暗くなった天草苓北町で、地産の美味しい食事を味わう【九州縦断秋旅行記㊷】

九州縦断旅行記(秋)2020年-㊷

 旅行期間:2020年10月24日~28日
(Savoring a delicious, locally produced meal in the darkened town of Amakusa Reihoku .)

熊本っぽい料理!

今回の九州旅で福岡県・佐賀県・長崎県に次いで4番目になる熊本県の天草下島に到着し、そこから島の北西側にある今晩宿泊する「ホテル 四季咲館」に辿り着きます。このホテルがあるのは富岡城跡の入口付近だけど、夜に訪れると暗くてすぐに見つけられる程の存在感が無かったので、少々ホテルを探すのに手間取る。。

 

「ホテル 四季咲館」にまずはチェックイン!

今日は佐賀県の唐津市を出発して、約180kmほど南下して熊本県天草郡の苓北町まで辿り着く。高速道路での180km移動だとあまり疲れないけど、下道の180km移動は運転時間が長いので、それなりにやっぱり疲れる。

 

 

まずはホテルでのチェックインで受付には守衛さんのような雰囲気の年配のオジサンが対応してくれたけど、都会のホテルとは違ってゆっくりゆっくりとチェックイン作業をアナログで行っていた。そんな姿を見てしまうと「大丈夫かな??」と思ってしまうけど、ちゃんとチェックイン完了し、キチンと地域共通クーポンも発行してくれた。そして全室オーシャンビューという部屋に入ったものの、既に暗い時間だと何も見えないので、早々と晩飯食べに出掛ける事に。

 

 

「酒楽嘉肴 よし田」で晩飯!

そしてホテルのフロントで近くにある食事できるお店を教えてもらい、やって来たのがこちらの「酒楽嘉肴 よし田」というお店。このようなコロナ禍の時期で苓北町という、ちょっと田舎のような場所だったけど、ちゃんと営業してくれていた助かった。

 

【酒楽嘉肴 よし田】

住所:熊本県天草郡苓北町富岡3582-1
営業時間: 18時~22時頃(※定休日:日曜日)
電話番号:0969-35-1228

 

 

店内はこのように個室みたいに区切られており、あまりお客さんの姿も見えなかったが快適な店内。さて今日も長い移動と色んな観光地を巡ってきたけど、そのお疲れを癒すべく、天草の美味しい料理を味わう事に。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

さあ、旨いモン、どんどん喰いんしゃい!

 

この天草下島は熊本県になるので、熊本県らしい馬刺しがあったりする。とりあえずは海に近いだけあって刺身の盛り合わせなどを頼んで様子を見る。

 

ボクはまず一杯目のアルコールはビールを必ず頼むけど、エロ坊主オジサンは日本酒を一杯目から飲みたい気分だったようで、チョイスしたのはこちらの熊本県の日本酒・・・・ではなくて、佐賀県の日本酒『鍋島』であった。。

 

 

日本酒も勿論大好きだけど、やっぱりビールの喉越しの良さを味わってしまうと、「とりあえずビール!」という言葉しか出てこなくなってしまう。

 

まずは突き出しが出てくる。天草ではどんな料理が出てくるのかと楽しみにしているけど、基本的にはここは島なので魚料理が主流なんだろう。

 

そして出てきたのが、お刺身の盛り合わせ。この魚の刺身も日本全国どこでも食べれるけど、やっぱり海が近い場所で食べれる刺身だけに、美味しさを勝手に脳みそが増幅してしまうような気もするが。。

 

このような刺身の盛り合わせを店員さんが持って来てくれると、大体の人は「こちらはヒラメで・・・・こちらは鯛で・・・」とか説明してくれるけど、たまに全く説明してくれずに帰っていく店員さんもいる。魚を食べ慣れている日本人であれば、個別に説明しなくてもある程度分かるのだろうけど、やっぱりそういう説明があった方が嬉しい。単に料理を出すだけではなくて、ちょっとした店員さんとお客さんとのコミュニケーションが隠し味となる。

 

今年発生した新型コロナウイルスの影響で、ちょっとしたコミュニケーションなどを図るのが憚られる時代になってしまったけど、人とのコミュニケーションが欠けると何だか寂しさを感じてしまうのである。

 

 

こちらは「ゴボウの唐揚げサラダ」で、やっぱり地方に行くと広大な自然の中で作られている野菜が欲しくなってしまう。

 

さて日本酒を飲んでエンジンが掛かってきたエロ坊主オジサン。いつもながらお酒を飲みだすと、アレコレと注文したくなるクセが出てくる。ただ自分で頼むからと言って、あんまり食べるタイプでもないので、こちら側がその大半を食べないといけないのであるが。。

 

日本人だったら魚の刺身は普通に食べれるけど、国によっては魚に付いた寄生虫が気になって、生魚は食べない文化の国もある。同じ人類だけど、住んでいる場所や今までの歴史によって大きく食生活が異なっている点があって、そんな食文化の違いに注目してみるのも意外と楽しい。

 

さて、こちらの料理は何は分かりますか???

これは「一文字ぐるぐる」という熊本県の名物料理。ネギを茹でた料理で、茎の周りを葉っぱでグルグルと巻いていったもので、江戸時代に財政難に喘いでいた熊本藩で生み出されたものらしい。

 

そんな一文字ぐるぐるには酢味噌を付けて食べるのが一般的なようだ。普通に食べるとネギだけなので、ちょっとしたアクセントが欲しいのだろう。

 

さてエロ坊主オジサンは日本酒一杯目を飲み干し、更に日本酒をオーダーする。日本酒もお店によって少量のおちょこに注いでくれるお店もあるけど、このように豪快にコップに注いでくれると飲む方からすれば嬉しい。

 

こちらは何かの煮込み料理だけど、何だったのかがいつもながら全然思い出せない。モツっぽい物が入っていたと思うけど、味は思い出せない。。

 

そして熊本県というと「馬肉」といつも言っているエロ坊主オジサンのオーダーで、出てきた馬肉。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

熊本県で食べる馬肉も、いい店で食べないと美味しくないぞ!

 

そろそろいい感じにアルコールが入って来て、今日もこれまで口が閉まる瞬間を見た事がない程にしゃべり続けていたけど、更にヒートアップしてきてお喋りが止まらなくなるエロ坊主オジサン。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

只今、絶好調であります!(笑)

 

馬肉は牛とはまた違った味で、独特な感じがする。人によっては可愛らしい馬を食べるのには反対という人もいるかもしれないけど、人類は食べれる物は何でも食べる生き物なので、好き嫌いや先入観は捨てて何でも食べると、意外な発見を出来る事が多い。

 

 

こちらは「天草大王」という、この地を支配していた悪代官のような名前が付けられている鳥のタタキ。この天草大王という鶏は江戸時代から明治時代に掛けてこの地域の人々に愛された鶏だったけど、産卵しにくかったりで他の鶏に負けて衰退してしまった。しかし今ではその時の鶏を再現して配合し、新たな21世紀の天草大王として生まれ変わらせた鶏である。

 

 

そんな天草大王と、エロ坊主大王が被って見える。鶏肉なんで今どきだったらドコでも簡単に食べる事が出来るけど、地方を訪れるとそのご当地食材が必ずあり、またその食材が好まれた歴史的観念を勉強すると、意外な発見が多い。

 

さて、とりあえずビールの時間は終わって、ボクもエロ坊主オジサンに負ける訳にはいかないとばかりに、日本酒に切り替える。日本酒の中でも純米大吟醸という最高クラスのお酒になると、原料のお米の半分ぐらいしか贅沢に使わないのでとてもフルーティーな味わいになる。

 

そんなフルーティーな味わいの大吟醸は飲みやすいので、グビグビと飲んでしまいやすい。日本酒は飲み過ぎると悪酔いする可能性があるので、同時にお水を頼んでチェイサーとして、日本酒と交互に飲んだ方が体には優しい。

 

こちらのお店の額を見ていると、どうやらこのお店はおでんが売りなようだったけど、この時は熊本名物の料理メインだったので、おでんを頼むという考えすら出てこなかった。。

 

今まで十数回ツアーで海外を訪れて、同じツアーに参加している人達と現地で仲良くはなったけど、このように日本に帰ってからも再会するという事は意外と少ない。だけどこのように旅仲間と再会すると、また新たな発見が出来たり、各自旅好きな人が多いので色んな事が勉強にもなる。

 

そして居酒屋を後にして晩酌用の缶チューハイを買いに近くのコンビニに寄り道すると、このように都会のコンビニでは考えられないような、お店の中央に野菜や果物が置かれている光景を目にする。

 

このように田舎に行くと、近くで採れた美味しいフルーツなどが豊富に置かれている。ただ安い割に量も多いので、お土産に買って帰るにはさすがにしんどい。。

 

 

東南アジア産のバナナが多く出回る国内だけど、ここに置かれているという事は熊本県内で作られたバナナだったのかな?

 

 

「CAFE ウッディーハウス」にて

そしてアルコールは飲まない朋ちゃんをさておき、エロ坊主オジサンと共にすっかり美味しい日本酒を飲んで出来上がったので、コンビニに立ち寄ってホテルに帰るのか思ったら、その途中にあったコーヒー屋さんに立ち寄ったのである。

エロ坊主オジサン
エロ坊主
オジサン

おう、シメにコーヒー、飲んで行こうや!

 

この天草苓北町では熊本県だけあって、熊本県が誇るラーメン屋「味千ラーメン」のお店を何軒か見かけたけど、お酒を飲んだ後にラーメンではなくてコーヒーでシメるのは今回が初めてであった。

 

NHKの某番組で自転車に乗って、日本全国でサイクリング旅をしている火野正平もこのお店にやって来た事があるようだ。火野正平はその某番組内で、このコロナ禍にウーバーイーツのような配達員を試しでやった事があるけど、お寿司の出前で配達する寿司を摘まみ食いしているのがバレてクビになったとか言っていたけど、本当の話だったのだろうか?

 

なかなか日本酒を飲んだ後に、このようなコーヒーを飲むという発想は出てこないので、これも旅仲間と一緒に旅しているならではである。1人だけだとどうしても自分の殻から出れないけど、他人と行動を一緒にすると、このようなシメのコーヒーという異空間な体験を出来るのであった。

 

そして部屋に戻って温泉に入った後に、文字通り、大の字になって熟睡を始めるエロ坊主オジサン。時計ぐらい外して寝ればいいのではと思うけど、人によっては色んな寝方があるし、この寝方が世界を渡り歩いてきたエロ坊主オジサンのストロング・スタイルなんだろう。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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2020年10月下旬に訪れた、福岡県から開始して佐賀~長崎~大分~熊本を巡る旅の開始。なお今回は旅仲間と巡りますが、初日の福岡巡りは前乗りという事もあって、1人で巡ります!

 

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