いざ初めて宮崎県の土地を踏みしめて、まずは堀切峠へ【宮崎旅行記①】

宮崎県旅行記2020年-①

 旅行期間:2020年10月18日~22日

 

あまり目立たない宮崎県へ

さて奄美大島旅行が終わっても、早速次の旅がすぐに始まります。今回は九州にある宮崎県へと向かう事にしました。

ただ「なんで宮崎県に行くの? 宮崎県に何があるの?」と聞かれる事が多い地味な宮崎県ですが、ボクとしては

行けば何かあるハズ!それを探しに行く旅だ!

という考えだけで宮崎県を選択したのです。

 

このように意外と縦長な宮崎県ですが、一応鉄道は通っているものの、本数が少ないのである程度の観光スポットを巡ろうと思えばレンタカーは必須になってきます。という事で今回も旅の日程に合わせてレンタカーを借りた旅となります。

 

今回は宮崎に4泊5日しますが、伊丹空港からの移動は往復JAL便、ホテルは宮崎市内にある【宮崎第一ホテル】というビジネスホテルだけど凄く口コミのいいホテルに4連泊、そしてレンタカーはトヨタレンタカーのコンパクト車(トヨタ・ヴィッツ:免責補償込)を楽天トラベルで予約。

 

 

この訪問時は”GO TO キャンペーン”のおかげで旅行代金の35%がOFFになり、更には地域共通クーポンとして旅行代金15%相当の9,000円が付いてきた(ただ訳あって、この旅行時は入手できず・・・orz)。ただ往復JALの飛行機に乗って滞在中はレンタカーが付いて、朝食付きの口コミがいいホテルで4連泊でこの38,090円(税込)とは、今から考えてもかなりお値打ちな旅行代金だったと思う。

 

 

まずは伊丹空港から宮崎ブーゲンビリア空港へ!

今回の宮崎県旅は2020年10月18日からだが、実は元々10月9日からの旅を予約していた。しかしその少し前に太平洋で発生した台風の影響で、このように搭乗予定の飛行機が欠航になってしまった。実はかれこれ飛行機は100回近く乗って来たけど、欠航になってしまったのはこれが初めてだった。

ただ今回は楽天トラベルの楽JALパックで飛行機&ホテル&レンタカーを予約していたので、もし台風などで飛行機が欠航になれば無料キャンセルできるようになっていた。なので一旦キャンセルしてからまたすぐ予約して、今回の旅は無事開始となった訳である。旅行が無ければ台風のニュースも気にならないけど、旅行が控えているとなると「台風発生!」というニュース程嫌なものはないなと、つくづく感じたのであった。。

 

こちらはいつもの旅の開始地点である伊丹空港の、チェックインカウンター。この頃には”GO TO キャンペーン”や地域共通クーポンなどの効果が少しずつ出始めていたのか、それともこの出発日が日曜日だったからか、それなりにチェックインカウンターに並ぶ人の姿が多かったように思う。

 

2020年の春前頃から新型コロナウイルス感染のパンデミックが世界的に拡がってからは、空港内はガラガラになってしまっていた。しかしこの日は今までに見た事もないような行列がセキュリティー検査のゾーンに出来ていて、しかも50分以内に出発する便に搭乗する人しか入れないようになっていた。ただそれより遅い出発時間ではダメと止められる感じもなかったけど、空港側が決めたルールは順守すべきと思い、しばし時間を潰す。

 

そしてそのセキュリティー検査ゲートの向かいにあったカフェ&本屋で、しばし時間を潰す。結局検査ゲートに時間制限を掛けても、その時間待ちをしている人間がゲート近くに待機しているので、ゲートの制限についてもそんなに効果があるようには思えなかったが。。

ただそんな時間でも本屋で興味がある本を物色していると、こちらの『アンネの日記』が置かれているのを発見する。アウシュビッツ強制収容所に実際に行った人間からすると、第二次世界大戦下でのユダヤ人迫害について、より興味が出てしまう。まだ読んでいなくていつかは読むべき本だけど、そのタイミングは今ではない。。

 

そして今回の国内線で選んだのは、勿論のJAL。この2020年に国内線を使った旅行の殆どがJALを利用したけど、期待していたような素晴らしいサービスを提供してくれて満足であった。

 

さて午前11時出発の宮崎行き飛行機の時間が刻一刻と迫って来る。特に宮崎についてはあまり詳しく調べていないけど、今回の旅は『るるぶ宮崎 高千穂/日南/えびの/霧島21』という旅行情報誌がお供してくれるので、行き当たりばったりの旅を気の向くままに楽しもうと思う。

 

さて旅行で一番楽しい瞬間である、目的地へといざなってくれる飛行機の機内。旅行の際に移動する飛行機で、行きの時と帰りの時は気分が違うので同じようには楽しめない。でもそういった人間心理を理解していると、自分の脳を錯覚させて、両方とも同じように楽しむ事が出来るのだ。

日向夏男
日向夏男

脳の思考に操られるか?操るかだな?!

 

大阪の伊丹空港から宮崎ブーゲンビリア空港までの飛行時間は、およそ1時間5分前後。飛行機に乗り慣れた現代人からすると、このように雲の上の景色を見る事なんて何回も見ているので毎回は感動しない。しかし今から約100年前までの人類には見れなかった景色を、今の時代の人類は普通に見れているという事実を感じながらこの景色を楽しむ。

 

そして宮崎空港は海沿いに滑走路があるので簡単に着陸するのかと思っていたけど、飛行機はそのまま滑走路には向かわずに陸地の市街地側に侵入していく。どうも宮崎空港の滑走路は侵入する方向が決まっているのか、市街地側から大きくUターンして海沿いの滑走路に着陸していくのである。

 

 

宮崎空港に着陸していく飛行機 動画

日向夏男
日向夏男

この動画を見れば、宮崎空港には大回りして着陸している様子が分かるヨン!

 

 

宮崎県に到着!

そして特に問題もなく、無事に宮崎空港に到着する。特に台風など気象条件が悪くなかったら全く問題の無い飛行機旅だけど、もし台風が直撃して欠航となれば諦めるしかなく、また次の予定を立てるしかない。

 

ハッキリ言って「宮崎県に何があるの??」と言われても、東国原英夫氏が知事をしていた県としか知識がない。しかし南国ならではのフルーツや野菜などが美味しいイメージ位。そんだけの軽い知識しか持ち合わせてないけど、それ以上の知識は旅の道中で稼ぐものでもある。

 

宮崎県は九州の中でも佐賀県と争う程の存在感をあまり感じない県。隣の鹿児島県民から言わせれば、「宮崎なんて何もないですよ!」と言われる位の場所。でも実際には何もない訳ではなくて、その人にとっては何も印象に残る場所がないだけで、それは個人の受け止め方によって変化する。

だからボクは宮崎らしさを一杯吸収して帰りたいと思います!

 

宮崎県の印象を他人に聞くと、よく神話時代の話が生まれた場所があるという答えが返ってくる。このように空港内にもそれに関した記念写真用パネルが設置されていたけど、ここも今回の旅で訪れようと思っている。

 

そして今回の宮崎県旅4泊5日というそれなりの日程では、レンタカーを借りて縦横無尽に宮崎県内の目ざとい場所を訪れるつもり。宮崎県って一応電車やバスなどもあるけど、土地が広い割にあまり運行本数がない為に活動的に行動しようと思うならレンタカーは必須である。

 

今回のレンタカーは楽天トラベルの「楽パック」でレンタカー込みで予約しているので、その総額から ”GO TO キャンペーン”の割引35%オフが適用される。なので今更だけど、 ”GO TO キャンペーン”を利用する場合は飛行機やホテルやレンタカーを単品で予約するより、楽天トラベルやじゃらんネット経由でまとめて予約した方が金額的にメリットが出る場合もある。

 

空港から近くにあるレンタカー屋さんまでは少し距離があり、基本的には空港内のカウンターでレンタカー屋さんに連絡をすればすぐに車で迎えに来てくれる。宮崎空港からレンタカーを利用する人の殆どが空港まで車で迎えに来てもらう選択肢を選ぶけど、ボクは敢えて宮崎県らしさを体感する為にレンタカー屋さんまで歩く事にする。

オカン
オカン

こういった所がこの子の面倒くさい面です・・・orz

 

レンタカー屋に歩いて向かってると、道端にこのように綺麗な色をしたハイビスカスの花と、奄美大島に行ってからすっかりお気に入りとなってしまったソテツがお出迎えしてくれる。こういった植物もレンタカー屋まで歩きで行ったからこそ、見れた訳である。

だからボクは歩きを選択するのである!

 

今回レンタカーを予約したのは、トヨタレンタカー。いつもはオリックスレンタカーを利用する場合が多いのであるが、今回の予約をする時にあまり値段に大差がなかったので、普段は利用する機会があまりない”世界のトヨタ”を選んだのである。

 

今回の相棒はるぶぶと共に、こちら『トヨタ/ヴィッツ』である。なおこのヴィッツは2020年3月で発売終了となっている車。特に1人旅だと意外とその道中一緒に行動する事になるレンタカーに、愛着が湧くのである。

 

 

まずは堀切峠へ

そして宮崎空港を出てまず向かったのは、宮崎きっての観光地でもあり、海に浮かぶように見える島が特徴的な青島へ行こうと思っていた。しかし青島周辺の駐車場は人気観光地だけあって有料となっている場所ばかりだったので、一旦通り過ぎてその先に行った場所にある「堀切峠」で一旦休憩する事に。

 

 

このようにちょっとした景観を楽しめる場所には、ヤシの木が植えられているので南国ムードを感じずにはいられない宮崎県。ただこのように曇り空で晴れ渡る晴天が望めなかったので、そのすっきりとした景色は後日に後回しとなる。

 

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?:南国“宮崎”縦断SP」-堀切峠

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?:南国“宮崎”縦断SP」-堀切峠訪問

こちらは後日再放送で観た、人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?:南国“宮崎”縦断SP」でこの宮崎を訪れていた出川哲郎一同が、この堀切峠を通過している時にその素晴らしい景色を見て感動していたシーンである。

 

 

堀切峠に差し掛かると、このように目の前に急に日南海岸が見えるので、天気が良ければ素晴らしいドライブコースともなります。

 

 

堀切峠の景色  動画

 

 

そして下に広がる海岸線を見てみると、このように横にラインが入ったように見える”鬼の洗濯岩”が見える。長年の波が海岸線に打ち続けて、その地層の柔らかい部分を浸食していき、残った固い地層がこのように残っている現象である。このような地層はこの日南海岸線によく見られる。

 

”鬼の洗濯岩”という言葉自体が有名だけど、それだけ昔から鬼という存在が日本人の中では絶大な存在感だったのが、この言葉を聞くだけでうかがい知れる。恐らくは何かしらの経緯でやって来た髪や肌の色が違う西洋人だったと思っているけど、日本では鬼は怖がられる存在でもあり、逆に崇められる存在でもあった。

 

なおこの堀切峠の先には「フェニックス」という道の駅があったけど、2020年10月の日曜日はコロナ禍が少し収まったので観光地に行きたいと思う人が多かったようで、その道の駅の駐車場は満杯となっていて車すら停めれないような混雑ぶりだった。

 

こちらの記念碑には、この堀切峠周辺に植えられている植物が「地方創生応援税制」という企業版ふるさと納税制度を利用した全国の企業からの資金で整備されていると書かれている。宮崎らしい南国ムードも昔から生えていたヤシの木ではなくて、如何にも南国ムードを作る為に植えられているという訳である。

 

さて初めてやって来た宮崎県だけど、これからどんな素晴らしい景色や人達などに出会えるかと思うと楽しみで仕方ない瞬間。勿論コロナ禍なので、感染対策をしっかりした上での行動を常に頭に入れて行動していくのである。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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