青島神社最寄りのJR青島駅周辺を散策し、美味しいうどん屋を探す【宮崎旅行記⑤】

宮崎県旅行記2020年-⑤

 旅行期間:2020年10月18日~22日

車を停めるなら、駅前で!

初上陸の宮崎県初日は、このようにちょっとドンヨリした曇り空が上空を占拠している天気。しかし雨が降る訳でもなかったので、雨降りに比べればこれぐらいの曇り空など気にするべきではないので、気持ちを切り替えて宮崎を楽しむ事にする。

 

青島の弥生橋周辺にて

こちらはこの青島の弥生橋手前と青島神社の神社前までを、タクシー代わりに運行しているトゥクトゥク。定額乗車料金はなくて、その代わりにチップ制となっており、歩くのがしんどい高齢者向けの乗り物として意外と重宝しているようだ。

 

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?:南国“宮崎”縦断SP」-トゥクトゥク

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?:南国“宮崎”縦断SP」-青島のトゥクトゥク乗車

「出川哲朗の充電させてもらえませんか?:南国“宮崎”縦断SP」で訪れた一同は、その帰り道にこのトゥクトゥクに乗り込みます。滑舌が芸人とは思えない程に良くない出川さんは、ここで「ツクツク」と言っているのが何とも可愛らしいですね。

 

 

弥生橋から周辺を眺める!

 

 

こちらは元々木造の橋が台風で決壊し、その後の1951年に2代目の橋としてコンクリート造りの橋に生まれ変わった弥生橋。満潮時でなければこの橋を渡らなくても陸地続きになっている青島だけど、訪れる人達の殆どが歩きやすいこの橋を渡って青島神社に行き来していた。

 

宮崎県は日本神話が生まれた場所でもあるので、このような鬼の洗濯岩とも呼ばれる隆起海床奇形波蝕痕などを見ていると、日本の中でも独特な光景に思えて来る。この宮崎にやって来るまでは全然何が宮崎にあるのかを知らなかったけど、見る物全てがとても印象的に頭に残る。

 

さて青島は神社を見学した後は特に周辺についでに見る物はなくて、海水浴客などはこの時期でもチラホラと見る事が出来たけど、さすがに10月は1人で泳ぎたいとは思わない・・・。

 

青島の弥生橋の袂には幸運の黄色い郵便ポストが設置されていて、青島でも記念写真スポットとして人気なので写真撮影の順番待ちが出来ていた。

 

 

この青島周辺の日南海岸も波乗りが好きなサーファーとかに人気の移住地だという。ボクは一度もサーフィンというスポーツをした事がないけど、やっぱりサーフィンにハマると目の前にすぐ海がある環境は最高なんだろう。

 

こちらに設置されていた記念碑のようなものには、『わだつみのいろこの宮』というタイトルで久留米市出身の画家:青木繁が1907年に描いた作品がプリントされているのが見える。この作品は古事記に出てくる山幸彦と海幸彦を描いた内容となっており、作品自体はブリヂストン創業者:石橋正二郎が収集して東京のアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)に収められていて重要文化財に指定されている。

 

 

その記念碑の側面には「トロピカルロード」という文字が入っており、この青島海岸のある海沿いをここから北上し、約10km北向きに続き、ひなた宮崎県総合運動公園まで続く道を示している。

日向夏男
日向夏男

海沿いに続く道なので、ウォーキングやサイクリングに人気なんだよ!

 

青島周辺ではこのように昔から海に入って行う祭が、何種類か行われてきている。上に載っている「裸祭り」は毎年成人式が行われる1月の冷たい海に入るお祭りである。

 

こちらがそんな「トロピカルロード」が続く北側の写真。海岸では10月中旬~下旬に差し掛かる時期ではあったけど、まだ海で泳いでいる人を見かける。本州に住んでいる人間からすると、盆を過ぎると海水浴シーズンが終わりを告げるイメージだけど、南国では冬になるまでは海水浴シーズンという認識なんだろう。

 

神社の参拝が好きな人や、恋愛運占いが好きな女子達には楽しい青島神社なんだろうけど、それらに興味ない人間からすると普通に緑溢れる島にしか思えなかった青島。。

 

さてすでに14時を過ぎており、昼前に出発した飛行機だったのでまだ昼飯を食べていなかった。別に昼飯を食べなくても問題がないボクだけど、せっかく宮崎に来たからには何か美味しそうな料理を食べたいと思い、参道にあるお店をウォッチングしながら散策してみる。

 

この道は昔から青島神社に参拝しに来る人達が沢山通った、青島参道と青島街道が交差する交差点。

 

道はそんなに広くなかったけど交通量が多いからか、このようにわざわざ歩道橋が設置されていた。宮崎市内でも特に観光客が多く訪れる場所だけに、このように歩道橋があるようだ。

 

特に宮崎名物の料理を食べたいとも強く思わなかったけど、グーグルマップで近くの飲食店を探すと、この青島でも人気の釜揚げうどんを提供するお店が青島駅近くにあるとの事。という事でその青島駅へと向かう。

 

その青島街道である宮崎県道377号から、内側に入ると交通量が殆どない街並みが広がっている。今は全然人影があまり見られない場所だけど、コロナ禍前だったら青島を訪れる観光客で溢れる場所なんだろうけども。。

 

 

JR青島駅周辺にて

そして数分歩くと、JR九州:日南線の青島駅が見えてくる。ただ宮崎市でも人気の観光地にある駅だけど、過疎化が進む宮崎県だけあって電車の本数は意外と少ない。。

 

そんな青島駅の向かい側にグーグルマップで見つけた、人気の釜揚げうどん店「岩見」を発見する。しかしこの時で14時25分頃とだいぶ昼ご飯時刻を過ぎているにも関わらず、お店の前には順番待ちをする人の姿が見える。大阪人は飲食店で並んでまで食べるのが好きではない人種なので、とりあえずお店の順番待ちはせずに青島駅周辺を散策してみる事にする。

 

こちらは青島駅の東口にある無料駐車場。青島を訪れると島の近くにある駐車場は有料が多いし、市民駐車場も台数に限りがあるので、意外とこの駅の駐車場は穴場となっている。

 

ただし利用時間が17時までとなっているので、あまり遅くまでは利用できないので注意。そしてここも駅の利用者が少ない割にボチボチの駐車場使用率となっていたけど、もし満杯となっていても駅反対側にも大きな駐車場があるのでそこを使えばいい。

 

この青島駅は有人っぽく見えるけど、無人駅。昔は観光案内所などがあって20年前までは100人を超える一日乗車人数があったけど、それ以降は年々利用者が目減りし今ではその半分になってしまっているようだ。

日向夏男
日向夏男

宮崎県は本当に人口が減りつつあり、未来が不安なんだよ!

 

このように青島駅が通る日南線は単線の路線で、駅で上下線が入れ替わるようになっている。ある程度の都会に住んでいると、このような単線路線を見る機会が殆どないけど、地方ではこういった光景の方が普通に見られるのである。

 

この宮崎旅も最初はバスや電車を利用して観光しようかと少しだけ思ったけど、電車やバスの本数を調べると車じゃないと全然観光地を回れない事が判明して、レンタカーを借りる事になった。地方に行けば行く程に電車はあるものの、利用者が少ない為に利用勝手が悪い交通機関となってしまっている。

 

この青島駅は無人駅となっているので、駅構内には勿論キップを買わずにも立ち入りが可能。電車に乗るつもりはないけど、せっかくなので小さい青島駅も散策してみる事にする。

 

こちらは青島駅の看板。そして手前の駅名が「子供の国駅(こどものくに)と書かれているけど、これは昔宮崎鉄道(現在は廃線)が開通した時に「青島温泉駅」だったものが、「こどものくに」という名前のアスレチックセンターが開設されたのにちなんで駅名も替えられたもの。

 

無人駅の青島駅だけど、このように駅構内は定期的に掃除が行われているようで、特に目立ったゴミなどは落ちていない。そして無料トイレも用意されていて、思ったより綺麗な公衆トイレとなっていた。

 

 

そして青島駅滞在中にカンカンと遮断機が鳴って、日南線の電車がホームに滑り込んできた。このような地方で電車旅をしていると、1つの電車を逃すと次は1~2時間やって来ない事が普通なので、乗り遅れは厳禁である。

 

そして青島駅で電車まで見た後は、いつもだったら面倒くさいのでもう昼飯は食べなくて次に行くけど、”宮崎でも人気の釜揚げうどん”という言葉に惹かれて仕方なしに順番待ちの列に並ぶとする。。

 

こんな旅はまた次回に続きます!

よければ下記ブログ村のボタンをポチッとお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ

↓↓↓↓宮崎県旅行記:初回↓↓

いざ初めて宮崎県の土地を踏みしめて、まずは堀切峠へ【宮崎旅行記①】
2020年10月に訪れた、九州の宮崎県。この宮崎県も人生で初めてやってきた場所で、まずは広々として空港周辺を歩きレンタカー屋さんへ向かい、そこの車でまずは堀切峠へと向かいます。
タイトルとURLをコピーしました