神奈川旅行記2020年秋-㊾
旅行期間:2020年11月24日~27日(3泊4日)
(”Yokohama Night View Cruising” to enjoy the night view of modern buildings in Yokohama Port. [Kanagawa Travelogue 49)
海から眺める横浜!
横浜と言うとその面積はかなり大きいハズだけど、頭に思い浮かんでくる景色はこのように横浜港付近が再開発されて、近代的な街並みとして生まれ変わった”みなとみらい地区”の景観である。神戸の街もそうだけど、やっぱり近くに水がある都市はそれだけで水が無い都市に比べて、良い印象になりやすいと個人的に考えている。
横浜のみなとみらい地区にて
こちらはみなとみらい地区で見つけた、ソフトシール弁(仕切弁)のデザインマンホール。この仕切弁という物は工事などで水の流れを止める時に使われる物で、一般人にはちょっとお馴染みのない器具でもある。そしてみなとみらい地区に設置されているマンホールだけあって、近くに係留されている帆船「日本丸」のデザインになっているのが見える。
横浜のみなとみらい地区でも、その名前の通りに一番の注目を浴びる「横浜ランドマークタワー」。神奈川県で一番高い建造物であるが、人口の数では横浜市に負けている大阪が建造物の高さでは「あべのハルカス」で勝利している。ただその裏には近くにある羽田空港の進入路などの問題があって、単純に高く造れなかったという正当な理由があったのだが。。
そして夜のナイトクルージングに参加するかと考えながら歩いていると、「横浜ワールドポーターズ」という大型ショッピングセンターがあったので、とりあえず中に入ってみる事にした。こちらの横浜ワールドポーターズは横浜市や神奈川県が出資した第三セクターが運営するショッピングセンターで、1999年に開業した商業施設である。
ちなみに大阪では出資した第三セクターが運営している施設にはロクな物がないけど、ここはとりあえず順調で2019年にはイオン系列に40%の株式を譲渡し、将来的に民間経営を視野に入れて動いているとか。
個人的にはこのような大型ショッピングセンターには個性が全く感じられなくて、どこにでもあるような全国チェーンのお店ばかりで面白くないイメージしかない。この横浜ワールドポーターズにはイオン系列が出資しているだけあって、大きなイオンスーパーなども入っていたけど、そこまで魅力は感じなかった。
そんな大型ショッピングセンターの中で目を惹いたのが、こちらのシルバニア・ファミリーのようなぬいぐるみだった。思い返せば死んだ兄ちゃんの子供がまだ小さい頃は、このシルバニア・ファミリーが好きだというのでよくプレゼントした記憶がある。そんなプレゼントをした姪っ子ちゃんも、気付けばもう今年二十歳を迎えてしまった。
あっという間にみんな大人になっていくで!
特に期待してなかったけど大型ショッピングセンターが全然面白くもなかったし、人生は短いものだから、横浜港のナイトクルーズも今楽しんでおかないと、もしかしたら金輪際乗れない可能性も無きにしも非ず。
という事で少々悩んだものの、横浜港のナイトクルーズを楽しむ事にしたのであった。。
横浜の夜景はプライス・レスよ!
横浜ナイトビュークルージングにて
そして横浜港の夜のクルーズで一番遅くまで営業しているという、【横浜ナイトビュークルージング】の乗り場にやって来る。このクルーズ船の近くで「ヨルノヨ」の会場を見に行く前に休憩していた時にはあまり参加者の姿が見られなかったけど、遅い時間でも意外と人が集まって来ている様子が見られた。
という事で大人1300円の乗船料金を支払う。他の横浜港観光クルーズ船は大さん橋ターミナル周辺から出発するのが多いようだけど、この横浜ワールドポーターズ前という場所は都市型ロープウェイの駅が営業を始める事もあって、これからの集客により期待できる場所になりそうだ。
住所:神奈川県横浜市中区新港2-1
営業時間:18時~22時頃(※運休/ダイヤ変更の可能性あり)
電話番号:045-595-9046
乗船料金:大人1300円/子供700円
※HPの「割引100円」の画面を見せると割引アリ!
クルーズ船の乗り場では、このようなスノーマンが出迎えてくれている。まだ11月末だけど、世間的には12月に入る前から既にクリスマス商戦に突入している。これはキリストが生まれた日とされているクリスマス・イブを祝う為の準備ではなく、あくまでも商品を沢山売りつけたい大人側の都合によるものである。。
今では宗教など、金儲けに利用されておるだけじゃ・・・
この【横浜ナイトビュークルージング】は当日の天気によって運休になったりもする。上記の公式ツイッターでその最新情報を発信しているので、乗る気がある人は運行情報を予め確認しておいた方がいいかと。
それとこの時は全然気付かなかったけど、横浜ナイトビュークルージングのホームページの一番下に、このような【100円割引】という欄があった。「この画像をご提示いただくと割引いたします」と書かれているので、もしこのクルーズに乗ろうと思っている人がいれば、この画像をチケット売り場で提示すべきかと。
クソ~~、100円損した・・・・orz
という事でクルーズ船に乗り込むが、最前列は先客の家族連れに占拠されてしまっていた。1300円のクルーズ船に乗ろうかと迷っている内に、最前列のかぶりつき席が取られてしまった訳である。そういう意味では悩むのもいいけど、決断する時はスパッと決めた方が良かったりする事も現実的には多いのである。
王子は結構ケチで悩む時があるけ!(笑)
ただ乗客はボクを含めて10名程と、そんなに大掛かりなクルーズ船という訳でもなかった。しかし乗客の数に関わらず、クルーズ船は真面目に出発して行く。ただ値段的には割安感のあったクルーズ船なので、船上での解説は録音されたテープが流されていた。。
横浜ナイトビュークルージングの景色① 動画
遊覧船はたまに乗るけど、このように夜に夜景を楽しむ遊覧船などにはあまり乗った記憶がない。そしていざ乗船して動き出すと、この夜の遊覧船はず~~っと移動を続けて動いているので、スマホだと夜景の写真が綺麗に撮影できない事に、乗ってから気付くのであった。
最近のスマホは昔のスマホのカメラに比べると、圧倒的に画質が良くなって夜景も綺麗に撮れるようになっている。しかし、それは単にレンズだけの問題ではなく、カメラの機能面にも大きく影響されている。というのもスマホの夜景が綺麗に撮れるのは”夜景モード”なる、シャッタースピードを遅らせて長い時間光を撮り込む事によって、その解像度を向上させる働きがあるからだ。
しかしシャッタースピードを長くすると、その間はカメラを固定しっぱなしで動かさないようにしなければ、ブレブレの写真になってしまう。陸上であればカメラを固定して夜景モードで簡単に綺麗な夜景が撮影できるけど、このように遊覧船に乗っていると必然的に夜景モードでの撮影が出来なくなるのである。。
ちなみにこの写真に写っているのは「ハンマーヘッドクレーン」という、日本で初めての”積荷専用クレーン”としてここ横浜新港埠頭に1914年(大正3年)に設置されてから、2001年に使われなくなるまでず~~っと現役で使われていたクレーン。今では近代化産業遺産にも認定されており、また関東大震災(1923年)でも倒壊しなかったという。
だからブログ向けにも夜の観覧船に乗ろうという考えでもあったのだが、予想よりも船からの夜景を撮影した写真があまり綺麗じゃなかったのが残念ではあったが。。
夜の船に乗る機会が無かっただけに、いい経験となりました・・・
横浜ナイトビュークルージングの景色② 動画
この【横浜ナイトビュークルージング】は、このような横浜湾のルートを回ってくれたと思う。このように横浜ベイブリッジを越えた訳でもなく、横浜港と言いながらその内側だけを簡単に巡っただけであるが、これでも約30分程掛かるのである。
船上からの動画ならまだマシだが、このような遠くの光っている建物などは、特に船が揺れて移動している事もあって、ブレブレの写真となってしまう。なので夜のクルーズ船では動画メインか、逆にシャッタースピードを速くに設置するというのもアリな作戦かもしれない。
そしてみなとみらい地区の新港付近には横浜海上防災基地もあり、その先端に係留されていたのがこちらの『あきつしま(PLH-32)』という海上保安庁の巡視船。この巡視船は2013年に竣工された船だが、2015年に当時の天皇皇后両陛下がペリリュー島を訪問した際には宿泊施設ともなった船でもある。
しかしこうやって横浜の街の方を眺めると、約100年前までには手前の赤レンガ倉庫ぐらいしか目立つ建物がなかった街という感じには全く思えない光景となっている。それと個人的にはランドマークタワーよりも、さっきから何回も説明しているようにアパホテルの新しいリゾートホテルの存在感の方が大きいようにも思うのだが。。
横浜ナイトビュークルージングの景色③ 動画
この横浜港周辺についてはあまり調べていなかったので、クルーズ船に乗ってこの桟橋「大さん橋」の建物が立派なのが見えたので、明日にここに寄り道する事にした。それなりにみなとみらい地区を散策したつもりだったけど、まだまだ横浜港周辺では見ていない物だらけでもあった。
これだけ見ているとレインボーブリッジに勘違いしてしまうけど、ここは横浜なのでレインボーブリッジではなくて「横浜ベイブリッジ」である。首都圏には旅行ではあまり来ていないので、どうしても橋については名前を覚えれていない・・。
何回も間違えるな~!(怒)
この時は11月末だったので、夜はそれなりに冷え込んでいた。さらにこの夜に乗る海上クルーズ船上は冷たい海風も当たるので、それなりに着込んでから船に乗った方がいい。ちなみにボクはそんな事も見越して極暖インナーを着込んでいたので、特に船上で凍える事もなかった。その代わりに午前中に訪れた城ヶ島では、汗を掻く事になったが。。
横浜ナイトビュークルージングの景色④ 動画
そしてクルーズしていると、こちらの少し大きめの光り輝くクルーズ船が横を我が物顔で通り過ぎていくのが見られる。ちなみにこちらは【横浜ロイヤルウイング】のディナークルーズ船。ただクルーズ船と一口に言っても、海外を巡る何千人規模も載せれる豪華客船ほどには勿論大きくない。
横浜の夜景見ながらのディナークルーズ、乗りたいわ!
この船を見ていると大きく思えるけど、約110年前に氷山に当たって沈没したタイタニック号と比べると、全長でこの船よりも約3倍大きく、また船の重さでいうとこの船よりも約15倍重かったようだ。
そういう話を聞くと、逆にこの船が小さく思えるね!
横浜ナイトビュークルージングの景色⑤ 動画
しかし30分のクルーズといっても船は陸上を移動するバスなどと比べても、移動スピードが遅いのであっという間に帰路に着いてしまう。この【横浜ナイトビュークルージング】はあくまでも簡単に横浜港の夜景を楽しむ為の船なので、もっとゆっくり横浜の夜景を楽しみたい人は、さっき見えた【横浜ロイヤルウイング】なども選択肢に入れた方がいいかもしれない。
それにしても一定の光り方ではなくて、色んな点灯パターンがプログラムされているコスモクロック21の観覧車は、なかなか見飽きない程に楽しませてくれる。この横浜ナイトビュークルージングでも、コスモクロック21の観覧車が有るか無いかで、その満足度が大きく左右される程の存在感があったように思った。
そして予定通り約30分間のナイトクルーズを終えて、久々に上陸する。そしてまず陸上に上がってしてみたかった事は、このようにじっくりとスマホを固定(※この時は腕で)して、夜景を撮影する事だった。できればナイトクルーズ船も一旦停まって、揺れずに1分くらいの写真タイムを設けてくれれば文句無しだったのであるが。。
そんなクルーズ船、ないわよ!(笑)
こんな旅はまた次回に続きます!
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