奈良旅(2022年12月下旬)-10
訪問:2022年12月下旬(1泊2日)
寒さが似合う奈良市内!
寒すぎた2022年12月下旬の奈良市内、温かいうどんと美味しい春鹿の日本酒で体が温まったハズなのに、外を歩いている内にすぐに冷えてしまったので、奈良町で見つけた「まる窓カフェ」に入る事にした。
住所:奈良市中新屋町18
営業時間:11時30分~17時頃(※定休日:月〜木曜日)
「まる窓カフェ」で休憩タイム!
このお店は管理栄養士のオーナーが営んでいるらしく、自然食品なども店内で販売されているお店だった。
お店に入った時は他にお客さんが居なかったけど、ボクらが入店した後に外国人観光客8人程が入ってきて、その内7人程がココアを注文したので、慌ただしい様子だったが。。
ココア好きな、外国人団体さんでした!
昼間は冷えた体を温かいうどんで温めたけど、今度はホットコーヒーで体を温める事にする。
もう、ここを出たくありません・・寒いから・・・
コーヒーを飲んだ後は”重い腰”となったオカンを無理やり促すようにして、お店の外に押し出す。
そして近くを歩いていると、前にも見た事のある立派な「木彫り窓」が見えてきた。
この窓は江戸時代から残っている物ではなく、実は1970年に開催された大阪万博に出展していた「ネパール館」で使われていた木彫り窓が、友好の証で贈られてこの建物に嵌め込まれたという。
2025年の大阪万博は、どうなる事やら・・・
奈良町は江戸時代から残る外観をした建物が多く保存されているので、こういった薬屋で昔に作られた木彫りの看板などを見ているだけでも、歴史好きには楽しめるスポットとなっている。
寒いから、はよ帰ろうや!
こちらは先程中に入った「今西清兵衛商店」の建物で、手前部分は倉庫のシャッターとなっていて、この倉庫部分は新たに建て直されたが、外観は昔の建物を連想させる”海鼠壁”デザインとなっていた。
近くに「生姜足湯休憩所」という珍しい”足湯カフェ”があったので行きたかったが、近くに行ってみるとお店の撮影をしている様子だったので、ここもパスして次に向かう事に。。
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足湯なんてイランから、早く帰ろうや~!
確かに想定していた以上に寒すぎた日だったので、オカンの言う事を聞いて駅の方に向かう事にした。
そんな道路を歩いていると、2020年9月にこれまた激安キャンペーンだった”GO TO キャンペーン”でお得に泊まれた「奈良ホテル」が脇に見えてきた。
あの時は至福の時間だったな~♪
そんな奈良ホテルの写真を撮っている内に、早く帰りたいオカンは珍しくさっさと歩いて行っていた。。
もう、置いて帰るで!(怒)
12月下旬でもそこまで寒くない日であれば散策も楽しめるけど、今日みたいに雪がパラつくような寒い日だと、普通の人は街中散策も苦痛になるようだ。
こちらは春日大社の鳥居前で参道脇にある、100年以上の歴史があり、登録有形文化財にも指定されている建物の老舗旅館「菊水楼」の門。
そんなんエエから、はよ帰るデ!
「総本店 柿寿賀」に寄り道!
そして道を歩いていると脇に「試食、できます」という看板を見つけた為に、こちらの「総本店 柿寿賀(かきすが)」に少し寄り道する事にした。
試しに入ってみたら、長屋形式の入口玄関が小さな和菓子屋という内観で、柚子皮の甘露煮を干し柿で巻いた『柿寿賀』という和菓子の試食を食べさせてくれたものの、店側の主人が無言でこちらを凝視し、
「買うか、買わんか、ハッキリしろ!」
※お店の人はこのような言葉は一切発しておりませんので。
とこちらにプレッシャーをかけてきているような雰囲気の店内となった。
そしてその和菓子の『柿寿賀』自体は美味しかったので、オカンはプレッシャーに負けたかのように
1本、ください・・・ブフっ・・・
と言葉を発して購入したのであった。
濃厚な味で柚子が効いて、結構美味しかったです♪
寒い12月下旬には猿沢池から眺める空模様も、綺麗に透き通って見える様な気分だった。
2022年も良い年だったナラ!
そして帰る際に「何か食べて帰ろう!」とオカンから提案があったので、目星を付けていたトンカツ屋に向かう。
そのトンカツ屋さんはJR奈良駅から歩いて約40分ほどの場所にあって、最初は歩こうかと思っていたけど、オカンからすぐに
バスに乗るデ!!
と言われて、仕方なしにバスに乗って移動したのである。。
そんな奈良交通のバスに揺られて到着したのが、「神殿町(こどのちょう)」という、凛々しい名前が付けられた場所だった。
「しんでんちょう」の方が読み易くてエエんちゃうの?!
この神殿町はJR奈良駅からバスで10分ほど移動した場所だが、観光客が多かった奈良駅周辺と比べると、郊外っぽい雰囲気の場所だった。
「まるかつ 奈良本店」に到着!
そんなバスに乗ってまで来てみたかったトンカツ屋さんが、こちらの「まるかつ 奈良本店」というお店。
大の”トンカツ好き”なボクは初めて訪れるお店だったが、個人的には大手資本のチェーン店ではなく、個人による独立店がオーナーの人柄が大きく反映されているので好きなのである。
この「まるかつ 奈良本店」は元々は焼き肉屋を目指していたハズだったのだが、途中でトンカツ屋に転身し、面白半分でSNSなどに自虐ネタをUpしている内に人気店となり、2023年現在ではこの奈良本店以外にも3店舗を出店する程に繁盛しているお店となっている。
こりゃあ~絶対、変態のオーナーだぜ!
トンカツ好きからすれば、このような看板や旗に書かれている「かつ」の文字だけでも反応してしまい、既に脳汁(ドーパミン)が我慢しきれずに大量に噴き出し始めていた。。
この「まるかつ 奈良本店」は建物外観を見ている分には他のトンカツ屋さんと比べてもそこまで違いが見つからないけど、店舗内に入ると、オーナーの”トンカツ愛”が溢れる内観となっているので、是非皆さんも実際に足を運んで見て頂きたいお店であった。
こんな旅はまた次回に続きます!
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