都庁の無料展望室から眺める、日本の首都:東京の大都会な街並み!【東京旅㉙】

東京旅(2022年11月)-29

訪問:2022年11月中旬

昔は江戸!

新宿 見上げた「東京都庁」建物2

さて東京旅2日目の午前中にやって来たのは、”新宿の顔”にもなっている「東京都庁」の建物。

 

 

【東京都庁】

住所:東京都新宿区西新宿2-8-1
【都庁南展望室】
営業時間: 9時30分~21時30分時頃(※定休日:第1or第3火曜)
電話番号:03-5321-1111
入館料:無料
※手荷物検査あり

 

 

 

東京都庁:南展望室の見学!

東京都庁 展望室 内観

そんな東京都庁は外側から建物を眺めるだけではなく、地上202m/建物の45階に設置されている「無料展望室」から、東京の景色が一望できる場所としても人気なスポットとなっている。

 

東京都庁 展望室 東京の街並みの景色

この東京都庁は1990年12月に完成した時点で、”日本国内で最も高い高層ビルディング”だった建物である。

しかし、完成から3年後に「横浜ランドマークタワー」に”日本イチの座”を譲り渡し、その数年後には”東京イチの座”も譲り渡している。

江戸春男
江戸春男

高層ビルディングも高さを自慢できるのは、せいぜい数年だけだぜ!

 

東京都庁 展望室 東京の街並みの景色2

都庁の展望室からまず目についた、南側に見えている大きな高層ビルディングは、これも都庁と同じく丹下健三が設計した「新宿パークタワー」である。

 

東京都庁と同じくバブル経済時に設計された建物らしく、この新宿パークタワーだけで1500億円近くの建設費がかかっているようだ。

なお、上層階には外資系ホテル「パーク ハイアット 東京」が入居しており、今でもバブル時期の余韻を楽しめる建物となっているようだ。

江戸春男
江戸春男

泡は割れやすいから、取り扱いは慎重にだぜ!

 

東京都庁 展望室 東京の街並みの景色3

「東京は大都会で、見渡す限りに高層ビルディングが乱立している!」というイメージがあるけど、この新宿にある東京都庁の上から周囲を眺めてみると、”高層ビルディング群の北限”的な場所に新宿がなっているのが分かる。

江戸春男
江戸春男

品川から江戸城跡周辺までが、超一等地だぜ!

 

東京都庁 展望室 内観2

そんな東京の景色が一望できる展望室内では、ちゃっかりお土産も販売されていた。

 

この建物も1990年に完成してから早や30年が経過しており、バブル時代に豪華な建物として設計された事が仇となって、色んな修繕費用が莫大に掛かるという。

鹿角クン
鹿角クン

「762億円の総事業費」って、移転して新たに造った方が良さそうな・・・

 

東京都庁 展望室 内観 ピアノ

こちらには最近人気の街ピアノっぽく『都庁おもいでピアノ』が、1人5分目安での演奏用として開放されていた。

 

NHKの『駅ピアノ/空港ピアノ/街角ピアノ』で、国内外の場所で設置されているピアノに、通りがかった人が座って演奏している様子を写している番組がある。

しかし、実際にはそんなにいきなり流暢にピアノを弾ける人は少なく、観光客の多い都庁の展望室で、少々弾けるレベルでは演奏したがらないようだったが。。

江戸春男
江戸春男

日本人は喝采を浴びるのは、得意ではないぜよ!

東京都庁 展望室 東京の街並みの景色4

新宿から南側には、都会とは思えない程に緑が拡がる「明治神宮御苑」が見えており、かつては熊本藩の加藤家や彦根藩の井伊家の屋敷跡地でもある。

 

東京都庁 展望室 東京の街並みの景色5

そして東の方には、”新しい東京のランドマーク”ともなっている「スカイツリー」も見えている。

オカンはまだこのスカイツリーに登った事が無いので、後で見学しに行く予定となっている。

 

 

東京都庁 展望室 東京の街並みの景色6

こんな高層ビルディングが乱立している景色を見ていると、大阪市内はまだまだ東京には勝てないと感じる。

しかし、世界は20世紀に爆発的に人口を増やして大量生産で人工的な世界を量産してきたが、人口減少と自然環境保全が強く意識されている21世紀には、このような景色もいつか”過去の遺産”と見られる時代が来るのかもしれない。

江戸春男
江戸春男

確かに20世紀は人が増え過ぎたぜ!

 

東京都庁 展望室 記念撮影

こちらは久しぶりにやって来た東京でも、相変わらずなテンションのオカン。

とりあえず地上200mほどの展望室で、記念撮影をしておく。

オカン
オカン

昨日歩き過ぎたからや!(怒)

 

都庁1階にて

東京都庁 1F  展示品

そして展望室から下に降りて、1階周辺でもちょっとした展示品が置かれていたので、それらを少し見物してみる事にした。

 

東京都庁 1F  展示品2

こちらは大きな熊手らしき物が置かれており、その中央にはコロナ禍で大きく影響を受けた”ビックイベント”用に生み出されたキャラクターが見える。

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックのキャラクター

『2020年東京オリンピック』は1964年に開催された東京オリンピック以来、57年振りに日本国内で開催される事になった、夏季オリンピックである。

本来は2020年に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの世界的蔓延を受けて、1年繰り下げて実際には2021年に実施されたオリンピックとしても記憶に残る。

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックのキャラクター2

個人的にはコロナ禍を経て、国内のテレビ番組が無駄な演出で煽るだけで、中身がない番組が増えた事もあって”嫌気”がさし、今回の『2020年東京オリンピック』は一切その競技進行をテレビで見る事はしなかった。

無理やり著名なタレントなどの有名人をキャスターに起用し、ちょっと日本人が想定外の活躍をするだけで、”鬼の首を取った”ような騒ぎで、朝から夜まで放送しまくるテレビ番組。

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックのメダルサンプル

その番組の合間には、スポンサーとなっている企業の偽善的な表面性をアピールする為のCMばかりが流され、そんなオリンピック中継を見ていると、テレビ業界に洗脳されてしまいそうに思ったのである。

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックの金メダルサンプル

だから今回の『2020年東京オリンピック』には全く思い入れがなく、今後開催されるオリンピックにも興味を持つ事がないだろう。

 

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックの銀メダルサンプル

特に最近のオリンピックは”世界的な商業イベント”ともなっている為に、選手よりもスポンサーの企業やそれらに纏わる関係者達の間で飛び交う「札束合戦」という感じに思えて仕方がないのである。

オカン
オカン

札束、飛んでくる所に座りたい♪

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックの銅メダルサンプル

今回もオリンピックが終わった後で、某大手企業の幹部が贈収賄事件で検挙されたが、これは大きな金が集まるビックイベントではどうしても起こってしまう事でもある。

 

人間の欲望というものはドンドン大きくなっていき、最初は小さな贈収賄や横領から始まり、それが見つからずに上手く成功していくと、ドンドンとその扱う金額が増えていきガチなものなのだ。

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックのメダルサンプル

今回のオリンピックでも大手企業の幹部が贈収賄で検挙されたが、これは大きな世界的商業イベントになった為に発生した事で、毎回新しいイナゴが飛びついてくるだけで同じ事がず~~っと今後も繰り返されていくだろう。

 

東京都庁 1F  展示品 2020東京オリンピックのロゴ

なので、もしオリンピックを主催する側が、本来のクーベルタンが唱えた”オリンピズム精神”を理想とするには、賞金やスポンサーを全て排除し、更にはテレビ中継なども禁止して、純粋なスポーツマンシップに乗っ取った競技にすべきかと思う。

江戸春男
江戸春男

金が原因で悪くなるなら、金を取り上げればいいぜ!

 

東京都庁 外観 空

そんな金まみれの首都:東京で、今見てきた東京都庁の建物も1990年代初頭のバブル景気真っ最中に造られた建物。

 

くしくも今年2023年にバブル経済時の1990年の日経平均株価から、約33年振りに新たな最高値を更新した。

しかし、これは2013年から続ける大規模金融緩和の影響が強く、日本円を大量に新規に作り出して、裏でそのお金で日経平均ETFを日銀が買い続けているから高値になっていっているだけである。

江戸春男
江戸春男

国が成長しないのに株価が上がっていくなんて、何か操作されとるぜい!

 

新宿のトンカツ屋 外観

それはさておき、そろそろ12時近くとなっていた為に昼飯タイムを迎える。

昨日の晩に大井町付近で美味しそうな「トンカツ屋」を素通りした事から、今日はこの新宿で美味しそうなトンカツ屋を急ぎで調べて向かうのであった。。

オカン
オカン

色んな文句言いながらも、最後はトンカツでシメか・・・

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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東京旅(2022)

2022年11月上旬に訪れた、2泊3日の東京旅です。

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