鶴岡八幡宮の参道では、「鳩サブレ」の誘惑にご注意を!【東京旅㊶】

東京旅(2022年11月)-41

訪問:2022年11月中旬

寄り道は厳禁!

鶴岡八幡宮の参道 自動販売機

東京旅3日目最終日にやって来たのは、神奈川県の鎌倉市。

鎌倉というと鎌倉幕府が置かれていた歴史ある場所だが、2022年にNHK大河ドラマ第61作として放映された『鎌倉殿の13人』の真っ只中でもあったので、街中でもそれに便乗したデザインの自動販売機なども見られた。

江戸春男
江戸春男

「北条 義時」なんて、歴史マニアしか知らなかったぜ!

朋ちゃん
朋ちゃん

北条義時って、小栗旬が演じてた人よね!

 

鶴岡八幡宮の参道 トンカツ屋

鎌倉に来て、最初に大鳥居とも言われている江戸時代に建立された”第一の鳥居”を見てから、鶴岡八幡宮の参道を本殿に向かって進んで行くと、再び鎌倉駅近くでさっきも見かけたトンカツ屋「鎌倉かつ亭 あら珠 総本店」が目に入った。

 

食べログで見ても、なかなかに評価の高いお店。

オカン
オカン

2日続けて、トンカツはイランで!

 

鶴岡八幡宮の参道 進む

まだ10時頃で昼飯には早過ぎたので、トンカツは諦めて再び参道を進んで行く。

 

ただ、前回2020年11月に来た時と比べて、大河ドラマの影響もあったのかもしれないが、やって来ている人がとても多かった印象を受けた。

 

 

鶴岡八幡宮の参道にて

鶴岡八幡宮の参道 進む2

そして鶴岡八幡宮の参道でも、”第二の鳥居”がある場所にやって来る。

ここから奥の境内入口までは「段葛(だんかずら)と呼ばれる、一段と乗りあがった道が造られている。

 

鶴岡八幡宮の参道 段葛 入口

元々はここから更に手前の、先程見た”第一の鳥居”付近まで段葛がず~~っと延びていたらしいが、関東大震災や鉄道延伸などの影響を受けて、今ではここから先の部分しか残っていないという。

 

鶴岡八幡宮の参道 段葛 入口 二の鳥居

初めて鎌倉にやって来た観光客は、鎌倉駅に降り立って参道に進むと、まず最初に見えてくるのがこの鳥居なので、ここから参道がスタートしていると勘違いしてしまう事だろう。

 

鶴岡八幡宮の参道 段葛 進む

その為にちゃんと参拝したい人向けに、「第一の鳥居からスタートしてください」などという案内板を立てる必要性を感じたのであるが。。

 

鎌倉市の鶴岡八幡宮に通じる参道:若宮大路の明治元年頃の古写真(『若宮大路』-Wikipediaより引用)

鎌倉市の鶴岡八幡宮に通じる参道:若宮大路の明治元年頃の古写真(『若宮大路』-Wikipediaより引用)

こちらは明治元年頃に撮影されたという、この参道「若宮大路」を写した古写真

現在の鎌倉しか見た事がない現代人からすれば、このような周りに建物が全然なくて、田んぼしか見られない景色は現実にあった世界とは思えないのだが。。

 

 

豊島屋に寄り道!

鶴岡八幡宮の参道脇 豊島屋

そして”鎌倉名物のお菓子”を販売しているお店が、その鶴岡八幡宮の参道脇に大きな店舗を構えているので、ちょっと寄り道してみる。

オカン
オカン

「鳩サブレー」でございます♪

 

鶴岡八幡宮の参道脇 豊島屋 店内

前回鎌倉に来た時も立ち寄った「鳩サブレー」で有名な豊島屋だが、今日も多くのお客さんで店内は溢れていた。

 

鶴岡八幡宮の参道脇 豊島屋 鳩サブレ

知り合いのオジサンに「鳩サブレー、買ってきて!」と頼まれていたので、1箱購入してみた。

ただ、この鳩サブレーはこの鎌倉だけではなく神奈川県中や羽田空港内でも売られている人気商品なので、わざわざここ鎌倉で買う必要性は少ないのだが。。

 

鶴岡八幡宮の参道脇 豊島屋 鳩サブレ 商品

明治時代に西洋味のクッキーを食べて、それを真似して作った「鳩サブレー」。

 

鶴岡八幡宮の参道脇 豊島屋 鳩サブレ 食べる

実際に食べてみると、あまり甘すぎずに食べやすい食感もあって、バリバリと何枚も食べてしまう程だった。

江戸春男
江戸春男

さすがに昔から人々に愛される人気商品は違うぜい!

 

鶴岡八幡宮の参道 段葛 進む2

鳩サブレーは今買わなくて羽田空港内で買う事にして、再び参道に戻って歩く事にする。

ただ、鳩サブレーを売っているお店がここ鎌倉発祥だけに、その雰囲気だけでも味わっておく事は大事である。

 

鶴岡八幡宮の参道 三河屋本店

その参道沿いにあった古そうなこちらの建物は、約100年近く前の建物が未だに使われている「三河屋本店」という酒屋さん。

参道脇にはすっかり新しい建物が増えてきている時代だが、その中でも数少ない古い建物の1つでもある。

 

鶴岡八幡宮の参道 段葛 進む3

そしてコロナ禍から回復してきて、今まで修学旅行や遠足に行けなかった子供達も、続々と鎌倉にやって来ていた。

人気の観光地に行くと、観光客と共に子供の集団も多いので、いつも人が少ない場所にしか行かない人間からすれば、ちょっと雑踏に入ったような気分になるのだ。。

 

 

鶴岡八幡宮にて

鶴岡八幡宮の参道 第参の鳥居

やっぱり鎌倉は昔から修学旅行などの定番地でもあるので、多くの観光客の姿が見られる。

特に2022年は放送されていた大河ドラマの舞台でもあるので、余計に人が多かった事だろう。

 

鶴岡八幡宮の参道 境内に進む

鎌倉は学生時代の修学旅行以来という、ご機嫌になってきたお母さまの姿が見られる。

オカン
オカン

今日はあまり歩かないから嬉しい♪

 

鶴岡八幡宮の参道 境内に進む 大河ドラマ館

NHKの大河ドラマは想像していた以上に経済効果を生み出すらしく、またその舞台ともなる地元からすれば、それを材料にして大きく観光客にアピールできるネタとして売り出している。

その為に全国で大河ドラマの主人公を立候補させているが、なかなかにハードルが高くて、そう簡単には選ばれないのであるが。。

 

鶴岡八幡宮の参道 境内の階段

そして参道を進んで行くと、拝殿前の階段が見えてくる。

昔から多くの人達が昇り降りしてきた階段だろう。

 

鶴岡八幡宮の参道 境内の階段脇の大銀杏跡

そんな階段の脇にはこちらの木が見えるが、ここには樹齢800年以上と考えられていた大きな銀杏の木が植わっていた場所である。

 

鶴岡八幡宮の参道 境内の階段脇の大銀杏跡に生えてきた苗木

ただ樹齢が長い木は2010年に強風に吹かれた際に倒木してしまった。

しかし、倒木した根は保存される事になり、その根の一部が階段脇に植えられ、今ではその根からこのように枝が広がって葉をつけるまで再生している。

江戸春男
江戸春男

植物の生命力は強いぜ!

 

鶴岡八幡宮の参道 境内の階段

そんな力強い生命力を見せつけてくれる銀杏の木にパワーをもらい、拝殿に向かう階段を登っていくとする。

 

鶴岡八幡宮の参道 境内の階段 登る

今回の東京旅では2日連続で3万歩を越えて歩いていたオカンだが、今日はまだまだ余裕で歩けそうな足取りだった。

オカン
オカン

足の小指の爪が痛いんや・・・

 

鶴岡八幡宮の参道 拝殿前

日本全国に数多くある八幡宮の中でも、特に有名な「鶴岡八幡宮」

ただあまり信仰深くないオカンとボクは、この拝殿真ん前まで来ただけで充分に満足したので、次に向かう事にするのであった。。

 

鶴岡八幡宮の参道 拝殿前 従者像

鎌倉幕府があった鎌倉という地は昔からとても有名な場所であるが、NHK大河ドラマで使われると、更に観光客が増えて、逆に人を見に来る場所のようになっていた鎌倉でもあった。。

江戸春男
江戸春男

観光地ってそんなモンぜい!

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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東京旅(2022)

2022年11月上旬に訪れた、2泊3日の東京旅です。

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