用できるのかもしれない。
ベッドはこの2つでボクは畳に近い方を選ぶ。特にどっちのベッドでもいいのであるが、特に問題がなければ部屋の中心部に近いベッドを選びやすい傾向があるようだ。
とりあえず部屋に荷物を置いただけで晩飯をこれから食べに行くので、すぐにロビーに降りて行く。いつの間にか日本人の頭の中に植え付けられてしまっているハロウィンの置物も見える。
こちらのホテルでは色々と工夫を凝らして宿泊客を楽しまそうと、このような取り組みが行われていた。しかしこの時間帯にはもう終了しており、どうやら低学年の子供向けアトラクションのようだ。
子供っぽい思考の王子にちょうど似合うけ!(笑)
私からすれば、2人とも子供っぽいけど・・・(笑)
ここの鍵は大きいので一旦外出の際にフロントに鍵を預けに行く。すると対応してくれたのがこちらのイギリス人女性で、日本語がペラペラだったので久々に喋る外国人という事もあって、ボクのテンションも久々に上がり色々とお喋りしてついでに記念写真も撮ってもらう。このホテルでは他にもベトナム人の人が居たりして、近年のインバウンド需要による海外客に向けてバイリンガルを雇っているようだ。
ホテルの朝食会場はこの階段を登った2階にある。ただ明日の朝はリベンジで高島渡船に乗る予定(朝7時50分)だけど、団体ツアー客がチラホラ見られたのでその混雑を避ける為にも早めに朝食会場に向かう方がいいとの事。
さすが旅慣れている人達と旅すると、目の付け所が勉強になります!
このホテルは大型ホテルという事もあって、1階ロビーが結構広い。しかも朝食会場は2階となっているのでそんな1階ロビーには場所を持て余しているからか、このような卓球台やテーブルなどが置かれているのが見えた。
この2020年は全国的にお祭りがことごとく中止になってしまった。それ以外の事もそうだけど、このコロナ禍で学べた事は今まで普通に出来てきた事に対して、それが普通に行えてきた事に感謝しないといけなかったという気持ちである。「何でもないような日々」も、それ自体を過ごせた事が幸せなのである。
こちらが正面入り口の上に描かれていた「唐津くんち」の天井画であるが、どうせだったら神輿のレプリカでも入口に飾っていた方がもっと雰囲気が出て良かったのではなかろうかと思うが。。
唐津の居酒屋で晩飯!
そしてこの唐津のホテルで”佐賀の岡ちゃん”と合流し、彼女がオススメの居酒屋へと繰り出す。エロ坊主オジサンはホテルでのイギリス人お姉さんとのやり取りを見ていて
王子よ、その姉ちゃんを晩飯誘えよ!
と言っていたけども。。
いきなり誘えないでしょ・・・
このお店は観光客向けというよりも、地元の人達がよく利用するような居酒屋。予約してくれていたので入れたけど、予約なしでの飛び込みだったら断られていたような盛況ぶりの店内だった。
こちらでは焼き物などオーダーを記入するシステムになっていたので、仕方なしにそのシステムに従って真面目な顔でペンを握るエロ坊主オジサン。
こうやってペンを握ると、先生らしく見えるやろ?!(笑)
まずはキンキンに冷えた生ビールが登場する。ボクらを一旦お店に降ろした後に家に車を置きに行った”佐賀の岡ちゃん”の分も頼んでいたけど、「アイツの事やから、走ってくるやろ!」とエロ坊主オジサンは言っていたけど、ボクと朋ちゃんは半信半疑で「岡ちゃんが来てから頼めばいいのでは?!」と思っていた。しかし数秒後に岡ちゃんが表れて、意外とエロ坊主オジサンの読みの鋭さに感服したのであった・・・。
全てオレに任せておけばいいのよ!
なかなか掴み所がないオッサンですね!
ボクが住んでいる大阪府は本州にあるけど、この佐賀県は本州ではなくて九州に位置している。そうなると同じ日本でも風土が異なり、九州ではこのような居酒屋でも平気で小さな子供を連れて来るのが当たり前なんだとか。大阪だったら居酒屋に未成年を連れて行くのはタブー的な考えがあったけど、『郷に入っては郷に従え』というようにその風土を調和する必要がある。
今では逆に未成年を惹きつけて、新しい客層を開拓しようとする居酒屋も出てきている。未成年だと居酒屋に入れないのではなくて、未成年の飲酒が禁じられているだけで、未成年の居酒屋利用自体は何の問題もない。
こちらはマグロのユッケで、唐津だけあってまずが魚系からスタート。ここは何でも揃っている居酒屋なので、魚系に限らず、揚げ物や串の焼き物とかも色々とメニューに載っている。
こちらの料理は中身が何だったか、全く思い出せない・・・。この旅行をしてから約1年後に作成しているブログなので、このような何を食べたかまでは記憶に残っていない。だからこそ、これだけ沢山の写真を撮影して脳の記憶メモリー代わりにしているのである。
こちらは豪快なサラダだけど、個人的にはあまりドレッシングやマヨネーズなどがたっぷり掛かったサラダはあまり好きではない。ボクの食の知識は漫画『美味しんぼ』に影響されている部分が大きく、このようなサラダにドレッシングなどをジャブジャブと掛けるのもあまり良くないという話があったので、それで基本的には何も掛けずに食べるようにしている。
野菜には本来の味が付いているので、それを大事にしたいのです!
やっぱり居酒屋だと、このようにビールに合う揚げ物の一口サイズで食べれる料理を選んでしまいやすい。このような小エビを揚げた物を食べだすと、段々手が止まらなくなるのである。
こちらは色々な種類が混ざった串焼きで、居酒屋ではオーソドックスな食べ物。ただ居酒屋とは基本的にお酒を飲みに行く場所なので、料理も大事だけど一緒に行った人達との団らんを楽しむのが大事である。
団子三兄弟じゃないけど、こちらはくつねの串焼き。エロ坊主オジサンは弟がいるらしいけど、長男らしく責任感が強いのでまだ御存命のお父さんの世話を焼いているという(老人ホームに入っているが、度々旅行に連れまわすという)。なお、この旅行の約2か月前に行った九州旅の途中に、エロ坊主オジサンのお父さんが腸捻転で病院に運ばれたけど、幸いにも特に問題なく回復したという。
そしてトイレに入ると、その窓からは開放的な田舎の田んぼ景色が見えている。
トイレの窓から身を乗り出して眺めると、このように刈り取られた田んぼばかりが見える。トイレの窓から田んぼだらけの景色が見られるというのも都会では体験する事が出来ないので、このような体験もプライスレスである。
そしてシメは昨日博多で食べたかったもつ鍋の出番。もうここまで出てきた料理だけでも充分お腹がいい塩梅になってきていたけど、酒が入って絶好調になってきたエロ坊主オジサンの「鍋、喰おうや!」の一声で登場したのである。
これだけお店の周囲に田んぼがあると、水が張られている時期にはカエルが多く発生して、カエルの鳴き声がよく聴こえる。昔田んぼの近くに住んでいる知人に電話したら、周りからカエルの鳴き声ばかりが聴こえて衝撃的だったのを思い出す。。
さて個人的にはこれから夜にライトアップされた唐津城を見に行きたかったけど、どうやら唐津城のライトアップは22時までしか行われておらず、この時は既に23時近かったので諦める。またホテルまで歩いて戻ろうかと思ったけど、岡ちゃんから「ここからホテルまで歩いたら、多分1時間近くは掛かると思うけど・・・?!」(ホテルまで約3.3kmだった)と言われて、それも諦めるのであった。。
そしてホテルの部屋に戻って即就寝タイム。荷物が少ないエロ坊主オジサンだけど、浴衣ははだけて使いにくいので意外にもパジャマを持参していた。そしてボクが今日撮った動画を見返していると、その動画の中のボクの声に反応して、「オウ、王子なんや?」と寝ぼけているのか? 起きているのか? 微妙な寝ているハズのエロ坊主オジサンだったのであった。。
オレ、眠り浅いから、王子が何か言っていたの覚えとるよ!
こんな旅はまた次回に続きます!
よければ下記ブログ村のボタンをポチッとお願いします!
↓↓↓↓九州縦断(秋)旅行記:初回↓↓