九州縦断旅行記(秋)2020年-⑯
旅行期間:2020年10月24日~28日
(My solo trip turned into a trip for three, and now I’m off to Karatsu in Saga Prefecture.)
魚介類が豊富な唐津
2回目の九州横断旅2日目の朝は、宿泊している博多駅近くの「ホテルアクティブ博多」で無料の朝食を食べる。この日は日曜日という事もあって通常より朝食会場が混み合っており、入場規制が掛かっていて事前に朝食時間の予約が必要だった。
ボクは朝から沢山食べたと思わないので、ビュッフェだからといって沢山料理を取って来る事は基本ない。そしてあまり朝から食べ過ぎると、お腹が膨れて気分が悪くなりやすいので、どんな食べたい料理ばかりが置かれていても、ある程度は見逃さざるを得ないのである。
やっぱり福岡というと、こちらの明太子。博多駅のお土産コーナーに行くと、この明太子が沢山売られているけど、ここホテルアクティブ博多の朝食会場ではたっぷりと明太子が置かれていたので思いっ切りご飯に掛けて食べるのであった。
この日は朝9時過ぎに旅仲間の1人が福岡空港に飛行機で到着予定なので、それに合わせて福岡空港で待ち合わせ。まずは歩いて博多駅まで向かう。
しかし本当に福岡空港まで近くて、便利過ぎる博多の街。たった二駅で博多の中心部の駅から空港まで辿り着けるとは、噂に聞いていた以上の快適さである。

道理で博多の街が良いという評判しか、聞かない訳だ!
福岡空港で旅仲間と合流!
大阪だったら家から関西国際空港や伊丹空港に行くまでは、約1時間ぐらいそれぞれに掛る。ただボクの住んでいるエリアであれば、その両方の空港の中間地点ぐらいに位置しているので、どちらの空港を利用してもそんなに大差ないのが利点かもしれない。
さて福岡空港の到着ロビーをウロウロしていると、いつの間にか現れた、こちらの見た事ある後ろ姿のオジサンを発見する。どうやら今回はいつものビニール傘を持参していないので、いつもよりも身軽な感じに思える。

おう王子、久しぶりやけ!!
福岡空港の到着ロビーで旅仲間を待っている途中に、ホンジャマカの石塚(マイウ~~で有名な)を見かけた。今までにたまたま偶然に芸能人を見かけた事はあまりないけど、昔に一回だけ夜のミナミの街でタクシーから降りて来るアントニオ猪木を見かけた事がある。その時はあまりにもアントニオ猪木の顔が大き過ぎて、ビックリした記憶が強烈に残っている。
なお、程なく旅仲間の”朋ちゃん”が無事合流し、レンタル予約してくれているレンタカー屋さんへと向かう。

今回の旅、ヨロシク~~!(笑)。こんなに若くないけどね・・・
佐賀県の唐津を目指す!
今回の旅は他にも福岡に住んでいる、バルト三国旅行時に出会った夫婦も参加する話があったけど、コロナ禍の影響もあって今回は参加を見合わせ。という事でこのデコボコな3人旅が始まり、最初の目的地である佐賀県へと向かう。
福岡空港から高速道路を使えば、佐賀県唐津市周辺までは約1時間の道のり。個人的には佐賀市内の中心部にも行ってみたかったけど、今回は事前に朋ちゃんの行きたい場所を巡る予定があって、佐賀市内は訪れず。
前回訪れた宮崎県もそうだけど、これから訪れる佐賀県もこの時は何があるかも全然知らなかった。佐賀県は九州の中でも訪れる観光客の数が少なめで、全国的に有名な観光地というのはあまりない。だけどそういった観光地があるから行く訳ではなくて、宮崎旅同様に実際に行って見てみると色んな素晴らしいものを発見する事が出来る。
マリンセンターおさかな村で小休止!
福岡空港からドライブしだして約40分程の場所にあった、佐賀県唐津市にある浜崎海岸近くにあった海の駅「マリンセンターおさかな村」に立ち寄る事にする。
この佐賀県の北側の海岸沿いにある唐津は、海産物が売りな町でもある。特にこの海の駅は、そんな近くの海で獲れた新鮮な魚や鯨を売っている場所で、その場で魚を調理してくれたりもするそうだ。
そんな唐津の中でも後で向かう漁港の「呼子」という町では、特にイカが昔から有名だそうだ。だから唐津市ではこのようにどこでもイカの活き造りを食べる事が出来るけど、ただ近年ではイカの漁獲量が落ちているので、長崎県などで獲れたものが使われている事が多いという。
海の駅の1階部分は、このように魚介類関係のお土産などが販売されている光景が広がっている。なおボクもエロ坊主オジサンもリュックサック1つという軽装だったけど、川崎からお越しの朋ちゃんはデカイスーツケースを持って来ていた。

お土産を沢山買わないといけないので、大きなのを持ってきたのよ!
ただまだ旅は始まったばかりで、いきなり慌ててお土産を買う訳にはいかないので、ここでは物見だけしていい物が見つかれば、後で別のお土産屋さんに寄った時に置かれていれば購入しようと決める。
こちらに置かれていた「松露饅頭」というのはこの唐津名物のお饅頭で、後で見る海岸沿いに松が植林された「虹の松原」に生える高級茸の松露に似ているからこの名前が付けられているという。
この海の駅はどちらかというとお土産を買う場所というよりは、地元の人々もやって来て水揚げされた魚などを買いに来る場所となっているので、目の前で解体が行われている鮮魚コーナーには人が溢れているのが見える。
この辺りでは昔から捕鯨も盛んだった為に、今でもこのように鯨の肉も扱っている。

オレらの時代は、給食で鯨の肉が出てきていたからな!
このように鯨ベーコンなども販売されているけど、今の若い世代からすると鯨を食べるという認識すらない事だろう。そんなボク世代でも殆ど鯨を食べた記憶がないし、クジラの肉を食べて美味しかったという記憶すらない・・・。
やっぱりどこでも多くの人を引き寄せるのは、マグロである。勿論海の魚は海に所属しているので、例えばここでは「唐津のマグロ」とか言っても、唐津で育った訳でもなく、水揚げされて唐津の漁港に到着しただけなのであるが。。
マグロの肉というとトロなどを連想してしまうけど、実はこんなにたくさんの部位が1匹のマグロから採れる。我々が普段食べる大トロや中トロなども、厳密には細かい部位毎に呼び名が異なるようだ。
こちらではこのように目の前で魚を捌いてくれる。勿論魚1匹の料金に解体料がプラスされるけど、捌き慣れた人に切ってもらえるのでラクチンである。
鮮魚コーナー 動画
こちらに置かれていた魚は全て「唐津産」という表示がされているけど、厳密には唐津産ではなくて、唐津で水揚げされた魚である。しかし海が近い場所ならではで、このような魚を贅沢に陳列する事が出来るのだろう。
前回訪れた宮崎県ではあまり漁港などを訪れなかったのでこのような鮮魚が置かれている光景を見なくて、代わりに農産物関係のお土産などを沢山見た。しかし佐賀県でも海が近い唐津では、このような魚介類がメインとなっているようだ。
他にもヤリイカやアオリイカなども並べられているのが見える。唐津では昔からイカがよく獲れた事でも有名なので、イカは欠かせないようだ。
ただし海の魚介類も何十年~何百年と掛けて、地球環境の変動と共に生態環境も大きく変化していく。なので昔はこの佐賀近郊で沢山獲れていたイカも、今ではあまり獲れなくなってきており、イカの町も年々寂れていっているという。
こちらは漫才師:島田洋七が幼い事に過ごした佐賀県で、同居したおばあちゃんのエピソードを綴った小説『佐賀のがばいばあちゃん』にコラボしたお土産。この「がばい」という言葉は佐賀弁で、「とても」や「非常に」という意味がある。九州以外の人間からすると九州人の方言は同じように聞こえるけど、九州それぞれの県毎に方言が異なっているようだ。
そして唐津で有名なのが、こちらの「唐津くんち」という唐津神社で毎年11月に行われるお祭りである。神輿のような物がこちらの写真にもあるように兜や獅子舞など大きくデザインされていて、見た目にもインパクトがありそうだ。

唐津くんちは迫力があるけ、実際に見てみんたい!
相変わらずのエロ坊主オジサン。昔からラグビーをしており、未だにジムで筋トレしているので、それで自分は他の同年代に比べると元気でエネルギッシュだと自慢する。更に新型コロナウイルスには知らん間に感染して、自分の抗体が強いので恐らく免疫が勝手に出来ていると、何の根拠もなしに豪語していた。

こういう人ほど、コロナに罹ってあの世に行き易いのよね~!(笑)
こちらは2019年12月にバルト三国ツアーで出会ってから、約10か月ぶりに再会した朋ちゃん。相変わらずの旅好きで色んな所に出掛けているけど、常に元気でパワフルな馬力のエンジンを備えているようだ。

こんな凸凹トリオの珍道中の始まりです!
こんな旅はまた次回に続きます!
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