宮崎県旅行記2020年-㊼
旅行期間：2020年10月18日～22日
(Say hello to the Lord’s cat, who was at a place where you can see the “Sea of Cruz” where wishes come true.)
景色より猫？！
ここは宮崎県日向市にある、海岸沿いに突き出している日向岬(細島)。その岬には色々と見所のある景観があって、次は「願いが叶う クルスの海」という怪しい観光スポットへとやって来た。元々信仰心の無い人間からすると、神社やこのような願掛けスポットで自分の願いが叶うなんて事すら頭に浮かばないので、逆にどういった場所をそうして観光客を呼び寄せる場所にしているのかを見に来たのである。
「願いが叶う クルスの海」にて
まずは「クルスの海」の駐車場に到着する。そんなに大きくはない駐車場で、全然車が停まっていなかったけど、誰もいなさそうだった。周りの人に合わせない生き方をしている人間からすれば、人がいるか、いないかはあまり気にならない。逆に人が多い場所程に、抵抗を覚えるけど。。
こういった「恋のスポット」とかはその自治体が若い女子やカップル達を何とか観光スポットに連れてこようとして、色んな策を練って考え出したものが多い。だからバカにしてはいけない場所で、地方ほどそういう風に「何とか観光客を呼び寄せないと・・・」という考えからこういった名所を創り出しているのである。
さてここ「クルスの海」は展望台から海を眺めるスポットになっているけど、その場所には何かモニュメントらしき物が作られているのが見える。恐らく単に海を眺めるスポットでは観光客は喜ばないから、そこで少し楽しめるモニュメントが設置されているのだろう。
ここが「クルスの海」が見えるという展望台。特にここからは鐘が付いたモニュメントぐらいしか、目立った物はない。なおボクが車を停めた駐車場はこの手前側だけど、この奥側にも数台停めれる駐車場があった。
こちらはよくある鐘を鳴らせるモニュメントで、色んな観光地で見かける事が出来るもの。個人的には鐘を鳴らすのは寺の坊主ぐらいしか頭に浮かばないのであるが、何故か観光客はこのように鐘が設置されていると、遊び心で鳴らしたくなるようだ。なおコロナ禍の2020年では、このように誰が触ったかも分からないロープは触るべきではない。。
「クルスの海」展望台の景色 動画
展望台からの景色より、猫ちゃんに夢中！
そしてイマイチ興味が薄かった海の景色はさておき、「他に何かないかな～～？！」と周囲を見回していると、看板の下に猫ちゃんを発見する。こんな人里離れた展望台に何で猫ちゃんがいるのだろうか？
展望台の猫ちゃん① 動画
この猫ちゃんで野良猫かと思っていたけど、近寄ってみると自分からすり寄ってくる程に人馴れしている猫ちゃんだった。
このように去勢手術をした桜耳をしている猫ちゃん。なお左耳がカットされている猫はメスで、オスは反対の右側の耳がカットされているという。
猫ちゃんもその辺で見かける野良猫は近づくだけですぐに逃げてしまうけど、このように人馴れしている猫ちゃんは全然逃げないし、頭をナデナデしたりすると嬉しそうな顔をしてくる。
だからそういったように人懐っこい猫ちゃん程に、動いていない瞬間を狙って撮影しようとすると、その撮影機会を与えてくれずにすぐにこちらに寄ってきて、なかなか写真を撮れない事が多い。
このような猫ちゃんは自分の近くに寄ってきて、自分を擦りつけてくるような感じで一周回ったりする。このような仕草が可愛らしい猫ちゃんであるが、猫ちゃんの抜け毛が多く衣服に着く事が多いので、普段から猫ちゃんをあまり触らない環境にいる人間は触った後は注意する必要がある。
モロッコのアイト・ベン・ハッドゥ近くのレストランに居た猫ちゃんが人懐っこくてナデナデしたら、服にいっぱい猫ちゃんの毛が付いて大変だった想い出が蘇る。。
こう見えても猫アレルギーもあるんです！
小学生の頃に学校からの帰り道に猫か犬かを触って遊んだら、翌日になって目の周辺が腫れて激しいボクシングをした翌日みたいな顔になってしまった事もある。なおアレルギー体質というのは大人になったら変化しやすく、最近の体だともう猫ちゃんアレルギーが消えているかと期待してアレルギー検査をしてみた。すると小さい頃と同じように、猫ちゃんへのアレルギー反応が常人の100倍近い高い数値を示していたのである。。
だから猫ちゃんを触った手で、顔などを触らないようにという予防策を採ってます！
しかし誰も常駐していないこの展望台に住み着いているように思えるこの猫ちゃん。桜耳の処置がしてあるし、誰かが定期的に餌を与えているのかもしれない。見た感じには痩せているようには見えないので、それなりに餌を食べているように見えるし。
そして猫ちゃんは、この主のような存在感を見せてベンチの上に座り込む。ピ～～ンと尻尾を伸ばして、クルスの海展望台に設置されているモニュメントに対抗しているような感じにも見えない事もない。。
今では猫ちゃんブームが世界的に起こっており、猫ちゃんを撮影した動画というだけで視聴回数が大幅に増加する場合がある。ボクのYoutubeに旅行先で撮影した景色などをアップして、それをこのブログに貼り付けて紹介しているけど、とある猫ちゃんの動画だけで40万回再生された事もある。
再生回数40万回を超えたのが、↑の動画です！
ちょうどこの時は近くの役場に勤める観光課関連職員みたいな人達の団体がやって来ていたけど、このようにこの展望台をテリトリーとしている猫ちゃんをもっとPRしてもいいのかもしれない。
展望台の猫ちゃん② 動画
この猫ちゃんも特になにをする訳でもなくて、走り回りもしないし、のんびりベンチの上でくつろいでいるだけ。見た感じはそんなに若くはなさそうだけど、あまり動き回らないのでカロリー消費量も少ないのかもしれない。
ちょっと騒がしくなった展望台で、あれこれと意見を交わしている声が聞こえる一団の方を眺める猫ちゃん。しかし自分の好きそうなタイプの人間じゃないと見切っているからか、ここから全然動こうとはしなかった。
猫ちゃんは約4000年前の古代エジプト時代から人々に愛されて、その当時の絵に出てきたり、中にはミイラにされてしまった猫ちゃんなどもいる。しかしその古代エジプトで動物をミイラにしたのは虐待していた訳ではなくて、死後の世界にも連れていこうという考えをしていたからである。
このような人懐っこい猫ちゃんを見ると餌をあげたく思ってしまうけど、基本的にはボクは旅行中は一切つまみやお菓子などを持ち歩かないので、こういった際に猫ちゃんにあげれる食べ物を持ち合わせていないのである。また外では下手に猫ちゃんに餌を与えると、その地元住民を怒らせてしまう事にも繋がるので、旅先とかで猫ちゃんに餌を与える行為は気を付けないといけないのである。
展望台の猫ちゃん③ 動画
海の景色はしばらく見ていると飽きてしまうけど、このように可愛らしい猫ちゃんは見ていても全然飽きない。だからしょっちゅう猫カフェに行きたがる人の気持ちが理解できるけど、そういう場所の猫ちゃんは餌を貰えるのが当然だと思ってしまっている猫が多いので、いまいち行きたいとは思わないが。
一応ここは雑誌やパンフレットなどにも紹介されている景観地だけど、そんな景色よりさっきからず～～っと猫ちゃんに夢中になってしまっている。
いつからこんな猫好きになってしまったのか？？
ベンチやその周辺をウロウロとしていた猫ちゃんだけど、最終的には一番お気に入りのポジションに着いた。
さっきやって来た時に座っていた、看板の脇である。またここに戻るというのはそれほどに愛着があるのか？ 見た感じにはそれほどここが居心地いいとは思いにくいけど、猫ちゃんからしたらここに戻ってくるだけの理由があるのだろう。
どうせだったらこの猫を日向市公認の「クルスちゃん」と名付けて、この展望台を見守る管理猫にしてもいいのではないかと思う。今は”願いが叶う”とかいう恋愛スポットよりも、”可愛い猫ちゃんがいる”というスポットの方が観光客がやって来ると思うが。
このように「クルスの海」ではなく、さっきからず～～っとこの猫ちゃんに意識が行ってしまっている。可愛らしい猫ちゃんだけど、これだけ写真を撮ると全部同じようにしか見えなくなってくるので、断腸の思いではあるがそろそろお別れしないといけない時がやって来たようだ。
という事で猫ちゃんと遊び過ぎてしまったけど、一応この展望台の売りである「クルスの海」を今更だけど見てみるとする。。
こんな旅はまた次回に続きます！
よければ下記ブログ村のボタンをポチッとお願いします！
↓↓↓↓宮崎県旅行記：初回↓↓
